「進撃の巨人」第44話のあらすじ・ネタバレ・感想~ヒストリアを動かしたのは、ユミルでした~ | VODの殿堂

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「進撃の巨人」第44話のあらすじ・ネタバレ・感想~ヒストリアを動かしたのは、ユミルでした~

   
 

タイトル:「進撃の巨人」第44話
放送局:NHK総合
キャスト:エレン・イェーガー:梶裕貴、ミカサ・アッカーマン:石川由依、アルミン・アルレルト:井上麻里奈、ジャン・キルシュタイン:谷山紀章、ハンジ・ゾエ:朴璐美、エルヴィン・スミス:小野大輔、ヒストリア・レイス:三上枝織、ケニー:山路和弘、リヴァイ:神谷浩史など
視聴したVOD:dTV(2018年10月3日時点では視聴可)

レイス家に捕らえられたエレンは、父グリシャがレイス家に伝わる巨人の力を奪った上、レイス家の一家を惨殺したことを知り、ショックを受けます。
リヴァイ班は、エレンとヒストリア奪還を目指し、レイス家の礼拝堂へ向かいます。
隠し扉から突入の準備が整い「手を汚す覚悟はできたか?」と聞くリヴァイ。
今回は、突入するリヴァイ班を待っていたのは、ケニー率いる中央憲兵の精鋭35名でした。
リヴァイ班は、無事突破してエレンを助けることはできるでしょうか?

「進撃の巨人」第44話のあらすじです。

『進撃の巨人』Season3(アニメ)配信先一覧
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※配信状況は2019年10月23日(水)時点のものです。

あらすじ第44話 願い

リヴァイ班突入

ロッドは「いいかい?ヒストリア。おかしな話だがフリーダは、まだ死んでないんだ。フリーダに会いたいかい?」と聞く。

ヒストリアが「うん」とうなずくと、ロッドは注射器を出す。

それを見たエレンは、以前父が「エレン、母さんの仇はお前が討つんだ」と言って、自分に注射をしようとしたことを思い出す。

口枷で、言葉が発せられないエレンが「う~~」と唸る。

その時、中央憲兵が隠れている扉が破られ樽がいくつも入って来る。

サシャが、樽めがけて火矢を放つ。
敵が驚いている間に、リヴァイ班が突入する。
敵の女兵士カーフィンが「火薬?そしてあの燃え方・・・これは、まずい!」と言う。
次に信煙弾を撃ち込むリヴァイ班。

煙の間を華麗に飛ぶリヴァイは、敵の数を数える。
「敵数35、手前の柱に固まっている。作戦続行!全ての敵をここで叩く!」とリヴァイ。
カーフィンは「複数で敵を囲め」と指示するも煙で見えない。
敵の後ろから近づいて、仕留めていくリヴァイ班。
突入する前、アルミンが「対人立体機動装置の弱点の一つは、散弾の射線とアンカーの射出装置が同じ方向をむいていることにある。つまり敵の背面は完全に射程外だ」と教えてくれた。
ジャンとコニーが、敵の背後から斬りつける。
コニーが狙われたところを、サシャが弓で助ける。
ハンジも、敵が装填している間に斬る。

ミカサは、相手の兵士が「なんだ?こいつ」と驚くほど怖ろしく強い。

リヴァイが、カーフィンを倒そうとした時、「よぉ、リヴァイ。お前に構っている暇なんてないんだが、ここを突破されたら元も子もないんでな・・・遊んでやるよ。ベロベロバー」とふざける。

レイス家の血

リヴァイがケニーに斬りかかると「バッカ野郎、いてーじゃねぇか」と言って逃げる。

カーフィンに攻撃されたハンジが負傷して落ちる。
「総員、最終防衛地点まで後退」と叫ぶカーフィン。
ケニーが「もう邪魔すんなよ、ドちび。イッテー」と言いながら後退する。
カーフィンが「隊長は儀式の間へ」と言う。

礼拝堂では、ロッドが「敵が近づきつつある。急ごう。エレンに奪われた“力”は、あるべき場所に返るだろう。ヒストリアお前の中に。この洞窟は、100年前、ある巨人の力で造られた。あの3重の壁もだ。そしてその巨人の力は、人々の心の中にも影響を与え記憶をも改ざんした。

ただ一人、フリーダ・レイスだけは、この世界の成り立ちと、その経緯全てを知っている。彼女がそれを手にしたのは、今から8年前15歳の時、彼女の叔父にあたる私の弟を食べた時だ。フリーダは始祖の巨人の力と、世界の記憶を継承した。同じことが何代にも渡り、継承されてきた。要はフリーダが、真の巨人の力を発揮できていたら、巨人を駆逐することもできただろう。彼の父親が奪ったりしなければ・・・。今、その力はエレンの中にある。しかし、レイス家の血を引く者でないと、その力は発揮されない。彼がその器である限り、この地獄は続く」と話す。
ケニーが来て「おいおい、それじゃ、レイス家がエレンを食わなきゃ真の王になれねぇのか?俺が巨人になってエレンを食っても意味ねぇのかよ」と言う。

親父のせい

ロッドが「何を言っている?私が嘘をついてると言うのか」と言う。
ケニーは、ロッドの襟首を掴んで持ち上げると銃口を向ける。
「全く、俺の気持ちに気づいておきながら散々利用してくれたもんだな」と言うケニー。
「感謝する、お前のような野良犬を引き入れた、とち狂った気まぐれな弟に」とロッド。

ケニーは「これ以上ウーリを侮辱すれば、てめぇの頭が半分減るぜ」と言う。
ヒストリアが「父を放せ」と掴みかかる。
ケニーは「哀れなヒストリア、もうわかっただろう。この親父は、おめぇを化け物に変えて、エレンを食わせようとしてるんだとよ。おまけに自分はなりたくねぇから、弟や娘になすりつけるクズだ」と言う。
「信じるな、ヒストリア。私が、なるわけにいかないんだ。ケニー、お前はもう自由の身だ。他で生きがいを探して長生きしろ」と言う。
「それじゃ、つまんねぇんだよ」と言って、エレンの口枷を外して額に傷を入れる。
「巨人になればいい。ただし、よーいドンでだ。ヒストリアが勝てば平和が訪れる。エレンが勝てば状況は同じだ」とケニー。
ロッドは、ヒストリアに注射器を渡し「背骨をかみ砕き、脊髄液を体内に入れればいい。急げ、ヒストリア」と言う。
ヒストリアは「エレン!なんで、巨人化しないの?私が巨人になれば、食べられるんだよ」と言う。

エレンは「俺も親父もいらなかった。親父が5年前に、ここでこんなことをしなければ、お前の姉ちゃんが何とかしてくれるはずだったんだろう?親父のせいで、どれだけの人が死んだか・・・。俺は償い切れない。だから、お前の手で終わらせてくれ。俺を食って人類を救ってくれ」と泣く。
ヒストリアが注射を打とうとした時、ユミルの声が聞こえた。
「お前、いいことしようとしてるだろ」

胸張って生きろ

ヒストリアは「お父さん、どうしてレイス家は、100年もの間、巨人を駆逐して人類を開放してあげなかったの?」と聞く。
「それは、この世界を作った初代の王が、巨人に支配される世界を望んだからだ。初代王は、それこそが真の平和だと信じている。何故かは、その世界を見た者にしかわからない。私もかつて、弟と共に人類を巨人から開放するように訴えたが、それが叶うことはなかった。

やがて、その力を受け継いだ弟の目を見た時、その意味がわかった。この世界を創り、この世の理をつかさどる。全知全能にして唯一の存在になったのだ。神だ。我々はそれを神と呼ぶ。私の役目は、神をこの世界に呼び戻し、祈りを捧げることにある」と話すロッド。

そこで、またユミルの声を聞くヒストリア。
「これは、私の願望なんだが、お前、胸張って生きろよ」
注射器を、投げて割るヒストリア。
「何が、神だ!都合よく逃げ道作って。都合よく人を扇動して。これ以上、私を殺してたまるか!」と叫ぶとエレンのところに走って行く。
ケニーが「ハハハ、いいぞおめぇら、おもしれぇ」と喜ぶ。
「エレン、逃げるよ」と鍵を出して鎖を外す。
エレンは「おい、やめろ。俺がこのまま生きてたら、みんなが困るんだ。早く俺を食ってくれ」と泣く。

「うるさい、バカ!黙れ。泣き虫。誰が巨人を駆逐するって?そんな面倒なことするもんか。むしろ人類なんて嫌いだ。巨人に滅ぼされたらいいんだ。つまり私は悪い子。人類の敵、最低最悪の超悪い子。エレンをここから逃がす。そんで全部ぶっ壊してやる」と言うヒストリア。

ロッドは、注射器の液体の上に顔を置き「父さん、ウーリ、フリーダ、待ってて、僕が」と言って液体をなめる。

ロッドが巨人化する。つづく

感想

ロッド・レイスの巨人、まだ巨人になる途中なのか、骨格しかありません。
全体が大きいのか、天井に当たって上半身が曲がっていますね。
どうなっているのか、早く全体像が見たいです。
ロッド・レイスが「自分は神を呼び戻して、祈りを捧げるのが使命だ」って言ってたのは、嘘ではないと思います。
本当に、そんな人がいなくなると、今回のように一家惨殺なんてことになると、王家を継承していく者がいなくなってしまいますからね。
まぁ、本当にいなくなったら、それはそれで誰かがどうにかするんでしょうけど。
しかし、今回ばっかりは、いよいよ自分しかいなくなったから、自ら巨人になるのを選びました。
それで、エレンを食べることができたら、神になれるんですね。
でも、そうやすやすとエレンは、食べられないと思います。
ヒストリアも「エレンを逃がす」と言っていたし、近くにリヴァイ班やミカサがいますから、きっと助けてくれると信じてます。
あと、エレンのお父さんが、そんなに悪の根源なんでしょうか。
それも、ちょっと疑問です。
以前、ハンネスがエレンのお父さんは、流行り病から町の人たちを助けてくれたから恩があるって言ってましたもんね。
次回、巨人になったロッド・レイス。
崩落する岩からミカサたちを守るため、エレンは再び選択を迫られます。

 

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