『はたらく細胞』第9話のあらすじ・ネタバレ・感想~樹状細胞、最強伝説!~ | VODの殿堂

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『はたらく細胞』第9話のあらすじ・ネタバレ・感想~樹状細胞、最強伝説!~

   
 

タイトル:はたらく細胞 第9話 ー胸腺細胞ー
配信サイト:TOKYO MXほか
アニメーション制作:david production
キャスト:赤血球:花澤香菜/白血球(好中球):前野智昭/キラーT細胞:小野大輔/マクロファージ:井上喜久子/血小板:長縄まりあ/ヘルパーT細胞:櫻井孝宏/制御性T細胞:早見沙織/樹状細胞:岡本信彦/記憶細胞:中村悠一/B細胞:千葉翔也/好酸球:M・A・O/マスト細胞(肥満細胞):川澄綾子/先輩赤血球:遠藤綾/肺炎球菌:吉野裕行/ナレーション:能登麻美子 ほか
視聴したVOD:dアニメストア(2018年9月25日時点で視聴可)

訓練の途中、キラーT細胞は部下をヘルパーT細胞がいる部屋に投げ込んでしまいます。
タイプが違う2人は、「もう少しクールにできないの?」「仕事とだから厳しく訓練しなければならない!」と言い争いを始めてしまい、仲がよくないことは明らかです。

しかし、樹状細胞は知っていました。
彼らはかつて、全く異なる性格をしており、わずか2~3%しか生き残ることができない「胸腺学校」で地獄の特訓を耐え抜いた同期だったのです。

今回はキラーT細胞とヘルパーT細胞、そしてヘルパーT細胞につき従う女性の過去にスポットライトがあたっています。
第3話でナイーブT細胞が見た、涙ぐむキラーT細胞とはいったいどんな少年だったのでしょう!

『はたらく細胞』配信先一覧
動画配信サービス 配信状況 見放題 配信先
U-NEXT 視聴ページ
hulu
dTV
Amazonプライム・ビデオ 視聴ページ
※配信状況は2020年3月26日(木)時点のものです。
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あらすじ

T細胞

「俺たち無敵のT細胞ー!」

「恐れるものなど何もないー!俺たち無敵のT細胞ー!」

「オラァ!もっと早く走れのろま共!」

ここはT細胞の訓練施設である。
キラーT細胞は、ナイーブT細胞が立派なT細胞になれるように、日々訓練を行っているのだ。
ちなみに、以前活性化したはずのナイーブT細胞もここで訓練を受けている。

「お前ら腑抜けしかいねぇのか!T細胞バカにしてんのかぁぁ!?」

「してません、サー!」

「こんなどヘタレ共にT細胞が務まるか!テメェらT細胞が免疫系の最終兵器だっつー自覚はあんのか!」

キラーT細胞の指導にどんどん熱が入っていき、その声は近隣にある施設にまで轟いていた。

「はーやだやだ、暑苦しいね。こんなところまで怒鳴り声が聞こえてくるよ。」

そう言葉を発するのは、優雅にティータイム中のヘルパーT細胞である。

「せっかくのティータイムが台無しだよねー、制御性Tさん。」

「そうですか。今はティータイムではなく仕事中ですが。」

そう答えた制御性T細胞の視界に、あるものが映り込む。

「やっぱりティータイムは、あぁぁぁぁ!!」

なんと、優雅にティータイムを楽しんでいるヘルパーT細胞のもとに、キラーT細胞に投げ飛ばされたナイーブT細胞が、ガラスを突き破って飛んできたのである。
ヘルパーT細胞はそのまま吹き飛ばされ、壁に激突し、どこかを痛めてしまったようだ。

「おっと司令官殿。勢いよく投げ過ぎちまったな。」

キラーT細胞は、司令官にぶつかったことに焦った様子もなく、しれっとした様子で謝罪の言葉を口にする。

「キラーT…くん。」

その言葉をきいたヘルパーT細胞は、吹き飛んだ眼鏡をかけ直す。
そして、戦いの火ぶたが切られた。

「前から思ってたんだけどね。君さ、もうちょっとクールにやれないの?昔から効率ってのを考えてないよねぇ!?」

「こっちも仕事なんでね。あんたの司令に合わせて、きちっと攻撃連携出来るように鍛えなきゃならんのですよ。」

大人げなく口論を続ける2人に、事情をしらないナイーブT細胞たちは戦々恐々。

「あの二人、どういう関係なんだ?上司と部下では…。」

「ふふ、知りたい?」

そんな戸惑ったナイーブT細胞に、樹状細胞はある写真を取り出して答えを提示する。

「彼らはね、胸腺学校時代の同期だったんだよ。」

そこに映っていたのは、今とは正反対の2人。
やる気に満ち溢れたヘルパーT細胞と、涙ぐんでひょろひょろとしたキラーT細胞だった。

「昔、あの2人はね。」
樹状細胞を語り部に、彼らは2人の過去を聞くことになる。

胸腺学校時代

「地獄へようこそ!役立たずのチビ共!」

胸腺学校とは、前駆細胞が立派なT細胞になれるように育成し、選別する組織の事である。
そこでキラーT細胞、ヘルパーT細胞は同期として訓練を受けていたのだ。

「ボンクラ共!今日からたっぷりと鍛えてやるから覚悟しておけ!」

そして、早々に外敵である抗原に反応できるかどうかのテストが行われることに。
進行方向に進んでいくと、人形パネルが現れ、抗原であるかどうか各自で判断し攻撃。
万が一、間違えて一般細胞を攻撃したり、ゴールまで抗原を一度も倒せなかったものは即脱落という厳しい内容であった。

「最終的に生き残るのは、お前らの全体のわずか2~3%だ!心して掛かれ!」

上官の声を合図に、T細胞の卵は走り出していく。
まず最初に抗原を発見したのは、キラーで、彼はすかさず攻撃しようとするが、何者かに頭を踏まれて出遅れてしまった。

「んぎゃ!」

「おりゃー!!」

キラーを踏みつけてパネルを破壊したのは、ヘルパーだった。

「お、おい!そのパネルは僕が先に、それに人の頭を踏みつけるなんて!」

「あぁ、悪かったね。踏み台にさせて貰ったよ。パネルまでの最短距離だったからね。でもこのくらいの反応速度でないと、立派なT細胞になるのは難しいと思うけどね。」

キラーは、ヘルパーに掴みかかろうとするが、その力の差は圧倒的で、デコピン一撃で撃退されてしまったのである。

その後、2人は部屋割りで同室になり、ひと騒動起こすのだが、それは幼い女の子によって上官に知られる前に幕を閉じる。

偶然通りかかった彼女は、掴み合いのケンカをする二人に、同室になる予定だった子は最初の訓練で脱落したことを告げ、颯爽と去って行ったのだった。

そして、地獄のような訓練は続き、彼らはなんとか脱落することなく耐えしのいでいたが、成績の悪いキラーは周りから「T細胞の器じゃない。」と蔑まれていたのである。

そんなある日、夜遅くまで自主練を続けていたヘルパーは、同じように自主練をするキラーを発見する。

「免疫大溶解拳!体内最強奥義!抗原大撲殺木端微塵拳!」

拳を真っ赤にしつつ、何度もパンチを繰り返すキラーに、ヘルパーは若干呆れていた。

(ていうか、何が奥義だよ、アホか。まぁいい、僕には関係ないことだ。)

それから月日は流れ、幼かった3人は青年期を迎えていた。

「本日は、抜き打ちで特別テストを行う!」

彼らがここで受けるのは、【正の選択テスト】と呼ばれるものだ。
制限時間までに抗原パネルを攻撃すれば合格なのだが、このテストでほとんどの者が脱落することになる代物だ。

事実、多くの者が脱落していく。

「こ、これは!!」

「アウトォォォ!それは漬物石を持った、一般細胞のパネルだ!」

他にも紛らわしいパネルが多く、ほとんどのものが奈落の底へ落ちるなか、ヘルパーは状況をよく見て見事合格を勝ち取っていた。

そして、ついにキラーの順番が回ってくる。

「ついに俺の番か…。」

パンパンと顔を叩いて気合をいれるキラーの前に、ヘルパーが現れる。

「攻撃する時、無意識に目を瞑る癖がある。それじゃあ当たらなくて当然だ。標的を攻撃する時は、最後まで目を逸らすな。」

突然の助言にキラーは戸惑うが、すぐにテストが始まり、彼は無我夢中で会場に足を踏み入れる。
けれども、彼は極度の緊張状態に陥っており、体調不良を起こしてしまったせいもあって、ヘルパーの助言を忘れて現れたパネルに目を閉じたまま拳を振り上げる。

「そこだぁぁぁ!!」

『攻撃する時、無意識に目を瞑る癖がある。目を逸らすな。』

しかし、キラーの脳裏にヘルパーの言葉が浮かびあがり、パネルを破壊する寸前で踏みとどまることに成功したのである。

「あ、あっぶねー。こいつは針山を持った一般細胞だった。」

キラーはその後、偽パネルに騙されることなく順調に進んでいくが、制限時間は残りわずか。
ようやくウイルスに感染したパネルが現れるが、キラーの背後であったために、なかなか気が付くことができなかった。
他の面々は、キラーにパネルの場所を伝えようとするが、緊張した彼の耳には届かない。

「もう時間がないぞ、後ろ後ろ!!」

情報過多でパニックを起こして動けなくなったキラーに、救いの手を差し伸べたのは大きく息を吸い込んだヘルパーであった。

「…体内最終奥義!抗原大撲殺木端微塵拳だぁぁ!」

「へ!?何で知ってんだオマエェェェェ!!」

自分の黒歴史を大声で発するヘルパーに、キラーは勢いよく顔を上げて叫び声を上げる。
その衝撃によって、パネルは見事破壊され、キラーはテストを無事クリアしたのであった。

青春

「よかったじゃないか。合格できてさ。」

湖のほとりで落ち込んだ様子のキラーに、ヘルパーが声をかける。
しかし、彼の合格はまぐれであるため、立派なT細胞になれる自信がなかったのだ。

「お前はいいよな。キラーのみならず、ヘルパーにも制御性にもなれるって言われたんだろ。」

「だったら、今からでも脱落届出して来いよ。自信無いんだろ?やめりゃいいじゃないか。」

その冷たい物言いに、座り込んでいたキラーは立ち上がってヘルパーを睨み付ける。

「君のそういうくっだらない感傷にいちいち付き合ってくれるほど、世間は…いや、仕事人の世界は甘くないぞ!」

(くだらないだと…、お前みたいな、天才に!!)

「俺の気持ちがわかってたまるかぁぁ!!」

キラーは歯を食いしばり、涙を浮かべてヘルパーに殴りかかる。

「馬鹿やろぉぉぉ!!」

「へぶしっ!」

「いい加減覚悟を決めろ!目を覚ませよ、もう頑張るしかないんだよ。無駄に見える努力でも、一人コツコツ続けるのが、お前の取り柄だろ。」

そう言って、ヘルパーは倒れたキラーに手を差し伸べた。
ヘルパーの言葉を本心を聞いたキラーは、その手を掴んだ後「もう弱音は吐かない。」と新たな決意を掲げる。

「俺は強くなる。どんな敵でも一撃で倒せるくらい身体鍛えてやるよ。ガンガン筋トレして、頑張ってみる。」

「そうだな。俺もこれから、俺が何を目指すべきか分かったよ。お前みたいな要領の悪い奴らには、司令を送ってやる奴が必要みたいだ。」

「お前司令官になるなら、もうちょっと肩の力抜けよ。下の奴らがビビっちまうぜ。」

「そんなこと、君に言われるまでもなく、分かってるさ。肩の力抜きゃいいんだろ。やってみせるよ、僕だって。」

そんな2人の姿を、少し離れた場所で少女と樹状細胞が見つめていた。

「ばっかみたい。」

黒歴史

「てなことがあったのさ。」

樹状細胞の話を聞いたナイーブT細胞たちは、改めて上官二人を見つめる。

「くっそ…俺らが身体張ってる時にお茶ばっかり飲みやがって!」

「だ~って、デスクワーク辛いし~。いちいちうるさいなー!交代する~?」

そう言った経緯があったからこそ、かつての2人とは違う2人に成長したのである。

「さっきから、なに見てんの君たち?」

視線に気が付いた2人が、ナイーブT細胞の元へ歩み寄ってくる。
昔の写真を見ていました、とは答えにくいナイーブT細胞たちは、一様に目を背けて汗をかく。

「あ?おい、何の写真…。」

「え?」

「「うわぁぁぁぁぁぁっ!!」」

ナイーブT細胞たちが見ていた写真は、己たちの黒歴史だと知った2人は、叫び声を上げながら写真を奪い取ろうと手を伸ばす。

「返せ!!今すぐ燃やせ!その写真をぉぉぉ!!」

「ちょっと何するんですかぁ?大事な資料なのにー。」

黒い笑みを浮かべた樹状細胞は、免疫細胞最強と歌われるT細胞にだって捕まらない。

「そこを何とか!その写真だけは燃やしてぇぇぇ!!」

そんなドタバタ騒ぎは、血小板を連れて遊走中の白血球にも届いていた。

(ホントばっかみたい。あの2人、あの頃から何も変わってない。)

騒がしい部屋の中で、ただ一人淡々と制御性T細胞だけが仕事を続けるのであった。

感想

今回は赤血球と白血球の出番はナシ!(主役なのに!)
OPもいつもは赤血球と白血球が歌う1番なのですが、今回はキラーT細胞とマクロファージが歌う2番が流れていました。
スタッフさんのお心遣いに感謝感激ですね!

今回はキラーT細胞とヘルパーT細胞の過去に関するお話でした。
このあらすじを書く上で困ったのは、幼い彼らが何細胞かよくわからないことですね。
以前、ナイーブという帽子を被って泣いているキラーT細胞の姿があったので、ナイーブ細胞かな、とも思ったのですが、誰もナイーブ印の帽子被ってません。
さらに、胸腺で訓練を受けるのは前駆細胞という情報もあり、2人に関してはキラー、ヘルパーと表記することに決めました。

さて、幼いころの2人はまったく正反対の性格をしていたんですね。
また、そもそも全員がT細胞になれるわけではないと知って、驚きました。
でもよく考えれば、免疫細胞で一番強いかもしれない存在ですから、それになれる数は絶対少ないですよね。
年齢を重ねるごとに免疫が落ちてくると言いますが、優秀な細胞を生み出せる能力が減るから免疫が落ちるのでしょうね。
キラーT細胞とヘルパーT細胞は、ある意味でいい相性をしているコンビなのでしょうが、私の体の中の2人はもう少し穏やかで仲良しだといいな、って思いました。

ちなみに、T細胞は免疫系で最強ということですが、この作品に限っては一番強いのは樹状細胞だと思います。

 

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