『はたらく細胞』第7話のあらすじ・ネタバレ・感想~病は気から!辛い時こそ笑おう!~ | VODの殿堂

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『はたらく細胞』第7話のあらすじ・ネタバレ・感想~病は気から!辛い時こそ笑おう!~

   
 

タイトル:はたらく細胞 第7話 ーがん細胞ー
配信サイト:TOKYO MXほか
アニメーション制作:david production
キャスト:赤血球:花澤香菜/白血球(好中球):前野智昭/キラーT細胞:小野大輔/マクロファージ:井上喜久子/血小板:長縄まりあ/ヘルパーT細胞:櫻井孝宏/制御性T細胞:早見沙織/樹状細胞:岡本信彦/記憶細胞:中村悠一/B細胞:千葉翔也/好酸球:M・A・O/マスト細胞(肥満細胞):川澄綾子/先輩赤血球:遠藤綾/肺炎球菌:吉野裕行/ナレーション:能登麻美子 ほか
視聴したVOD:dアニメストア(2018年9月25日時点で視聴可)

普通の細胞だと思っていた彼の正体は、「がん細胞」でした。
体の法則を無視して増殖浸食を続けるがん細胞は、世界を崩壊させる力を持つ存在です。

白血球・キラーT細胞、NK細胞は免疫細胞の名にかけて、彼を駆除しなければならないのですが、圧倒的な力の前に苦戦を強いられてしまいます。

はたして、3人はがん細胞を駆除し、世界を守ることができるのでしょうか?

『はたらく細胞』配信先一覧
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U-NEXT 視聴ページ
hulu
dTV
Amazonプライム・ビデオ 視聴ページ
※配信状況は2020年3月26日(木)時点のものです。
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あらすじ

不吉

「靴ひもが切れちゃいました。」

先輩赤血球と共に、仕事していた赤血球の靴ひもが切れる。
突然の出来事に、先輩は「不吉ねぇ…。」とつぶやくが、赤血球に起こる不吉な前兆はこれだけではなかった。
赤血球はその後、【ハシゴの下を歩く】【食器が割れる】という不吉の前兆に見舞われ、極めつきには【アホ毛がザワつく】という超常現象を引き起こしたのである

(なんだろう…嫌な予感がするな。)

正体

同時刻、NK細胞は細胞に詰め寄っていた。

「一番進行の進んだお前が無害な細胞に化けて、私らをおびき寄せたつもりでしょ。」

その言葉を聞いた細胞は、その姿を徐々に変異させていく。

「お姉さんこそ、敵陣のど真ん中で味方の二人を逃したつもりなんだろ?随分余裕だね。3人一緒の方が、手間が省けて良かったんだけどな。」

しかし、NK細胞は「邪魔だっただけよ。」と答え、がん細胞に冷たい視線を向ける。

「あんたの正体すら見抜けないんだものねぇ…このバグり野郎の。」

さらに、NK細胞はがん細胞がわざわざ普通の細胞に擬態してまで、免疫細胞たちをおびき寄せたことにも気が付いていた。

「何か考えがあるんでしょ?教えなよ…がん細胞。」

「……いやだよ。」

がん細胞から伸ばされた大量の手が、NK細胞に襲い掛かる。
しかしもともとがん細胞の駆除を得意とするNK細胞にとって、その程度の攻撃に動揺することはない。

「ちょっとぉ、何?このヘボい攻撃は!」

NK細胞はわざわざがん細胞の策略にのってあげたのである。
だからこそ、「もうちょっと楽しませてくれないと。」と言ってがん細胞を挑発。
しかし、がん細胞も先ほどの攻撃は決して本気ではなく、NK細胞の挑発にのって彼女を壁に叩きつけたのである。

「なかなかやるじゃないのよ。」

「悪かったね、ヘボい攻撃で。」

ようやく本気を出したがん細胞に、NK細胞はフッと笑みを浮かべる。

(さて…どうしてやろうかしらね。)

同時刻、白血球とキラーT細胞も、先ほど街中で暴れていた細胞の正体に気が付いていた。

「なんだよ、これ…。」

部屋の中は、異様な空気に包まれており、壁には細胞が異常な数で増殖を続けていることを示すグラフが張り付けられていた。

「ここにいる細胞たちは、正常な増殖プログラムを無視しているのか!?」

「あぁ、すげぇ数だな。これ異常だぜ。」

さらに細胞膜や周囲の組織に及んだ破損、丁寧にまとめられた引っ越しの荷物から2人はある結論に辿りつく。

「これはウイルスの感染じゃない…がん細胞か!!」

2人は臨戦態勢を整えるが、がん細胞は次々と2人に襲い掛かってくる。

「ま、まずいぞ、キラーT!NKと細胞くんが危ない!!」

白血球はすぐに別行動中の二人を心配するが、それはすぐに解決する。
がん細胞の親玉に攻撃されたNK細胞が、2人のいる場所まで吹き飛んできたからだ。

「NK!てめぇ、さんざんタンカ切っといてそのザマかよ!」

「あーら、お二人さんこそオシャレな格好ね。」

ピンチな状況にも拘わらず、口げんかを始める2人。
先ほどは止めなかった白血球も、さすがに「お前ら、こんな時にケンカするな!!」と声を荒げたのであった。

ふと、白血球はNK細胞の傍に細胞がいないことに気が付く。

「NK!それよりお前、あの細胞は!? あの細胞くんはどうした!?」

「鈍い奴ね。あいつならあそこよ!」

理由

細胞の正体は、がん細胞だった。
その事実に、白血球とキラーT細胞は、NK細胞が最初からそれに気が付いており、がん細胞が自分たちをおびき寄せるために演技をしていたことに気が付いたのである。

「3人揃ったし教えてやるよ。」

がん細胞はなぜ、普通の細胞に化けてまで3人をおびき寄せたのか、その理由を語りはじめる。

「味わわせてやろうと思ったんだよ。お前たち免疫細胞に、寄ってたかって暴力で殺される気分をな!」

がん細胞の攻撃により、床が崩壊し、白血球たちはそのまま奈落の底へ落ちていく。
このマンションはすでにがん細胞に取り込まれており、建物すべてががん細胞の一部だったのである。

「だから…一人でやるっつったのよ。弱い奴が立ち向かったって…怪我するだけ…なん、だから。」

「NK…お、お前…バカ野郎。」

ガレキに押しつぶされたNK細胞、キラーT細胞、そして白血球。

そんな彼らを嘲笑い、がん細胞は雄たけびをあげるのであった。

異変

その頃、赤血球たちも異変に気が付きはじめていた。
たくさんの赤血球たちが、大量の栄養素をある場所に運ぶため集まっていたからだ。

注文があった団地には、すでにたくさんの栄養素が運び込まれており、「そんなにたくさんの細胞がいるのかしら?」と首をかしげる先輩と共に部屋の中を覗き込んでみることに。

すると、中には増殖したがん細胞たちの姿がある。
しかし、免疫細胞ではない赤血球たちは、その正体がどれだけ危険なものか判断できず、指示通り栄養素をどんどん運び続けることに。
しかし、赤血球だけはその異様さに違和感を感じたようで、「私達も手伝いましょ。」という先輩の言葉に従いつつも、視線はずっと団地に向けられていた。

過去

一方、がん細胞に攻撃されて倒れていた白血球たちだが、がん細胞の隙をついて攻撃を再開していた。

「死ね!バグり野郎!!」

キラーT細胞はナイフを握りしめ、がん細胞に攻撃を仕掛けるが残念ながらそれは変異した巨大な腕に防がれてしまった。

『死ね!バグり野郎!』

がん細胞は、その言葉によって昔のことを思い出していた。

「がん細胞が2人逃げたぞ!」

「クッソ!あのバグり野郎共!」

「探し出して、必ず処分するんだ!」

彼らはある細胞がコピーミスした結果生み出されたもので、キラーT細胞たちが血眼になって捜索を続けていた。

「僕たち、生まれてきたばっかりなのに、殺されるのかな?コピーミスって、どういうことなんだろう?」

しかし、その問いの答えを2人は知らなかった。
結局、逃走中にともに逃げていたがん細胞は見つかり、「バグり野郎!」と罵られながら処分されたのだ。

「バグり野郎だと?殺すだと?この野郎…人を不良品扱いしやがって…何様のつもりだお前らは!なんで殺されなきゃならないんだ!!」

がん細胞はキラーT細胞を投げ捨て、これまでの悲しみをぶつけるように叫んだ。

「何も悪いことなんかしてないのに…ただ生まれてきただけなのに!お前らの方こそ、ぶっ殺してやる!!」

免疫細胞の包囲網

「あら、赤血球ちゃん。どうしたの、そんなに急いで。」

慌ただしく栄養素を運ぶ赤血球に、マクロファージが声をかける。

「あ、マクロファージさん!なんか分からないんですけど、すぐそこの団地からいっぱい注文が来てて…なんか変なんです!そこの団地。」

赤血球がマクロファージに異変を伝えているころ、白血球たちは完全に動きを封じられ、世界の滅亡がすぐそこまでやってきていた。

「これから僕たちは血管とリンパ管を介して身体中に散る。そこで増殖して、お前らの仲間を残らず殺す。」

「バカなことを…狂った細胞の力では、この世界を維持できるわけがない…そんなことをしても…その先にあるのは滅亡だけだぞ!」

白血球は血を吐きながら、がん細胞に訴えるが、それすら彼は承知している。

「…いいんだよ、そんなの。どーせ僕は死ぬ運命なんだから。」

「待て!転移だけは…それだけは…させない!!」

「…じゃあな。」

白血球に別れを告げ、転移のために飛び立とうとしたがん細胞の翼に巨大な鉈が突き刺さった。

「なっ!?」

「みなさーん!!大丈夫ですかー!!」

赤血球の声が響き渡る。
周囲には白血球やマクロファージ、キラーT細胞など、免疫細胞ががん細胞を取り囲んでいた。

「あらあら~。頭狙ったのに、外しちゃったわね~。」

「うふふ、赤血球ちゃんの言った通り、変な細胞がいっぱいね~。殺し甲斐があるわぁ~!」

マクロファージは傍に用意していた新しい鉈を構え、笑顔で物騒な言葉を発する。

がん細胞!お前たちは、我々免疫細胞に完全に包囲されている!大人しくお縄につけい!」

ヘルパーT細胞の声を合図に、包囲していた免疫細胞たちが一斉にがん細胞に攻撃を仕掛ける。
がん細胞の攻撃を受け、ダメージを受けていた3人も再びがん細胞と対峙する。

「あいつに…がん細胞に負けるわけにはいかない!この世界の為に!」

「「「行くぞ!!」」」

NK細胞

免疫細胞の活躍により、がん細胞はどんどんその数を減少させていく。

「キラー、右に避けて!」

「ああ!右だな!」

NK細胞の言葉に、キラーT細胞は右に体を避ける。

「食らえ、フルチャージ!!」

「あばばばばば!!」

「だっはっはっはっは!!バッカじゃないの、あんた!」

NK細胞は、B細胞が攻撃をしかけることがわかっていながら、キラーT細胞に右へ回避しろと指示を出したのである。

「NK!こんな時に何やってんだ!!」

その行動に、難色を示した白血球がすぐに注意するが、Nk細胞の笑い声は止まらない。

「悪いわね、キラー。あー面白かったぁ…。たっぷり笑ったら元気出たわ!」

突如、NK細胞の体が虹色に輝きはじめる。
そしてパワーアップした彼女は、そのまま黒幕であるがん細胞に突進し、攻撃を加える。

「相手が悪かったわね!教えてあげるわ。あたし、NK細胞は!」

「笑うと活性化するのよ。」

 

トドメ

「ほら好中球!トドメを刺して!」

NK細胞からバトンを受け取った白血球は、そのままがん細胞に突撃。

「死ね!がん細胞!!」

「ガーン。」

しかし、白血球はトドメをさすことはなく、一旦ナイフを引くことに。

「お兄さん、さっきの白血球か。何の用だよ、恨み言でも言う気か?よくも嘘吐いたなって…いつまで固まってんだよ。」

「あ、いや…お前も細胞なんだなって思ってな。」

白血球はすでに動く気力がないことを確認し、「何か言いたいことがあるなら聞いてやるぞ。」と言葉をかける。
がん細胞は、その言葉に対し「むかつく奴だな。」と返しつつ、口を開く。

「普通の細胞に化けてお前に助けて貰った時、僕は…僕は普通に嬉しかったんだ。誰かに助けて貰うなんてこと、生まれて初めてだったからな。」

がん細胞は残った気力を振り絞り、変異した腕を天に掲げる。

「ホントは僕はただの細胞なんだ。この世界の一員として、みんなとただ毎日平和に生きていたはずだった…なのに!」
がん細胞として生まれてしまった彼に、生きる道は残されていない。
免疫細胞たちは体の決まりに逆らって増殖し、栄養分を奪って正常な組織を破壊するがん細胞を生かしておくことはできないからだ。

「今日が終わったら…どうせみんなすぐ忘れてしまう。僕の恨みも、怒りも、悲しみも…誰にも聞いて貰えないまま風化して…無かったことになってしまう。何も残らない。」

「細胞分裂の手違いで味方になるはずだった免疫細胞に命を狙われて…戦って負けて…この世界に何も残せずに死ぬなんて…何の為に生まれて来たんだ…!」

がん細胞の嘆きを聞いても、白血球の答えは一つである。

「それでも…俺をお前を殺さねばならない。それが俺の仕事なんだ。」

「いいよ、負けといてやる。今回はな。」

いつか

「白血球さーん!ご無事ですかー!」

がん細胞を看取った白血球の元に、赤血球が慌てた様子で駆け寄ってくる。

「そいつが今回の敵、ガン細胞ですか?怖いですね…。」

「怖くはないさ、もうトドメはさした。」

(とりあえず…な。)

「ところで、赤血球。お前が他の免疫細胞を呼んでくれたんだな。ありがとう、助かった。」

白血球の言葉に、赤血球は満面の笑みで「はい!」と返す。

(ガン細胞…またお前に会うことがあっても…必ず俺たち免疫細胞が倒してやる!)

感想

原作を読んだ時も思いましたが、この話ほど複雑な気持ちになるものはありません。
まず第6話で登場した細胞の正体は、がん細胞でした。
はたらく細胞を読むまで知らなかったのですが、がん細胞自体は私たちの体で毎日作られていて、それをキラーT細胞たちが一生懸命倒してくれていたんですね。
免疫細胞が元気に活動できる体を作ることの大切さを、また一つ知りました。

しかし、がん細胞が言ったように、彼は本来普通の細胞として生まれるはずでした。
ただ生まれ方が違うだけで、「バグり野郎」と罵られ、殺されてしまうという運命は本当に悲しい運命であり、生きるために抗っただけなんですよね。

ただ、がん細胞に感情移入できないので、がん細胞がどれだけ厄介なモノか理解しているからです。
そのため、がん細胞の主張に頷きたい反面、いたら困るのは体の持ち主だしなって感情が出てきてしまって、非常に複雑な気持ちになってしまいます。

さらに、がん細胞は最後の最後に「今回はな。」と不穏な言葉を残して死んでいきました。
もう本当に現れてほしくありませんが、彼はいつかまたもう一度出現する機会を得ます。
しかし、それはアニメ化にはならないようなので、気になる方はぜひ原作を読んでみてくださいね。

 

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