「笑ゥせぇるすまん【デジタルリマスター版】」第89話のあらすじ・ネタバレ・感想~由地木馬はお断り~ | VODの殿堂

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「笑ゥせぇるすまん【デジタルリマスター版】」第89話のあらすじ・ネタバレ・感想~由地木馬はお断り~

   
 

タイトル:「笑ゥせぇるすまん【デジタルリマスター版】」第89話
放送局:TBS系列
キャスト:大平透、中庸助など
視聴したVOD:dTV(2018年7月31日まで視聴可)

就活をしている無職の由地は、早く仕事を決めて来いと毎日妻から責められます。
年齢からもなかなか職が見つからない由地は、遊園地で遊んでしまいます。
そんな由地に、喪黒は1回だけという約束で究極の遊園地に招待します・・・。

「笑ゥせぇるすまん【デジタルリマスター版】」第89話のあらすじです。

『笑ゥせぇるすまん』配信先一覧
動画配信サービス 配信状況 見放題 配信先
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hulu 視聴ページ
dTV 視聴ページ
Amazonプライム・ビデオ 視聴ページ
※配信状況は2020年3月26日(木)時点のものです。
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あらすじ第89話 幻の遊園地

遊園地で遊ぶおじさん2人

由地周郎(ゆちしゅうろう・50歳)は、肩たたきにあい前の会社を辞めて現在無職。
毎日妻から「もうすぐ失業保険が切れるから、早く仕事を決めてきてよ」と責められている。
ハローワークに行っても、45歳以下という文字が並んでいる。
外を歩いていると、遊園地の楽しそうな音楽が聞こえてくる。
近づいて中を覗くと、子どもがはしゃいでいる。
「あ~、あの頃はよかったなぁ」と、思わず入ってしまう。

ジェットコースターに乗って「キャホー」と楽しそうな由地。
横から「きゃー、誰か助けて~」と男の声がする。

見ると、喪黒が「実に楽しいですな。オーッホッホッホ」と笑う。
それから、男2人でコーヒーカップや、マジックミラーハウスに入ったりして楽しむ。
「いやぁ、爽快ですねぇ」と言う由地。

突然観覧車に?

喪黒は「申し遅れましたが、私こういう者です。ボランティアです。私は遊園地が大好きなんです。今風に言えば、遊園地ウォッチャーですなぁ。全国の遊園地を巡り歩いて、あなたのような心に隙間がある方をお助けしているのです」と言う。
由地は「私は、心に隙間なんか」と言いかける。
「ないとは言わせませんよぉ。昼日中に大の大人が遊園地をぶらぶらしているなんて、心に隙間がある証拠です。でしょ?」と聞く喪黒。
由地は、時計を見て「いかん、午後から職安で求人説明会があるんだった。失礼」と言って走り去る。

家に帰ると、妻が由地の着ていた服をさぐり「あなた、これ何?遊園地の切符じゃない。職探しに行くなんて言って、こんなとこで遊んでたのね」と怒鳴る。
「いや、あの、そのぉ、遊園地に再就職できそうなんでちょっと勉強に行っただけだよ」と必死で取り繕う。
妻は「あら、そうなの?そしたら親戚の子どもたちタダで入れるかしら」と機嫌が良くなる。
「さあどうかな」と言う由地。

次の日も、遊園地に来ている由地。

観覧車に乗って下を見ていると「わぁーい、高い高い」と喪黒が向かいに座っている。
「うわー、あなた、一体どこから入ったんです?」とビックリする。
喪黒は「まぁ、ちょっと私につき合って下さいな」と言う。

究極の遊園地

バー“魔の巣”に来た2人。

由地は「私、ほんとに遊んでいる暇なんかないんです。でもどうしても働く気が起きなくて」と言う。

「オーッホッホ、今まで仕事一筋で働いてきたんですから、休みたくなるのも当然です。今のあなたには、心ゆくまで遊ぶことの方が重要なのです。あなたを1度だけ、究極の遊園地へご招待しましょう」と言う喪黒。

由地は「究極?」と聞く。
喪黒は「はい、大人のための遊園地ですから、開園されているのは夜間だけですがね。そこへ行けばあなたの遊び心は全て解消され、やる気が起きるはずです。もちろんお金は一切頂きません」と言う。

あるビルの地下駐車場に入り口があると言う喪黒。

中に入ると、バニーガールが「いらっしゃいませぇ」と迎えてくれる。
「各乗り物にはコンパニオンがお相手することになっています。では、私はこれで」と立ち去る喪黒。
回転木馬に乗ると、スケスケのドレスを着たコンパニオンが「私にしっかりつかまってぇ」と言う。
嬉しそうにコンパニオンに捕まる由地。

コンパニオンと、ゴーカートや2人乗りジェットコースターに乗って、心底楽しむ由地。

由地木馬

「ちょっと、あなた!起きてよ。何よ変なうめき声あげて。今日こそ仕事みつけてきてよ!」と妻に叩き起こされる由地。
(へ?究極の遊園地にいたはずなのに、夢だったのか?)と不思議に思う。
服を着替えようとして、上着のポケットに昨日の究極の遊園地の乗物券が入っていた。

由地が、不敵に笑う。
その夜も、究極の遊園地に行ってしまう由地。
コンパニオンが「今日は特別コースになさいますぅ?」聞く。
由地は、「特別コース?はい、するする~」とはしゃぐ。
「じゃ、こっちでいいことしましょ」と回転木馬の馬車の中に入る。

すると、コンパニオンの服を着た喪黒が「いやぁん、困ったもんですなぁ。私はあなたが再就職できるようにと思って招待したのに。こんなに遊んでばかりいたら、仕事なんかできませんことよ」と言う。
由地は「喪黒さん、でもあまりにも面白い所だったので、また来てしまいました」と言う。
喪黒は「ほんとに仕方のない人ですね。では、あなたにピッタリのお仕事をご紹介して差し上げましょう。ドーーーーン」と指をさす。

昼間の遊園地、回転木馬に乗る子どもが「あ、ママ、変なおじさんがいるよ」と言う。
母親が「ええ?どこ?」と聞く。

乗っていた木馬が後ろを振り向き「ここですよぉ」と母親の足に噛みつく。
母親は「きゃー」と悲鳴を上げ、子どもは笑い転げる。

それを見ていた喪黒は「最近は老若男女問わず遊園地を楽しめる、平和な世の中になりました。たまに童心にかえって遊園地で遊ぶのもいいですが、ほどほどにしておいて下さいねぇ。オーッホッホッホ」と笑う。

感想

由地さんは、回転木馬の木馬になってしまったんですね。
木馬と一体化して、ずっとそのまま人間に戻ることはないんでしょうか。
確かに、50歳で再就職を目指すのは、容易なことではありませんよね。
若い人たちに比べると、年齢の壁が立ちはだかります。
最近は、募集の条件に年齢を書かないようになっていますが、由地さんがハローワークで見た通り、ほとんどが45歳くらいまででしょうね。
由地さん、前の会社で肩たたきにあって、早期退職を選んだようです。
やっぱり、辞めてほしい的なことを言われると、居づらくなるのは当然です。
肉体的よりも精神的につらくなることの方が、ダメージが大きいですから、そこは無理して居続けるよりよかったんじゃないのかなと思います。
会社側も、自分から辞めるように仕向けるらしいです。
それでも、その会社に居座り続けるのは、相当な精神の持ち主です。
由地さんは、再就職したら、また同じ目に合うんじゃないかと心配で、働く意欲がなくなっていたのかなと思うんです。
よっぽどつらかったんでしょうね。
喪黒さんのお陰?で楽しい遊園地の木馬として就職できました。
女性が乗って来たら、毎回足に噛みつくんでしょうか?
そんなことしたら、クビになるかもしれませんから、ほどほどにしてほしいですね。
次回は、病院が大嫌いな男のお話です。
友人のお見舞いに来た病院で、喪黒とぶつかり、検査用の尿をかぶってしまいます・・・。

 

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