放送期間:2006年4月4日~2006年9月26日
声優:藤岡ハルヒ・坂本真綾
須王環・宮野真守
鳳鏡夜・松風雅也
常陸院光・鈴村健一
常陸院馨・藤田圭宣
埴之塚光邦・斎藤彩夏
銛之塚崇・桐井大介
鳳芙裕美(鏡夜の姉)・井上喜久子
お金持ち!エリート!そんな言葉が当然だという状況の、桜蘭高校。
そんな桜蘭高校に、普通に生活をしていれば、全く縁のない庶民のハルヒは特待生として、入学しました。
ですが、入学当日に借金をホスト部で、背負うことになってしまい強制的にホスト部に入部することになってしまいます。
おまけに女という性別を隠し、男として高校生活を送ることになってしまったのです。
それでも、ハルヒは持ち前の性格でしっかりと庶民でありつつも、ホスト部部員として馴染みつつ日々学校生活を送っています。
そんなホスト部の副部長である、鏡夜がどうして環と仲が良いのかが気になっていたハルヒは、思い切って鏡夜に尋ねてみることにしました。
今回はこのハルヒの疑問に答えるために、鏡夜が環との出会いの過去を説明します。
2人の出会いがとにかく今回は見どころですが、それだけではなく鏡夜の過去も必見です!
環に出会う前の鏡夜と、現在の鏡夜・・・どう変わったのかもポイントですよ。
~あらすじ~
ーホスト部営業中ー
「あら、この見慣れない家具は?」
「確か、こたつというものですわ」
「まあ、これが・・・!?」
こたつに興味を持つお客様に、こたつの説明をする環。
ハルヒは、こたつに興味を持つお客様を不思議そうに、鏡夜と眺めている。
「どうしてこんなホスト部なんて、突拍子もない話に乗ったんですか?」
そしてこの時、今まで不思議に感じていたことを、鏡夜にハルヒは質問する。
「突拍子もないからさ」
そんなハルヒに、こう答える鏡夜だった。
ー2年前の鳳家ー
「あらあらあら、鏡夜さん・・・そんな理由で山荘にお邪魔することにしたの?」
鏡夜の姉が、鏡夜にこう話す。
実は鏡夜は、クラスメイトにいる有名なファンドマネージャーの息子に、天体観測場も作ったという山荘への天体観測に誘われたのだ。
天体観測には興味はないものの、ファンドマネージャーの息子の父に興味を示し、出席することにした鏡夜。
そんな鏡夜の考え方に、心配をする鏡夜の姉。
「あなたは、お兄様達とは違うのだから、少しくらい気を抜いたっていいのよ?」
鏡夜を心配する鏡夜の姉。
「三男だからこそ、気が抜けないんです」
そんな鏡夜の姉に対し、こう言い放つ鏡夜だった。
鏡夜の一番上の兄は、医学部を卒業し、父と同じ病院で後継者として修業中。
二番目の兄は医学部在学中で、卒業後はMBAを取得し、その兄のサポートをする予定となっていた。
三男である鏡夜は、首席キープなどの兄達がこなしてきたことだけでは、父には満足してもらえない。
つまりよりそれ以上のものを、鏡夜は父に求められているのだった。
ーーー全ては父の望むままに・・・。
父に言われた言葉を心に刻む、鏡夜だった。
ー桜蘭学院(環が転校してきた日)ー
そんな鏡夜の前に、環が海外から転校してくる。
「ところで鳳君、君の家にはこたつはあるか?」
転校してきた環に、学校内を案内しているときにこう聞かれる鏡夜。
環の家にはこたつがないという理由で、日本文化のひとつであるこたつに、環はとにかく憧れを抱いているのだった。
ーーーああ、あれか・・・外国人によくある日本文化の憧れ系ってやつ。
鏡夜は、環に呆れつつも、納得する。
「残念だけど、家にもこたつはないんだ・・・和室はあるんだけどね」
父の期待に応えるために、環と仲良くするため、笑顔でこう答える鏡夜。
「ええええーーーーー!」
環は、この鏡夜の答えに対し、かなりショックを受けてしまう。
「君の家は、家族仲がうまくいっていないんだな」
そして、勘違いをしてしまう環。
何となく環の反応に、ムカついた鏡夜は、家の和室にこたつを用意することを、約束するのだった。
ー桜蘭学院(環が転校してきて2日目)ー
このこたつの一件で大喜びした環は、鏡夜とファーストネームで呼ぶ間柄にまで進展することになる。
鏡夜は、環から懇願され、京都と沖縄に行くことになる。
「君は神様だ、大仏様だ・・・!」
鏡夜が了承し、大喜びする環。
「出会って2日目で、神様に昇格か・・・」
そんな環に、呆れる鏡夜だった。
ー鳳家ー
京都や沖縄に、一緒に環と行くものの、全く環の性格を掴めない鏡夜。
そんな鏡夜は徹夜で、環のために北海道旅行についての情報を収集する。
「へえ、北海道・・・いいわねえ、でも案内役は運転手に頼めば」
鏡夜に対し、鏡夜の姉はこう話す。
だが環の要望はそれ以上のもので、それをこなすには自分でリサーチするしかないのだった。
「すまない・・・君の能力を過大評価しすぎていた」
無茶苦茶な要望を、旅行中に立てる環。
そんな要望に応えられないときの、環のこの発言が、鏡夜のプライドに突き刺さったのだった。
「北海道では、奴のあらゆる気まぐれに答えてみせますよ!」
鏡夜は、今度こそ環の要望に対し、全て答えようと燃えていたのだった。
「遊びたい盛りなのはわかるが、試験に備えて勉強すべき時期だろう?」
「試験が終わったら遊んでやるから」
しかし鏡夜は、ばっさりと環にこう言われてしまう。
先週、環と来週北海道に行くという約束をされた鏡夜は、家でイライラしていた。
ーーーこんなに楽しそうな鏡夜さん、初めて見たわ。
そんな鏡夜の姿を見て、にっこりする鏡夜の姉だった。
ー休日の鳳家ー
久しぶりの休日、鏡夜の家に環が遊びに来る。
鏡夜を待っている間、ピアノを弾いていた環。
「素敵ねぇ・・・」
鏡夜の姉は、環の演奏を聴いて涙ぐむ。
そこには鏡夜の兄達もいたが、兄達も涙ぐんでいたのだった。
そして鏡夜も、不覚にも涙ぐむ。
「俺の住んでいたフランスの家と、どっちが広いかな?」
鏡夜の家の広さに驚く環。
ーーー嫌味か!
環の発言に、鏡夜の家も広いが、須王の本邸の方が広いことを知っている鏡夜は、イラつく。
「本邸は入ったことがないからわからない、第二邸はもっと狭いよ」
だが、環のこの言葉に驚く鏡夜。
話は、鳳家の跡継ぎの話になり、ますますイラつく鏡夜。
「僕は兄の下で働くことになるんだ」
この鏡夜の言葉に驚く環。
「現状に全然満足していないって目だろ?」
「意外と諦めいいんだな」
そんな鏡夜に対し、環はこう発言する。
この環の言葉にハッとしつつも、さらにイラつく鏡夜は須王の跡継ぎについて、環に負けずに発言する。
「だから今のままなら、全然跡継ぎとかじゃないんだって」
このまま普通に、環が須王を継ぐと思っていた鏡夜だったが、環は祖母にとても嫌われていてまだわからないということを知り、驚く。
そんな状況であるにもかかわらず、バカに前向きな環についに鏡夜はイラ立ちが頂点へ。
「ふざけるな!!」
テーブルをひっくり返し、環の胸を掴む鏡夜。
「お前は俺とは違う!」
「努力すればいくらでも上に行けるチャンスを、手にしているだろう!」
「なぜ努力しない、なぜ恵まれた立場を利用しない!」
環に対し、こう怒鳴る鏡夜。
ーーーお前はバカなのに、何故俺を見抜く!!
そして怒鳴りながらも、付き合い始めたばかりの環が、自分のことを見抜くことに対しても、イラ立っていたのだった。
「なんだ、努力していないのはお前の方だろう」
そんな鏡夜に対して、ばっさりとこう言い放つ環。
ここで、三男だからという理由で諦めている自分がいることに、初めて気づく鏡夜だった。
「こたつはどこかな?実はそろそろ用意してくれたんじゃないかと思って、遊びに来たんだが」
いきなり掴まれている体制で、話題を変える環。
そんな状況に、何かが吹っ切れたように、笑い出す鏡夜。
「こたつは冬と決まってる、入りたければ冬まで待て、この大馬鹿野郎が」
そしてにやりと鏡夜は、環にこう話す。
「本当はそういう顔なのか」
鏡夜が初めて人に、本性を出した瞬間だった。
ー冬の鳳家ー
約束通り、鏡夜の家の和室に、こたつが設置される。
そのこたつに入っている環。
「鏡夜、すごいことを思いついたぞ!部を立ち上げよう!」
環から、ホスト部を立ち上げることを提案される鏡夜。
こたつで飲んでいたお茶に、茶柱が立っていることを発見してにっこりしつつ、環の提案を聞くのだった。
~感想~
なぜ鏡夜は環と仲がいいのか・・・!?
あれだけ性格が全然違うのに、2人でホスト部を立ち上げて意外と仲が良い2人に対して、不思議に思った人って、ハルヒ意外にもたくさんいるのではないでしょうか。
もちろん、私もその1人だったわけですが。
この「なぜ」が今回は無事解消することができた、ストーリーでした。
それにしても、鳳家のプレッシャー、すごいですね!
いくら特に長男は、三男よりもプレッシャーがあるとは思いますが・・・。
それでも、常に成績は首席キープというのが当たり前なんて、本当に大変だと思います。
偏差値が低い学校ならまだしも、偏差値もめちゃくちゃ高い桜蘭ですからね。
これをこなしつつも、プライベートでもそれぞれの家柄を考慮して日々生活をする・・・考えただけでも大変ですし、こういう状況で生活をしているのなら、鏡夜がこういう性格になっても仕方がないのかもしれませんね。
ですが以前のそんなより計算高い鏡夜に対し、いい影響を与えてくれたのが環というわけだったとは。
環も何だかんだ、こういったちょっとバカなキャラクターであるものの、何だかんだ賢いといいますか、すごい能力持ってるなーみたいな。
そんな印象を今回受けました。
今回は、鏡夜の過去について触れるストーリーだったので、鏡夜について知ることができてよかったです。
環と鏡夜は、これからもいいコンビとして、日々ホスト部を切り盛りしてもらいたいところですね!
次も、どのようなストーリーになっているのか、桜蘭高校ホスト部・・・楽しみです!
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慌ただしいながらも女子的おしゃれライフ目指してます!ゆったりと気になるドラマやアニメを、おいしいものを片手に観て楽しむ時間が大好きです。
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