「笑ゥせぇるすまん【デジタルリマスター版】」第97話のあらすじ・ネタバレ・感想~鵜飼さん、やっぱりそうですよね~ | VODの殿堂

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「笑ゥせぇるすまん【デジタルリマスター版】」第97話のあらすじ・ネタバレ・感想~鵜飼さん、やっぱりそうですよね~

   
 

タイトル:「笑ゥせぇるすまん【デジタルリマスター版】」第97話
放送局:TBS系列
キャスト:大平透、増岡弘など
視聴したVOD:dTV(2018年7月31日まで視聴可)

鵜飼の趣味は、デパートの食品売り場で珍しい食べ物を買って食べることです。
しかし、料理を作って待っている妻から「自分の料理が気に入らないのか」と怒られ買い物を禁止されます。
それでも、買ってしまう鵜飼に、喪黒は試食用のマンションを貸すのですが、どうなるのでしょうか?

「笑ゥせぇるすまん【デジタルリマスター版】」第97話のあらすじです。

『笑ゥせぇるすまん』配信先一覧
動画配信サービス 配信状況 見放題 配信先
U-NEXT 視聴ページ
hulu 視聴ページ
dTV 視聴ページ
Amazonプライム・ビデオ 視聴ページ
※配信状況は2020年3月26日(木)時点のものです。
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あらすじ第97話 食品売り場おじさん

どんなに心にきめても

サラリーマンの鵜飼寄道(うかいよりみち・48歳)は、今日も会社帰りにデパートの食品売り場に寄って試食しては美味しい物を買ってしまう。
家に帰ると、妻がギョーザを作っている。

「ただいま、なんだギョーザか・・・だぶっちゃったな」と言う鵜飼。
妻は「またデパートでおかずを買ってきたのね。そんなに私の料理が気に入らないの?」と言う。
鵜飼は慌てて「そうじゃないよ、食品売り場を覗いたら本場のギョーザを実演販売していたからつい」と弁解する。
妻は「大の男が食品売り場なんかうろつくのやめてって、言ってるでしょ!」と怒る。
「す、すまん。もう行かないよ」とうなだれる鵜飼。

翌日、会社帰りにデパートの前を通りかかると『駅弁大会』をしている。
「う、買わなければ女房も怒らないよな」とひとり言を言って、入ってしまう。
駅弁大会の会場に行くと、売り子さんが威勢のいい掛け声で客を呼び込んでいる。

「大好評の全国駅弁大会は、今日でおしまいだよ」
「残りわずかだから百円おまけしちゃお~」
「とっても美味しい長万部の、カニ弁当はいかがですかぁ?」

大盛況の中、つい買ってしまう鵜飼。
公園の噴水前で食べていると「駅弁ですか?うまそうですなぁ」と喪黒が声をかける。
「うわ!」水に映った喪黒を見て、驚く鵜飼。
「こんな時間にこんな所で弁当食べて、お宅の奥さんは晩ご飯作ってくれないんですか?」と聞く喪黒。

秘密のアジト

鵜飼は「その逆なんですよ。女房はどっちかというと料理自慢の方でして」と言う。
「ならどうして?何かご事情があるようですな。ここじゃ、何ですから私の行きつけにでも行きましょうか」と言う喪黒。

バー“魔の巣”へ来た2人。

喪黒は名刺を渡す渡し「実は私、こういう者です。ボランティアです」と言う。
鵜飼は「いやぁ、私はデパートの食品売り場を見て回るのが大好きなんです」と話す。
「家庭的な趣味で、いいじゃないですか」と言う喪黒。
鵜飼は「でも、試食してうまかったらすぐに買ってしまうんです。家内は自分の料理にケチをつけられたと、いつもヒスを起こしてるんです」と言う。
喪黒は「それであんな所で食べてたんですね」と言う。
「子どもの頃は駄菓子屋が大好きで、食品売り場はその延長なんですよ」と言う鵜飼。
喪黒は「明日、デパートの食品売り場でお会いしましょう。心置きなく試食できる場所を紹介しますよ」と言う。

翌日、喪黒と食品売り場で会い、美味しそうなものを買い込む鵜飼。
公園で「いやぁ、こんなに買い込んだのは久しぶりです。実に気持ちいいもんですねぇ」と言う。
喪黒は「では早速秘密のアジトへ参りましょう。すぐそこのワンルームマンションですよ。私が税金対策で借りてるだけですから、いつでも遠慮なくお使い下さい」と案内する。
その部屋は、税金対策と言う割に冷蔵庫、炊飯器、電子レンジ、ガス台など一通りのものが揃っている。

部屋で買ったものを並べて食べる鵜飼。
「いやぁ、確かにここなら食品の買い置き、温め直したり調理することも出来ますねぇ。しかし、ほんとにタダで借りていいんですか?」と聞く鵜飼。
たこ焼きを食べながら「ボランティアだと言ったでしょ。このたこ焼き、天かす入りでうまいですなぁ」と言う喪黒は、歯に青のりがついている。

アジトがバレた

それから喪黒と鵜飼は、横浜の酢豚、福岡の明太子、静岡のお茶等、たらふく食べる。
家に帰った鵜飼はお腹がいっぱいで、晩ご飯が食べられない。
妻は「どうしたの?あなた、大好物の酢豚と明太子、ちっとも食べないじゃない」と怪訝な顔をして聞く。

鵜飼は「ん~どうも昼に食べた、天ぷら定食の油が悪かったみたいで胸やけして・・・。」とウソをつく。

翌日マンションで買った物を食べて「あ~~うまい!“名物に旨い物なし”と言うけど、デパートが選んだだけあってこのしめ鯖は最高だぁ」と言っている。
そこへ「ごめんください」と喪黒が来る。
「私は人に影響されやすいタイプでして、いやぁ、食品売り場は実に楽しい所ですなぁ。地酒を飲み比べ大会をやってまして、1本買ってしまいました」と一升瓶を出す。
鵜飼は「うわぁ、これは幻の名酒“東風の寒桜”ですね」と感動する。
「酒の肴はいっぱいあるし、大いにやろうじゃありませんか」と言う喪黒。
鵜飼は「喪黒さん、本当にいい所を紹介してくれました。お陰で週に2~3回、誰にも邪魔されずにいろんな味を堪能してますよ」とお礼を言う。
喪黒は「私もあなたの心の隙間を埋められて、幸せです」と手酌で酒を飲む。

家に帰った鵜飼は、夕食があまり食べられない。
妻がむしゃむしゃと食べながら「どうしたの?あなた、この頃食が細くなったわね」と言う。

鵜飼は「あ、いやぁ人間年をとると、少食になるもんでなぁ」とごまかす。
「小食の割には、少し太ったんじゃない?」と聞く妻。
鵜飼は「あ、あ、えっと~ちょっと便秘気味なんだよ」と言う。

次の日もマンションで買ったものを食べる鵜飼。
「あ~うまい!うまいけどこれでやめとこう。帰って女房の晩飯が食えないとヤバいからなぁ」と片付ける。
その時、インターホンが鳴る。
喪黒かと思いドアを開けると、立っていたのは妻だった。

「あなた、どうも変だと思ったら女のところなんかにぃ」と、わなわなと怒りで震えている。
鵜飼は「じょ、冗談じゃない。僕1人だよ、女なんかいないよぉ」と必死で訴える。

形勢逆転

妻は部屋に押し入って来て「あなたにこんなとこ借りるお金なんてないはずよ!」と鵜飼に迫る。
「ほ、ほんとなんだよ。親切な人が貸してくれてるんだよ」と言う鵜飼。
妻は「女ね、くやし~~っ」と鵜飼の胸ぐらを掴んで揺する。

「ご、誤解だってばぁ」と揺すられながら訴える鵜飼。
その時、喪黒が入ってきて「部屋を貸したのは私ですよぉ。オーッホッホ」と言う。
妻は手を放し「あなたが?」と喪黒の方を向く。
喪黒は「奥さん、ご主人は仕事一筋の方で、デパートの食品売り場でちょこちょこと買い物することが唯一の楽しみなんです。そのくらいは、許しておあげになったらどうです?」と言う。
妻は「冗談じゃないわ。あなたのために、毎日毎日食事の支度をしてきた私の苦労はなんだったのよ~」と喚き出す。
鵜飼は「し、しかし、少しくらい僕の趣味を認めてくれても」と言う。
妻は「何が趣味よ、結局は私の料理が気に入らないんでしょ?」と怒る。
鵜飼は「だから、そうじゃないってばぁ」と言う。
間に喪黒が入って「まあまあ、落ち着いて。わかりました。お二人がご満足のいくように致しましょ。お任せ下さぁい。ドーーーーン」と両方に指をさす。

ワンルームマンションにいる妻。

「毎日、お献立に悩むことはないし、向かいのデパートで美味しいもの買ってきてレンジでチンするだけで、洗い物もない。ウフフフ、ほーんと極楽よね~」と言う妻はだいぶ太ったようだ。

一方、自宅にいる鵜飼は「はぁ、お互い好きなように食事すると決めたけど、こう毎日じゃ買い食いも飽きるな・・・鮎子ぉ、そろそろ帰って来てくれんかなぁ。栄養が偏ってやせちまったよ~」と嘆く鵜飼は、やつれて部屋も汚れている。
「美味しい家庭料理が食べたいよぉ」と言う。

遠くから見ている喪黒は「買い食い、つまみ食いは隠れてやるから楽しいのです。しかし、男性に比べて女性のあのたくましさ。♪おと~こぉや~もぉめ~にうじが~わきゃ~、おんなやぁもぉめにゃ~はなぁが~さく~♪と。オーッホッホッホ」と笑う。

感想

鵜飼さん、あんなに買い食いがたまらなく美味しい美味しいと食べていたのに、最後はやっぱり奥さんの手料理が恋しくなるんですね。
部屋も奥さんがいないとすっかり汚部屋になってしまいました。
材料から買って、夕飯を作り、掃除やゴミ出しなど、主婦の仕事がいかに大切なことかこれで、わかったことでしょう。
でも、奥さんはすっかり買い食い生活にハマってますから、なかなか帰ってくれなさそうですよ。
ここは、気長に待つしかないでしょうね。
奥さんが、だんだん鵜飼さんに疑いを持ち始めるところが、よくわかりました。
鵜飼さん、2日続けて夕飯が食べられなかった時がありました。
1日めは、変だと思いながらも「ま、こういうこともあるかな」と、思っていた奥さんです。
でも2日目、奥さんが「少食のわりに太ったんじゃない?」と言った後の言葉が余計でした。
「ちょっと便秘気味で・・・。」と言ってしまったところです。
あれで、ピンときたんだと思います。
旦那が便秘してるかどうかぐらい、この奥さんだったらわかると思うんですよ。
その一言を言ってなかったら、あるいはもっと密かな楽しみは続いていたかもしれません。
それにしても、デパートの美味しいものってめちゃめちゃ高いのに、よくそんなに毎日買えますねぇ、そっちが不思議です。
さて次回は、日本で働く外国人のお話です。
商社マンの彼は、日本のサラリーマンが会社が終わっても、外で遊び歩くことが理解できません。
そんな彼に喪黒は、日本の習慣に慣れることを勧めるのですが、どうなるのでしょうか?

 

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