タイトル:「笑ゥせぇるすまん【デジタルリマスター版】」第70話
放送局:TBS系列
キャスト:大平透、青森伸など
視聴したVOD:dTV(2018年7月31日まで視聴可)
はしご酒をしないと気が済まない越葉庄助は、酒が強すぎて最後まで付き合ってくれる人がいません。
そんな越葉に、喪黒は飲み相手として若い女性を紹介します。
2人は、山手線一周飲み歩きを決行するのですが・・・?
「笑ゥせぇるすまん【デジタルリマスター版】」第70話のあらすじです。
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あらすじ第70話 はしご酒
10軒もですか
小説家の越葉庄助(こしばしょうすけ・55歳)は、酒が大好きで飲みに行くと、はしご酒をしないと気が済まない。
今夜も、越葉は編集者の青柳と飲み歩いていた。
越葉は、路地で立ちしょんをしながら「おい、青柳くん、まだまだこれからだぞ」と言う。
その隣で、立ちしょんをする喪黒が「全く何とも言えない解放感ですなぁ」と言う。
越葉は「ん?なんだ?あんた」と、怪訝な顔で喪黒を見る。
「あなたの若いお連れさんなら、もう帰りましたよ」と教える喪黒。
越葉は「もう帰っただと?ケッ、あいつんとこの原稿なんかもう書いてやるもんか」と、不機嫌になって歩き出す。
喪黒は「最近の若い人は、仕事とプライベートをはっきり分けてますからねぇ。どうです?私の行きつけで一杯やりませんか?」と誘う。
バー“魔の巣”で名刺を渡す喪黒。
越葉は「ココロのスキマをお埋めします?」と、名刺を読む。
喪黒は「セールスマンです。あなたのように心に隙間風が吹いている方を、お救いするのが仕事なんです」と話す。
越葉は笑って「締め切りに追われて、心の隙間も時間の隙間もありませんよ」と言う。
「でも本当は、一緒にはしごしてくれる飲み友達もいなくて、寂しいんじゃありませんか?」と言う喪黒。
越葉は「う・・・図星です。僕はとことん飲まないと気が済まないたちでしてねぇ。昔の仲間も、体が持たないからと僕を敬遠するようになって。若い編集者は、あなたが言うように付き合いが悪くて・・・ま、10軒もはしごしますから無理もないですがね」と話す。
とりあえず酒
喪黒は「世の中、そんなに酒に強い人ばかりじゃありませんからねぇ」と言う。
越葉は、グラスの酒を一気に飲み干すと「さて、次の店行きましょうか」と立ち上がる。
「まだ飲むんですかぁ?」と嫌そうに聞く喪黒。
越葉は「あんた、心の隙間埋めてくれるんだろ!」と喪黒を引っ張って行く。
早朝の静かな飲み屋街を、1人歩く越葉。
昨夜の喪黒を思い出し、「ケッ、心の隙間を埋めるなんて言っちゃって、結局4軒目でぶっ倒れちまった頼りにならんヤツだな。飲む酒は、命がけより心がけか・・・よし!いい原稿が書けそうだぞ」と歩いて行く。
編集者の青柳は怒っている。
越葉は「すまん、あと1日だけ待ってくれ」と、青柳に頼む。
青柳は「だからあれほど言ったのに。だいたい先生は飲みすぎなんですよ!」とたしなめる。
越葉は「いやぁ、面目ない」と頭を下げる。
青柳は、編集長に原稿が1日遅れることを電話している。
その間に越葉は、向かいのビルのビアガーデンを見つめる。
(ん?仕事初めに一杯くらいなら・・・。)と思いつく。
次の瞬間、ビアガーデンで生ビールを飲んでいる越葉。
「カーッ、うまい!」と一息つくと、喪黒がやってくる。
「越葉先生、ご一緒してよろしいですか?」と言う喪黒。
越葉は「あ、あんた。ちょうどいい、2~3軒付き合ってくれないか?」と言う。
喪黒は「とんでもない、越葉先生のペースにはついて行けません。その代わり、ご紹介します。酒井乃美子さんです。乃美子さんは、お酒の相手としては最高です」と言う。
越葉は「こんな美人に、はしご酒の相手させるのは気の毒だよ」と言う。
「あら、私もいっつもはしご酒なんですよ。東京のいろんなお店を飲み歩いてみたいわぁ」と言って、生ビールの大を一気に飲んでしまう乃美子。
山手線一周飲み歩き
喪黒が「山手線一周全ての駅をぐるりと飲み歩くというのはどうですか?山手線は全部で29駅。新宿からスタートして、ぐるりと一周して戻ってくるんです。今からだと一駅20分で終わらせないと終電までに新宿に戻って来れませんよ」と言う。
越葉は「20分ですか、大ジョッキ1杯分ですね」と言う。
乃美子は「ストレート2杯分ね」と言う。
越葉と乃美子は、顔を見合わせて「行きましょう」と言って立ち上がる。
乃美子がトイレに行っている間に喪黒は「越葉さん、1つ忠告させて下さい。どんなに酔っても、乃美子さんを絶対に口説いたりしないようにお願いしますよ」と言う。
「そんなことですか、僕はただはしご酒に付き合ってくれればいいんですから、心配無用ですよ」と言う越葉。
喪黒は「オーッホッホ、それならいいんです。いってらっしゃい」と言う。
2人は順調に、日本酒、ビール、水割り、ワイン、チューハイなどあらゆる酒を各駅ごとに20分以内に飲んで移動して行く。
山野線の半分が過ぎ、越葉はかなり酔って赤い顔をしているが、乃美子は全く変わらない。
越葉の仕事部屋では、青柳が青い顔をして「先生、一体どこへ行ったんですかぁ~?」とイライラいる。
丼酒
そして、山手線一周飲み歩きを続ける2人は、いよいよ最後の新大久保駅に降り立つ。
まともに歩けない越葉は、乃美子に寄りかかって歩く。
「ついに、しんおおくぼかぁ、ほんろによくのんらなぁ」とろれつが回らない越葉。
乃美子は「いよいよ最後の駅ね、終電まであと15分、どこで飲みます?」と聞く。
ふと前を見るとホテル街があり、「きみぃ、ちょいとやすんれかない?」と言う越葉。
乃美子は「ダメよぉ!最後に新宿に戻らないと、山手線一周にならないもの」と怒る。
越葉は「ヘヘ、ほてるにらって、れいぞぉこに酒があるぞぉ」とニヤついて言う。
乃美子は、おでんの屋台を見つけ「あそこがいいわ」と、越葉を引っ張って行く。
「おじさん、コップ酒2つね」と注文するが、目の前の丼鉢を見つける。
乃美子は「あ、やっぱりいいわ。これでもらうから」と丼を取り、日本酒をなみなみと注いで一気に飲む。
同じように丼に酒を注ぎ、越葉の前に置いて「今度は先生よ」と言う。
丼を前に躊躇する越葉、乃美子は「早く、終電に間に合わないわよ」と無理やり飲ませる。
越葉の、顔から首まで真っ赤っかで汗が出ている。
そんな状態でも、乃美子が裸に見えて「ろみこじゃーん」と抱きついて胸を触る。
「きゃー、もう!」と怒った乃美子は、越葉を突き飛ばす。
乃美子は「私、先に行ってるからね」と言って、越葉を置いて行ってしまう。
「あーー、ろみこじゃぁん」と、追いかけるがついに倒れる越葉。
明け方、喪黒が「やれやれ」と酔っぱらいが道路の端っこで寝ているのを見ながら歩いている。
そして、越葉が倒れているのを発見する。
喪黒は「はぁ~、好きなお酒、いくらでも飲んで下さい。でも、はしご酒のはしごを天国までかけちゃいけませんよぉ。オーッホッホッホ」と笑う。
感想
越葉さん天国に、はしごかけてしまったんでしょうか?
たぶん、死んではないとは思うんですが・・・。
ここまで来たら、病院に入院しても断酒できないような気がしますね。
「仕事初めに一杯」と言って、ビアガーデンに行くなんて仕事をなめています。
お酒を飲むのが好きな人で、宅飲み派と外飲み派があります。
越葉さんは、完全な外飲み派です。
外飲み派の人は、外交的で人と接するのが好きな人でしょうね。
それと、外飲みだと、用途に合わせていろいろ変えられるというのもいいんだと思います。
食事しながら飲める店、飲むのが中心の店、カラオケとか遊びながら飲める店、女の子がいる店、ゆっくり飲める店等々。
移動しながら飲むのが楽しいんでしょう。
宅飲み派の人は、じっくり飲みたいと言う人もいるでしょうし、人付き合いが得意じゃない場合もあるでしょうね。
あと、乃美子さん、すっごいカッコいいですね。
頭も良さそうだし、第一あの喪黒さんに信頼されているんですから相当な強者です。
酒が強いと、仕事の付き合いで飲むときでも、相手の本音が聞き出せる大事な役目を果たす素晴らしい逸材ですね。
出世コース間違いなしです。
次回は、会社から長期休暇を与えられた男のお話です。
何もすることがなく時間を持て余して喪黒に相談すると、あるボランティアを紹介されます・・・。

平凡な田舎のおばさんですが、国内、韓流ドラマが大好きで知識も豊富だと自負しております!あと、和菓子洋菓子ジャンル問わずスイーツには目がありません。
フィルムコミック版だと最後のオチで不気味な笑い声をあげてるセリフが追加されてるようです。それでも廃人か重度のアル中という悲惨なオチしか用意されてない気がしますけど…
カイサさん、コメントありがとうございます。
そうなんですね。
オチは、・・・でしょうね。