「ちはやふる2」第17話のあらすじ・ネタバレ・感想〜絶対音感~ | VODの殿堂

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「ちはやふる2」第17話のあらすじ・ネタバレ・感想〜絶対音感~

   
 

タイトル:「ちはやふる2」第17話
放送局:日本テレビ系列
アニメーション制作:マッドハウス
キャスト:綾瀬千早・瀬戸麻沙美/真島太一・宮野真守(幼少期:高垣彩陽)/綿谷新・細谷佳正(幼少期:寺崎裕香)/大江奏・茅野愛衣/西田優征・奈良徹/駒野勉・代永翼/花野菫・潘めぐみ/筑波秋博・入野自由/若宮詩暢・中道美穂子/周防久志・東地宏樹/原田秀雄・石塚運昇
視聴したVOD:hulu(2019年9月18日時点では視聴可)

富士崎の選手はみな強い!
早くも押されてしまう瑞沢高校ですが、何とか糸口を見つけることはできるのでしょうか。

リオンの強さは、「読手が祖母の今日子だからこそ」みたいですね。
それってどういう意味なのでしょうか。
そして、千早にアクシデントが!?
試合に影響がでないか、気になるところです。

『ちはやふる2 』(アニメ)配信先一覧
動画配信サービス 配信状況 見放題 配信先
U-NEXT 視聴ページ
hulu 視聴ページ
dTV 視聴ページ
Amazonプライム・ビデオ 視聴ページ
※配信状況は2019年11月1日(金)時点のものです。

前回のあらすじをチェックするならこちら

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あらすじ

序盤から苦戦する瑞沢高校

今日子の包み込まれるような読みで、決勝戦は始まった。
千早は、リオンの感じの良さが、今までの対戦相手と比べ、けた違いだという事を痛感していた。

富士崎顧問の桜沢は、読手がリオンの祖母であることを受け、「存分に力を発揮できるでしょう。」と期待している。
他のメンバーに対しても、「5枚も取れば与えられるはず・・・。全敗の予感を。」と、勝利を確信していた。

実際、富士崎の選手はみな強かった。
西田の対戦相手のかなたは、異様に低い体勢で構えている。
勉の対戦相手のまことは、一見女子のような言動をとるが、身体はとても強かった。
筑波の対戦相手のみつきは、明らかに変人。
そして、太一の対戦相手のりょうがは、主将らしく冷静沈着で、どんな札も逃さない。

「身体が、強いんだ・・・。」
勉は、早くも富士崎の強さを目の当たりにし、焦っていた。

富士崎が強い理由

顧問の桜沢は、自身も6歳から競技かるたを始めたのだが、次第に腰と膝を痛めるようになった。
そのため、かるたに必要なことは「体力」だとし、かるた部員に運動部並みの体力づくりをさせていたのだ。
「桜沢先生が体力と言えば、どんなトレーニングもつらくない・・・。」
主将のりょうがは、そんな風に感じていた。

富士崎のかるた部は50名程度おり、校内に「かるた部なんて。」と言う生徒は一人もいない。
1年生は暗記の仕方、2年生は配置、3年生は送り札と、桜沢先生の元積み上げてきたものがある。
そんな中で、桜沢は常にベストと思うオーダーを考えていた。

しかしまことは、リオンがスタメンであることに不満を持っていた。
リオンの実力や才能は認めるが、リオンがいなくても勝てる。
だったら、もっと努力している3年生を出すべきだと思っていたのだ。

読手からの情報が多い?

千早は、リオンが周防名人の様なタイプだと気が付いたが、それにしても、札の取りが速すぎる。
一体何で音を判断しているのか見当がつかない。

詩暢は、退屈すぎて大あくびをしていた。
だが、読手が今日子だという事だけは気になっているようだ。

ふと千早の頭に、読まれた札の風景が広がった。
そして、以前奏に「私の好きな山城さんの読みは、多彩なんです。」と言われたことを思い出した。

千早には、「ちはやふる」の様な思い入れの強い札には色がついて見える。
もしかしたら読みにも色があるのかもしれない・・・。
そう思い当たり、リオンを見つめる。

実は、今日子の読みには情報が多いのだ。
詩暢はどんな相手にも負けない自信があるのだが、読手が今日子の場合、情報を聞き取る能力がある周防名人は厄介な存在だ。
そしてまた、今日子の孫であるリオンは、さらに厄介な存在だろうと考えていた。

会場で係をしていた村尾は、選手一覧を見てハッとする。
「この子がB級・・・?なんでや・・・?」とリオンを見つめるのだった。

リオンの弱点

リオンは、小さなころから祖母である今日子のかるた会で練習していた。
誰の目から見ても才能に溢れ、将来を期待されていた。

だが、なぜか試合を途中で投げ出してしまい、勝ち上がることが出来ない。
「最後まで頑張らなきゃ。」と言う今日子に、「読みが・・・きれいじゃなかった。」と答えるリオン。

もしもかるたの世界に絶対音感と言うようなものがあれば、リオンはまさにその持ち主だった。
試合では、様々な読手が読むため、読み手の癖が気になり集中できなくなってしまうのだ。
そのため、リオンは一度も優勝したことが無く、「クイーンにはなれない。」と思われていた。
だが今日子は、「優勝メンバーになれるチャンスをくれた富士崎高校に感謝をしなさい。」と、心の中で応援していた。

もっと音を感じて

気が付くと、千早とリオンの差は6枚差まで広がっていた。
ふと奏の方を見ると、祈るように、胸に手を当てている。

「もっと、音を聞いて。」
千早には、奏がそう念じている様に感じられた。

夏の歌、嵐の歌、会いたい気持ち・・・。
読みの後ろには様々な風景が広がっている。
千早は、「なにわ」で始まる札を素早く払い、周囲を驚かせた。
「なにわ」で始まる札は多く、一文字目で判断するのは難しい。
だが、同じ「なにわ」で始まっても、歌の意味は全くちがうのだ。
今日子の読みは、その風景の違いまでも感じさせる。

千早にとって、そんな風に取れる札は多くなく、何度も危ない橋は渡れない。
「でも、こうやって流れを引き寄せるんですよね。」と原田先生を思い浮かべた。
次の札で、リオンの囲い手を破り、札を取ろうとする千早。
だが上手くいかず、思わず指を抱えてしまう。
「まさか・・・。」と思う太一たち。
だが千早は、「大丈夫~。」と、とぼけるのだった。

あまりの退屈さに、そろそろ帰ろうかと思った詩暢だが、運営の益岡先生に見つかってしまい、最前列へと連れていかれてしまう。
新や益岡先生は、クイーンが見ててくれれば皆が励まされると言うが、「そんなわけあるか・・・。」とぼやく詩暢。
「私を、戦う相手と思っている相手は、ここにはおらん・・・。」
そんな風に思っていた。

ケガをした時はチャンス?

皆にはとぼけたが、千早は人差し指を痛め、かなりの痛みを感じていた。
鋭い攻めがなくなった千早を不思議に思うリオンだが、指を怪我したことに気が付いた。

ケガは良くないし、しないに越したことは無いが、チャンスでもある。
昔、原田先生はそう言っていた。
ケガをした本人よりも、させてしまった方が動揺するというのだ。

その通り、リオンは試合に集中できなくなってきてしまった。
部活にも、かるた会にも居場所のないリオン。
この試合に勝たなければ、自分の居場所が本当になくなってしまうと焦る。

そんな中、千早はたった1枚しかない1字決まりをリオンに送る。
右手中指で札のふちを払う練習を重ねてきた千早。
「右手の中指と、耳しか持たない選手になるんだ・・・。」と痛みをこらえて集中し、先ほど送った1字決まりを取得。
あまりの速さに会場はどよめく。

詩暢は、やっと千早のことを思い出した。
「去年、私の左下段を抜いた奴や・・・。名前は・・・ちはや。」
団体戦のことを、終始「つまらない。」と見下していた詩暢だが、いつの間にか身を乗りだしている。

男たちに溢れる熱い思い

千早は隠しているが、隣にいる西田は、千早の怪我に気が付いていた。
奏と千早、女子二人が怪我をしながら頑張っているのに、自分はいつも肝心なところで負けてしまう。
今も、異様に体勢の低いブルドーザーの様な奴に押されていると、情けなく思っていた。

「失礼します。」と立ち上がると、隣の太一も立ち上がっていた。
筑波、勉も同じタイミングで立ち上がり、思わず顔を見合わせる。

今まで、いつも強さをくれるのは千早だった。
だが、自分たちにも「あきらめない」と言う、マグマみたいなものがうごめいている。
残りの勝に向け、気合を入れなおす5人だった。

感想

今回も、奏の「念」が出ましたね。
毎回、千早に送られる「念」によって、助けられている気がします(笑。
もはやエスパー!
本当にそう思っているのかはわかりませんが、千早には、奏がメッセージを送っている様に感じられるのでしょう。
ということにしておきましょう。

奏の顔を見るたびに、札に込められた想いとか、風景が、まるで映像の様に流れるのでしょうね。
それだけ普段から、「札の意味」を叩きこまれているのかもしれません。

詩暢も言っていましたが、今日子の読みにはかなり情報が多いという事で、取りやすい人にはとっても取りやすいという事ですよね。
もしも、名人戦の読手が今日子じゃなかったら、周防名人が勝てないパターンもあり得るのか?
でも、専任読手も人数いるでしょうし、毎回今日子が読手と言うわけでもなさそうなので、周防名人は単に強いのか。
今日子の読みじゃなければ、勝てそうなことを言っていた詩暢ですので、一回勝負したところを見てみたいな。

あれだけ「退屈」と言っていたのに、いつの間にか食い入るように見入っている詩暢ちゃん。
自分を戦う相手だと思っている奴はいないと言っていましたが、いますよいますよ。
千早なんて、マジで詩暢ちゃんしか見ていないですよ。
詩暢も、去年千早との対戦後に、「次は1枚も取らせない・・・・。」と悔しがっていましたので、その千早のことを思い出し、ちょっと乗り気になったのかもしれませんね。

団体戦が嫌いと言っていますが、私には、「団体戦が嫌いだと決めつけている」ように感じられます。
やはり、団体戦に関する何らかの思いがあるのでしょうか。

リオンに関しては、なんだか「口ほどでもねーな。」って感じです。
始めは、「何この子!?格が違くない!?」と思いましたが、メンタル弱すぎ。
かるたにおいて、メンタルの強さはかなり重要みたいですので、そのあたり磨いてまた出直してらっしゃいって感じですかね。
煙たがられている理由も、要は「生意気」だからでしょう。
まだ勝負はついていませんが、千早がこのまま負ける気がしません。
でも、ただの突き指とは違う痛み・・・。
まさか骨折してしまったのでしょうか。

それより気になるのは、男子4人です。
このうち最低でも2人は勝たないと、優勝できません!
でも全員負けています。
誰が勝ち残るのでしょうか。

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