タイトル:「笑ゥせぇるすまん【デジタルリマスター版】」第77話
放送局:TBS系列
キャスト:大平透、田中秀幸など
視聴したVOD:dTV(2018年7月31日まで視聴可)
フリーライターの目茂麻太郎は、仕事上必需品の電子手帳を飲み屋で落としてしまいます。
飲み屋に探しに行くと、喪黒が拾ってくれていたのですが他人の物でした。
その手帳を見ていると出会い系の番号と合言葉が書いてあり・・・?
「笑ゥせぇるすまん【デジタルリマスター版】」第77話のあらすじです。
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あらすじ第77話 すりかわった手帳
チャラい男
フリーライターの目茂麻太郎(めもまたろう・36歳)は、飲み屋で電子手帳の自慢をしている。
連れの男は「へぇ、すごい情報量っすねぇ」と手帳を見ながら言う。
目茂は「ああ、使えそうな題材は全て手帳にメモするようにしてるんだ」と言う。
「電子手帳なら、かさばらないから便利ねぇ」と言うママ。
目茂は「ふっ、情報社会だからね。アイテムを上手に使いこなせないと生き残れないからね」と得意そうに話す。
男が「なんだこれ、月代うなじが感じやすい?あ、月代って目茂さんの奥さんじゃないすか。それじゃ、奥さんにプロポーズした時も情報をインプットしといて根回ししてたんですね?」と言う。
「お、おいやめろ」と慌てて取り返す目茂。
店の隅で喪黒が聞いている。
翌朝、「おい月代、俺の電子手帳、見なかったか?あれがないと仕事にならないんだ」と慌てる目茂。
「昨日、随分酔っぱらって帰って来たから、どっかに落としたんじゃない?」と言う妻。
目茂は、飲み屋に行って聞いてみると「あ~自慢の電子手帳?さっき掃除した時はなかったけど?」と言うママ。
目茂は「あ~困った。あの中には仕事で使うアイディアやアドレスがぎっしり詰まってるってのに」と頭を抱えて青くなる。
他人の手帳で
その時「もしもし、お探しの手帳ってこれですか?そのたぬきさんの下に落ちていたのを私が拾ったのです」と言う喪黒。
「あ、ありがとうございます」とホッとする目茂。
喪黒は、手帳に自分の名刺を打ち込んで「ちなみに私は、通りすがりのセールスマンです」と言う。
目茂は「あ~助かった。僕はフリーライターなもんで、こいつがないと仕事にならないんですよ」と言う。
「それはお役に立てて光栄です。ウーッフッフッフ」と不敵な笑いをする喪黒。
その夜、電子手帳を確認してると、自分の手帳ではないことがわかる。
「でも仕事で使えそうなアイディアが結構入ってるぞ。人の電子手帳って面白いや。おお!なんだこりゃ、女の子の電話番号と合言葉が入ってるぞ。“ニャンニャンしよう、いつでもオッケー”」と読み上げる目茂。
「よし」とさっそく電話をしてみる。
出た女性に「ニャンニャンしよう」と合言葉を言う目茂。
すると、女性は急に色っぽい声になり「さと子よ、待ってたわ。すぐにいらしてくれるんでしょ?」と言う。
「え?すぐって言われても」と困る目茂。
さと子は「電話かけといて、ずる~い」と甘えた言い方をする。
目茂は「僕が誰だか知ってるの?」と聞く。
「誰でもいいから早く来て~」と言うさと子。
指定されたマンションに行くと、欲求不満のさと子が下着姿で待っていた。
「いくら?」と聞く目茂。
さと子は「お金なんかいいからぁ、もう待てないわぁ~」と目茂をベッドに押し倒し、そのまま情事に及ぶ。
ずる賢い目茂
その帰り、他人の手帳を持って飲み屋に来た目茂。
「ウハハハハ、手帳様ぁ、あなたのお蔭で天国よ~」と歌いながら上機嫌の目茂。
顔中にキスマークがついている。
その時、喪黒が「僕にもキスして~」と声をかける。
目茂は「あ、あなたは」とハッとする。
「いやぁ、あの日もう一人手帳を失くした人がいて、よくよく探してみたら、もう一つ同じ電子手帳がカウンターの下から出てきたのです。あなたのは、これじゃありませんか?」と電子手帳を見せる喪黒。
目茂は「あ~、私も後で気づいて困ってたんです」と言って手帳を交換する。
「それなら、すぐ私に連絡下さればよかったのに」と言う喪黒。
目茂は「いやぁ、あはは、すいません助かりました」と頭をかく。
喪黒が去った後、ニヤついて内ポケットからICカードを取り出す目茂。
それを、電子手帳に差し込み「フハハハハハハ」と不気味に笑う。
他人の電子手帳の情報を、ICカードにコピーしていたのだった。
それから目茂は毎晩、その手帳に入っていた出会い系の番号に電話をかけて、情事にいそしんでしまう。
ある晩、今夜は誰に電話をかけようか考えていると、妻が「お仕事進んでる?」とコーヒーを入れて持って来る。
「あ?ああ、ちょっと仕事で出て来るよ」と言う目茂。
妻は「まぁ、こんなに遅くまで大変ね」と言う。
目茂は「ああ、なんたって売れっ子のフリーライターだからな、アハハハ」と調子に乗る。
その様子を外から見ている喪黒。
また、顔中にキスマークを付けた目茂が「ウヘヘヘ、よぉし、次いってみよー」とヘラヘラしながら歩いている。
思考停止?
「目茂さん、そりゃないでしょ?他人の電子手帳の情報をICカードにコピーして取っておくとは」と凄む喪黒。
目茂は「ああ、いや、ちょっと待って下さい。悪気はなかったんです」と焦る。
喪黒は「悪気はなくても、あなたのやったことはルールを無視した情事、いや、情報の悪用です」と言う。
「すいません、カードにコピーした情報は全て消します。ですから勘弁して下さい」とICカードを取り出し、土下座して謝る目茂。
喪黒も同じように土下座して「いいえ、ダメです。残念ながらもう後戻りはできません!覚悟して下さい。ドーーーーン」と指をさす。
目茂が家に帰ると、知らない女と男の子がいる。
「ん?ここは俺の家だよな?おい、君たち勝手に人の家に入ってなんだ!月代はどこ行ったんだよ」と言う目茂。
「あら!女房の名前を間違えるなんてひどいじゃない。私の名前は秀子よ」と言う女。
漫画本を見ていた男の子が「パパ、ボケるにはまだ早いよ」と言う。
目茂は「パパだと?俺には子どもなんていないぞ」とキョロキョロする。
女は「バカなこと言ってないで、たまには夜の相手もして頂だい。ウフフ」と笑う。
男の子は「パパ、お小遣いくれよー」と寄って来る。
訳が分からない目茂は「ちょ、ちょっと待ってくれ、これは・・・。こ、これは!?」と、妻の月代と目の前の母子が頭の中でグルグル回り、ついに頭の中の思考回路がショートする。
外から見ていた喪黒は「情報というものは、使い方次第でとんでもないことになるものです。家族が手帳と同じようにすり替わってしまうほど、情報操作の技術は進んでるんですねぇ。情報化社会もひょっとしたら、狸に化かされているだけの世界かもしれませんよぉ。オーッホッホッホ」と笑う。
感想
目茂さん、思考停止してしまったんでしょうか?
それとも新しい妻子と、心を入れ替えてやり直すんですかね。
月代さん、可愛らしい奥さんだったのに、すり替わった妻子はひどいですね。
性格もきつそうだし、男の子も言うこと聞かなそうです。
月代さんは、すり替わった手帳の持ち主の妻になったのかしら?
目茂さんが裏切ったりするから、こんなことになるんですよ。
また、その裏切り方がひどい。
手あたり次第に、片っ端から電話かけてましたもんね。
これも、おそらく喪黒さんがわざと、他人の電子手帳を目茂さんに渡したんでしょう。
それで、引っかかるかどうか試していたんだと思います。
予想以上に見事に引っかかった目茂さん、ここぞとばかりに情事にハマってしまいました。
目茂さんって、どうも最初から調子のいい、いけ好かない感じの男だったんですよ。
喪黒さんも飲み屋で見かけて、私と同じこと思ったのかなぁと思いました。(笑)
電子手帳を自慢するなんてこと自体、おかしいと思うんです。
しかも連れの男に、完全に渡してしまっていたし。
大事なことまで見られてしまうのが、わからないのかなぁと思っちゃいました。
次回は、ギャンブルが好きなカメラマンのお話です。
喪黒は、1度だけという約束で、男を秘密のカジノに連れていくのですが・・・?

平凡な田舎のおばさんですが、国内、韓流ドラマが大好きで知識も豊富だと自負しております!あと、和菓子洋菓子ジャンル問わずスイーツには目がありません。
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