お父さんもお兄ちゃんもいない日曜日。
さくらは洗い物や洗濯、掃除を一生懸命頑張っていました。
地下にある書庫を掃除している途中、クロウカードを2枚発見するのですが、さくらはカードをそのままに、お父さんの忘れ物を届けに出掛けてしまいます。
そして無事に忘れ物を届けて帰宅したさくらが見たものは、家の中いっぱいに広がった木の枝だったのです。
ついつい後回しにしてしまったクロウカードのせいで、自宅が崩壊するというピンチに陥ったさくらは、伸び続ける木の枝を避けながら、クロウカード封印の為に書庫に突撃するのです。
もちろん今回もコスチューム姿を見ることができますよ!
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あらすじ
【お手伝いとクロウカード】
良く晴れた日曜日。
さくらは知世とピクニックに行くと張り切っていた。
しかし朝食の席で、今日の家事当番が全部当たっていることが判明する。
実は友達のピアノの発表会に出掛けるため、自分の当番を代わってもらっていたのだ。
そのことをすっかり忘れていたさくらは、肩を落として落ち込んでしまう。
しかし当番を代わってもらったのは自分なので、知世に断りの電話を入れて、家事に勤しむ。
誰もいないことをいいことに、ケルベロスにも洗濯をお願いし、さくらは食器洗いのあと、リビングの掃除に取り掛かっていた。
そのとき、カーペットの下に何かが挟まっていることに気が付いた。
「ウッド…樹?これクロウカードだ!」
さくらはすぐにケルベロスに報告しようと声をかけるが、洗濯機の前でバランスを崩したケルベロスはそのまま洗濯機の中に落下し、脱水にかけられてしまう。
そのことに気が付かないさくらは、「いない?ま、いっか!あとで自慢しちゃおう。」と【樹】のカードをポケットにしまいこんで、残りの家事を済ませることを優先した。
さくらが次に取り掛かったのは、書庫の掃除。
窓を開け、掃除機をかけていると、机の奥にインクで汚れたクロウカードがあると気が付いた。
「今日はついてる!2枚もカード見つけるなんて!」
さくらは【樹】と、インクで汚れたクロウカードを書庫の机の上に並べると、インク汚れを落とすためにスキップをしながら一階へ戻っていく。
その途中、父からの電話で、大事な書類を忘れていることを知ったさくらは、2枚のクロウカードのことをすっかり忘れて、さくらは慌てて家を飛び出し忘れ物を届けることになった。
【幸せ】
無事に忘れ物を届けたあと、さくらは雪兎と偶然出会う。
そして目の前のレストランでお昼を食べようと誘われるのだが、そこは桃矢のバイト先でもあった。
バクバクと食事を進める雪兎に、さくらは言葉を失くす。
桃矢曰く、雪兎は桃矢の3倍は食べるそうだ。
事実、さくらの目の前で大盛りのカレーがすでに3皿消費されていた。
思わぬ雪兎との出会いに、さくらが機嫌よく家に帰宅すると、ベランダには洗濯物が綺麗に干されている。
大量の洗濯物を干したケルベロスは、さくらのベッドでぐっすりと眠ってしまっていた。
「ありがとう。これからすぐお昼の支度するからね。」
さくらは眠るケルベロスに、感謝の言葉を告げた。
【ジャングル】
その時、家が大きく軋む音が聞こえる。
さくらは慌ててケルベロスを起こすが、ますます音は大きくなっていく。
ケルベロスが音は地下から発生していると突き止める。
泥棒、もしくはお化けかもしれないと、さくらは怯えつつ、モップを持って地下室のドアを開くと、そこには木の枝が生い茂っていた。
「えぇぇぇぇぇぇっ!?」
まだまだ伸びようとする木の枝に、さくらは慌てて地下室のドアを締める。
その時落ちた木の枝を拾ったケルベロスは、【樹】のカードの仕業だと特定。
それを聞いたさくらは、地下の書庫にクロウカードを2枚置きっぱなしにしていたことを思い出す。
「えぇ!!見つけたクロウカードに名前もかかんと置いといた!?」
さくらはクロウカードのままだったこと、そして電話がかかってきて忘れ物を届けなければいけない状況だったと説明する。
しかしクロウカードはカードの状態に戻し、名前を書いて初めて持ち主の言うことを聞くようになるのだと、ケルベロスはドアを押さえながら説教。
「でもずっと家の中にあったのよ?今までなんともなかったのに。」
「うーん…確かにウッドは大人しいカードやさかい、悪さするとは考えられへんなぁ…。」
うーん、と考え込むケルベロスは、そのまま手をドアから離してしまった。
さくらが慌てて注意するが、ドアで木を押さえることができず、ドアの隙間から木の枝がどんどん伸びていく。
そこにインターフォンの音が廊下に響き渡る。
ますます悪くなる状況にさくらは、「どうしよう…。」と困惑してしまう。
鳴り止まないインターフォンに、さくらはドアを押さえながら悩む。
しかし、ついに抑えきれなくなった木がさくらの足を絡め取って大きく成長し、それと共に、玄関に押し出されるさくらとケルベロス。
さくらは玄関の人影が、ドアを開けようとする様子に、慌てて隠れようと手足をバタバタさせるが、残念ながら木の枝に足が拘束されて、動くことができなかった。
幸いにも、来客は知世だった。
一人で家事をするさくらを手伝うために、ピクニックへ持っていくはずだったお菓子やお弁当を持ってやってきたそうだ。
ケルベロスは木の成長が止まった今がチャンスと、さくらに封印を決行するように言う。
さくらもそれに頷くと、すぐに杖の封印を解除し【樹】のカードを封印した。
家の中に伸びていた木の枝がなくなり、ホッと肩を撫でおろすさくらだが、封印したカードがどこにも見当たらなかった。
地下室にあるのかもしれないと、クロウカードを取りに行こうとする3人だったが、再び伸び始めた木の枝から逃げるため、ベランダへ走り出す。
木の枝はどんどん成長し、さくらたちを追い詰めるが、そのままベランダに木の枝を張りめぐらせて緑の葉っぱをつけただけだった。
「大人しくなったみたい…。」
「太陽の光浴びて、満足したようやなぁ。」
やれやれとケルベロスが木の枝を見つめるが、木の枝が絡みついたことで洗濯物がめちゃくちゃになってしまい、ショックを受けてしまった。
さらに大人しくなったはずの【樹】のカードが、外の光をもっと浴びようとしているのだ。
家が破壊されるわけにはいかないさくらは、【樹】のカードを封印するため、地下室へ向かうことになった。
【雨ーレインー】
どんどんきしみと振動が大きくなるなか、さくらはゆっくりと地下室へ向かっていく。
知世がちゃっかり衣装を用意していたことに驚くが、もともと知世は森林公園で新作の衣装を着たさくらを撮影する予定だったそうだ。
家の中いっぱいに成長した木の間をすり抜けながら進んでいくさくら。
ようやく地下室に辿りつくと、家のきしみとは違う音が聞こえてきた。
さらに地下室には、水が溜まっていた。
「ウッドのカードからは水なんかでえへん。」
「じゃ、もう一枚のカード…。」
「何!?カードが2枚もあったんか!?」
【樹】のカードだけだと思っていたケルベロスは、もう1枚のカードの存在に驚愕。
地下室に響く音と、溜まった水からもう一枚のカードを特定したようだ。
「レインがおったんか…。」
【雨】のカードと、【樹】のカードが影響し合ったことで、家の中にジャングルが完成してしまったのだ。
「レイン!ウッド!いたずらはそこまでよ!」
さくらが封印のため前に進み出ると、小さな雲の中からレインが姿を現した。
いたずら好きな【雨】は、もちろんさくらの言葉に耳を貸さず、どんどん雨を降らせていく。
バケツをひっくり返したような雨を降らせる【雨】から逃げ惑うさくらに、ケルベロスは【水】のカードを使用するようにアドバイス。
「クロウの作りしカードよ。我が鍵に力を貸せ。カードに宿りし魔力をこの鍵に写し、我に力を!ウォーティ!!」
【水】のカードの力によって、【雨】のカードが生み出す雨を吸い取っていく。
そして逆に水で動きを封じ込めたさくらは、そのまま【雨】のカードを封印する。
「汝のあるべき姿に戻れ!クロウカード!」
【雨】のカードは封印されまいと必死に抵抗するが、抵抗むなしくカードに戻されてしまった。
【樹ーウッドー】
【雨】を封印したさくらは、家を壊そうとしている【樹】に立ち向かう。
「ちょっと待った!」
ケルベロスがさくらを止めると、家に張りめぐらされていた木が光りはじめ、自ら【樹】のカードに戻っていく。
「言うたとおりやろ?優しいカードやって。」
「やっぱり樹と雨って仲良しなんだね!」
2枚のクロウカードを手にしたさくらは、ケルベロスに向かって笑顔を浮かべる。
ふと後ろを振り返ると、書庫の中に虹がかかっていた。
「さくら…っと。」
さっそくさくらは、封印したカードに名前を記入する。
「ここまでやって、初めてカードを自分のもんにしたことになるんやで。」
「はぁい。身をもって知りました。」
さくらはもうこりごりとばかりに、反省の姿勢を見せた。
【後片付け】
洗濯からクロウカードの封印まで、働きっぱなしだったケルベロスは、一休みするために先に上に上がっていく。
そして上がった先の光景に、思わず叫び声をあげる。
【樹】のカードによって成長した木々が、家の中をめちゃめちゃにしてしまっていたのだ。
「これは…お掃除やりなおし…。」
茫然と立ちすくむさくらとケルベロスに、知世も掃除を手伝うと言って救いの手を差し伸べる。
数時間後、ピカピカになった家に桃矢と父が帰宅。
こっそりとさくらの部屋を覗き込むと、ぬいぐるみを抱えてすやすやと眠るさくらの姿があった。
感想
「ちゃんと気が付いた時に片づけをしないから、こういうことになるんだよ。」って、当時一緒に視聴していた母の言葉を思い出しました。
そして今一緒に視聴している子供にも、私は同じことを言っています。
さくらちゃんも、クロウカードを見つけた時に、ちゃんとケロちゃんに報告して、名前を書いておけば大変なことにはなりませんでした。
本当に等身大の小学生という感じで、原作者のCLAMPはさくらちゃんのキャラクター設定をしっかり考えていると思いました。
とはいえ、普通の小学生はあんなに家事をこなせないと思いますけどね。
お母さんが亡くなっていて、お父さんも仕事、お兄ちゃんも部活やバイトで忙しいから、どうしてもさくらが分担しなければいけない家事があるのはわかりますが、いざ自分の子供が小学4年生になったとしても、一人で留守番どころか、火を使って料理をするなんてことを、なかなか許容できないと思います。
でもあれだけ一人でテキパキを家事をこなせるということは、小さいころから家の用事を率先してお手伝いしてきたからなのでしょうね。
うちの子供の頑張れば、洗濯くらいは自分でやってくれるようになるのでしょうか(笑)。
そして第4話では、クロウカードの封印についても説明がありました。
カードに戻したら終わりではなく、ちゃんと名前を書いて、初めて封印が完了します。
名前を書く理由は、この後さくらちゃんの他にクロウカードを集めるライバルが登場するからですが、それは第8話までのお楽しみです。
アニメ『カードキャプターさくら』クロウカード編 第5話はこちら
アニメ『カードキャプターさくら』クロウカード編 第3話はこちら
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小学生と幼児のママ。常に娘のコスネタを模索中。育児のストレスはアニメ鑑賞と妄想でリカバリー中。今のブームは型月&刀剣乱舞。
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