「笑ゥせぇるすまん【デジタルリマスター版】」第116話のあらすじ・ネタバレ・感想~宅雄とナオコの煌めく世界~ | VODの殿堂

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「笑ゥせぇるすまん【デジタルリマスター版】」第116話のあらすじ・ネタバレ・感想~宅雄とナオコの煌めく世界~

   
 

タイトル:「笑ゥせぇるすまん【デジタルリマスター版】」第116話(スペシャル版)
放送局:TBS系列
キャスト:大平透、山口勝平など
視聴したVOD:dTV(2018年7月31日まで視聴可)

免許もないのに、F1レーサーに憧れている自動車修理工の宅雄は、喪黒からF1レースのバーチャルゲームをもらいます。
すっかりバーチャルゲームにハマった宅雄は、彼女のこともほったらかしで夢中になってしまいます。
喪黒に他の人をゲームマシンに乗せてはいけないと言われていたのに、うっかり彼女を乗せてしまい・・・?
スペシャル版となっています、どんなお話なのか楽しみですね。

「笑ゥせぇるすまん【デジタルリマスター版】」第116話のあらすじです。

『笑ゥせぇるすまん』配信先一覧
動画配信サービス 配信状況 見放題 配信先
U-NEXT 視聴ページ
hulu 視聴ページ
dTV 視聴ページ
Amazonプライム・ビデオ 視聴ページ
※配信状況は2020年3月26日(木)時点のものです。
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あらすじ第116話 幻のスーパーレーサー

シミュレーションゲームでむち打ち

車尾宅雄(くるまおたくお・21歳)は、まだまだ未熟な自動車修理工。
今日も車の修理をしているが、失敗ばかりして親方の本骨に怒られている。
昼食に、近くの定食屋に行く宅雄。

定食屋の娘ナオコが「はい、お待たせ。特上定食にしか付かない生卵、サービスしといたわよ」と小声で言う。
宅雄は「ありがとう」と嬉しそうに、焼き肉定食を食べる。
ナオコが、厨房からこっちを見て手を振る。
宅雄も「エヘヘ」と嬉しそうに笑う。
そこへ、本骨が来て「親っさん、特上定食ね」と言う。
宅雄の前に座り、宅雄が見ていたF1レースの本を取り上げ「おめぇなぁ、運転免許もないのに、こんな本見ても意味ねぇだろ」とバカにする。
その様子を、外から見ている喪黒。

F1モーターショーに出かける宅雄。
レーサーの衣装や、展示してある車を見て「うわぁー、やっぱりF1レーサーって最高だよな~」とひとり言を言う。
「お客様、こちらのF1シミュレーションマシーンにお乗りになってみませんか?」と、コンパニオンに声をかけられる。
宅雄は「ええ?いいんですかぁ?」と喜んで乗る。
コンパニオンは「立体映像と、マルチサウンド、体感バイブレーションによって、リアルなF1の世界をお楽しみ下さい」と案内する。

しかし、免許のない宅雄には、想像以上に難しく壁にぶち当たるばかりで、ギャラリーにも笑われ、動く椅子の衝撃で首が痛くなる。
外に出て、首をさすっていると「大丈夫ですかぁ?」と喪黒が来る。
「オーッホッホ、あなたさっき展示場でゲームを楽しんでいた方ですね?」と言う。
宅雄は「ええ、見てたんですか?イテテテ」と首を触る。
「おや、首を痛めたようですな?病院へお連れしましょうか?」と聞く喪黒。
宅雄は「ぜひ、お願いします」と言う。

喪黒からの贈り物

病院の帰り、バー“魔の巣”へ来た2人。
宅雄は「どうもお世話になりました。でも、ゲームごときでむち打ちだなんて、お恥ずかしいです」と言う。
喪黒は「大したことなくて本当に良かった。申し遅れましたが、私こういう者です。あなたのような心に隙間のある方を、ボランティアでお助けしているのです」と名刺を渡す。

宅雄は「僕の心に隙間があるですって?」と聞く。
「ええ、ぽっかり空いている心の隙間が埋まっていない。そうでしょ?」と言う喪黒。
宅雄は「そ、そう言われれば、家は冴えない自転車屋で、それが嫌で自動車修理工をしているんですけど、なかなか免許が取れなくてまだバイト扱いなんです。実は僕、カーレーサーになるのが夢なんです。笑わないで下さい。夢のまた夢ですけど」と言う。
喪黒は「笑いませんよ。その夢、私が叶えて差し上げましょう」と言う。

翌日、仕事が終わって家に帰ると自転車修理をしている父親が「おかえり、宅、昼間トラックが来てお前の部屋に、何やら運んでいったぞ。送り主は喪黒とかいう人だ」と言う。
“喪黒”という名前を聞いて、慌てて部屋へ行く宅雄。

部屋には大きな卵の形の物体がある。
手紙があり“このユニフォームを身に着けてからカプセルの中にお入り下さい”と書いてある。
「うわぁ!F1レーサーのユニフォームだ!それじゃ、この中はF1レースの体感ゲームになってるのか。よぉし」と着替えて中に入る。
一歩入ると、これがゲームかと思うほど全てがリアルだった。
目の前にあるF1マシンに乗る宅雄。

見事、優勝

すぐに発進して、レースのスタート地点で止まる。

「すごいぞ、これは本当に体感ゲームなんだろうなぁ?」と不安になる。

周りの車がアクセルを吹かし始める。
スタート!
「ひゃあーー走り出したぞー」
グウォーーンというエンジン音だけが響く。
「すごいぞ、本物のレーサーになった気分だ」と現在2位の宅雄。
無線で「TAKU、ラストだ!」と言われる。
「よぉし」と、一気に抜き去り見事1位になる宅雄。
会場からは「TAKU」コールが起こる。

優勝カップを受け取り、クイーンから花束とキス、シャンペンシャワーをして、ご機嫌な宅雄。

翌日、宅雄の仕事場にナオコが来る。
「宅ちゃん、今日仕事が終わったら映画でも行かない?」と言う。
いつもなら飛びつく宅雄だが「え?ん~~映画ね~」とあまり気が乗らないようだ。
ナオコが「宅ちゃん、なんか変わったわね」と言う。
宅雄は「ん~最近なんか充実してるんだ。そのせいかな」と言う。
「ふぅん、何か私より大事なことがあるのね」と寂しそうに言うナオコ。
土手に上がって話す2人。

宅雄は「ちょっと、交通法規の勉強してるんだ。早く免許を取ってナオコちゃんとドライブに行きたいからさ。ごめんよ」と言う。
「ううん、いいの。それじゃ、早く免許取ってドライブに連れてってね」と言うナオコ。

それから、毎日早く帰宅してF1レースの世界に浸る宅雄。
また優勝して、祝賀パーティーも開かれる。
カプセルから出てきた宅雄は、喪黒に会いに出かける。
その後でナオコが、夕食の差し入れを持って来る。

いずこへ?

バー“魔の巣”で喪黒と会う宅雄。
「喪黒さん、本当にありがとうございました。お陰様でカーレーサーとして優勝することが出来ました。あの、バーチャルマシンの中だけですけどね」と言う。
喪黒は「夢と現実、どっちが本当の自分かわかりませんよ」と言う。
宅雄は「そうかもしれません。お陰で、現実がどんなにみじめでつらくても、ちっとも気にならなくなりました」と言う。
「そりゃ、良かった。ただし、忠告しておきますが、その夢の世界はあなただけの物です。マシンには、あなた以外が入ってはいけません。もし、他の人を乗せたら大変なことになりますからねぇ」と言う喪黒。

翌日の昼食、定食屋に行くと「昨日どこ行ってたのよ。交通法規の勉強してるって言うから、差し入れ持ってってあげたのに、いなかったじゃない」とナオコに怒られる。
宅雄は「あ、ごめん」と謝る。
ナオコは、宅雄が誰か女の子と会っていると思っているらしい。
仕事が終わってボートに乗る2人。

「ナオコちゃん、怒ってる?」と聞く宅雄。
ナオコは「ううん、でも最近の宅ちゃん、人が変わったみたいで」と言う。
宅雄は「黙っててごめん。実は今バーチャルリアリティーの世界に夢中なんだ。その中で僕はカーレーサーのトップスターなんだぜ。それで仕事が終わるとすぐ、そっちの世界に行きたくなっちゃってさ」と話す。
ナオコは「わぁー楽しそう。私もそのマシン見てみたいわ」と言う。
「じゃ、うちに来る?他の人には内緒だぜ」と言う宅雄。
土手から見ている喪黒。

「ラリーなら、2人で一緒に乗れるよ」と言ってバーチャルマシンの操作をする宅雄。

2人でマシンに入り、車に乗り込むと、前方に喪黒が立っていた。

喪黒は「約束破りましたね。どんなことになっても知りませんよ。ドーーーーン」と指をさす。

ラリーレースに参加する宅雄とナオコ。
「すごーい、宅ちゃん、このまま行けばトップよ」と言うナオコ。
宅雄は得意になって「よぉし、このまま一気にゴールだ」と言ってブォーーンと走り出す。

海沿いを走る車。
「ステキ、私、宅ちゃんとドライブするの、ずっと夢見てたんだ」と言うナオコ。
気分が盛り上がり「宅ちゃん」「ナオコちゃん」と、2人はヘルメットを取ってキスをする。
車が横滑りして塀をこする。

「宅ちゃん、車が」と言うナオコ。
宅雄は「大丈夫、どうせ夢の中なんだから」と言って、操作しない。

車は塀を突き破り海に落ちて行く。

宅雄の部屋で、ドシンッと大きな音がして父親が見に行く。
「こ、これは?!」と驚く父親。

卵型のカプセルはめちゃめちゃに壊れ、破片やタイヤがバラバラになって、本物の事故現場がそこにあった。
宅雄とナオコの姿は、なかった。

外から見ていた喪黒は「若い2人は、煌めくような夢の世界へ旅立ったんでしょうかねぇ?憧れの世界F1レース、しかし、一つの間違いが命取りになる危険性をはらんでいます。2人の愛のラリーが、どうか幸せでありますように。オーッホッホッホ」と笑う。

感想

2人は、どこへ行ってしまったんでしょうか?
喪黒さんの言い方では、生きているみたいです。
ゲームの中に入ってしまって、その中でお幸せに!ってことかしら?
よくわかりませんが、現実の世界を考えてしまうおばさんは、お父さんや家族が心配するだろうなぁと思っちゃいます。
ナオコさんは、宅雄くんが思っているより、何倍も宅雄くんが好きなんですね。
それが、わかっていない宅雄くんは、バーチャルな世界にハマってしまって、ナオコさんどころではなくなってしまったようです。
それで、結局ナオコさんを怒らせてしまって、マシンのことを言わなければいけなくなっちゃったんですね。
そうかと言って、喪黒さんとの約束を、あっさり破りすぎです。
喪黒さんが、一筋縄ではいかないってことを知らない人が殆どですから、仕方ないんでしょうかねぇ。
あと、免許のない宅雄くんが、レーサーに憧れるというのは、車の怖さを知らないからではないのかなぁと思いました。
実際に車を運転していたら、こちらが気をつけていても、ヒヤッとすることも多々ありますものね。
いくら、ゲームの中とはいえ、喪黒さんに「ドーーン」された後なんですから、走っている車の中でいちゃつくって、いうのは自殺行為ですよ。
さて次回は、全くモテないが、恋愛に憧れている男子高校生のお話です。
男子高校生は、喪黒から恋が成就するというペンダントと弓矢をプレゼントされます。

 

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