カードキャプターさくら『クロウカード編』第1話のあらすじ・ネタバレ・感想~世界で一番かわいい魔法少女の誕生です!~ | VODの殿堂

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カードキャプターさくら『クロウカード編』第1話のあらすじ・ネタバレ・感想~世界で一番かわいい魔法少女の誕生です!~

   
 

CLAMP原作『カードキャプターさくら』は、日本中の女の子のハートを射止めた魔法少女です。
元気で明るく、可愛いさくらちゃんに、当時の小学生たちは憧れを抱いたものです。
そんなカードキャプターさくらが、来年再びアニメ化します。
クロウカード編、さくらカード編を経て、中学生になったさくらは、再び襲いかかる謎のカード、クリアカード編がスタートするのです。
そこで改めてすべての始まり、『クロウカード編』を改めて視聴してみることにしました。

ごく普通の小学4年生のさくらは、ある日地下にある書庫から、何者かの気配を感じます。
しかし書庫には誰もおらず、代わりに黄金色に輝く一冊の本がありました。
本を開いたさくらは、一番上にあったカードの文字を読んでみると、突然突風が起こり、本の中にあったカードがすべて飛び去ってしまいました。
茫然とするさくらの目の前に封印の獣ケルベロスが現れます。
ケルベロスによると、封印が解かれたカードたちは災いをもたらす危険があるとのこと。
さくらはクロウカードを捕獲するために、カードキャプターさくらとなるのでした。

明るく元気な小学4年生と、関西弁を話す封印の獣「ケロちゃん」との、愉快な日々の始まりです!

『カードキャプターさくら』クロウカード編配信先一覧
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※配信状況は2020年1月28日(火)時点のものです。
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あらすじ

【夢】

一冊の本が浮かび上がってくる。

(誰…?私を呼ぶのは…?)


大きな月とライトアップされた東京タワー。
そして少女の周りには、無数のカードが舞う。
隣には黄色い生き物がいて、冷たい瞳が少女を見つめている。
少女はゆっくりと、東京タワーに向かって飛ぶ。

【木之本さくらの日常】

目覚ましの音に飛び起きた少女は、父親に呼ばれ、身支度を整えてからリビングへ向かう。

(私、木之本さくら。友枝小学校の4年生。好きな科目は体育と音楽。嫌いな科目は算数。とりあえず、元気が取り柄の女の子!)

少し意地悪な高校2年生の兄、木之本桃矢と、大学で考古学を教えている父親、木之本藤隆と暮らしていた。
母親である木之本撫子は、さくらが幼い時に亡くなっており、テーブルには母親の写真が飾られている。

優しくて家事全般が得意な父が作った朝食を食べるさくらは、桃矢がサッカー部の朝練で出ると聞いて慌てて朝食を終わらせて後を追う。

「いってきま~す!!」

インラインスケートを装着したさくらは、慌てて桃矢の後を追う。
その途中、きれいな桜並木を見て、感激の声を上げた。
そして視線の先に、ようやく自転車にのった桃矢の姿を発見する。
さくらが桃矢と登校したい理由は、桃矢の友達、雪兎に会うためだった。

「おはよ、さくらちゃん。」
雪兎に声をかけられた桜は、優しい雪兎に恋心を抱いていて、わずかな時間でもいいから会えることを楽しみにしていた。
そのため、学校の前に着くとしょんぼりした顔になるのだが、別れ際、雪兎から小さな飴を貰って嬉しそうに頬を緩ませるのだ。

「やりますわね。」
突然隣から声がして、さくらはびくっと体を震わせる。
声の正体はさくらの一番の友だち、大道寺知世だった。
大きなおもちゃ会社の社長令嬢で、頭がよく美人。
ビデオや写真が趣味で、「さくらちゃん以上に面白くて、可愛い物などありませんわ!」とさくらのことを記録に残す、風変りな少女である。

放課後、チアリーディング部に所属しているさくらは、バトンを回す練習をしていた。
笛の合図でバトンを飛ばす中、今朝見た夢のことを考える。

(やっぱり気になる…あの夢。今度知世ちゃんに話してみよ。)

そう考えたところで、落ちてくるバトンが、夢で見たピンク色の杖に見え、驚いたさくらはバトンを頭でキャッチしてしまった。

帰宅したさくらは、地下にある書庫の方から何かの気配を感じる。
しかし家には誰もおらず、気のせいかと思い冷蔵庫のおやつを取りに行く。
だがやはり何かの気配を感じたさくらは、怯えながらも確認をするため、書庫へ向かうのだった。

【封印された本とクロウカード】

チアリーディングで使用するバトンを持ち、ゆっくりと書庫へ降りていくさくら。
ビクビクと怯えながら部屋の中を確認するが、誰もいなかった。
ふと気配を感じたさくらは、ゆっくりと背後の本棚を見る。
そこには黄金色に輝く本が一冊、本棚に収まっており、そっと手を伸ばすと、なぜか光が収まる。
さくらは生唾を飲みこんで、そっと本を取り出してみる。
それはなんと、夢で見た本と同じものであった。

「あの本だ…。」
さくらはゆっくり本を開くと、中にはカードが収納されている。
そっとカードを1枚取り出したさくらは、カードに書かれた文字を読み上げる。

「ウィンディー…?」
するとカードがカッと光りはじめ、さくらの足元には魔法陣が現れる。
そしてさくらを中心に突風が起こり、本の中にあったカードたちは風に飛ばされ、さらに天井をすりぬけてどこかへ行ってしまった。
突風が収まったあと、さくらは本を落とし、へなへなと座り込んでしまう。

「な…なにこれ…?」

さくらが手元に残ったカードを見て呟くと、再び本が発光を始めた。

【封印の獣】

本の表紙から、黄色いぬいぐるみのような生き物が現れる。
ぱっちりと目を開けたそれは、「こにゃにゃちわ~!!」と元気にさくらに挨拶をする。
「ほえ??」

突然の出来事の連続で、目を丸くするさくら。
長く大阪にあったということで、大阪弁でしゃべる生き物は、本を守る封印の獣ケルベロスである。
ケルベロスの役目は、本の中に封印されたカードたちが悪さをしないように見張ることだそうだが、カードはさくらが発動したウィンディーの魔法によって外へ飛び出している。
カードが1枚もない事態に慌てるケルベロス。
さくらは自分が持っていたウィンディーのカードを差し出すと、ケルベロスは大喜び。

「で?他のカードは?」

「私が『ウィンディー』って読んだら…。」

「ふんふん。」

「いきなり風は起きて…。」

「ふんふん。」

「全部飛んでっちゃった!!」

「そうかぁ~!」

乾いた二人の笑い声が書庫に響く。

「って、なにぃぃぃぃぃぃ!?」

【カードキャプター誕生】

晩御飯を急いで食べたさくらは、自室でケルベロスにプリンを持っていく。
ケルベロスはクロウカードの行方を探していたが、どうにも状況は芳しくない様子だった。

「この本の中にはな、クロウカードが入っとったんや。」

ケルベロスはクロウカードのことを話し始める。
クロウカードとは、クロウ・リードという稀代の魔術師によって作られたものだった。
そして1枚1枚に意思があり、それぞれが好き勝手行動をしようとするため、クロウ・リードはケルベロスを番人として、カードを封印した。
そのクロウカードの封印が解かれた時、この世に災いが起こると言われているそうだ。

「とにかく、カードを連れもどさんと…付きおうてもらうで!」

「ほえ?なんで私が!」

さくらは文句を言うが、風の魔法を使ったのはさくらであり、封印の本を開けることができたということは、多少なりとも魔力があるという証明であった。
ケルベロスは、さくらの名前を聞くなり、さくらに机の前に立つように指示をする。

「封印のカギよ、汝との契約を望む者がここにいる。少女、名をさくら。鍵よ、少女に力を与えよ!封印解除[レ・リーズ!]」

眩しい光に包まれる中、ケルベロスはさくらに杖を取れと声をかける。
さくらはその声に従って、魔法陣の中央にある杖をしっかりと握りしめる。

「よっしゃ!カードキャプターの誕生や!!」
「えぇぇぇぇぇ!!」

【初仕事】

お風呂に入ったさくらは、ケルベロスに対して、カードキャプターなんてできないと断りつづけていたが、「かっこええやん。」と言ってケルベロスは聞く耳を持たなかった。

「これ使こて、カードばらけさしたんは誰やったかな?」

「カードの番もしないで、寝こけてたのは誰よ!!」

ムーッと二人が睨み合っていると、外から突風が吹き込んでくる。
さくらは窓を閉めようとするが、ケルベロスが上空の異変を察知する。
大型の鳥のようなものは、クロウカード【翔ーフライー】のカードだった。
ケルベロスはさくらに直ぐに準備するように声をかける。

「カードキャプターさくらの初仕事や!!」

大型の鳥に向かって、パジャマ姿でインラインスケートを走らせるさくらは、半泣き状態だった。

「あんな大きいの無理だよ~!」

とさくらが主張するが、フライのカードは臨戦態勢で、大きな羽から生み出された突風によってさくらは空高く吹き飛ばされる。
幸いケルベロスによって事なきを得る。

「さくら、魔法や!あの鍵や!さっき教えたとおりにやるんや!!」

ケルベロスの言葉に、さくらは小さく頷いて、ポケットにしまったあった鍵を掌にのせる。

「闇の力を秘めし鍵よ。真の力を我の前に示せ。契約のもと、さくらが命じる!レリーズ!」
杖を手にしたさくらに、ケルベロスはウィンディーのカードを使ってフライを捕獲するように指示。
さくらは疑いのまなざしを向けるが、フライのカードの攻撃によって魔法を使うことができない。
ケルベロスは何とかしろというが、さくらの瞳には大粒の涙が溜まっていた。
しかしフライのカードから逃げる中、さくらはあることを思いつく。
さくらはインラインスケートを走らせ、斜面を登り、そのままフライの上に着地すると言う荒業を実行。
そしてフライの上でウィンディーのカードを使用する。

「風よ…戒めの鎖となれ…っ、ウィンディー!!」
さくらの魔法によって発動したウィンディーは、フライのカードを拘束。
地に落ちた鳥から降りたさくらは、すぐに距離を取って、封印を決行。

「汝のあるべき姿に戻れ!クロウカード!」

フライのカードはさくらの活躍によって、無事封印することに成功した。

【翔ーフライー】

ケルベロスは、さっそく捕まえたカードを使用してみろと勧めるので、言われるがままにカードを使用するさくら。
すると杖の羽が大きく羽ばたきはじめる。

「わぁ…っ。」
「どや?気持ちええやろ?」

「うん!」

ケルベロスと共に夜空を飛ぶさくらは、目を輝かせて喜んでいた。

「これからもよろしくな?カードキャプターさくら!」

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感想

やっぱりさくらちゃんは可愛い!
カードキャプターさくらは、まさに青春といいますか、ちょうどさくらちゃんと同じ年頃の時にリアルタイムで視聴していました。
明るく元気で、運動神経もよくて、素敵なお父さんとちょっと意地悪なおにいちゃんがいる。
すごく憧れて、今でも大好きなキャラクターの一人です。
ひょんなことからカードキャプターとして、クロウカードを集めることになったさくらは、これから様々な苦難に立ち向かっていきます。
しかしどんな時も明るくて、皆を元気づけてくれるさくらに、アニメを視ながら勇気を貰えることは間違いありません。
第1話では、カードキャプターになるきっかけが紹介されました。
クロウカードが散らばってしまった原因は、さくらがウィンディーの魔法を使ってしまったからでした。
さくらはカードキャプターになることを拒んでいましたが、クロウカードを散らばらしてしまったのはさくらなので、責任を取らなくちゃだめですよね。
ですが、なぜ普通の小学生であるさくらに魔法が使えたのでしょう?
この理由はアニメと原作で理由が異なるのですが、それはクロウカード編の最終回の時にお話ししようと思います。
第1話ではあまり出番がありませんでしたが、第2話からはさくらちゃんが可憐なカードキャプターさくらになるために、欠かせない人物、大道寺知世ちゃんが仲間入りします。
毎週変わるさくらちゃんのコスチュームにも、注目してみましょう。
約20年の月日が経過しても、なお色褪せない可憐な姿に胸が高鳴ります。

アニメ『カードキャプターさくら』クロウカード編 第2話はこちら

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