タイトル:アイカツ!2ndシーズン 第77話 ー目指してるスター☆彡ー
放送局:テレビ東京ほか
アニメーション制作:サンライズ
キャスト:星宮いちご:諸星すみれ/霧矢あおい:田所あずさ/紫吹 蘭:大橋彩香/音城セイラ:石原夏織/冴草きい:秋奈/星宮りんご:能登麻美子/星宮らいち:瀬戸麻沙美/光石織姫:松谷彼哉/ジョニー別府:保村 真
視聴VOD:dアニメストア(2018年06月19日時点で視聴可)
新入生オーディションキャラバンに合格し、無事スターライト学園に入学できたあかりは、これから【星宮いちごのようなアイドル】になるため、日々のアイカツに気合をいれます。
歌もダンスもまだまだですが、努力を続けるあかりをいちごは微笑ましく見つめる一方、あかりがなりたい【星宮いちごのようなアイドル】という言葉に引っ掛かっていました。
誰にでもある【こんな人になりたい】という気持ちに、第77話のいちごが答えをくれますよ!
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あらすじ
夢のような
オーディションキャラバンで見事合格したあかりは、スターライト学園の門をくぐった。
出迎えてくれた先輩の案内で学園長室へ向かうと、織姫から祝いの言葉を告げられた。
「大空あかり、歌やダンスはお世辞にもうまいとは言えない。でも、だからこそ私は、あなたに未知の可能性を見ているの。」
「未知の可能性…?」
「ええ。あなたを推したの審査員だった星宮よ。星宮はあなたに何かを見出したみたい。」
「大空が何を持っているのか、どんなアイドルになってくれるのか楽しみにしている。」
そう言って、織姫はスターライト学園の生徒の証であるアイカツフォンとスクールドレスを手渡したのである。
選ばれた理由
寮に辿りついたあかりは、さっそく割り当てられた部屋のドアを開ける。
「あかりちゃん…?」
しかし、そこはいちごとあおいの部屋で、あかりは自分の部屋と間違えてドアを開けてしまったらしい。
突然大好きないちごちゃんが現れたことに動揺し、あかりは慌ててドアを閉めるが、結局いちごたちの案内で自分の部屋に向かうことになったのである。
そして、無事に寮に辿りついたあかりは、ルームメイト服部ユウに挨拶をした後、荷物の整理を始め、最初に置いたのはお守りにしているおしゃもじだった。
「おしゃもじ??」
「おしゃもじをマイクに持ち替えたいちごちゃんみたいになれますように!って。」
そう言った後、あかりのアイカツフォンに母親から「テレビを見るように。」という電話がかかってくる。
母親の指示に従い、アイカツフォンでテレビをつけてみると、オーディションキャラバンの特集であかりが紹介されていたのである。
番組ではオーディションで強烈な印象を与え、尚且つスターライト学園の入学を決めたあかりが、なぜ合格することができたのか、いちごに質問していた。
「ステージはあまりいい出来とは言えなかったけど、何か決めてがあったんですか?」
アナウンサーの質問に、あかりも固い声で「どうして…?」とつぶやいていた。
あかり本人でさえ、なぜ歌もダンスも出来がよくなかった自分が合格できたかわかっていないからである。
「最初にあかりちゃんがいいって言ったのは、いちごだよね。」
あおいの問いかけに、いちごは「はい、そうなんです。」とはっきりと答える。
「やっぱり、あかりちゃんが自分のファンだったからよかったの?」
アナウンサーの質問に、いちごは眉をへの字にして「そうじゃないんです。」と両手を振って否定した。
「まぁ…あかりちゃんが私がよくやるウインクをしてたのにはびっくりしましたけど。」
オーディションで歌った【アイドル活動】の時、あかりはいちごが歌う時によくやっていたウインクを同じタイミングでやってみせたのだ。
本当にいちごが好きだからこそ、あかりはいちごになりきって【アイドル活動】を歌っていたのである。
「でも、それで合格にしたんじゃないんです。」
「じゃあどうして?」
「私は、あかりちゃんがアイドルに見えたんです。」
いちごは、オーディションの時あかりがアイドルに見えたそうだが、残念ながらそこで番組は終わり、結局どうしてあかりが合格したのかわからないままとなってしまった。
番組の収録が終わり、いちごたちはそのままテレビ局のカフェでお茶をすることに。
その中で、あおいと蘭は「いちごがあれだけ強く推さなかったら、大空あかりを選んでなかった。」と話していた。
審査の時、あおいと蘭はあかりの技術不足を理由に、あかりは不合格だと考えていた。
しかしいちごは、「私には、アイドルに見えた。」と言って、大空あかりを強く推したのである。
いちごがそう言ったことで、あおいと蘭もあかりにアイドルの可能性を感じたのだ。
審査員を含め、会場中の視線を集めることができたのはある種の才能であり、必死に頑張る姿を見て自然に応援したいと感じたらしい。
しかし、いちごがあかりにアイドルの可能性を感じたとはいえ、あかりはアイドルになるために必要な力が足りない。
故に、あかりを選んだいちごには責任が生じ、彼女がアイドルとして軌道にのるまで導いてあげる必要があったのである。
そんないちごを、織姫が学園長室に呼び出した。
アイカツナビのPRとして、いちごにライブをしてほしいというオファーが届いたそうだ。
もちろん、いちごはそのオファーを承諾したのだが、織姫に向かってある【お願い】を口にしたのであった。
星宮いちごになりたい
「えええええ!!」
あかりはアイカツフォンに届いたメールの内容に驚愕。
なんといちごは、アイカツナビのPRライブにあかりとの競演を願い出ていたのだ。
翌日から、さっそくライブに向けたレッスンがスタート。
あかりはレッスン室で、そわそわといちごの到着を待っていた。
「おはよう。織姫学園長から話は聞いてくれたかな?」
「はい!」
あかりは、大好きないちごちゃんと共演できることに、喜びと不安がごちゃごちゃになってしまっていた。
「大丈夫だよ。私がついてるから心配しないで!ところで、今日も私そっくりだね?」
「はい!いちご先輩に少しでも近づきたくて!」
そんなあかりの腕を、いちごはギュッと掴んで真剣な表情で見つめる。
「私はあかりちゃんを合格させた。だからあかりちゃんの力になれたらなって思うんだ。特に最初の一歩わね。」
しかし、いちごはプロデュースなんてした経験はないので、どうすればあかりを導くことができるかわからなかった。
そこで自分と一緒に特訓してもらおうと考えたのである。
「あかりちゃんがスペシャルアピールを出すための特訓!!」
それから、いちごとあかりの特訓がスタート。
ランニング、食事、トランポリンを使ったスペシャルアピールの練習など。
ハードな特訓に、体力のないあかりは目を回してしまったのである。
特訓は休憩時間に入り、トランポリンの前で座り込んでしまったあかりに、いちごがライブで歌う【オリジナルスター】の歌詞を手渡す。
いちごは歌う前に歌詞を理解することで「気持ちを込めて歌うことができる」とあかりに説く。
「この目指してるスターって、私にとってはいちご先輩のことです。」
「私??」
「私が目指しているスターは、いちご先輩です。星宮いちごになりたいです!」
「私になりたいのか…。ありがとう。」
あかりの言葉にいちごは笑顔で返したのだが、「星宮いちごになりたい。」という言葉に引っ掛かりを覚えてたのである。
夜になり、寮に戻ったいちごは自分の机で【オリジナルスター】の歌詞をぼんやりと見つめていた。
(私みたいになりたい…か。)
(あかりちゃんは、アイドルに見えた。)
「そうか!!」
【オリジナルスター】の歌詞を見ているうちに、いちごはあかりをアイドルとしての第一歩に導く方法を思いついたのであった。
オリジナルスター
ライブ当日。
いちごはフィッティングルームの前で待つ、あかりの元に走ってやって【オリジナルスター】の歌詞を差し出した。
「昨日あかりちゃんが言ってた目指してるスターってね、私のことじゃないと思う。」
そんな唐突ないちごの言葉に、あかりは首をかしげてしまう。
「スターはあかりちゃんなんだよ。」
「私…ですか…?」
あかりは改めて【オリジナルスター】の歌詞に目を向ける。
【オリジナルスター】の歌詞の中には、『ちいさくたって 自分だけの光 オリジナルスター 目指してるスター』と書かれている。
「オリジナルスターを目指してるスター。それって、あかりちゃんだよ。」
「あかりちゃんだって、もうステージに上がるアイドルだもん。」
「私がスター??」
あかりはずっと【目指しているスター=星宮いちご】だと考えていた。
けれど、いちごはそれは違うと感じた理由を話し始めた。
「オーディションの時、あかりちゃんがアイドルに見えたのはね、目が離せない光があったからだと思う。アイドルの光!」
「アイドルの…光…。」
「私が美月さんに感じたような光、きっとあかりちゃんが私に感じたような光。」
あかりは半信半疑でいちごの話を聞いていたが、いちごはあかりほど目が離せないアイドルを初めてみたという。
「あかりちゃんはあたふたしてても一生懸命だったよね。小さな光でも、あかりちゃんの光り方で光ってた。」
その光を感じたからこそ、いちごはあかりを合格にしようと決意したのである。
「だからあかりちゃん、自分らしく頑張ろう?」
「はい!!」
そして、2人はフィッティングルームの前へ。
スクールドレスを纏い、ステージに並び立つ。
歌う曲はもちろん【オリジナルスター】である。
そして、いよいよスペシャルアピールの瞬間がやってくる。
結果はあかりがノーマルアピール、いちごはスペシャルアピールという結果であったが、アイドルとして大きく成長した瞬間だった。
私だけの
ステージが終わり、寮の部屋に戻ったあかりはお守りとして持って来たおしゃもじを見つめる。
(私は、いちごちゃんになりたいって思ってた。だけど、私は自分の光を大事にしなくちゃ。)
あかりは机に飾っていたおしゃもじを、引き出しの中に片付け、代わりにハサミを手にして【星宮いちごになりたい自分】に別れを告げたのである。
(これは、私のストーリー。)
感想
いちごは天然ではありますが、お弁当屋でいろんなお客さんをみて審美眼を磨き、感覚でいろんなことを理解し、吸収できる天才肌なんですが、スポーツ漫画の主人公のような脳筋でもあります(笑)
そのため、あかりをアイドルとして導く方法もスポ魂でした。
けれどあれこれ考えないからこそ、本能であかりが持つアイドルの光に気が付いたり、歌詞の中にあった【目指してるスターはオリジナルスターである】ということにも気が付くことができたんだと思います。
オリジナルスターは、第51話~第76話まで使用されたエンディング曲だったのですが、第77話を見るまであまり歌詞について考えていませんでした。
けれどいちごの解釈を聞いて、改めて歌詞を見た時に「なんていい曲だろう!」と感動しました。
【オリジナルスター】は、CGライブでも使用されましたが、まさにあかりのための曲ですよ。
ライブシーンもかなりこだわって作られており、あかりが途中でステップをミスしたり、アイカツシステムで具現化されるアイドルのオーラ(いちごの周りに飛んでいる花です。)も、あかりにはすごく小さいオーラが出ているだけでした。
これまでCGライブでアイドルのオーラが小さい子はいなかったのですが、あかりは本当に初心者という証明ですね。
さて、【星宮いちごになりたい】とアイドルの世界に飛び込んだあかりですが、いちごそっくりなビジュアルは今回でおしまいです。
彼女はこれから、オリジナルスターになるためアイカツを頑張って行きます。
天才肌のいちごとは違い、努力でアイドルとして高みに上ってく大空あかりの戦いがスタートした瞬間でもあります。
あかりの成長や苦悩は、今後もちょこちょこ紹介されていきますので、次期主人公、大空あかりの成長をあたたかく見守っていきましょう!

小学生と幼児のママ。常に娘のコスネタを模索中。育児のストレスはアニメ鑑賞と妄想でリカバリー中。今のブームは型月&刀剣乱舞。
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