「逆境無頼カイジ」第3話のあらすじ、ネタバレ、感想〜カイジがとる勝負の策とは? | VODの殿堂

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「逆境無頼カイジ」第3話のあらすじ、ネタバレ、感想〜カイジがとる勝負の策とは?

   
 

タイトル:「逆境無頼カイジ」第3話[勝負]
放送局:日本テレビ
放送期間:2007年10月2日~2008年4月1日
キャスト:(声)萩原聖人、白竜、内田直哉、松本保典
閲覧したVOD:dTV(2018年12月31日まで視聴可)

船井にだまされ、2つの星と11枚のカードを失ったカイジは、カイジと同じく配色濃厚な状況になった古畑と安藤に出会い、3人で協力することになりました。
3人の合わせた星の数は4つ、カードは「パー」が1枚、「チョキ」が4枚、軍資金が1400万円です。
この状況からカイジは、3人で勝ち残るためにどんな方法を考えるのでしょうか?

それでは紹介していきましょう。

『逆境無頼カイジ』配信先一覧
動画配信サービス 配信状況 見放題 配信先
U-NEXT 視聴ページ
hulu 視聴ページ
dTV
Amazonプライム・ビデオ 視聴ページ
※配信状況は2019年10月31日(木)時点のものです。
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あらすじ

トイレでカイジが古畑のカードに気づく

カイジと古畑は2人並んでトイレで小便をしています。古畑はカイジに「カイジさんが一緒だと思うと、何だか希望が持てますよ」と笑顔で話しかけました。
カイジは「まだ勝負はこれからだから、気を引き締めなくちゃな」と古畑に答えます。
その時、カイジは古畑がトイレの物置台に置いたカードの異変に気づいたのです。
「古畑、お前のカードが1枚足りないように見えるが、どこにある?」とカイジが古畑にたずねると、「安藤さんが1枚持っておきたいと僕に言うので、1枚彼に渡しました」と答えました。

カイジは古畑に「バカヤロウ、安藤は星を2つ持っていて、カードが無かったんだ。俺とお前のように安藤がどういう男なのか、さっき出会ったばかりで知らないんだ。もし安藤がそのカードで勝負して勝てば、1人で勝ち逃げされるかも知れない」と古畑に言います。

カイジと古畑が勝負をする安藤を見つける

カイジと古畑はトイレを出て、勝負会場に戻ると安藤を探します。

そしてカイジは勝負台で、勝負をする安藤を見つけました。

安藤が出したカードは「パー」、安藤の対戦相手が「チョキ」を出し、安藤は負けて星を1つ失いました。

この時にカイジは、カイジがカイジと古畑が組むと決めた時に、2人の手持ちのカードをカイジが手に取って見て、その中から、古畑の4枚のカードを返す際に、自分の「パー」のカードと古畑の「チョキ」のカードを間違えた事に気づいたのです。
古畑は1人で抜けがけしようと思ったのかと、安藤を問い詰めました。

カイジは古畑を止めて、これから3人で勝つしかないと古畑と安藤を説得します。

カイジの導き出した条件

カイジ達3人には4枚の「チョキ」のカードと、1人1つずつの3つの星しかありません。

カイジは考えると、古畑と安藤に「カードを9枚持ってる男を探して欲しい。そしてその男が2回勝負をする時に出すカードを確認してくれ。出す順序に関係ないが、グーとチョキを出したら、その男と俺は勝負する」と探す男の条件を伝えました。

カイジが勝負を申し込む

古畑が、カイジが言った条件の男を探し出し、カイジはその男に勝負を申し込みました。

カイジが勝負をする相手の男は、星が1つになって手持ちのカードが少なく、気持ちに余裕がない男を相手に勝っているハイエナのような男です。
その男は星を5つ持っていて、カイジからの勝負の申し出を受けました。

カイジは、最初にもし負けてしまうと、星を無くして失格になりますが、4枚の「チョキ」のカードを持って、カイジはその男と勝負を始めます。

勝負

古畑と安藤は祈りながら、カイジの勝負を見ています。
カイジが「チョキ」のカードを出すと、対戦相手の男は「パー」を出し、カイジは勝ちました。

安藤は古畑に「何で相手がパーを出すとカイジさんは分かったのだろう」と聞くと、「カイジさんはカードを使うバランスを重視する対戦相手を、探していたのかも知れない。残り9枚の時からグーとチョキのカードを使うと、次の勝負でパーを出す可能性が高いと、カイジさんは読んだんだ」と古畑は安藤に答えました。

カイジは間髪いれずに「もう1回勝負しろ」と男に言うと、男は勝負に応じました。

古畑が「次は何を出すか分からないから、辞めた方が良い」とカイジに忠告しましたが、カイジは勝負をします。

カイジが「チョキ」のカードを出すと、相手の男は「グー」を出し、カイジは負けました。

カイジが勝負台から離れようとした時、対戦相手の男はカイジが残り2枚しかカードを持っていない事に気づいて、カイジに勝負を申し出ます。

カイジがまいた撒き餌

カイジは「撒き餌に食らいついて来た」と心の中で思い、男との勝負に応じました。

古畑が「カイジさん、残り2回の勝負に勝てるかも知れない」と安藤に話します。
安藤は「チョキ2枚しかないのに、何で勝てると思うんだ?」と古畑に聞きました。

「2回続いてチョキを出して来たカイジさんが、チョキを2枚残しているとは、対戦相手は考えないはずだ。相手の男はカイジさんが、グーかパーのカードを残していると考えているに違いない」と古畑は安藤に答えます。

安藤は気がついて「そうか、相手の男は確実にあいこになるパーを出して来るとカイジさんは読んでいたのか」と古畑に言うと、古畑は「カイジさんは相手の男がバランスを重視して勝負する事を、逆手に取って勝つつもりなんだよ」と安藤に話しました。

そしてカイジの勝負が始まり、次の勝負で相手の男は「パー」を出してカイジが勝ったのです。

残りのカードが1枚になったカイジに再び対戦相手の男は勝負を申し出て、カイジは勝負に応じました。

対戦相手の男は「もうチョキは残ってないだろう。俺がパーを出せば、次は勝ちか、あいこで済むはずだ」と思いながら、「パー」のカードを出しました。

カイジは残り1枚の「チョキ」のカードを出して、勝負に勝ったのです。

ここで話は終わります。

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〈感想〉

正攻法で挑む対戦相手に対して、奇策でカイジは勝負に挑みました。
普通、お金が掛かって勝負や賭け事をすると、大抵の人は安全策を考えて、最後までバランスを意識しながら行動すると思います。
カイジは偶然にも、「チョキ」のカードだけが4枚残った事によって、誰も考え付かない勝負の展開に持ち込めたのです。

常識的に考えて、12枚の手持ちのカードから、同じ「チョキ」のカードを4枚全て最後に残すなんて、誰も予想しないと思います。
あいこがあるジャンケンの勝負では、勝ちに行く事も大事なのでしょうけど、負けない勝負展開を保つ事も大事だと言えます。

お金だけではなく、人生を賭けた勝負になれば、より安全策を考えていく事は、誰においても同じでしょう。

ピンチな状況に追い込まれても、常にポジティブなカイジの考え方を私は見習いたいです。

今回の話の中でカイジは星を2つ増やしました。
しかし、カイジ・古畑・安藤の3人はカードを使い切ってしまいました。
3人に必要な星はあと4つです。
カイジ達3人に軍資金は1400万円残っていますけど、この状況からカイジ達はどんな方法で、必要な星を獲得するのでしょうか?
星の数に余裕がある人からお金で星を買う事が常識的な考えでしょうが、カイジがどんな手段を使うのか、楽しみにしましょう。
今後のカイジの交渉術に注目したいところです。

それでは、次回をお楽しみに!

 

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