『ガイコツ書店員 本田さん』第4話のあらすじ・ネタバレ・感想~ ようこそ、地獄へ(笑)~ | VODの殿堂

アニメ

『ガイコツ書店員 本田さん』第4話のあらすじ・ネタバレ・感想~ ようこそ、地獄へ(笑)~

   
 

タイトル:ガイコツ書店員 本田さん 第4話  ーA「地獄の接客研修」/B「ミッション:外出する系の仕事」ー
放送局:BS11ほか
アニメーション制作:DLE
キャスト:本田:斉藤壮馬/カミブクロ:三瓶由布子/ホウタイ:喜多村英梨/ランタン:斉藤貴美子/オキツネ:伊藤 静/コオモテ:遠藤 綾/ラビットヘッド:山本和臣/フルフェイス:安元洋貴/ガスマスク:羽多野 渉/溶接マスク:増田俊樹/ケンドウ:西山宏太朗/アーマー:岡村明美/ペストマスク:日笠陽子
視聴したVOD:dアニメストア(2018年10月29日時点で視聴可)

『ガイコツ書店員 本田さん』で、もっとも問題になったお話がアニメになりました!

本部主催の接客研修に出席することになった本田さんは、参加者のマインドを根本から変革させる熱心な研修に度肝を抜かれたのです。

社会人となり、会社主催の接客研修に参加したことがある人ならば、必ず「うんうん」と頷いてしまう、切り口が鋭い内容ですので、心してご覧ください!

『ガイコツ書店員 本田さん』配信先一覧
動画配信サービス 配信状況 見放題 配信先
U-NEXT 視聴ページ
hulu
dTV
Amazonプライム・ビデオ 視聴ページ
※配信状況は2019年10月24日(木)時点のものです。

あらすじ

A「地獄の接客研修」

【世間一般がイメージする、理想の書店員がこちら。】

【しかし、現実はというと…。】

「いらっしゃいませー…。」

そんな本田は、本部主催の接客研修に向かわなければいけないのだ。

「なお研修を受けた人は、もれなく接客指導者へランク付けされます。永遠に。」

(エターナルいらねー称号だな。)

しかし、順番となれば本田は研修に出向かなければならない。

(この時の私は、完全にナメきっていた。まさかこのあと、参加者たちのマインドを根本から変革させる驚異の研修が待ち構えているとも知らずに…。)

研修先のビルに到着してそうそうに、帰りたいと考えていた本田の前に美女が現れる。
彼女も本田と同く研修を受けにきたようで、ビルの中に消えていったのだ。

(うわ!美女!!入口で美女!!)

その後、本田も他の参加者と共にビルの中へ。
美女と優しそうな参加者の姿に、本田は一瞬なごやかな研修風景を想像したが、それは直ぐに間違いだったと気づかされたのである。

そして、ついに地獄の接客研修が幕を開けた。

「はい、皆様おはようございます。本日講師を勤めさせていただきます、私ほほえみ番長。そして…。」

「接客のエキスパート。ブッタヘッド次長でいらっしゃいます。」

「よろしくね。」

(聞こえる…地獄へのイントロが!!)

「ではさっそくですが、前列左端のお席の方、前へ!!」

「まずは皆様、普段の接客を見せあいましょう。」

(始まったぞ…サビから始まったぞぉぉぉぉっ!!)

指名された女性は、顔色悪く、すっかり震えが止まらない。
ちなみに女性が着用している真っ黒のジャージには【はいきゅう部】と書かれていた。

しかしほほえみ番長は、全く気にも留めず、これから行う接客研修について説明を始める。

「皆様、普段の接客はわが社が規定するロールプレイングに則っていらっしゃると存じます。」

「今日やることは、この基本をひたすら極めること。」

しかし、そんな単純な話であれば、誰もこの研修を嫌がることはないだろう。

「ブッタヘッド次長、お客様役をお願いしてもいいですか?」

「いいよ。」

(ヒーッ!!)

「では排球部さん、どうぞ!!」

ほほえみ番長は、笑顔を崩すことなく女性に指示を飛ばす。
女性の瞳に光はなく、なんとか「いらっしゃいませ」の単語を口にするのである。

「いらっしゃいませ!!」

(うわぁぁぁぁ!メンタル崩壊!!)

しかし、それは作られたものだとプロにはすぐ見抜かれてしまった。

「排球部さん、自分を偽らないで。もっと自然体で!!」

そこからは、まさに怒涛の展開だった。
ほほえみ番長が納得するまで、彼女は「いらっしゃいませ。」を言い続けたのである。

(なんという…完膚なきまでの公開処刑!!)

「うふふ、ちょっと緊張しちゃったかしら。ではブッタヘッド次長、お手本をお見せいただけますでしょうか?」

「ほいよ。」

(お…鬼みたいだったのに…鬼みたいだったのにぃぃぃぃ!!)

ほほえみ番長は、ブッタヘッド次長が実演してくれたことで、大切なことが学べたと話し始める。

「そう!!笑顔は筋肉だと!」

(初耳ぃぃぃぃ!!)

「接客の笑顔は鍛えてなんとかできるものです。ウエルカムな気持ちを乗せるのは笑顔であり、その土台は筋肉です!」

そう言い切ったあと、微笑み番長は参加者たちを起立させる。

「これより笑顔以外の表情は、なさいませんように。」

ほほえみ番長は、向かい合った相手とペアを組ませ、相手の笑顔がどうであったか互いに検証させる時間を設けたのだ。

「わたくしの合図で【いらっしゃいませ】といい、その後合図があるまで最上の笑顔キープをお願いします。よろしいですか?それでは、さんはい!!」

「い、いらっしゃいませー!!」

「はい、そこでキープ。そうです~筋肉を意識して~。」

そこからはまさに地獄絵図。
全員が、全力の笑顔で微笑みを浮かべているのだ。

「さぁ、ペアの方の笑顔も忘れずにチェック。」

その言葉を耳にした本田は、笑顔を浮かべたままパートナーを見る。
しかし、男性は全く笑顔ができておらず、逆に何を言えばいいか戸惑っている間に「肩の力を抜いた方がいい」とアドバイスを貰ってしまったのだ。

「東京店の本田さん…でしたよね?」

「はい。」

「今アドバイスをいただいたようですけど、活かせそうですか?」

「はい!!ホント!!それはもう!!」

いつの間にか背後に立っていた微笑み番長に対し、本田は全力で首を縦に振る。

「ウフフ、それは何より。じゃあそれをふまえてやってみましょうか?」

「さんはい!」

「いらっしゃいませー!」

「笑顔で!!」

「いらっしゃいませー!!」

「出し惜しみしないでー!」

「いらっしゃいませ-!!」

(あーー!!わしいったいなんの仕事でしたっけ!?※本屋)

「はい、結構です。」

ほほえみ番長の指導が終わった本田は、そのまま机の上に倒れ込む。

(こんなに苦しみながら出すのか、笑顔ってやつは…。)

しかし、全員が研修の内容に恐れおののいているわけではない。
中にはパーフェクトと評される笑顔を出せる人材もいたのだった。

逆に、どうやっても笑顔が出せない人もいる。

「さぁ、あなたも。彼女のいいところを取り入れてやってみよう。」

ブッタヘッド次長にそう言われているのは、本田が研修所の入り口で出会った美女である。

「いらっしゃいませ。」

(て…鉄壁やんけ!むしろ行き過ぎてて逆にブラボー!なんかこう「かったりいな」というような反抗的な態度にも見えないし、彼女は彼女なりにこの時間を真摯に過ごしている、はず、たぶん、おそらく…。)

(なんかも、どっちにどう感情移入したらいいかわかんない!!)

そこにほほえみ番長が乱入したので、事態はさらに混乱していく。

「そうです、いい感じ!!」

(あっと、とうとう2人がかりに!!)

「あなたのその、ありがとうという気持ち、とっても嬉しいよ~!」

「ウとイを続けて言ってみよう!顔をほぐす感じで!」

「ウイウイウイウイ。」

その後、研修は終了の時間を迎え、最後にブッタヘッド次長の挨拶で締めくくられる。

「えー万引き犯など、招かれざる客は元気や笑顔を嫌がります。諸君の笑顔は磨けるし、使える。ぜひ今日の研修を忘れずに、日々のお仕事を頑張ってください。」今日は終日、お疲れ様でした。」

研修施設を出た本田は、ありえないほど疲れたせいで、ぐったりした表情を浮かべたまま帰路につく。

「お先に失礼します。」

そう本田に声をかけたのは、あの美人だった。

「お疲れ様でした。」

(普通に…笑顔じゃん…。)

【やっと見られた美女の笑顔に、ほんの少し1日かけて抉られた魂を癒された気がした。】

B「ミッション:外出する系の仕事」

(次の研修行きが、オキツネ先輩に決まりました。)

「あーーー!!行きたくねぇぇぇぇぇッ!!」

「魂のデスボ。」

「すんげぇ絶叫~。」

「だってここ行ったことないし!何この集合場所!?どこよこれ!!」

「行きゃわかるとしか…。」

「そういうの困るんだよ、本田。」

オキツネ先輩は使えない本田を切り捨てて、フルフェイス先輩に場所を尋ねることにしたようだ。

それから10分後。

「さっすがフルフェイス。超わかりやすい行き方教えてくれたわ。めんどくせ~、今日帰りに下見してこ。」

そして翌日。

「いや~電車めっちゃ混んでるから早めに出るわ。は~やだな~…もうずっとにこにこしてよっと。」

「いってらっしゃ~い。」

「口悪いけど、心がけが超いいんだよな、あいつ。」

感想

冒頭で、ガイコツ書店員 本田さんの中で、もっとも問題になったお話と紹介しましたが、さすがにその裏話まではアニメで紹介されていませんでしたね(笑)
こちらのお話は、原作コミック第1巻に収録されているのですが、このお話を書いたあとに原作者本田氏は、とっても偉い人に結構怒られているのです。

もともと、こちらのお話は本田氏が実際に書店に勤めながら書いていた物も多く、マンガを描いていることも職場の人たちは理解していました。
それにもかかわらず、本田氏は研修の話について上司への許可申請を怠り、内部告発を受けて、とっても偉い人に怒られてしまったという事件があったのです。

そんな問題があったお話なので、アニメ化はしないだろうと原作コミックを読んだあとで思っていましたが、まさか結構速い段階でアニメ化しましたね(笑)
現在、本田氏は書店を退職しているので、怒られることはないでしょうけど、この話をチョイスした人はなかなかの勇者であるといえるでしょう。
ただ、本田氏が推薦した可能性も捨てきれないので、現在連載しているWEB漫画の方で裏話などが紹介される日を楽しみにしていようと思います。

しかし、こちらの書店に限らず、最近の研修って精神的疲労が多い内容になっていますよね。
ガイコツ書店員本田さんは、原作コミックも面白いので、何度も読み返しているのですが、この話だけは一回だけしか読めませんでした。
このような精神を抉る研修は、できるだけなくなればいいなと思う今日この頃です。

 

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

PAGE TOP