タイトル:衛宮さんちの今日のごはん 第12話 ーフライパンだけで作るローストビーフー
配信サイト:ABEMAほか
アニメーション制作:ufotable
キャスト:衛宮士郎:杉山紀彰/セイバー:川澄綾子/遠坂 凛:植田佳奈/間桐 桜:下屋則子/ライダー:浅川 悠/イリヤスフィール・フォン・アインツベルン:門脇舞以/藤村大河:伊藤美紀
視聴VOD:dアニメストア(2018年12月21日時点で視聴可)
クリスマスの夜、アインツベルン城で行われるパーティーに参加することになった士郎は、簡単だけどおいしいローストビーフを作ることにします。
みんなで開くクリスマスパーティーにはしゃぐイリヤや、ドレスに身を包んだヒロインたちに注目してください。
クリスマスにはぜひ、今回紹介するローストビーフを一品に加えてみてはいかがでしょうか?
びっくりするほど簡単にできますので、作り方も必見ですよ。
『衛宮さんちの今日のごはん』配信先一覧 | |||
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あらすじ
クリスマス
「セラ、リズ!今日はクリスマスよ!」
イリヤはアインツベルン城に士郎たちを招き、クリスマスパーティーを行うつもりなのだ。
専属メイドであるセラとリズは、すでにパーティーの準備をほぼ問題なく終わらせていたのだが、一つだけ問題が発生する。
なんとアインツベルン城の大きさに似合わず、クリスマスツリーが小さかったのだ。
ドライブ
夜になり、セイバー、凛、桜、ライダーを乗せて、リーゼリットは車をアインツベルン城に向かて走らせる。
アインツベルン城は辺境地にある上に、今日は車が混んでいたので到着が少し遅れているらしく、リーゼリットは近道することを提案。
しかし、それは道というにはあまりに荒れた道だった。
しかもリーゼリットは運転を誤り、車が崖の下へ横転してしまったのである。
「どうすんの!!どうすんのこれ!!」
「ピンチ。」
「失礼!!」
呆然とハンドルを握るリーゼリットに変わり、助手席に座っていたライダーがハンドルを握る。
「ライダー!」
「このまま安全なとこまで向かいます。捕まっていてください!!」
車は凛と桜の悲鳴と共に、高く高く飛び上がったのであった。
パーティーの準備
一方、何も知らない士郎は、アインツベルン城でクリスマスパーティーで出す料理の手伝いをしていた。
傍ではイリヤがワクワクした表情で、士郎の手元を覗き込んでいる。
「士郎、士郎!」
「イリヤ、危ないから離れててくれ。」
「はぁい!」
士郎はイリヤが離れたのを確認した後、調理を再開する。
(ポテトパンケーキ。摩り下ろしたじゃがいもを揚げ焼きする。ドイツの定番料理。)
「えっ!?」
士郎はいつの間にか背後に立っていたセラに驚き、背中を仰け反らせる。
「安心して、セラ。士郎の料理はとってもおいしいんだから。」
「お嬢様がそう仰るから厨房にお通ししましたが…衛宮様、程度の低いものをお出しするようなことがありましたら、即刻ご退場いただきますのでお覚悟を。」
「大丈夫よ、士郎なら!」
そこへ、疲弊した様子の凛と桜たちが厨房へなだれ込んできた。
どうやら無事、アインツベルン城に来ることができたようだ。
凛たちは、そのままパーティーの準備を手伝うことに。
みんなで協力したことにより、パーティーの準備は早々に終了。
無事、クリスマスパーティーはスタートしたのである。
ローストビーフ
セイバーやさくら、ライダーはセラが作った料理を絶賛。
しかしリーゼリットは、セラの料理がおいしいことに同意しながらも、「これもおいしい。」と士郎が作ったローストビーフを褒めたのだ。
時間は少しさかのぼる。
衛宮家のキッチンに肉の塊がドンと置かれていた。
「普段は手が出ないけど、せっかくだしな。奮発してしまった。」
士郎はさっそく、ローストビーフ作りに取り掛かる。
(まず、常温に戻した肉に少し多めの塩を振り、叩いたニンニクと共に肉によくすり込んだら、ラップにくるんで15分から30分放置し、味をなじませる。)
時間がたったら、油を引いたフライパンににんにくを入れ、香が出るまで炒める。
(ニンニクを取り出し、強火にしたら肉を投入。四面を2分ずつ焼き、しっかり焼き目をつける。)
その後蓋をしてから火を止め、余熱で5分ほど火を通したら、肉をひっくり返して再び蓋をしたら5分ほどごく弱火で火を通す。
(串を肉の中心まで刺し、数秒後に唇の下に当て、串が温かく感じれば火が通っているサイン。)
最後にあらびきコショウを振り、焼き終わった肉をラップとホイルで巻いて30分ほど休ませたら完成だ。
ローストビーフを食べたイリヤも、この表情である。
そんなイリヤの幸せそうな顔を見たセラは、少し不満げな表情を浮かべながらも士郎に言葉をかける。
「衛宮様、普段お嬢様はこちらよりもグレードの高いお肉を召し上がっておりますが。」
「そ…そうでしょうね。」
「セラ。」
「グレードが低かろうと…その…存外悪くはありませんでしたので…。」
「士郎、セラ褒めてる。」
ツリー
パーティーの終盤、士郎は席を立ちどこかへ向かう。
会場で食事を続ける凛は、あることに気が付いて口を開く。
「何か足りないような気がしてたんだけど、アレが見当たらないのか。」
「凛、アレとは?」
タイミングよく、城のどこからかズシンズシンという音が聞こえてくる。
その音を聞いたイリヤは「帰ってきたわ!」と顔をほころばせた。
一方、そんなことは露知らず、トイレを探して徘徊する士郎の目の前にある者が現れる。
「え…ええ…。」
「わぁぁぁぁぁっ!!」
「おかえりー、バーサーカー!」
「おっきー!」
彼はイリヤのサーヴァント。
クラスはバーサーカーで、ギリシャ神話の最大の英雄である。
バーサーカーは、イリヤに頼まれてどこからかもみの木を調達してきたのだ。
「さぁリーゼリット、急ぐのです!」
「うん。」
セラとリーゼリットの高速剪定&飾り付けにより、あっという間にクリスマスツリーが完成。
「やっとクリスマスらしくなったわね。そうだ、バーサーカーに渡すものがあるの。」
そう言って、イリヤが取り出したのは、先ほど桜と作ったクッキーだ。
「はい、クリスマスプレゼント。」
しかし、クッキーを見たバーサーカーは首を傾げている。
「うん、わかる、わかるわ。ちなみに桜が作ったのがこれ。アイシングクッキーっていうんだって。」
「バーサーカーのクッキー作ったんだ。もらってくれるかな?」
バーサーカーは、その大きな手でクッキーをそっと受け取る。
「えへへ。」
「そうだバーサーカー、言い忘れてた。メリークリスマス!」
感想
これって本当に15分アニメですよね。
原作コミックでは、ただただ平和にクリスマスをアインツベルン城で過ごすお話なのですが、ufotebleがアニメーションを担当したせいか、ライダーの華麗なドライビングシーンが追加されました。
無駄に作画がきれいだし、クリスマスパーティーに向かうだけの話なのに、なんかアクション映画さながらのBGMがかかるし、私はいったい何を観ているんだろうという気分になりました(笑)
しかし、ライダーの騎乗スキルをまさか【衛宮さんちの今日のごはん】で見ることになるとは驚きです。
来年公開の【劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」】でも、ライダーはめっちゃ活躍するので、その布石なのかもしれません。
そして肝心のクリスマスメニューですが、【衛宮さんちの今日のごはん】で私が一番ヘビロテしているメニューがこのローストビーフです。
これまでローストビーフといえば、お店で買うものだと思っていたのですが、このレシピに出会ってからは頻繁に自宅で作るようになりました。
すごく簡単だし、すごく美味しいので、皆さんぜひ作ってみてください!
作り方は番組公式YouTubeでもアップされていますが、原作漫画のほうが落ち着いて調理できると思います。
ネットで無料公開されていますから、ぜひ一度ローストビーフにチャレンジしてみてください。
さて、いよいよ次回、【衛宮さんちの今日のごはん】は最終回を迎えます。
毎月1話公開ということもあって、2018年はあっという間に過ぎていったように思います。
最後はどんな料理で締めくくるのか、楽しみに新年を迎えましょう。

小学生と幼児のママ。常に娘のコスネタを模索中。育児のストレスはアニメ鑑賞と妄想でリカバリー中。今のブームは型月&刀剣乱舞。
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