アイカツ!2ndシーズン 第83話のあらすじ・ネタバレ・感想~おとめちゃんはとってもラブユー!~ | VODの殿堂

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アイカツ!2ndシーズン 第83話のあらすじ・ネタバレ・感想~おとめちゃんはとってもラブユー!~

   
 

タイトル:アイカツ!2ndシーズン 第83話 ーおとめRAINBOW!ー
放送局:テレビ東京ほか
アニメーション制作:サンライズ
キャスト:星宮いちご:諸星すみれ/霧矢あおい:田所あずさ/紫吹 蘭:大橋彩香/音城セイラ:石原夏織/冴草きい:秋奈/星宮りんご:能登麻美子/星宮らいち:瀬戸麻沙美/光石織姫:松谷彼哉/ジョニー別府:保村 真
視聴VOD:dアニメストア(2018年06月25日時点で視聴可)

パートナーズカップが終わった後も、マリアとおとめペアの交流は続いていました。
マリアは不思議な魅力をもったおとめのことが、もっともっと知りたい様子です。

そんな時、マリアはおとめを尋ねて、とある場所にある幼稚園に向かいます。
そこはおとめの実家で、マリアはチャンスとばかりにおとめの過去について尋ねたのです。

ぽわぽわプリリンのリーダーであり、現スターライトクイーンの有栖川おとめとはどのよう
に誕生したのでしょうか?
おとめの過去にズームイン!なのです♪

『アイカツ!』2ndシーズン配信先一覧
動画配信サービス 配信状況 見放題 配信先
U-NEXT 視聴ページ
hulu 視聴ページ
dTV
Amazonプライム・ビデオ 視聴ページ
※配信状況は2019年10月17日(木)時点のものです。
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あらすじ

興味深々

ある日、おとめは鏡の前で鼻歌を歌いながら髪を結んでいた。

彼女は長い髪をまとめた後、どこかへ出かけて行ってしまったのである。

それから数刻後、おとめ御殿にマリアが立っているのをいちごたちが発見。
マリアはパートナーズカップでおとめと仲良くなったそうで、もっとおとめのことを知りたいと思いスターライト学園にやってきたそうだ。
おとめの行き先に心当たりがあるあおいから情報を得たマリアは、教えられた住所に向かうことに。

その頃おとめは、幼稚園で一生懸命掃除をしていたのだが、ポケットに入れていたアイカツフォンのコールに手を止める。
電話の相手は【HAPPY RAINBOW】のトップデザイナー虹ヶ原マコトで、「おとめをイメージして、【HAPPY RAINBOW】で初めて星座プレミアムドレスを作った。」という連絡であった。

マコトは「お披露目ステージで、おとめにドレスを着てほしい。」ということを伝えるのだが、何やら悩んでいる様子。
初めての星座ドレスなので、お披露目ステージセットも自分で考えているのだが、なかなかうまくいっていないようだ。

「マコトさん??」

「あ、ああ!ごめんなさい。【HAPPY RAINBOW】らしい、とってもハッピーなステージにするから力を貸してね。」

そう言ってマコトは電話を切った後、デスクに散らばったステージセット案を見つめてため息をつく。

「とは言ったものの…なかなか…。」

デザイン案に煮詰まってしまったマコトは、新しいインスピレーションを得るためおとめに会いに行くことにしたようだ。

一方、星座プレミアムドレスを着られると知り、喜びを全身で表現しているおとめのところへマリアがやってくる。
マリアはあおいに住所を聞いたことを告げた後、「どうして幼稚園に?」と質問。

「ここはおとめのお家なのです!」

なんとここはおとめの両親が作った幼稚園で、今日は幼稚園にいる子供たちが遠足に行っているので、その間にお楽しみ会で使用する大道具掃除をするために戻っていたのだ。

「今年のお芝居はオズの魔法使い…とっても思い出のあるお芝居なのです。」

「聞きたいな。そのお話!」

「あい!」

マリアの言葉におとめは大きく頷いて、昔話を始めたのである。

有栖川おとめ

小さい時から歌ったり踊ったりすることが大好きだったおとめは、小学生になったころには幼稚園の仕事を手伝っていた。
お楽しみ会でオズの魔法使いの劇をすることが決まり、ヒロインのドロシー役になぎさという女の子が選ばれたのだが、極度の緊張により練習中に飛び出して行ってしまったのだ。

すべり台の上に逃げたなぎさに、「おとめと一緒に練習しましょう。」とおとめは声をかけるが、なぎさは「ドロシーできない!」と泣きだしていた。

「おとめちゃんは歌も踊りも上手で、なんでもできるかもしれないけど…でも、なぎさはできないもん…。」

しかし、おとめにもできないことはあった。
おとめはなぎさに「すべり台が滑れない。」ことを告白したあと、なぎさが練習を頑張るのと一緒に、自分もすべり台を滑られるように頑張ることを約束したのである。

その日から、おとめは毎日すべり台に登る練習を繰り返し、なぎさはドロシーの練習を頑張ったのだが、お楽しみ会前日になって「なぎさ、やっぱりできない!!」と言い始めてしまう。
おとめはなぎさに勇気を出してもらうため、すべり台の一番上まで上がることを決意したのだ。

階段を一つ上がるたびに、めまいに似た感覚を覚えたが、おとめはなぎさのために階段を上り、ついにすべり台の一番上に立った。
そして、すべり台の下で、おとめ以上に喜んでいるなぎさの顔を見たのだった。

「っ!!…おとめ、滑りまーす!!」

「すべり台!ラブユーなのです!!」

その後、おとめは無事すべり台を克服し、なぎさもドロシーを演じることができたそうだ。

「今はどんなすべり台でもびゅんびゅん滑っちゃうくらい大好きなのです!」

そう言いながら、おとめはすべり台を滑り始める。
それを「おとめ…おとめ…。」とつぶやきながら幼稚園にやってきたマコトがこっそり見ていたことには、全く気が付いていなかった。

「ラブユー!!」

マコトはすべり台を楽しそうに滑るおとめにインスピレーションを得たようで、そのまま何も言わず帰って行ったのだ。

「周りのことをちゃんと考えて、努力家で、優しくて、ラブユーで…おとめちゃんは、そうやっておとめちゃんになったのね!」

お披露目ステージ

ついに【HAPPY RAINBOW】の星座プレミアムドレスお披露目ステージの日がやってきた。
観客席のなかには、いちごたちやドリアカの面々もワクワクした面持ちでステージを待っていた。

「【HAPPY RAINBOW】…つまり幸せの虹。アタシね、虹みたいに明るくカラフルなものは人を幸せにするって思ってるの。」

「そんなファッションを生み出したいと思って、アタシはこのブランドを立ち上げた。そして、アタシが信頼するアイドル、有栖川おとめちゃんはそのイメージ通り。」

マコトの言葉に、マリアが大きく頷いている。
いよいよショーがスタート。
マコトは「思いっきり楽しんで頂戴!」と言ったあと、おとめは【HAPPY RAINBOW】の星座プレミアムドレス、ロリポップタウルスコーデを持ってフィッティングルームに駆け込んでいった。

おとめが歌うのは、キュートでハッピーな【CHU-CHU♡RAINBOW】だ。

星座アピールを決めたおとめは、ランウェイの先にある大型すべり台に駆け出していく。

ステージが終わったあと、おとめは真っ先にマコトの元へ向かい、「どうしてすべり台を置いてくれたのですか?」と尋ねると、マコトはすべり台を滑っているおとめを見たことと、自分が作った服を着て滑ってほしいと思った事を告げる。

おとめはマコトが用意したサプライズに大興奮だったが、それ以上に驚く出来事がまっていた。

「おとめちゃん!」

マコトが開いたドアの先にいたのは、かつてドロシー役を演じたなぎさである。
2人は久しぶりの再会に熱い抱擁を交わした後、涙目で微笑みあう。

「なぎさたん…大きくなりましたねぇ…。」

「おとめちゃんは全然変わらない!」

なぎさはいい意味で変わらないおとめを、ずっとテレビで応援していたようだ。

「これからもずっと応援するね!」

「ありがとなのですー!!」

感想

おとめを最初に見たとき、「わかりやすい天然キャラだな。」と思っていたのですが、2ndシーズンまで彼女の成長を見守っていると、天然キャラって一言で片づけることができないキャラだと認識を改めました。
言葉で何と表現すればいいか悩んでしまうのですが、本編でマリアが「周りのことをちゃんと考えて、努力家で、優しくて、ラブユーで…おとめちゃんは、そうやっておとめちゃんになったのね!」と言ったのが一番おとめを表していたと思います。

天然キャラといえば、いちごも天然キャラですが、アイカツ!が描く天然キャラは本当に奥が深いんです。
天然ではあるのですが、本能で何をしなければいけないか理解しているので、努力もするし、周りのことをよく観察し、自分にないものを尊敬し、吸収しようとします。

今回あらためて第83話を見て、おとめのことをよく考えながらあらすじを書いているうちに、いちごではなくおとめがスターライトクイーンになった理由がよくわかったような気がします。
いちごは1stシーズンの終わりにアメリカへ向かい、最後のスターライトクイーンカップには出場していません。
美月もいないので、主要キャラの中からスターライトクイーンを選ばなくてはならなくなった時、誰が一番ふさわしいか考えると、やはりおとめしか浮かんでこないんですよね。
あおいはドラマ、蘭はモデルという舞台で活躍していますが、スターライトクイーンになれるほどアイドルしている印象がなく、他のメンバーも活躍はしていますが、イマイチピンとこないのですが、おとめはなんだかしっくりするんです(笑)

主人公を押しのけてスターライトクイーンになっても、「おとめちゃんならしょうがない!」と思える彼女の魅力はまだまだ深いと改めて実感したストーリーでした。

 

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