タイトル:「笑ゥせぇるすまん【デジタルリマスター版】」第92話
放送局:TBS系列
キャスト:大平透、関俊彦など
視聴したVOD:dTV(2018年7月31日まで視聴可)
サラリーマンの手持は、同僚のミチヨに好意を持ち、帰りに食事に誘ってもフラれてばかり。
喪黒は、そんな手持を地下にあるお偉方専用のクラブに招待します。
そこでは、会社のきれいどころがホステスとして働いていて・・・?
「笑ゥせぇるすまん【デジタルリマスター版】」第92話のあらすじです。
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あらすじ第92話 アフター5CLUB
敷地内に全部ある
東京に本社がある地方の営業所に勤務している、手持房太(てもちふさた・28歳)は、同僚のミチヨに好意を抱いている。
社内にある社員専用プールで泳ぐ手持は、密かにミチヨの水着姿を見て赤くなる。
ある日、手持は「ミ、ミチヨちゃん、今日帰りに食事でも行かない?」と誘う。
ミチヨは「悪いけど約束があるの」とあっさり断る。
同僚が「おい、社員クラブで1杯やろうぜ」と手持の肩を叩く。
「また社員クラブか」
「仕方ないよ、この辺には何にもないんだから」
「会社の敷地内に社宅、スーパー、スポーツクラブ、おまけにプレイスポットまで揃ってるからな」
「早く本社に転勤して新宿辺りで飲みたいもんだ」と話す同僚たち。
その内の1人が「おい、手持、お前ミチヨちゃんに惚れてるんだろ?」と言われて焦る手持。
「バカなことを言うな」と否定する。
同僚に「あっさりフラれる所も見たぜ」と言われ、トイレに行く。
こんな所にこんな店が
手持が、洋式トイレに座っていると、「さすが一流企業は、トイレもキレイですなぁ。素晴らしい社員バーやスポーツクラブ、ここにお勤めの方は幸せですね~」と喪黒が上から覗いている。
「なんですか、あなた、覗かないで下さいよ」と怒る手持。
手持は、手を洗いながら「確かにこんな田舎ですから、ありがたいと思いますよ。しかし毎日同じバーじゃ、退屈で仕事への意欲も薄れてきますよ」と言う。
喪黒は「それはいけませんなぁ。よろしかったら、地下のクラブにお連れしましょうか?」と言う。
手持は「え?地下?」と聞く。
「お宅の重役連中が行く、密かな接待クラブがあるんですよぉ。申し遅れましたが、私セールスマンです」と名刺を渡す喪黒。
地下のクラブに向かって、歩き出す2人。
喪黒は「私はこう見えても、お宅の会社のVIPでして。そのクラブにも出入りを許されてるんですよ」と言う。
行き止まりになり「あれ?」とキョロキョロする手持。
火災報知器が、エレベーターのドアを開けるスイッチになっているようだ。
鏡だったところがエレベーターの扉になっていて、サーッと開く。
喪黒が、一般社員が入るとまずいからと、手持をメガネとヒゲで変装させる。
“After 5 club”と書かれた重厚なドアが開く。
手持は「本当だ、客は会社の重役やお偉方ばかりだ。しかし、かなり高そうな店ですね」と言う。
「私がおごりますからご安心を」と言う喪黒。
キョロキョロしていた手持が「うわ!工場長の隣にいるのは、受付のさとみちゃんだ。常務の席にいるのは、秘書課のとみこちゃんだ。ここのホステスは、みんな会社の女の子ばっかりじゃないか」と驚いている。
喪黒が「オーッホッホ、昼間はOL、夜はホステスというライフスタイルは、今や珍しいもんじゃありません。彼女たちは、たまたま勤めている会社と、バイト先のクラブが同じ経営者だというだけです」と話す。
喪黒の魂胆
その時「いらっしゃいませ」とホステスが来る。
手持は、顔を見てびっくり、ミチヨだった。
「あ、ミチヨちゃん!」と言ってしまう。
ミチヨは「やだ、どうして私の本名知ってるの?どこかでお会いしたかしら?」と聞く。
慌てて喪黒が「私たちは取引先の者で、ミチヨちゃんのことはこちらの幹部連中から聞かされておりまして」と話す。
ミチヨは「まぁ、男のおしゃべりってやぁねぇ。でも、ここでは“チヨミ”なの」と言う。
「わかったよ、チヨミちゃんも1杯どう?今夜は大いに飲もう」と言う手持。
帰り道、手持は「いやぁ、おかげで久しぶりに楽しかったです」と喪黒にお礼を言う。
喪黒は「これからも私のツケで、遊びに行って構いませんからね。ただし、クラブの存在は一般社員には秘密です。決して他言してはいけませんよ」と言う。
その迫力に驚いて「わ、わかりました」と、引きつった顔で返事をする。
翌日、同僚から「社員クラブに行かないか?」と、誘われるが断る手持。
今夜も、“After 5 club”に行く。
席で待っていると、受付のさとみちゃんが来る。
「あれ?チヨミちゃんは?」と聞く。
さとみは「先約がいるの、私じゃダメ?」と甘えてくる。
手持は「そんなことないよ」と言いながらミチヨを探す。
すると、男の肩によりかかるミチヨを発見、男は柱の陰で見えない。
その男とは、喪黒福造だった。
社内では、相変わらず冷たいミチヨ。
それから毎晩秘密のクラブに通い詰めるが、いつも先約があると言ってミチヨは来ない。
だんだんイライラして来る手持。
隠れた才能
終礼が鳴り、社内でミチヨに話しかける手持。
「いい加減にしてよ、しつこいわね」と怒るミチヨ。
それでも手持は必死で「とにかく一度会って話を聞いてくれないか」と頼む。
ミチヨは「私忙しいの」と、行こうとする。
「ミチヨちゃん、水くさいな。君と僕の仲じゃないか」と、ミチヨの肩に手を置く手持。
ミチヨは「私があなたと何をしたって言うのよ!変なこと言わないでよ。いやらしいわね」と後ろを向く。
ムカついた手持は「なんでぇ!夜はホステスをして男といちゃついてるくせに、清純づらするな!」と言ってしまう。
開き直ったミチヨは「何のこと?頭おかしいんじゃない?」とバカにする。
頭に来た手持は「何だと?」と、ミチヨを窓ガラスに押し付ける。
同僚が「よせよ、女の子に何するんだ」と手持を止める。
手持は「なんだよ、俺は本当のことを言っただけだよ~」と喚く。
ミチヨは「フン、バッカみたい」と言い捨てて、立ち去る。
同僚は「一体どうしたんだ?」「彼女に失礼だろ」と口々に言う。
手持は走って“After 5 club”へ行く。
エレベーターに乗ろうとすると「もしもし、あなた約束を破ってクラブの秘密をバラしましたね」と言う。
震える声で「も、喪黒さん、僕は」と言う手持。
喪黒は「ミチヨちゃんが好きなんですね。そう、そんなに彼女と一緒にいたければ希望を叶えましょう。ドーーーーン」と指をさす。
喪黒が久しぶりに、“After 5 club”を訪れる。
ミチヨが「いらっしゃい、ご無沙汰だったじゃない?」とテーブルに着く。
「オーッホッホ、どんどん飲みましょう」と言う喪黒。
ミチヨは「はーい、千草ちゃん、お作りして差し上げて」と隣のホステスに言う。
「はぁい」と言って、水割りを作る千草。
千草は、なんと手持だった。
喪黒は「千草ちゃん、すっかりその姿が板につきましたね」と、言いながらミチヨの肩に手をまわす。
千草は「悪いお手々ね」と喪黒の手を叩く。
喪黒が「痛い痛い」と手をどける。
「ふふ、今夜は帰さないわよ。うふふ」と、喪黒に近寄る手持。
クラブから出てきた喪黒は赤い顔で「いやぁ、見事なホステスぶりですなぁ。彼にこんな才能があったとは。施設の充実だけでなく、社員の隠れた才能を開発することも、会社のサービスなんでしょうかねぇ。オーッホッホッホ」と笑う。
感想
手持さん、同性愛者になっちゃった?
いや、違うと思います。
本当はまだ、ミチヨちゃんのことが好きなんです。
ミチヨちゃんに、悪い虫がつかないように、そばで見張ってるんだと思います。
それでいつか、自分のものにしてやろうと考えている顔ですね。(笑)
その証拠に、喪黒さんがミチヨちゃんの肩に手を回したら、怒って手を叩いていました。
手持さんは、ニューハーフでもないし、ゲイとも違います。
今は、ミチヨちゃんのそばでいられるだけで幸せなんでしょう、きっと。
喪黒さんも、自分のツケで遊んでいいと言っておきながら、自分がミチヨちゃんを独占するとは、いやはや恐るべしです。
手持さんが、イライラしてミチヨちゃんに怒るところを見て楽しんでたんだと思います。
手持さんと、ミチヨちゃんのケンカも、どこかから見てたんでしょう。
ミチヨちゃんは、どういう男性が好きなんでしょうか?
たぶん、今は、年の離れた喪黒さんのようなお金持ちだと思います。
お偉方相手にこんな仕事をしていたら、手持さんのような若い平社員なんて見向きもしないでしょう。
でも、いつか、手持さんの良さに気づくような気がするんですが、いかがでしょう?
それまで、気長にミチヨちゃんの横で、ホステスを続けてほしいですね。
次回は、ゴルフは好きだがあまり自信がない男のお話です。
プロアマ大会に出場することになった男に、喪黒はある助言をします。

平凡な田舎のおばさんですが、国内、韓流ドラマが大好きで知識も豊富だと自負しております!あと、和菓子洋菓子ジャンル問わずスイーツには目がありません。
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