タイトル:衛宮さんちの今日のごはん 第11話 ー特製ふわとろオムライスー
配信サイト:ABEMAほか
アニメーション制作:ufotable
キャスト:衛宮士郎:杉山紀彰/セイバー:川澄綾子/遠坂 凛:植田佳奈/間桐 桜:下屋則子/ライダー:浅川 悠/イリヤスフィール・フォン・アインツベルン:門脇舞以/藤村大河:伊藤美紀
視聴VOD:dアニメストア(2018年11月26日時点で視聴可)
第7話で登場した、アーチャーメイン回です。
前回はまったくお顔が見えなかったのですが、今回はちゃんと顔がでますよ!!
マスターである凛の買い物に、荷物持ちとして待ち合わせ場所に向かったアーチャーでしたが、偶然通りかかったランサーに「カフェのバイトを手伝ってほしい」と頼まれることになりました。
士郎よりも料理の腕がいいアーチャーの腕前に、惚れ惚れしてください!
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あらすじ
頼み事
遠坂邸の庭を手入れするアーチャーのもとに、可愛らしい私服をきた凛と桜がやってくる。
2人はこれから買い物にいくようで、12時に指定した場所に来るよう告げたのだ。
「待て、凛。君たち二人で休日を楽しむのはわかるが、なぜそこで私の名が出る。」
「女子2人で買い物に行くのよ?たくさん見て回るのよ?わからない??」
「フッ…荷物持ちというわけか…。」
「すみません。」
マスターである凛の頼み以前に、この二人の頼みに弱いアーチャーは「了解した。」と告げ、楽しそうに買い物に向かう2人を見送ったのである。
その後、用事を終わらせたアーチャーは、待ち合わせの1時間以上前に公園に到着。
少し待つ分には問題ないだろうと、目を閉じたところで、聞き覚えがある声が背後から聞こえてきた。
「離せよ~無理だって!!」
「そんなこと言うなよ~。ちょっとだけだって!!」
「用事があるんだよ!!」
彼の背後にいたのは、憎き衛宮士郎とランサーである。
ランサーは何やら士郎に頼みごとをしていたようだが、士郎は用事があったため脱兎のごとく逃げだした。
その様子を盗み見ていたアーチャーは、顔色一つ変えることはなかったが、巻き込まれまいとその場を離れるため足を進める。
しかし、先ほどまで背後にいたはずのランサーが、笑みを浮かべて目の前に立っていたのだ。
「よぉ。」
「何の用だ、ランサー。」
「いや、なに…ちーっとばかし困ったことがあってな。お前、料理できたよな?」
来客
「いらっしゃいませー。」
カフェに入ってきた女性に、ランサーが笑顔で声をかける。
厨房にいるのは、深いため息をつくアーチャー。
「なんでこんなことに…。」
ランサーのバイト先で、厨房に立つ人間がおらず、最初は士郎に頼もうと声をかけたのだが、肝心の士郎には逃げられたところで、彼はアーチャーを発見。
事情を聴いたアーチャーは、もちろんすぐに断ったのだが、「じゃあ坊主に頼むわ。あいつのほうが料理できそうだし。」と言われ、思わずランサーの肩を掴んでしまうという失態を犯してしまったのである。
幸い、現在時刻は11時。
凛の待ち合わせは12時なので、アーチャーはあきらめてカフェの手伝いをすることにしたのであった。
「いらっしゃいませー。」
「っ!?!?!?!」
やってきたのは、ゆっくりお茶をするために来たキャスター陣営。
キャスターは見知った顔があることにがっかりした様子だが、ランサーは「ゆっくりすりゃいいじゃねぇか。」と言葉を返し、二人を席に案内。
しかし、ランサーとアーチャーは特に気にした様子もなく、キャスター陣営が注文した料理をササっと用意するだけだった。
「おお!その調子で頼むぜ、アーチャー。」
カフェはお昼時を迎え、なかなか繁盛しているようだ。
そんなところに、何も知らないセイバーがお昼を食べるためにカフェのドアをくぐる。
「いらっしゃいませー。」
「…??あなたはどこにでもいますね。ここでもバイトですか?」
「俺だけじゃないぜ。」
ランサーはニッと笑みを浮かべたあと、厨房のほうを指さす。
そこには、無心でレタスをちぎるアーチャーの姿がある。
「アーチャー?なぜあなたが。」
「察してくれると助かる。」
「いろいろあったようですね。」
オムライス
カウンター席に座ったセイバーは、メニュー表を開く。
「では、おすすめのオムライスを。」
「はいよ。オムライスだ!いけるよな?」
ランサーの問いかけに、アーチャーは答えることなく、材料を取るため冷蔵庫を開ける。
「オムライス、承った。」
「まずはソース。」
(ニンニクをみじん切りにしたら、オリーブオイルを入れ炒める。)
その後トマト缶を入れ、コンソメ、塩、こしょう、砂糖、バターで味を調えれば完成。
(たまねぎを粗いみじん切りにし、マッシュルームは薄切りで。鶏もも肉は賽の目切りにし、チキンライスの具とする。)
(フライパンで鶏もも肉を炒めたら、玉ねぎ、マッシュルームを加えて炒める。)
その後、塩、あらびきコショウ、コンソメ、ケチャップを加えて炒めた後、白米を投入する。
その時、料理に夢中なアーチャーは、ある人物が来店したことに、まったく気づいていなかった。
「いらっしゃい…ん??」
(最後にオムレツ。)
アーチャーは箸でかき混ぜながら、オムレツをふわふわに仕上げていく。
そして、それをチキンライスの上にのせれば完成である。
目の前に並べられたオムライスに、セイバーはぷるぷる震えながらナイフを入れる。
「おぉ…ふわふわのオムライス…では、いただきます。」
セイバーは、ぱくりとオムライスを口に運ぶ。
そして、幸せそうに顔をほころばせ、花を飛ばす。
「これをアーチャーが作るとは。やはりアナタも料理をするのですね。」
「気に入ってもらえて…なによりだ。」
「納得の味です。」
待ち人
店はピークを終え、一人の女性客を残してみんな満足げな表情を浮かべながら帰っていった。
「おーい、お呼びだぜ。」
「…私に?」
帽子をサングラスを外し、凛は笑みを浮かべてアーチャーに手を振る。
「なっ!!」
凛の顔をみたアーチャーは、慌てて壁に掛けられた時計を確認すると、時刻は約束の時間を1時間以上過ぎた午後1時5分を指していたのである。
「気が付かなかったみたいね。桜に借りて、ちょっと変装してたの。」
目の前に座り、頭を抱える自分のサーヴァントに、凛は微笑みながら告げる。
「店でアナタを見つけたとき、面白そうだったから中に入って見ていたってわけ。」
ちなみに桜は、「私はいいです。」と遠慮して帰ってしまったらしい。
「すまない、私としたことが。」
「待ち合わせのこと?別にいいわよ。事情はあいつに聞いたし、そもそも約束も私が押し付けたものだし。」
約束を破られたことよりも、凛の興味はほかにあった。
「ねぇ!それより喫茶店の手伝いどうだった?変わったこととかなかった??」
凛はワクワクした表情でそう問いかけるが、意表を突かれたアーチャーは何も答えずだんまり。
「何よ、まだ気にしてるの?じゃ、オムライス!さっきセイバーが食べてたやつ、今度作ってよ。それでチャラ!」」
「…ああ、いくらでも作ろう。」
おまけ
「士郎士郎、聞いてください!今日喫茶店で、アーチャーの料理をいただきました!」
セイバーの嬉しそうな声に、料理をしている士郎の手が止まった。
「え…っ、うまかった、のか?」
「はい!大変美味でした!」
「そっか…よーし、セイバー!今夜はもう2品追加だ、豪華に行くぞ!!」
「士郎??」
感想
今回は感想で書きたいことがたくさんあって、困ってしましまいます。
まず凛と桜の私服、可愛すぎると思いませんか?
2人とももともと素材がいいので、可愛い服を着るとますます可愛くなるので、初めてアニメを見た瞬間、夜中にもかかわらず叫んでしまいました(笑)
さらに、アーチャーに荷物持ちを頼むときと、アーチャーがカフェを手伝う経緯を紹介したデフォルメアニメも可愛くて、ufotableの本気を見せてもらった気がします。
実はこの第11話は、アニメオリジナル作品です。
アーチャーは第7話でも登場していますが、顔が出ていなかったことを覚えているでしょうか?
原作漫画でも、基本的に顔の絵はなく、おまけ漫画でのみ顔を出すキャラクターとして登場します。(ほかのFateシリーズではちゃんと顔出てますよ!)
今回はアーチャーが主役ということで、顔が出ている代わりに士郎の顔がありませんでした。
その理由は、2人にまつわる秘密と深く関係しているのですが、知らない人はぜひシリーズ本編で知ってほしいですね!
でも今回のお話で、ネタバレしてるんですけどね(笑)
そして、第11話で舞台となったカフェは、実際に存在しているufotablecafe大阪店がモデルとなっています。
現在はこちらの作品とのコラボメニューも提供されており、オムライスはふわふわですごくおいしかったです。
メニュー表もアニメを全く同じものだったのですが、問題点をあげるのであれば、アニメと同じで料金が書かれていないんですよね。
「いくらだろう…。」と、ちょっとドキドキしながら注文しましたよ(笑)
さて、次回はいよいよ第12話ということですが、最終回ということになるお話だと思います。
12月ということですから、「きっとあのお話をスペシャルにした感じなのかな」と今からワクワクが止まりません。
いったいどんな料理が出てくるのか、お楽しみに!

小学生と幼児のママ。常に娘のコスネタを模索中。育児のストレスはアニメ鑑賞と妄想でリカバリー中。今のブームは型月&刀剣乱舞。
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