アイカツ!2ndシーズン 第76話のあらすじ・ネタバレ・感想~ついに伝説が始まった~ | VODの殿堂

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アイカツ!2ndシーズン 第76話のあらすじ・ネタバレ・感想~ついに伝説が始まった~

   
 

タイトル:アイカツ!2ndシーズン 第76話 ーびっくり☆フレッシュガール!ー
放送局:テレビ東京ほか
アニメーション制作:サンライズ
キャスト:星宮いちご:諸星すみれ/霧矢あおい:田所あずさ/紫吹 蘭:大橋彩香/音城セイラ:石原夏織/冴草きい:秋奈/星宮りんご:能登麻美子/星宮らいち:瀬戸麻沙美/光石織姫:松谷彼哉/ジョニー別府:保村 真
視聴VOD:dアニメストア(2018年06月19日時点で視聴可)

高等部に進学したいちごたちに織姫学園長が依頼したのは、新入生オーディションキャラバンの審査員でした。

オーディションキャラバンは、入学オーディションとは違った方法で合格者を決めるイベントで、新しくできる後輩を選ぶことが出来ると知ったいちごたちはワクワクが止まりません。

そして開催されたオーディションキャラバンで、強烈な印象を残した女の子を見つけたのです。
後に伝説として語り継がれるのですが、それは感想でご紹介しましょう!

『アイカツ!』2ndシーズン配信先一覧
動画配信サービス 配信状況 見放題 配信先
U-NEXT 視聴ページ
hulu 視聴ページ
dTV
Amazonプライム・ビデオ 視聴ページ
※配信状況は2019年10月17日(木)時点のものです。
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あらすじ

アイドルになりたい

高等部に進学したいちごたちに、高等部最初の仕事として、「スターライト学園全国オーディションキャラバンで審査員をしてほしい。」と織姫から依頼を受ける。
それは、すでに終了している入学オーディションに加えて、最後のチャンスとして新たに始めたイベントらしく、責任重大な仕事にいちごたちの表情もキリッと引き締まっていた。

一方、オーディションキャラバンのCMを、おしゃもじをぎゅっと握りしめたまま見ている女の子がいた。

ピンクのリボンを揺らしながら、審査員が星宮いちごであることに驚愕した声を上げ、テレビの前で固まる女の子に「あかりも受けられるじゃない。いちごちゃんに会えるかもね。」と母親が声をかける。

「うん!いちごちゃん…いちごちゃん…っ!!」

あかりと呼ばれた女の子のルックスは、色違いの星宮いちごであった。
彼女は星宮いちごの大ファンで、入学オーディションにも参加していたのだが、箸にも棒にも引っ掛からず結果は不合格であった。

(私がスターライトに合格できるとしたら、これが最後のチャンス。絶対に合格したい。)

いちごのポスターを見つめながら、あかりは決意を新たにする。
何故あかりがアイドルになりたいのか、それは彼女が小学4年生のころまで遡る。

あの日、あかりは校庭で逆上がりができなくて困っている子を見つけたが、隣のクラスで話をしたことがないという理由から、声をかけずにそのまま帰宅したのである。
しかし、友だちの為に吹雪が吹く山の中でクリスマスツリーに使用する木を伐採するいちごの輝く姿を見て、大きな感動を得たのである。

いちごに感銘を受けたあかりは、「自分にできることをしよう!」と決意を新たに、困っている友達に積極的に声をかけるようになり、人を笑顔にできるいちごに尊敬の念を抱いた結果「アイドルになりたい!」という夢を抱くようになったのである。

オーディションキャラバン

オーディションキャラバンが開幕、いちごたちが審査員席に座る。
いちごたちはオーディション前に何度も話し合いを重ね、何をチェックし、何を合格基準にするかを共有していたのである。
それはアイドルになりたい参加者たちの未来がいちごたちに委ねられているからであり、しっかり責任を果たそうとする覚悟だ。

そしてついにオーディションがスタートし、ステージに立つ参加者たちのパフォーマンスをいちごたちは真剣なまなざしで見つめている。

オーディションキャラバンは順調に進み、各会場で合格者が次々と選ばれていった。
最後の会場はスターライト学園で、オーディションの参加者もこれまで以上の数であったが、合格者はたった2名という事実にいちごたちは胸を痛めていた。

「わかってはいたけど、きついな。みんなのアイドルになりたいっていう夢をあたしたちが阻んでるみたいでさ。」

「アイドルの門は狭き門。昔から変わらないことだけどね…。」

しかしたとえ夢を阻むことになっても、アイドルの世界に入ってから挫折を味わうよりも、今ここでふるいにかけることが正しいと信じて、いちごたちは最後まで責任を持って審査をすることに。

そして最後のオーディションが始まり、オーディションに参加していたあかりの順番が回ってきたのだが、そのルックスにいちごたちは目を丸くする。

「お名前をどうぞ。」

アナウンサーの言葉に、あかりはおしゃもじを握った手を震わせながら自分の名前を口にする。

「星宮いちごです!!」

その言葉に、審査員であるいちごも、会場にいる観客もぽかーんと口を開いていた。
ただ一人、あかりだけは自分の間違いに気づかず、大好きないちごちゃんが目の前にいることに感動したまま動けなくなっていた。

「あの、星宮いちごってどういうことですか?」

いちごの問いかけに、自分がとんでもない間違いをしたことにあかりはようやく気が付いた。
あかりが「星宮いちごです!」と名乗ってしまったのは、好きなアイドルを問われた時に「星宮いちごです!」と答えようと一生懸命になりすぎてしまったせいである。

あかりは慌てて「星宮いちごじゃないです!」と否定し、改めて「大空あかりです。」と自己紹介するものの、会場は笑い声で溢れていた。

あかりは仕切り直して、一生懸命自分がアイドルになりたい理由を口にする。
星宮いちごになりたいという気持ちや、いちごを好きになったきっかけ、いちごがアメリカに言っている間のニュースもすべて追いかけていたことを一生懸命伝えたのだ。

「それで私、この前スターライト学園の入試を受けたんですけど、落ちたんです。」

そういって、あかりは不合格になった時に撮影した写真をポケットから取り出す。

それはあかりにとって、大事な記念写真であった。
不合格という事実に涙を流しながらも、いい経験だったと無理やり笑って写真を残したのだ。

「落ちたけど、自分の実力もわかって、私にとっていい経験でした。」

そんなあかりの前向きさと、それでもなお諦めない熱意にいちごは大きく頷いている。

「じゃあ、あかりちゃんに質問。あかりちゃんから見て、いちごのどんなところがすごいと思う?」

あおいの質問に、あかりはいちごの顔を見た後、そっと瞳を閉じる。

「私に夢を見させてくれたとこ!」

その言葉に、いちごは瞳を見開いた。
それは美月に憧れた、かつてのいちごと同じ気持ちである。

「私はスターライトの入試に落ちたし、歌も踊りもヘタなんです。」

あかりはアイドルになるという夢を抱いてから、何度もいちごのライブ映像を見ながらレッスンを重ねたが、あまり上達はしなかったそうだ。

「でも、私はここにいます。憧れちゃって、でもできなくて…それでも諦めきれない夢だって思えるほど、私にとってのいちごちゃんは輝いてるんです!」

その力強い言葉に、いつの間にか会場中の視線があかりに釘付けになっていた。

「では大空あかりさん、パフォーマンスをお願いします。」

アナウンサーの言葉に、あかりは「ヘタだけど頑張ります。」と言って裏へ戻ろうとするが、それをいちごが呼び止める。

「ねぇ、あかりちゃんは今しあわせ?」

「は、はい!」

「自分がしあわせだと思うことを見つけられるのは才能なんだよ。だから、自分を信じて頑張って。」

いちごに背中を押され、あかりはフィッティングルームへ向かっていった。

アイドルの輝き

フィッティングルーム前の広間に入ったあかりは、用意されたアイカツカードから3枚のカードを選択する。
あかりが選んだのはオレンジ色のスクールドレス、アプリコットトルテである。

そしてステージに上がり、【アイドル活動】を歌い始めたのだが、その途中で首を傾げてウィンクをした動作にいちごが反応する。

あかりのダンスは正直うまいものではなかった。
振付は間違えるし、 慌てる姿も目に余る。

それでもキッと眉を吊り上げて、頑張って立て直そうとする姿に釘付けになってしまっていた。

そしてあかりのパフォーマンスが終了し、いよいよ結果発表。
スポットライトの光を浴びたのは、なんと大空あかりだった。

「大空あかりちゃん、合格だよ。」

「えぇぇぇぇぇぇ!!」

ダンスも歌も高いレベルとはいえないあかりの合格に、会場の後方にいたジョニー別府が織姫に疑問を投げかける。

「星宮が推したようね、面白くなってきたわ。何故大空あかりを選んだのか、星宮には考えがあるはずよ。」

感想

いちごからバトンを受け継ぎ、3rdシリーズからアイカツの主人公になる大空あかりの登場です。
実は彼女、アイカツシリーズに初めて登場したのが、第75話ではないことにお気づきでしょうか?
アイカツ2ndシリーズがスタートした第51話で、あおいがいちごと見間違えた女の子がいましたが、あの女の子こそ大空あかりだったのです。

第76話で開催された全国オーディションキャラバンですが、当初いちごたちはアイドルの世界に入って挫折しないよう、アイドルとしてのスキルを持った子を合格させるという共通認識をもって審査をしていました。
しかし最後のオーディションで合格した大空あかりは、ジョニー別府が懸念したように、歌もダンスもうまいとは決して言えません。
それでもあかりはオーディションに合格し、スターライト学園に入学する権利を得たのです。

彼女を合格させたのは、あおいでも蘭でもなく、星宮いちごでした。
誰もが疑問を持つオーディションの結果ですが、その理由は次回明らかになります。

あかりのパフォーマンスをみた時のいちごの反応の意味は?
いちごは何故あかりを合格にしたのか?
そして、あかりが進むべきアイドルの道とはいったいどんなものか?

さまざまな疑問が解決するだけではなく、高等部に進級して、いちごが急に大人になったと感じるストーリーになっていますので、次回をお楽しみに!

 

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