「笑ゥせぇるすまん【デジタルリマスター版】」第79話のあらすじ・ネタバレ・感想~内名木さん、やっぱりですか~ | VODの殿堂

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「笑ゥせぇるすまん【デジタルリマスター版】」第79話のあらすじ・ネタバレ・感想~内名木さん、やっぱりですか~

   
 

タイトル:「笑ゥせぇるすまん【デジタルリマスター版】」第79話
放送局:TBS系列
キャスト:大平透、青野武など
視聴したVOD:dTV(2018年7月31日まで視聴可)

サラリーマンの内名木は、月曜日に会社に行くのが嫌でたまらない月曜拒否症候群。
喪黒は、内名木を“日曜クラブ”という憩いの場へ連れて行きます。
内名木は、心身共にリフレッシュするのですが・・・?

「笑ゥせぇるすまん【デジタルリマスター版】」第79話のあらすじです。

『笑ゥせぇるすまん』配信先一覧
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dTV 視聴ページ
Amazonプライム・ビデオ 視聴ページ
※配信状況は2020年3月26日(木)時点のものです。
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あらすじ第79話 日曜クラブ

3回も足を踏まれる

月曜日の朝、身じろぎも出来ない満員電車に乗るサラリーマンの内名木洋介(うちなきようすけ・53歳)。
「痛い!」いきなり足を踏まれる内名木。
喪黒が顔を出し「あ、こりゃどうもすみません。これだけ混んでると足の置き場もありませんなぁ」と言う。
「うう」と我慢する内名木。
暫くして「痛い痛ぁい」とまた、思いっきり足を踏まれる。

またまた喪黒が顔を出し「おっと、また踏んでしまいましたねぇ。ほんとに毎日毎日こんなラッシュに耐えねばならないとは、サラリーマンも大変ですねぇ」と言う。
やっと電車を降り、カフェを見て何か考えている内名木。
また、喪黒が来て足を踏む。
「いた、いたたぁい」と叫ぶ内名木。
喪黒は「おや、こりゃどうもすみませんでした」と言う。
内名木は、喪黒の顔を見て「あ、あなた、さっきの」と言う。
喪黒は「足を踏んだお詫びに、コーヒーでもごちそうしますよ」と言って、サッサとカフェに入る。

「“まっすぐ行けば間に合うけど、お茶を飲めば遅刻する”あなた、そう考えていたんでしょ?今日はもう遅刻ですな」と喪黒。
内名木は「ええ、週明けはいつも遅刻してますからいいんです。最近、日曜の夕方から寂しくなって月曜の朝が来るのがつらくてつらくて」と言う。

手遅れになる前に

喪黒は「ほぉ」と話を聞いてやる。
「電車に乗れば押し合いへし合いのラッシュ、会社に着く前にへとへとですよ。前はこんなことはなくて、むしろ張り切って月曜日を迎えてたんですけどねぇ」と言う内名木。

喪黒は「それは、典型的な月曜拒否症候群ですよ。つまり今までのあなたは未来に夢を持っていたから、週のスタートである月曜日に張り切って出社できたんです。しかし、もう先が見えてくると今までとは逆に、月曜拒否症にかかってしまったのです。このままでは、月曜どころか全面的な出社拒否症になってしまうでしょう。今のうちに、何か処置をしないといけませんねぇ」と言う。
内名木は「あなた、神経科のお医者さんか何か?」と聞く。
喪黒は名刺を渡し「いえぇ、私はボランティアで人助けをしているだけです。では、早速参りましょ」とサッサと店を出る。
喪黒に必死でついて行く内名木。
工事現場を通り、階段を上がったり柵をくぐったりして着いたのは“日曜クラブ”と書かれたドアの前。

喪黒は「今回は初めてなので無料ですよ」と言う。
内名木は「しかし、私には会社が・・・。」と言う。
「内名木さん、今日は会社のことは忘れてこの“日曜クラブ”で心身ともにリフレッシュさせるのです。ちゃんとしたメンバーズクラブですからどうぞご安心を」と言って、ドアを開ける喪黒。

すると「おかえりなさいませ」と女性が出迎えてくれる。
喪黒が「ただいま、和子」と言う。
女性は「お疲れになったでしょ?お風呂沸かしてありますからどうぞ」と言う。
「ここが内名木さんの部屋ですよ、さ、どうぞ」と部屋へ案内してくれる。

リラックスはできたが・・・?

ガウンに着替えた内名木は、ソファに座り「はぁー、こうやってると今日が日曜日のような気持になりますね~」とリラックスしている。

喪黒は「その調子です。ここには時計やカレンダーもないし、時間は日曜日のままで止まっています。あなたは思い切りのんびりすることです。心身ともにリラックスしたら、また外の世界へ行けば良いのです」と助言する。
内名木は「あのぉ喪黒さん、さっき玄関にいた女性は?」と聞く。
「あ~彼女は、ここのメンバー共通の奥さんですよ」と答える喪黒。
内名木は風呂に入って「あ~いい気分だ~、本当なら今頃は机にしがみついているはずなのに、まるで夢をみているようだな」と言う。

風呂から上がると、さっきの和子という女性が「お風呂上りにビールをどうぞ」と注いでくれる。
「おほー」と嬉しそうにビールを飲む内名木。
「あれ?そういえば喪黒さんは?」と聞く。

和子は「“あなたのことをよろしく”と言って、帰られました」と言って、またビールを注いでくれる。
テレビをつけると、ゴルフ中継で「おお、テレビも日曜日の番組だ。日曜の昼下がり、風呂から上がってビールを飲んでゴルフ中継・・・こりゃ最高の気分だね」と言いながら、寝てしまう内名木。
大草原に寝転んでいる夢を見る。
ふと目が覚め「おっと、随分寝てた気がするけど何時だろう」と言いながら“帰る”ボタンを押す。
外に出ると、星が出ていた。

家に帰ると「あんた!今日1日どこをほっつき歩いてたの?会社から電話があったわよ」と怒鳴る妻。
内名木は「あの・・えっと、気分が悪くなって映画館で寝ていたんだ。晩ご飯何かあるかな?」と聞く。
妻は「会社を無断欠勤するような人に、食べさせるものなんかないわよ」と怒る。

月一ですよ

次の日、内名木は満員電車の中で喪黒と会う。
喪黒は「昨日はいかがでした?」と聞く。
「もう最高でしたよ。できたら毎日でも“日曜クラブ”に行きたいくらいなんです」と話す内名木。
喪黒は「オーッホッホ、“日曜クラブ”は行き過ぎるとリラックス過剰になり、社会生活が営めなくなりますよ。ひと月に1回、それ以上は絶対行ってはいけません」と言う。

会社で上司に怒られる内名木。
「昨日はどうしたんだね?まぁ君なんか来なくても、何の支障もないんだがね」と言われる。
社内の同僚たちが「あいつ、また怒られてるよ」「いやぁねぇ」と噂している。
内名木は、同僚たちの声に妻の嫌みたっぷりの小言が重なり、胃が痛くなる。
居ても立っても居られず、喪黒の忠告を無視して“日曜クラブ”に行く。
必死で走りドアを開けて「ただいま」と言う内名木。
しかし、そこにいたのは喪黒だった。
「約束を破りましたね」と言う喪黒。

内名木は、「喪黒さん、お願いします。中へ入れて下さい」と必死で頼む。  

喪黒は「仕方ありませんね。こうなったらあなたを、この“日曜クラブ”の永久会員にして差し上げましょう。ドーーーーン」と指をさす。

“日曜クラブ”の部屋で、ガウンを着てソファに座り、ビールを飲みながらゴルフ中継を見ている内名木。
和子が「おビールのおかわり、お持ちしました」とビールを持って来る。

内名木は一気に老人のようになり、舌が出ている。
フニャフニャと何を言っているかわからないがニヤニヤしている。
内名木の隣や向かいの部屋からも、意味不明の言葉や笑い声が聞こえる。

ドアの外にいる喪黒は「ストレスを全くなくそうとするのは、現代社会においては不可能なんですねぇ。人それぞれ解消法に苦労しているようですが、多少のストレスは人生の調味料だと思いますよぉ。オーッホッホッホ」と笑う。

感想

最後は廃人になってしまった内名木さん。
そんなに会社に行くのがつらいんだから、“日曜クラブ”でこれからもずっといられるんなら、よかったんじゃない?と思います。
もう、満員電車で足を踏まれることもないし、上司に怒られることもありません。
また、口うるさい妻の小言も聞かなくて済むんですから。
でも、喪黒さんが初回は無料だと言っていました。
永久会員になってこれからずっと、お世話になるとしたらお金はどうするんでしょうね。
内名木さんの退職金は、全部ここに支払われることになりそうです。
そうなると「それは困る」と、奥さんが連れ戻すかもしれませんよ。
いや、やっぱり廃人になってしまった夫なんていらないでしょうから、そのままでしょうか。
月曜拒否症候群とは、俗に言うサザエさん症候群ですね。
サザエさんのエンディングがかかると、途端に寂しくなるというものです。
しかし、内名木さん、月曜日はいつも遅刻してるって、学生じゃないんですからそれはおかしいです。
53歳のおっさんが、会社をしょっちゅう遅刻だの、無断欠勤だなんて普通の会社ならクビです。
無断欠勤して怒られて済むなんて、あり得ないと思うんですけどねぇ。
さて次回は、毎日時間をきっちり守らないと気が済まない男のお話です。
そんな男を、喪黒は森へ連れ行くのですが・・・?

 

コメント

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  1. アバター

    きなこっちさん、どうも初めまして、マイケル村田と申します。この日曜クラブで内名木洋介さんが会社を無断欠勤して、怒っている妻への言い訳は「映画館」であったものの、リメイク版では「漫画喫茶」に改変されております。これに関しては原作と旧アニメ版(TBS版)の発表時の頃の映画館は今の時代とは違い、入れ替え制ではなく、流し込み制であったため、サラリーマンにとっては電車の待ち時間潰しやサボりスポットとして活用されておりましたなぁ…。

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