銀魂（264話）のあらすじ・ネタバレ・感想～泣きたい時ほど、笑っていよう～

銀魂（264話）のあらすじ・ネタバレ・感想～泣きたい時ほど、笑っていよう～

2019.01.7
ギャグ

タイトル：銀魂（264話）
放送局：テレビ東京
キャスト：坂田銀時／杉田智和、志村新八／阪口大助、神楽／釘宮理恵、近藤勲／千葉進歩、土方十四郎／中井和哉、沖田総悟／鈴村健一、桂小太郎／石田彰など
閲覧したVOD：hulu（2018話12月28日時点では視聴可）

前回の話で、尾美一は心までサイボーグになっており、銀時の気持ちは届かなかった。
銀時にトドメを刺そうとした尾美一を新八が止める。
今回、かつての優しい尾美一に戻る事はないと知った新八が、自身で決着をつける。
恩人であり、アニキである尾美一を斬る事が出来るのだろうか。
264話のあらすじです。

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※配信状況は2019年10月18日（金）時点のものです。

前回のあらすじをチェックするならこちら

銀魂（263話）のあらすじ・ネタバレ・感想～仲間の為、頭を下げる銀時～

https://vod-halloffame.com/anime/37475.html

1 あらすじ
2 感想

あらすじ

〈決着をつける〉

銀時の絶対的危機に駆けつけた新八に、尾美一が襲いかかる。
それを銀時が体を張って、止める。
新八は山崎から全て聞き、尾美一がもう戻ってこない事を知っていた。
銀時は
「アイツは、俺が必ず、てめぇらの所に連れて帰る。だから、あとほんの少しだけ待っててくれよ…。」
と言い、立ち上がるが、尾美一の攻撃を受け、動けない。
新八は
「アンタまで僕らの前からいなくならないでよ。だから、後の事は任せてください！」
と言い、自分で決着をつける決心をする。

〈尾美一を取り戻す〉

新八は尾美一の前に立ち
「どれ程の痛みを抱える事になっても、はじめ兄を取り戻す！」
と、木刀を向ける。
新八が尾美一に向かっていくと、尾美一もビームサーベルで向かっていくが、新八の顔を見て、かつての尾美一に戻った。
新八が尾美一を斬り、尾美一は
「本当に強くなったのぅ。新坊、お妙ちゃん…。」
と言い、優しく微笑み、倒れた。
新八は泣きべそをかきながら、尾美一に駆け寄り、抱きかかえると、尾美一は
「新坊とお妙ちゃん、坂田塾頭、皆の声が聞こえた。
皆が、鉄に埋もれたワシの魂を呼び起こしてくれた。
本当にありがとう。
ちょいと、宇宙に忘れ物した。
忘れ物を取り返したら、ワシはまた帰ってくる。
それまで、坂田塾頭、皆の事、頼む。」
と言い、立ち上がり、宇宙へ向かう。
銀時、お妙、新八はビームサーベ流の教えを護り、笑顔で尾美一を見送った。

〈自滅する尾美一〉

毘夷夢星では、尾美一が倒された事により、混乱していたが、尾美一に指令を送る事により、ビーム砲が発射出来る為、準備をしていた。
土方達も駆けつけ、毘夷夢星を攻撃する。
そこに、尾美一が現れ、自らサイボーグの一部を破壊し、毘夷夢星に向けて、ビーム砲を発射する。
毘夷夢星も尾美一にビームを発射するが、尾美一は辛くても笑い、毘夷夢星を破壊した。
お妙と新八は、前を進み歩き、尾美一の勇姿を背中で感じていた。
必死に笑うが、2人の目から涙がこぼれ落ちる。

〈笑顔を忘れない〉

お妙と新八は、仕事を1ヶ月もの間、休んでいた。
近藤と九兵衛が心配していると、ワイハー星帰りのお妙と新八に出くわす。
恒道館へ行くと、銀時が塾頭代理として、剣を指導していた。
剣術を学ぶと、マカダミアンナッツが貰えると知ったホームレス達が、門下生として、入門する。
銀時は
「これからどんな辛い修行が待っていても、どんな苦境に立たされても、そのツラから笑顔だけは、なくさねぇと、約束しろ。そうだろ？尾美一塾頭。」
と言い、道場の壁を見上げる。
そこには、永久名誉塾頭：尾美一の名前が飾られていた。
新八は、銀時と尾美一に背中を押された気がして、笑っていた。
お妙の父の隣に、尾美一の墓を建てる。
お妙は、尾美一の墓の前で
「私と新ちゃんは大丈夫。私達の大切な仲間達は今日も元気です。」
と言い、笑って、手を合わせるのであった。

感想

ビームサーベ流篇が完結しました。
最後にかつての優しい尾美一に戻り、尊敬できるアニキのまま、新八達の元から去る事が出来て、尾美一も報われたと思います。
262話の「本当に強い人間ってのは、泣きたい時ほど、笑うのさ。痛みも悲しみも、全部抱えて、それでも笑って一緒に歩いていくのさ。」と言う言葉が、尾美一が仲間を護る為に自滅したシーンで思い出され、より一層、感動しました。
辛くて仕方がないはずなのに、尾美一との約束を護る為に、必死に涙を堪えようとしているお妙と新八の顔が印象深かったです。
どうにかして尾美一を生きて、新八達の元に帰して欲しかったですが、サイボーグの部分が破壊されてしまうと、源外でも無理のようです。
尾美一は自分が死んだ時の保険金を恒道館道場へ下りるようにしていました。
そのお金は、使う事が出来ませんでしたが、その代わり、ワイハー旅行でマカダミアンナッツの購入金になったのですが、そんな物の為に使うのなら、復興の為に使った方が良かったのでは！？と思いました。笑
ホームレスがマカダミアンナッツチョコ欲しさに、道場に集まり、1人でも多くの人に、尾美一の教えを教えたかったのでしょうね。
でも、その教える相手がホームレスって、どうなんでしょう。笑
結局、恒道館道場の復興は出来ませんでしたが、銀時達の絆はより一層深まりました。
次回、定春が家出をします。
定春が家出した理由が、情けなさ過ぎるので、注目です。