タイトル:「笑ゥせぇるすまん【デジタルリマスター版】」第86話(スペシャル版)
放送局:TBS系列
キャスト:大平透、日高のり子など
視聴したVOD:dTV(2018年7月31日まで視聴可)
喪黒から不思議な鏡をプレゼントされた日比野鏡子は、鏡を見るたびきれいになっていきます。
会社の同僚も鏡子の変貌ぶりに驚くのですが、急に喪黒が鏡を返してほしいと言い出します。
その鏡には、呪いがかけられていると喪黒は言うが・・・?
アンティークがテーマのスペシャル版、第1話です。
「笑ゥせぇるすまん【デジタルリマスター版】」第86話のあらすじです。
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あらすじ第86話 怪しいアンティーク第1話 MIRROR
割れた鏡
クリスマス、家族連れや恋人たちで賑わう街。
そんな中、一人でトボトボと歩くOLの日比野鏡子(ひびのきょうこ・28歳)。
裏通りを歩いていると、“変奇堂”という骨とう品屋を見つけて入って行く。
珍しい物ばかりで、キョロキョロして歩いているときれいな鏡が目につく。
「まぁ!ステキな鏡。随分古い物みたいだけど、いくらぐらいなのかしら?」と触ってみる。
鏡に映った自分の後ろに顔が見えて驚いた鏡子は、思わず振り返る。
「オーッホッホ、ビックリさせてしまってすみません」と言う喪黒。
その時、鏡が落ちて割れてしまう。
そこへ、店主が来て「あ~あ、どうします?それはイギリスのビクトリア王朝時代の物なんですがねぇ」と言う。
「すみません、弁償します。おいくらでしょうか?」と聞く鏡子。
店主は「希少なアンティークで非常にクオリティの高い銀のオーバーレイが施されているから、安くても20万円です」と言う。
鏡子は暗い顔で「20万・・・。」とつぶやく。
「オーッホッホ、私が弁償します。驚かせた私が悪いのです。私が払いますよ」と言う喪黒。
喪黒からのプレゼント
バー“魔の巣”に来た喪黒と鏡子。
喪黒は「私のような“おじん”につき合って頂いて申し訳ありませんねぇ」」と言う。
鏡子は「いいえ、どうせ家に帰っても私一人ですから」と言う。
「クリスマス気分で若い人は浮かれてるのに、一人っきりですか?」と聞く喪黒。
鏡子は「こんな私を誘ってくれる人なんか誰もいません。もう諦めました」と寂しく笑う。
喪黒は「諦めることありませんよ。よろしかったら私がステキな男性をご紹介して差し上げましょうか?」と聞く。
「そんなに気を遣ってくれなくても、今はもう一人の方が気楽ですわ」と言う鏡子。
喪黒は名刺を渡し「申し遅れましたが私、こういう者です。あなたのような心の寂しい方をボランティアでお助けするのが、私の仕事なんですよぉ」と話す。
今日は名刺を返して「ほんとに結構です。私だって年ですから、それなりに男の人と付き合いもありました。でも長続きしたことは1度もないんです。私は人と付き合うより、さっきのようなお店で、物言わぬアンティークを眺めている方が気持ちが落ち着くんです」と言う。
喪黒は「そんな風にご自分を卑下なさっちゃいけませんねぇ。そうだ、さっきの店の鏡、あなたにプレゼントしましょ」と鏡を出す。
「ええ?こんな高価な物を?」と驚く鏡子。
「この鏡は、必ずあなたの心の隙間をお埋めするはずです。オーッホッホッホッホ」と笑う喪黒。
自他共に認める
家で、喪黒からもらった鏡をタンスの上に置く鏡子。
「あら?どうしたのかしら?ヒビがなくなってるわ。喪黒さん、気を利かせて割れてない鏡を包ませたのかしら。え?何だか私、ちょっとキレイに見えるわね。キャンドルの灯のせいかしら」と嬉しそうな鏡子。
会社で「おはようございます」とすれ違う同僚みんなが、鏡子を見て“あら?”という顔をする。
「おや、今の日比野くんか?」
「そうですよ、見違えちゃいました」
「整形でもしたのかしら」
トイレで同僚が「日比野さん、どうしたの?急にキレイになっちゃって」と話しかける。
「え?そう?」と悪い気はしない鏡子。
同僚は「化粧品替えたの?何使ってるの?教えてぇ」と聞かれる。
鏡子は「いつもとおんなじよ。何もしてないってば~」と得意になる。
家で「鏡よ鏡、この世で一番キレイなのは誰?はい、それは日比野鏡子、あなたです。うふふふ」といつまでも鏡を見ている。
会社で、男性社員が噂し始める。
「最近の日比野さん、急にキレイになったよな」
「ほんとほんと、びっくりだよな」
鏡子は、優越感に浸りながら会社の廊下を歩く。
会社帰りの道路でも、車から「よーよー彼女、キレイな彼女ちょっとつきあってよ」とナンパしてくる。
ウインドウに映った自分の顔を見て「私、キレイ?ほんとだわ」と言っている。
そこへ「メリークリスマス」と喪黒が現れる。
喪黒は「ちょっとの間に、随分おキレイになりましたなぁ。人違いかと思いましたよ~」と言う。
「そうですか?喪黒さんから鏡を頂いてから、自分でもびっくりするくらい。周りからも」と嬉しそうに言う鏡子。
喪黒は「そうですか、それなのに大変申し上げにくいのですが、あの鏡を返してもらいたいのです」と言う。
呪いを信じなかった結果
喪黒は歩きながら「実は、変奇堂のおやじが、あの鏡のことを書いてある書物を読んだら、あの鏡には持ち主を不幸にする呪いがかけられていることがわかったんです」と言う。
「ええ?呪いですって?」と聞く鏡子。
喪黒は「最初の持ち主は、昔々の伯爵夫人で毎日鏡に『キレイになりたい』と言っていたらある時、鏡に悪魔が映って“あなたの心の隙間を埋めるには、毎年クリスマスに若い女の血で鏡を洗うことだ。そうすれば、あなたは永遠に美しい”と言われたんです。夫人は毎年クリスマスに若い女を生贄として鏡に捧げました。それが世間に知られ、夫人は魔女として火あぶりの刑に処せられたんです。それ以来、あの鏡を持つ者は不幸になるらしいのです」と話す。
鏡子は「そうですか、わかりました。なるべく早くお返しします」と言う。
家で鏡を見て「まぁ、見るたびにキレイになっていくわ。呪いなんて迷信に違いないわ」と言う鏡子。
バー“魔の巣”で偽物の鏡を喪黒に返す。
ますますキレイになった鏡子は、会社では女性社員の羨望の的、男性社員からは毎日告白される。
街を歩いても、常に声をかけられる。
ウインドウに映った自分を見て「ふふん」と得意げな鏡子。
そこへ「日比野さん!」と喪黒が来る。
「あなた、私に偽物を渡したでしょ?」と聞く。
鏡子はビックリして「何のことです?」と開き直る。
喪黒は「とぼけてもダメです。あなたは、あの鏡にそっくりな物を見つけて持ってきたんでしょ?本物を返して下さい」と言う。
「変な言いがかりは、よして下さい」と言って逃げる鏡子。
しかし、どこに逃げても喪黒が先回りして「早く返さないと大変なことになりますよ。どうやらもう呪いに取りつかれているようですな。1日も早く鏡を返すのです。返すのです。ドーーーーン」と指をさす
家に帰った鏡子は、鏡を見てうっとりしている。
「この鏡を返すなんて、私にはできないわ。絶対に」と鏡を持つと、ぬいぐるみに足があたりうっかり鏡を落としてしまう。
鏡にヒビが入ると、同じように自分の顔にもヒビが入る。
「え?うそ」とつぶやく鏡子。
鏡のヒビがどんどん増えていくと、鏡子の顔もヒビだらけになる。
そして、鏡がついに粉々になると、鏡子の顔も・・・。
「きゃーー」と悲鳴を上げる。
教会に来た喪黒は「うぬぼれ鏡というように、鏡は決して真実を映しません。なぜなら人は自分の好きな角度でしか鏡を見ようとしないからです。彼女の場合も自分の本当の姿を見失ったがゆえの悲劇ではないでしょうか。主よ、罪深き彼女にどうか憐れみを。そしてもう一人の寂しい男の話もお聞き下さい。アーメン」と言う。
感想
“怪しいアンティーク”は第2話があるため、いつもと違う終わり方でした。
本当に不思議な、魔法の鏡ですね。
こんな鏡、若い女性ならみんなほしいと思います。
でも、自分だけキレイに見えて、他人からは何も変わらなかったりして。
喪黒さんにもらった鏡は、他の人にもキレイに見えていたようですが。
ブティックの鏡なんかは、細く見えるようになってるとか聞きますが、私は細く見えた試しがないんですけどね?(爆)
第一、ブティックなんてところに、あんまり行かないです。(爆爆)
鏡子さん、鏡が割れたのと同時に自分の顔も割れましたが、このあと、皮膚の再生手術とかしたんでしょうか。
それとも皮膚のないドロドロの顔面?
考えただけで怖ろしいです。
「永遠の命」とか「永遠の美」というのは人間が必ず持つ儚い夢ですよね。
歴史上にも、「永遠の美」を求めて処女を何百人も殺した悪女がいましたが。
こういう人たちって元々結構、美人なんですよ。
美しい人は、もっと美しく、上を目指したくなるということですね。
美しくないので、美しい人の気持ちはイマイチわかりません。(笑)
今ある美貌が失われるのが、怖ろしいということなのかもわかりませんね。
さて次回は、喪黒さんも最後に言っていましたが“怪しいアンティーク”の2話DOLLです。
生身の女性に興味がないという寂しい男のお話です。
喪黒から、最高の人形をもらうのですがどうなるでしょうか?

平凡な田舎のおばさんですが、国内、韓流ドラマが大好きで知識も豊富だと自負しております!あと、和菓子洋菓子ジャンル問わずスイーツには目がありません。
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