『はたらく細胞』第11話のあらすじ・ネタバレ・感想~熱中症を侮るなかれ!~ | VODの殿堂

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『はたらく細胞』第11話のあらすじ・ネタバレ・感想~熱中症を侮るなかれ!~

   
 

タイトル:はたらく細胞 第11話 ー熱中症ー
配信サイト:TOKYO MXほか
アニメーション制作:david production
キャスト:赤血球:花澤香菜/白血球(好中球):前野智昭/キラーT細胞:小野大輔/マクロファージ:井上喜久子/血小板:長縄まりあ/ヘルパーT細胞:櫻井孝宏/制御性T細胞:早見沙織/樹状細胞:岡本信彦/記憶細胞:中村悠一/B細胞:千葉翔也/好酸球:M・A・O/マスト細胞(肥満細胞):川澄綾子/先輩赤血球:遠藤綾/肺炎球菌:吉野裕行/ナレーション:能登麻美子 ほか
視聴したVOD:dアニメストア(2018年9月27日時点で視聴可)

うだるような暑さに、細胞たちは体力をどんどん奪われています。
外気温上昇の影響で、体内温度はどんどん上がり、様々なトラブルが発生しはじめました。

発汗しても体温冷却はできず、異常に増加する血流とさらに上昇する体温の原因は、「熱中症」だったのです。

干上がる大地に多くの細胞が倒れるなか、熱に強いセレウス菌が来襲します。
はたして、白血球は多くの細胞たちを守ることができるのでしょうか?

『はたらく細胞』配信先一覧
動画配信サービス 配信状況 見放題 配信先
U-NEXT 視聴ページ
hulu
dTV
Amazonプライム・ビデオ 視聴ページ
※配信状況は2020年3月26日(木)時点のものです。
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あらすじ

温暖化

「残された水分はあと僅か…。何か、何か打つ手は無いのか!」

汗腺を担当する細胞が、頭を抱えて考え込む。
現在、体内は温暖化の影響で干ばつが大問題となっていたのである。

「せ、先輩~、表皮付近ってこんな景色でしたっけ?パンフレットと違う。」

「この暑さで干上がってるのよ…前はもっと水路とかあったわ。」

現在赤血球たちは、この温暖化をなんとかするため、毛細血管を歩いて放熱しようとしていたのだ。

そんな赤血球の行列の中を、白血球が駆け抜けていく。
彼は逃走した細菌を追ってきたようで、早々に駆除を完了させたのである。

「こちらU1146番だ。最後の細菌の駆除が完了した。」

白血球は報告を済ませた後、細菌に向けてスプレーを噴射。

その作業中に、赤血球は赤血球の列を抜け出して、「お疲れ様です。」と声をかけたのである。

「よう、赤血球…っ。」

白血球はいつもように挨拶しようと、立ち上がって振り返ったのだが、一瞬フラリと体が揺れたのである。

「どうかしました?」

「いや…なんでもない。」

赤血球は、一瞬動きが鈍った白血球に首を傾げつつ、その姿を足先から頭のてっぺんまで見つめる。

「白血球さんの格好、暑そうですね。」

「着崩してると、緊急時に対応出来んからな。」

この猛暑の中、いつも通りの格好と貫いている白血球だが、これが後々大きな弊害となって彼に襲い掛かるのである。

熱中症

毛細血管を歩き続けた赤血球たちは、汗腺へたどり着く。
そこには大きなモニターがあって、汗腺の様子をライブ映像で楽しむことができるのだ。

発汗が起これば涼しくなると聞かされていた赤血球たちは、喜びの声を上げているが、どうやら様子がおかしいのだ。
発汗が起これば、汗はすぐに霧状になり、気化熱で表皮を冷却するはずなのに、汗はいつまでも液体のままだった。
汗腺を司る司令部では、汗が霧状にならない原因を体外世界の湿度が高すぎるせいだとつきとめていた。

「い、いかん!体温が!!」

司令部にある体温を示すモニターは、どんどん上昇してく。

毛細血管を歩き、発汗を起こせば涼しくなると聞いていた赤血球たちは、「話が違う!」と、声を荒げはじめたのだ。

「とにかく、表皮から放熱しないと!」

その声を合図に、赤血球たちがぞろぞろと再び毛細血管の方に歩き出す。
もう一度毛細血管を歩いて、体温調節をしようと躍起になっているのだ。

「白血球さん!これは!?」

「血流増加。これだけ見れば、ただの体温調節システムの一環だが…。」

「異常な血流増加。汗による体表冷却も上手くいかない。そして上がり続ける体温…これは!まさか!!」

白血球は、この世界に起こっている異変に気が付いたのだが、時すでに遅し。
周囲の電気が点滅をはじめ、ついに停電が起こってしまったのだ。

「えーなに?」

「嘘…明かりが…。」

そして、事態はどんどん悪い方へ急変していく。

「地面が傾いて!!」

「マズい!何かに掴まれ!!」

地面の傾きと共に、血球たちは地の底へ落ちていく。

めまい、立ちくらみ、失神。
これらは全て、熱中症による症状である。

体内世界は、滅亡の危機に瀕していた。
しかし、そんな時でも細菌は侵入してくるのだ。

セレウス菌

「弱い、実に弱い。この程度の熱で狼狽えるとは…貴様らには勿体無い。この世界、このセレウス菌が貰い受ける。」

「赤血球!血小板たちを頼む!!」

「は、はい!!」

白血球は守るように抱えていた血小板を赤血球に渡し、セレウス菌と向かい合う。
しかし、セレウス菌は踵を返して逃走を計ったのである。
現在、体の免疫力は低下しているため、セレウス菌はムリに戦うことなく、世界の終りまで身を隠すことにしたのだ。

「待て!この雑菌野郎ー!」

白血球は応援を要請し、必死にセレウス菌の後を追っていく。
しかしセレウス菌は、赤血球の流れに乗って逃げているため、障害物も多く白血球たちは圧倒的に不利な状況であった。

さらにマズイことに、白血球の体に不調があらわれはじめたのだ。

「こりゃあいいや。この世界は白血球まで熱中症とはなー!」

猛暑の中、いつ戻りの制服を着こみ、赤血球の波にのり、セレウス菌を追いかけ続けた白血球は熱中症を患ってしまったのだ。

「お?でも偉いな。ちゃんと帽子は被ってるじゃないか。」

「ちゃんと水分摂ってりゃ良かったのになー。あーでもこの身体、水不足だもんなー。」

そう言いながら、セレウス菌は最後の麦茶を赤血球から奪い取り、白血球の目の前に零したのである。

雨乞い

その頃、汗腺にある指令室では、水分不足に対抗する手段が考えられ続けていた。
しかしわずかな水分も底を突き、発汗すらできない状況に陥ってしまっていたのだ。

「お姉ちゃん、暑いよぉ…。」

「大丈夫、白血球さんたちがきっと何とかしてくれるはず。」

赤血球は、血小板の汗を拭きながら白血球のことを待っていた。

しかし、体内の環境はどんどん悪化していく。
汗腺の隊長は、ナトリウムを集めて浸透圧で水分を組み上げようと試みたが、先ほどの発汗でナトリウムもほとんど流出しており、もう打つ手がなくなってしまった。

「…もはや、組織の力ではどうにも出来ん。このままでは脱水症になってしまう…!」

隊長はスッと立ち上がり、一旦司令部を後にする。
そして戻ってきたその出で立ちは、何とも面妖なものであった。

「雨よぉぉ、雨よぉぉ!降れぇぇ、降れぇぇぇ!!」

隊長の乱心に、その場にいた隊員たちは慌てはじめる。
しかし、もう打つ手がない以上、彼らの命運は天に委ねられたのだ。

天からの助け

一方、セレウス菌と戦っていた白血球は、いつの間にか外へ。
勝負は圧倒的にセレウス菌が優勢で、白血球はその触手に掴み上げられてしまっていた。

「この世界、もう終わりだな。このくらいの熱、俺にはどうってことない。」

「あばよ。」

セレウス菌はそう言って、白血球を高い崖の上から放り投げる。
しかし、白血球はその程度の事で負ける男ではなかった。

「な、なに!?」

ナイフを岩に突き刺し、崖からの転落を防いだのである。
諦めの悪い白血球に、セレウス菌は攻撃を加えながら叫ぶ。

「受け入れろよ現実を!発汗だの血流増加だの、色々やってみたみたいだがなぁ!この身体の体温調節システムは敗北したんだ、外気温にな!!」

セレウス菌がいうとおり、事実体内の温度は上昇を続け、体温調節システムが崩壊し、あちこちで爆発が起こっていた。

「もうこの身体は終わるんだよ。無意味だって分かったら、精々どっか涼しいところで衣服を緩めて安静にしてな!!」

「なんとでも言え!体温調節システムが敗北しようと…無意味な努力になろうと…!!この身体はまだ生きている!俺が仕事を投げ出す理由にはならん!」

しかし、不安定な場所から攻撃を受け続けた白血球は、セレウス菌が放つ攻撃で支えとしていたナイフが抜け、今度こそ地の底へ落ちていってしまったのだった。

勝利を確信したセレウス菌は、邪魔する奴はもういないと高笑いを続ける。
しかし、彼の野望はココで潰えるのだ。

優しい光が天から注ぎ込み、上昇し続ける体温が下がり始めたのである。

「おい!あ、あれ!」

「な、なんだ!?あの筒状の物はぁぁぁぁ!?」

それは、まさに汗腺の隊長による雨乞いが届いた瞬間であった。

「ま、まさか!!」

水分が注がれたことで、暗闇に包まれていた体内が明るさを取り戻す。
さらに、暑さで倒れていた血球たちも、どんどん元気を取り戻していったのである。

「水分と冷却で回復だと!?」

予定が狂ったセレウス菌は、周囲の様子をみて愕然。

「こんな…こんなバカな!」

そして、動揺するセレウス菌の背後にあの男が降臨する。

「あーさっぱりした…。」

「死ねー!雑菌がぁぁぁ!!」

その声を、赤血球たちは少し離れた場所で聞いていた。

「わ!白血球のお兄さんいたよ!」

「あー、でも今は近づかない方がいいかもね…。」

「そうね。」

熱中症には気を付けて

なぜ天から雨が降ったのか、細胞たちは知る由もなかったが、天からの奇跡の雨により、熱中症の危機は回避されたのである。

「おーい、ちょっとこっち来てみろよー!」

白血球の仲間の呼び声を聞き、赤血球は白血球の腕を引いてその場所へ向かう。

「なんか、首とか脇の下とか、太い血管の周辺がやたらと涼しいぞー。」

「うわ!ホントだー!」

「涼しー!」

それは体外世界で太い血管がある場所を冷やしているせいなのだが、体の中で生きる細胞たちに知る由はない。

「白血球さん、涼しい格好で仕事した方がいいですよ。」

「ああ…そうだな。」

「お前、白血球のクセに熱中症になったって?アホだなー。」

【しばし休む血球たち…であった。】

感想

はたらく細胞は夏アニメということもあり、【熱中症】は絶対放送リストに入っていると思っていましたが、まさかこんなに最後の方だとは思いませんでした。
例年、熱中症は大きな社会問題になっていますし、今年は特に暑くて熱中症で倒れる人が続出しました。
そのため、遅くても第6話までに放送するだろうと思っていたので、かなり予想外でしたね。

ただ、アニメの放送は涼しくなった9月でしたが、熱中症患者が続出した8月に、原作コミックの【熱中症】の回を無料公開されていました。
はたらく細胞では、かなりわかりやすく熱中症が起こる原因、その症状、そして回避する方法を紹介していますので、子供が見ても勉強になるんじゃないでしょうか?

我が家では、帽子を絶対被りたくないマンの子供に漫画を読ませたところ、今年の夏はちゃんと帽子を被って遊びに行ってくれたので効果絶大だと思います。
たとえ二次元のキャラクターでも、自分の不注意で大好きなキャラクターが大変な目にあうというのは子供だって嫌なものですからね。

さて、次回はいよいよクライマックスです。
まさかこの話が、最終回に選ばれるとは思ってもみませんでした。
次回のタイトルは【出血性ショック(前編)】です。
タイトルからして不穏ですが、いったいどんな事が起こるのかお楽しみに!!

 

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