タイトル:「笑ゥせぇるすまん【デジタルリマスター版】」第78話
放送局:TBS系列
キャスト:大平透、二又一成など
視聴したVOD:dTV(2018年7月31日まで視聴可)
喪黒は、ギャンブルが好きなカメラマン・筧を、1度だけという約束で秘密のカジノに連れて行きます。
そこで大勝した筧は、その時の快感が忘れられずにいたところ、ポケットにあったチップを見つけ、喪黒との約束を破って再びカジノへ行ってしまいます・・・。
「笑ゥせぇるすまん【デジタルリマスター版】」第78話のあらすじです。
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あらすじ第78話 赤か黒か!?
一か八か
ギャンブルが好きなカメラマンの筧一八(かけいかずや・35歳)は、ゲームセンターのルーレットで遊んでいる。
「やったー」と、ジャラジャラと出てきたメダルを取り出す筧。
そこへ「素晴らしい、だいぶルーレットの戦法を心得てらっしゃいますなぁ。私はもうすっからかんですよ」と、声をかける喪黒。
筧は「いやぁ、お遊びですから気楽にやってるんで勝てるんですよ」と言う。
「気楽にやってそんなに勝てるんなら、真剣になったらどれだけ勝てることやら」と言う喪黒。
筧は「日本は現金をかけられないんですから、真剣になんてなれませんよ」と笑う。
喪黒は「そんなにルーレットがお好きですか?」と聞く。
「ええ、僕はカメラマンなんですが、先月仕事でヨーロッパに行ったとき、カジノに行きましてね。勝ったり負けたりで、結局はとんとんでしたが、一発で大金が転がり込む本場のルーレットのスリルは、たまりませんね」と、興奮気味に話す筧。
タワーパーキングの中に?
喪黒は「ほぉ~、それなら秘密のカジノにご案内致しましょうか?」と持ちかける。
「ええ?あなたは一体?」と怪しむ筧。
喪黒は名刺を渡し「申し遅れましたが、こういう者です。ほんのボランティアです。あのような所は素人さんがたびたび通う所ではありませんから、お連れするのは1度だけですがね」と言う。
筧は目を輝かせて「ぜひ、お願いします。1度だけでも、あのスリルがまた味わえるなら」と頼む。
繁華街からは程遠い町に着き、筧は「こんな所にカジノがあるんですか?」と聞く。
タワーパーキングに着き「ここです」と言う喪黒。
本来は、車用であるゴンドラに乗る喪黒と筧。
喪黒はスイッチを押し「日本じゃ本物のカジノは非合法ですからね、正々堂々とやれません」と話す。
ゴンドラが止まり「これは、ここで通用しているチップですが、それがメンバーキーにもなっています」と言ってチップを入口の穴に差し込む喪黒。
普段着の筧に「ここでは正装が、メンバーの条件です」と、スタッフにタキシードを用意してもらう。
「さ、20万円分のチップを用意しておきました。今日は私のおごりです。勝ったら返して下さい。負けても返す必要はありません。安心してゲームに没頭して下さい」と至れり尽くせりの喪黒。
筧は、どんどん勝っていく。
ここでやめておけばよかったのに
カジノの横のバーで飲みながら話す喪黒と筧。
「いやぁ、あなた余程ツキのある方なんですな。たいしたもんです」と言う喪黒。
筧は「いえ~それほどでも。それじゃ、お借りした20万円分お返しします。まだ、70万ほどありますから、いくらかお礼も差し上げたいのですが」と言う。
喪黒は「いえいえ、あなたのココロのスキマが埋まれば、私は満足ですから」と言う。
「そうですか。でも今日は本当に楽しかった」と言う。
「オーッホッホ、本物のカジノ遊びはこれで終わりですよ。明日からはお仕事で頑張って下さいね」と言う喪黒。
翌日、上司に「なんだ、この写真は!ブレてるじゃないか!何年この仕事でメシ食ってるんだ!」と、怒られる筧。
ため息をついて夜の街を歩く。
筧は「一ヶ月仕事して30万、わずか一晩で70万か・・・。仕方ない、ゲーセンのルーレットでもやるか」とポケットに手を入れる。
すると、秘密のカジノで使ったチップが出てきてビックリする。
「あれ?あのカジノのチップ、全部金に換えたと思ってたのに残ってたのか」とひとり言を言う。
喪黒がメンバーキーにもなっていると言っていたことを思い出し、イヒヒと笑う。
喪黒との約束を破り、秘密のカジノに行ってしまう筧。
程なく「チェッ」と石を蹴りながらカジノから出て来る。
仕事もうまくいかず、上司からまた怒られる。
それは石ですよ
また、秘密のカジノに向かうためゴンドラに乗る筧。
札束を持って「今日こそは絶対に」と言う。
そのとき「筧さん、あれほど言ったのにあなたという人は」と別のゴンドラに乗っている喪黒。
「昨日も一昨日もここに来て、かなりの大損をしたそうじゃありませんか。さては懲りずにサラ金にまで手を出しましたね?」と聞く。
筧は「私は、ただあの晩のことが忘れられなくて」と言い訳をする。
喪黒は「こうなったら泥沼です、助け船を出して差し上げましょう。最後の金を全てゼロに賭けなさい。あなたが再起するには最高倍率36倍の大口を狙うしかありません。そうです、ゼロです!ゼロ!ドーーーーン」と指をさす。
筧は、初め“0”に賭けていたが途中で自分のラッキーナンバーは、名前を足した“9”だったと思い、“9”に直す。
すると、狙い通り球は“9”に入り大金を稼ぐ。
「やったー!俺は億万長者だー!アハハハハハハ」と笑う。
しかし、実際はタワーパーキングの入り口で、大量の小石を積み上げて喜んでいるだけだった。
その小石が、崩れていく。
狂ったように笑い続ける筧。
カジノでは、喪黒が言った通り“0”が大当たり。
喪黒は「やっぱりゼロでしたか、あれ?筧さん、どこいったんでしょうねぇ」と探している。
喪黒は歩きながら「しかし、財産までゼロにしてしまうとは、ギャンブルって怖ろしいですなぁ。でもそのスリルがたまらないんですかねぇ?オーッホッホッホ」と笑う。
感想
筧さん、初めはゲーセンのルーレットで遊んでいただけだったのに、喪黒さんとカジノに行って大勝してからおかしくなってしまいました。
仕事で行ったヨーロッパでのカジノでは、とんとんだったからか興奮気味ではありましたが、そこまでハマることはなかったようですね。
お小遣いの中から、やりくりするならまだいいのですが、こういうカジノになると、掛け金もチマチマというわけにもいかないんでしょう。
勝ったら天国、負ければ地獄が待っているということですよね。
カジノなんていう所は、大金持ちしか入ったらいけない所だと思います。
素人はたびたび行く所じゃないと言っていた喪黒さん、なぜ筧さんを連れて行ったんでしょうか?
ポケットにチップが入っていたのも、何もかも喪黒さんの策略でしょう。
喪黒さんが「カジノはこれでおしまい、明日からは仕事で頑張るように」と言ってましたが、それを守れなかった筧さん。
カジノでは、一晩で90万も稼いで、仕事をするのがバカらしくなったんですね。
それで、カメラマンなのに写真がブレて、使い物にならないと上司に怒られ、面白くないからまたギャンブルをするという悪循環に陥ってしまったようです。
そして、最もやってはいけないサラ金にまで手を出してしまった・・・。
最悪ですね!ギャンブル依存症を克服するのは、なかなか難しいようです。
次回は、月曜日に会社に行くのが、つらくてたまらないという男のお話です。
そんな男に喪黒は、ある“クラブ”を紹介します・・・。

平凡な田舎のおばさんですが、国内、韓流ドラマが大好きで知識も豊富だと自負しております!あと、和菓子洋菓子ジャンル問わずスイーツには目がありません。
このお話カラオケ症患者と同じく廃人となった原因がドーンとは関係ないですよね、それがかなり怖いですよね。あとギャンブル系の話で豪華客船カジノの旅と的中屋もドーンによるものとはいえ廃人になりますよね。
カイサさん、コメントありがとうございます。
確かにそうです。