「進撃の巨人」第43話のあらすじ・ネタバレ・感想~リヴァイ班、手を汚す覚悟は?~ | VODの殿堂

アニメ

「進撃の巨人」第43話のあらすじ・ネタバレ・感想~リヴァイ班、手を汚す覚悟は?~

   
 

タイトル:「進撃の巨人」第43話
放送局:NHK総合
キャスト:エレン・イェーガー:梶裕貴、ミカサ・アッカーマン:石川由依、アルミン・アルレルト:井上麻里奈、ジャン・キルシュタイン:谷山紀章、ハンジ・ゾエ:朴璐美、エルヴィン・スミス:小野大輔、ヒストリア・レイス:三上枝織、リヴァイ:神谷浩史など
視聴したVOD:dTV(2018年10月2日時点では視聴可)

民間人殺害容疑をかけられたエルヴィンは、死刑を言い渡されましたが、ピクシス司令、ザックレー総統も加勢しクーデターに成功します。
リヴァイ班とハンジは、エレンが王家にいるであろう巨人に食べられると考え、助けに向かうのですが・・・。
今回は、正気に戻ったエレンは、レイス家の悲劇に関わったのが自分の父親グリシャだと知り驚きます。
一方ヒストリアは、お姉さんに字を教えてもらったことを思い出し?

「進撃の巨人」第43話のあらすじです。

『進撃の巨人』Season3(アニメ)配信先一覧
動画配信サービス 配信状況 見放題 配信先
U-NEXT 視聴ページ
hulu 視聴ページ
dTV 視聴ページ
Amazonプライム・ビデオ 視聴ページ
※配信状況は2019年10月23日(水)時点のものです。

あらすじ第43話 罪

父の記憶?

目を覚ましたエレンにヒストリアは「エレン、大丈夫だからもう少し辛抱してね」と言う。
「エレン、聞いて。私のお父さんは、ずっと人類の味方なの。私たちには誤解があったんだよ」と言う。
ヒストリアの父ロッドが来る。
エレンは(そうだ、最後の記憶はこの2人だった。どのくらい時間が経ったのかわからない。調査兵団は、今どうしてる?ん?この壁・・・ここに来たことがある気がする)と考える。

ロッドが「君はここに来るのは初めてだが、見覚えがあっても不思議ではない」と言って、エレンの背中に手を触れてみる。
ヒストリアも一緒に、エレンの背中に手を伸ばす。

エレンの脳裏にある記憶が蘇り(これは俺の記憶じゃない)と思うが、父から預かった鍵と父のメガネが出て来て自分が父を食べたことを悟る。

ヒストリアは、あることを思い出す
<回想>

お姉さんに字を教えてもらって、本が読めるようになったヒストリア。
お姉さんは「鼻水垂らしてちゃダメだよ。もっと女の子らしくしないと。この本のクリスタみたいな女の子になってね。この世界は、つらくて厳しいことばかりだから、みんなから愛される人になって、助け合いながら生きていかなきゃいけないんだよ」と言う。
ヒストリアは「それじゃ、私、お姉ちゃんみたいになってもいいかなぁ?」と聞く。
「いいよいいよ、そのままでいいよ」と笑い、ヒストリアを抱きしめて悲しそうな顔をする。

「じゃ、もう時間だから。今日も私のことは忘れてね。また会う日まで」と言っておでことおでこをくっつける。
帰っていくお姉さんを見て「あれ?あの女の人誰だっけ?」と言うヒストリア。
<回想終わり>

記憶の蓋が開く

「なんで?なんで今まで忘れてたんだろ?私にはお姉さんがいた。お姉さんが私に読み書きを教えてくれたのに・・・なんで?」と泣きそうなヒストリア。
ロッドが「フリーダを思い出したのか?その子が長い黒髪の女性なら、フリーダ・レイス、お前の腹違いの姉だ。フリーダは、お前を気にかけ時々面倒を見ていたようだ。お前の記憶を消したのは、お前を守るためだ」と言う。
「記憶を消す?」と聞くヒストリア。
ロッドは「しかし、今、彼に触れたことで記憶の蓋が開いたらしい」と言う。
ヒストリアは「フリーダお姉さんは、今どこにいるの?会ってお礼が言いたいの」と言う。
ロッドはヒストリアを抱きしめ「フリーダはもうこの世にいない。フリーダを含む5人の子供と妻は、5年前ここで彼の父親グリシャ・イェーガーに殺されたんだ」と話す。
父ロッドは続ける。

「グリシャは、巨人の力を持つ者だった。彼が何者なのかはわからないが、目的はフリーダの中に宿る巨人の力だった。フリーダの巨人は、全ての巨人の頂点、いわば無敵の力を持つ巨人だった。

しかし、それを使いこなすほどの経験がなく、フリーダは真価を発揮することなく、グリシャに食われその力を奪われた。その上レイス家を根絶やしするために一家に襲い掛かった。
14歳のディルクと12歳のエーベルを叩き潰し、10歳のフロリアンを抱えた妻を踏みつけ、最後は長男のウルクリンを握り潰した。生き残ったのは私だけだった。
「そんな・・・どうしてそんなひどいことができるの?」と言うヒストリア。

放心状態のエレン。

そこへ、ケニーが来て「おいおいおい!外ではどえらいことになってるぜ。調査兵団がクーデターを企てて、お偉方は全員逮捕、しかも王様が偽者だってバレちまって大変めでてぇ状況だ。ここが見つかるのも時間の問題だから、サッサとやること済ましちまってくれ」と言う。

ロッドは「君たち対人制圧部隊は、入り口の防備を固めてくれ。儀式を行うには、君たちもここから離れてくれと言ったはずだ」と言う。
ケニーは「なんだ王様、怒っちまったか?悪かったよ。なんせ心配性なもんでな」と言う。
ロッドは「ケニー、君を信じてるぞ、行け」と言う。
ケニーは「俺もだよ、王様」と言って、小さく「チッ」と言う。

ザックレーの拷問

ザックレー総統は、王政の幹部に拷問をしている。
「これからは、一切の食事を下から摂取して頂くことになっております。また着用できる衣服は膝から下の物まで。週に1度は、民衆の前でその姿を披露してもらいましょう。美しい・・・これ以上の芸術作品は存在し得ないでしょう。そして、あなた方が虐げた民の前で、そのお姿を晒すことで、ようやくこの作品は完成を迎えるんです」と言うザックレー。

ピクシス司令がエルヴィンに話す。
「王政幹部は、みな同じことを吐きおったぞ。おぬしと父君の仮説通りじゃ。レイス家は、人類の記憶を都合よく改ざんできるというわけじゃ。しかも奴らを含む一部の血族はそれに影響されないといった口ぶりだったぞ」と話すピクシス。
「そんなことが?」と驚くエルヴィン。

ピクシスは「レイスが、エレンの持つ“叫び”の力さえ手に入れれば、民衆の反乱なんぞ事もなしというわけじゃ。その証拠にベラベラしゃべったわい。しかし、そのうちザックレーの手にかかり、我らの拷問を受けていた方がマシじゃったと思うだろう・・・あれが、生涯を捧げてやりたかったことだとは・・・。」と言う。
エルヴィンは「司令、知っていたのですか?」と聞く。
「うむ、口が滑ったな。ザックレ―の野望に感づいておった。ワシはおぬしと違って賭け事は好まん。おぬしらと違って己より生き残る人類の数を尊重しておる。とまぁ、クーデター直後のわしらでさえこの有り様じゃ。いつか人は争いをやめると謳っておったが、それはいつじゃ・・・。」とピクシス。
エルヴィンの部下が「団長、準備が整いました」と報告する。
エルヴィンが馬に乗る。

「総員整列!これよりエレン及びヒストリア奪還作戦を開始する。レイス領地礼拝堂を目指す」と叫ぶ。

アッカーマン家の秘密

リヴァイ班は、一足先にレイス領地に向かっている。
「いいか、切り裂きケニーだ。奴がいれば一番の障害になる。敵の中に俺がいると思え。いや武器がある分、俺より厄介だ」と言う。
サシャが「じゃ無理ですよ」と言う。
アルミンが「でも、兵長の話を聞く限り、全く弱点がないとも言えない。実戦の経験があまりないなら尚更」と言う。

ハンジが「一緒に暮らしてた時期があるのに、情報が少ないな」と言う。
リヴァイは「悪いな、奴のフルネームも最近知った。ケニー・アッカーマンというらしいが、お前の親戚だったりしてな」とミカサに言う。
ミカサは「生前の両親の話では、父の姓アッカーマン家は都市部で迫害を受けていたそうです。

東洋人である母の一族は町に居場所を失い、壁の端の山に追いやられそこで出会って、夫婦となったのです。なぜアッカーマン家が迫害されていたのは、わかりません」と言う。
リヴァイは、ミカサに「お前、ある時突然、力に目覚めた経験はあるか?」と聞く。
「あります」と答えるミカサ。

リヴァイは「ケニーにも、その瞬間があったそうだ。ある時、体中からバカみたいな力が突然湧いてきて、何をどうすればいいかわかるんだ。その瞬間が俺にもあった。ケニーの祖父の話では、分家がシガンシナ区に移ったそうだ。アッカーマン家は王の側近で武家だったらしい。王は、代々巨人の力を受け継ぎ保持している。その力は強大で人類の記憶を改ざんし、消すことができる。しかし、それが唯一できなかったのが、アッカーマン家と東洋の一族だ。ケニーの妹が、地下街の娼館で働いていて客の子供を身ごもったと聞いた」と話す。

礼拝堂に着いたハンジが「あった、隠し扉だ。この先にエレンも敵もいる。私が予想した通りの地形だといいんだが」と言う。
リヴァイが「わざわざ寄り道して、手土産を用意したかいがあればな」と言う。

中央憲兵の女兵士、カーフィンが「敵は7人以上、その中に人類最強と言われるリヴァイがいる。奴は、完全な奇襲を受けた上で、私たちの仲間12人を葬った。厳しい状況だ。かないっこない敵がいて、いつ私たちを滅ぼしに来るかわからない。私たちが中央憲兵を選んでケニーの下についたのも、そんな無意味な世界と自分に意味を見出すため。ならば、信じてみよう、盤上ごとひっくり返すというケニーの夢を」と言う。

アルミンが「準備整いました」と報告。
リヴァイが「よし、それでお前ら手を汚す覚悟はどうだ?」と聞く。

「よさそうだな・・・。」と言うリヴァイ。

リヴァイ班を待ち構えるケニーたち。つづく

感想

リヴァイ班、みんな深刻な顔してるけど、リヴァイから見たら「よさそうだな」になるんですね。
ミカサは、エレンを取り返すために戦う気満々でしょうけど、コニーがちょっとヤバそう。
この戦いで誰も死にませんように。
え?でもフリーダは死んだのに、ヒストリアが巨人になるってことでしょうか?
まだ自分の立場がよくわかってないから、巨人にならなかっただけで、自傷行為をして強く目的を持てば、ヒストリアも巨人になれるってことですね?
ヒストリアの巨人ってどんなんだろう。
めちゃめちゃ可愛かったりして。
楽しみ~。
いきなり巨人になって、戦えるのか心配ですね。
そうです、エレンは拘束されているから、そんな心配いらなかったです。
巨人になって「朝ごはんですよ」とエレンを差し出すわけですね。
リヴァイ班、突入したらすぐケニー班が待ち構えています。
ケニー班を殺してもいいけど、ヒストリアは次の女王ですから、殺しちゃいけないし、でも巨人になっていたら・・・難しいですね。
しかし、今回1番驚いたのは、ザックレーさんの趣味です。
そんなもん、民衆に見せないでほしいですね。
自分1人で、楽しんで下さい。
すごい難しい顔してるのに、そんな人ほどヤバいって本当なんですね。(笑)
次回、彼の夢を守ること、彼を救い出すこと、彼の記憶を引き継ぐこと、それぞれの思いが戦いへと向かわせます。

 

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

PAGE TOP