銀魂（253話）のあらすじ・ネタバレ・感想～忘れ去られる銀時、慕われる金時～

銀魂（253話）のあらすじ・ネタバレ・感想～忘れ去られる銀時、慕われる金時～

2019.01.7
ギャグ

タイトル：銀魂（253話）
放送局：テレビ東京
キャスト：坂田銀時／杉田智和、志村新八／阪口大助、神楽／釘宮理恵、近藤勲／千葉進歩、土方十四郎／中井和哉、沖田総悟／鈴村健一、桂小太郎／石田彰など
閲覧したVOD：hulu（2018年12月27日時点では視聴可）

前回の話で、突然最終回を放送したアニメ銀魂。
これまでの不祥事を関係者および視聴者に謝罪し、必ず帰ってくると、約束した。
今回から、第2期延長戦が始まる。
253話から265話と短いが、ファンに人気の金魂篇や、松陽先生の死について明かされる一国傾城篇、新八の兄的存在である男が登場するビームサーベ流篇がある。
中でも一国傾城篇では、これまで張り巡らされていた伏線の一部回収が行われる。
今回、半年ぶりに帰ってきた銀時。
新八と神楽は、迎えてくれず、家には金髪のストレートヘア、銀時にそっくのイケメンがいた。
この男、一体何者なのか？
253話のあらすじです。

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※配信状況は2019年10月18日（金）時点のものです。

前回のあらすじをチェックするならこちら

銀魂（252話）のあらすじ・ネタバレ・感想～最終回に、誠意を込めて謝罪する～

https://vod-halloffame.com/anime/37418.html

1 あらすじ
2 感想

あらすじ

〈坂田金時登場〉

アニメ銀魂2期が最終回を迎え、半年ぶりに万事屋に帰ってきた銀時。
新八と神楽に話しかけるが、銀時の存在を無視し、家の中から、金髪のストレートヘア：坂田金時が出迎える。
銀時は帰る家を間違えたと焦るが、正真正銘、銀時の家だ。
金時は、銀時と正反対の性格で、素行が良く、新八と神楽およびかぶき町の人間は皆は、金時を慕っている。

〈忘れ去られる銀時〉

銀時は現実を受け付けられず、家を飛び出すが、新八と神楽が話を聞いてくれる。
銀時は、家を空けている間に自分の居場所がなくなっていたと、相談する。
お登勢やキャサリンなども、金時を慕い、銀時の事を忘れている。
金時は、羽振りがよく、情も厚いので、銀時よりも、よっぽど主人公らしい。
この状況に腹を立てた銀時は、今まで頑張ってきた銀時DVD60本分で、金時を殴る。
新八は銀時を殴って止め、神楽は
「2度とこの町に近づくな。今度、金ちゃんの前に現れたら、許さないアル…！」
と言い、金時を抱え、去っていく。

〈落ち込む銀時〉

落ち込む銀時は、これまでの銀魂DVDを見返すと、銀時の姿が全て金時に差し替えられていた。
飲んで忘れる為、居酒屋で飲んだくれる銀時。
隣に金時が座り
「ゴール手間、後ろからきた金馬に全部掻っ攫われたのか？」
と言い、銀時の頭を机に押し付ける。
反撃する銀時をなだめ、妄想しているのは銀時、銀時の存在がなくても、この世は上手くいっていると、言い聞かせる。
居場所がなく落ち込んでいる銀時にこの言葉が刺さり、自分はこの世に必要ないと思う。

〈銀時を覚えている者〉

銀時はチンピラに絡まれ、ムチで打たれ、ゴミクズの中に捨てられる。
そこに、定春が現れ、銀時を見て、尻尾を振る。
卵さんが
「見つけた。この世界にもまだ金色に染まってない人が1人と1匹と一機。
探しましたよ、銀時様。
金メッキで固められた偽りの光より、怒る時は心で怒り、笑う時は心から笑っていた貴方がいた銀色の方がずっと綺麗だった。
もう1度立ち上がって、金色に塗り替えられたこの世界を、塗り替えるのです。
貴方の魂は、何色ですか？」
と言い、銀時に笑いかける。
銀時は
「てめぇら、バカ共の色が混ざり合った、薄汚ねぇ銀色だぁ！俺達の色を取り戻す…。」
と言い、洞爺湖を手にする。
壁に『金パツストパーにロクな奴ははいない』と、洞爺湖で刻み、サブタイトルを塗り替えた。

〈パーフェクトキントキ〉

翌日、銀時が万事屋金ちゃんを訪れるが、卵さんに
「はっきり言って、今の銀時様では勝ち目はありません。」
と言い、連れ戻される。
卵さんは金時の取扱説明書を渡す。
銀時は
「アイツの情報がこんなのに書いてある訳ねぇだろ？プラモデルじゃねぇんだよ。」
と言い、説明書を見ていると、自分の頭部を小脇に抱えた金時が出てきた。
金時は新八と神楽からの依頼で、源外が作った『パーフェクトキントキ』だった。
衝撃の事実に、銀時は驚きを隠せないのであった。

感想

タイトルも金魂、オープニングもエンディングにも銀時は一切登場せず、金時ばかりでした。
過去の作品でも、幼少期の銀時でさえ金髪ストレートヘアの金時に変わり、洞爺湖から金閣寺に変わっていたりと、徹底して金時に変えていて、スタッフの頑張りに関心しました。
天パーの銀時を見て、心配するお妙に九兵衛が「天パ天パ詐欺かもしれない。触らぬ天パに縮れなしだ。」と言っていて、面白いですが、天パーに対して酷い扱いだなぁと思いました。
桂は仮装大賞に出場する練習をしており「この半年間、磨き上げた技を欽ちゃん見せるのだ。なんでそうなるのぅ。」と言っていました。
金ちゃん違いですね。
金時はいい奴なのかと思っていたのですが、裏では銀時を蔑む嫌な奴でした。
新八と神楽が、源外に作ってもらった銀時の代わりらしいですが、なぜ銀時の事を忘れているのでしょうか。
卵さんが来てくれた時「私は寝る時、リセットを押しながら、電源を切っていますから。」と言っていたのですが、寝ている間に金時が皆の記憶から銀時を消して、金時に塗り替えているのかもしれませんね。
次回、完全無欠の主人公金時に欠点だらけの銀時が勝てるのでしょうか。