桜蘭高校ホスト部 第26話(最終回)ーこれが俺たちの桜蘭祭ーのあらすじ・ネタバレ・感想~ホスト部のこれから、どうなる??~ | VODの殿堂

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桜蘭高校ホスト部 第26話(最終回)ーこれが俺たちの桜蘭祭ーのあらすじ・ネタバレ・感想~ホスト部のこれから、どうなる??~

   
 

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放送局:日本テレビ
放送期間:2006年4月4日~2006年9月26日
声優:藤岡ハルヒ・坂本真綾
須王環・宮野真守
鳳鏡夜・松風雅也
常陸院光・鈴村健一
常陸院馨・藤田圭宣
埴之塚光邦・斎藤彩夏
銛之塚崇・桐井大介
須王譲(環の父)・井上和彦
須王静江(環の祖母)・京田尚子
鳳敬雄(鏡夜の父)・立木文彦
エクレール・田村ゆかり

特待生として、桜蘭高校に入学したハルヒ。
そんな唯一の庶民であるハルヒは、入学当日にオークションにかける予定だった花瓶を不注意で割ってしまい、ホスト部で借金を背負ってしまいます。
そのため借金を返済するために、ハルヒは女であることを隠して男として接客をすることに・・・。
身体測定などの危機的状況も何とか乗り越え、着々とホスト部に馴染むハルヒ。
ホスト部部員達のそれぞれの家の事情も知ることで、さらに仲間意識が芽生えます。
おかげで最初は理解することができなかったものの、ホスト部の良さをっかりと感じることができるようになっていたハルヒ。
しかしいきなり桜蘭祭で環に婚約と、ホスト部解散を宣言されてしまいます。
ハルヒをはじめとした、ホスト部部員達は、この状況を回避して、またホスト部を続けることができるのでしょうか?
それとも、ホスト部は本当に解散をしてしまうのでしょうか?

~あらすじ~

ーハルヒの家ー

「あら、朝ごはんたべないの」

ハルヒの父にこう言われながらも、朝ごはんを食べずに登校するハルヒ。

ーホスト部一般営業ー

「ハルヒ、ご指名だ」

鏡夜に言われたハルヒは、桜蘭祭2日目もエクレールの接客をする。

「環は来ないわよ、もうホスト部には顔を出すなと、私が命じたの」

ハルヒに対して、エクレールはこう話す。
一方、双子やハニー先輩も、環のことを心配していた。
それと同時に、環の婚約とホスト部解散宣言に、複雑な気持ちを抱いていた。

「お客様がお待ちかねだぞ!」

鏡夜が、双子やハニー先輩の元へやってきて、接客を促す。

「今のエクレール嬢の指名で、ノルマ達成だ」
「もういつでもホストを辞めていいんだぞ」

そしていきなり接客後に、借金完済を鏡夜に伝えられ驚くハルヒ。

「価値のないことで、時間を無駄にするんじゃない」

この時、鏡夜の父が通りかかり、鏡夜にこう話す。

「みんなを楽しませることは、そんなに価値のないことなんですか」

ハルヒが鏡夜の父にこう話すハルヒ。

「自分は、鏡夜先輩は立派だと思います」

最後にハルヒは鏡夜の父にこう言うものの、何も話さず鏡夜の父は去ってしまう。

ー音楽室ー

ピアノを弾く環。
環の携帯の着信が鳴るが、エクレールが携帯を奪い、環は出ることができない。
その時、エクレールは環の携帯の裏に、環とハルヒのプリクラが貼ってあるのを発見する。

ーーー恋人ではありませんが、関係ない人ではありません。

ハルヒに接客をされた時の、ハルヒの発言を思い返すエクレール。

ぱしゃっ!

「しばらくお友達とは連絡を取らないほうがいいわ、未練が残るでしょ」

携帯を水槽に落とし、エクレールは環にこう話す。

「おじさん・・・」

この時いきなり、鏡夜の父が2人の前にやってくる。

「うちの医療機器会社が、まもなくこちらのグラントネール社に買収されてしまうらしい」

この鏡夜の父の言葉に、驚く環。

「あいつに譲ろうと思っていた会社は、もうあいつの手には入らない」

そんな環を気にせず、話し続ける鏡夜の父だった。

ー夕方のサロンー

「なんで自分だけ、女の子なの?」

スペシャルパレードの衣装がなぜ女の子なのか、不思議がるハルヒ。

「コスプレだから、女装しても全然おっけー!!」
「…女装って」

双子の言葉に、呆れるハルヒ。
鏡夜は、環の携帯に連絡をしてみるものの、つながらない。
一度も環が顔を出さなかったことに、がっかりするホスト部部員達。
鏡夜は、須王第二邸に連絡をする。

「ぼっちゃまは、フランスに立たれることになりました」

この言葉を聞いて、驚く鏡夜。

「須王の家が、お母様を許して下さる」
「これ以上自分が桜蘭にいても、自分のわがままで迷惑をかけるだけだから」

使用人に環の心境を聞き、これが理由でフランスに立つことを知り、いら立つ鏡夜。

「あのばかが・・・!」

フランスに戻ることを知り、鏡夜以外のホスト部部員達もいら立つ。
今日の夕方の飛行機でフランスに向かうことを知り、さらに驚く鏡夜。
この時、窓の外でオープンカーで、エクレールと桜蘭を去ろうとしている環を発見する。
鏡夜の家の車で、追いかけようとするものの、鳳家のプライベートポリスに止められてしまう。

「くそう!!」

鏡夜の家の、高級車を殴る鏡夜。

ガラララララララ・・・!!

この時スペシャルパレードで使う予定だった馬車に乗って、ハニー先輩とモリ先輩が登場する。

「この馬車を使え!」

モリ先輩はこう話し、ハニー先輩とモリ先輩は、鳳家のプライべートポリスの相手をする。
その間に馬車に双子とハルヒが乗り、環の元へ向かいだす。

「僕の友達いじめたら、めって言ったでしょ?」

あっさりと、鳳家のプライベートポリスは、2人に倒されてしまう。

ーーー光、馨、ハルヒ・・・環を頼んだぞ!

鏡夜は馬車に乗った3人に、こう祈るのだった。

ー道端ー

あまりにもスピードを出しすぎていたため、馬車が横転しまう。

「僕たち、本当にこんな風に終わっちゃうのか・・・」

落ち込む双子を無言で見ているハルヒ。

ーーーあんた、お母さんのお葬式の後も、朝ごはん食べられるまで時間がかかったでしょ?

朝ごはんを食べずに家を出ようとしたハルヒは、ハルヒ父にこう言われていたことを思い出す。

ーーー世の中には、頑張ってもどうにもならないことが、確かにいっぱいある。
ーーーだからこそ、頑張らなきゃいけないときは、ためらったりしたらダメなのよ。

このハルヒの父の言葉で決心したハルヒは、再び馬車に乗り1人で環の元に走り出す。
馬車に乗ったハルヒは、エクレールと環を乗せて走る車に追いつく。
後ろを追いかけるハルヒに気づき、驚く環。

「先輩、戻ってきてください!!」
「いいから馬車を止めるんだ!!」

ハルヒにこう叫ぶ環。

「みんな、先輩に行ってほしくないんです!!」

この言葉にハッとする環。

「みんな、ホスト部が好きなんです!!本当に好きなんです!!」

ホスト部のせいで、みんなに迷惑をかけていると思っていた環は、ハルヒの言葉でようやくこのことに気づく。

だがハルヒが差し出した手に、環が手を伸ばそうとするものの、エクレールに止められてしまう。
この時、バランスを崩したハルヒは、馬車から外へ放り出されてしまう。
エクレールはその状況を見て、環から手を放す。
環はエクレールに何か話しかけ、エクレールは涙を流すものの、そのままハルヒの元へ。

「ハルヒ――!」
「先輩!」

びしょ濡れになりつつも、助かる2人。
そんな2人の元へ、駆け寄る他のホスト部部員達。

「出してちょうだい」

ーーーありがとう。

ハルヒの元へ飛び込む環から言われた、さっきのこの言葉を思い出しながらエクレールはその場を後にする。

ー桜蘭の中庭ー

ダンスを楽しむ生徒達。

「グラントネール社は、うちの会社から手を引きましたよ」

一方で、環の父である理事長にこう話す鏡夜の父。
実は鏡夜が、買収される前に身元を伏せて買収し、また鏡夜の父の元に経営権を譲渡したのだ。
この話を聞いて、鏡夜を褒める環の父。

「あいつは見つけたんですよ、それ以上に価値あるものを」
「おそらくは、環君のお陰で」

鏡夜の父に買収した会社を、譲渡する性格ではなかった鏡夜。
しかし環のお陰で、そういう性格に変わったため、環を褒める鏡夜の父。

「将来、鏡夜の嫁にと考えている、それだけは考えておいてください」

こう話し、鏡夜の嫁にハルヒを考えている鏡夜の父。
だが環の父も、環に対してハルヒを嫁にすることを考えていたのだった。

「やはりあんたとは、仲良くできないな」

これからは父親同士も仲良くやろうという方向になったものの、ハルヒの奪い合いになり、結局は仲良くなれないという結論で終わってしまう。
父親達がこのような話をしているのを知らず、打ち上げ花火に見とれているホスト部部員達だった。

~感想~

ついに・・・ついに!!
今回で桜蘭高校ホスト部、最終回でした。
ああ、正直もっとこれからも続いてほしかったというのが本音です。
ホスト部がこのまま解散になってしまったらどうしよう!
環の婚約も、そのまま結婚に至ってしまったらどうしよう!
そんな風に思っていたのですが、無事ホスト部が解散されることなく、これからも続ける方向で幕を閉じました。
ここは本当に・・・本当に安心しました!!
フランスに行く予定だった環も、しっかりと最後にびしっと決めてくれたハルヒのお陰で、桜蘭に残りましたしね。
何だかんだ環が、全員に愛されているということが、よくわかる最終回だったように思えます。
あのクールな鏡夜も、ここまで環のことを想っていたなんて、何だかんだ友達想いな人ですよね!
ホスト部部員全員が、そんな環に何かしら影響を受けているわけです。
このことからも、環はやはり影響力ある人なんだなということが、よくわかりますよね。
よりホスト部として絆が深まった最終回で本当によかったなと思いました。
ラストとしては、とても良いラストだったのではないでしょうか。
また、最後の最後で意外だったのが、ハルヒの嫁候補問題です。
意外とこれ、本人達である環や鏡夜は知らないようですが。
それでも、ハルヒ争奪戦が父親目線からも裏で巻き起こっているとは・・・すごいですよね。
どちらにせよ、ハルヒはお金持ちの将来が期待できるというわけです・・・!(そこかよって話ですが)
鏡夜の買収の件で、鏡夜の頭の回転の速さに対し、鏡夜の父も感心していたようなので、以前よりも親子関係もうまくいきそうですよね。
桜蘭高校ホスト部を通じて、お金持ちの世界を楽しむこともできたのも、とても良かったです。
スッキリした最終回で、さみしいですがよかったですね。

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