タイトル:「逆境無頼カイジ」第2話[火蓋]
放送局:日本テレビ
放送期間:2007年10月2日~2008年4月1日
キャスト:(声)萩原聖人、白竜、内田直哉、松本保典
閲覧したVOD:dTV(2018年12月31日まで視聴可)
友人の連帯保証人になって、突然385万円の闇金での借金を背負ってしまったカイジ!
取り立て人の遠藤から勧められ、借金を帳消しにするためギャンブル船「エスポワール」に乗船しました。
参加者にギャンブルのツールとして渡された「12枚のジャンケンのカード」は、どういうルールのもとで使われるのでしょうか?
また、もう1つの封筒Bには何が入っているのでしょうか?
それでは、紹介して行きましょう。
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あらすじとネタバレ
ホールマスター・利根川の説明
壇上のホールマスターが自分の名前を参加者達に告げると、封筒Bを開けるよう、参加者達にうながした。
カイジが中を開けると、星型のバッジが3個入っている。
利根川はバッジを胸のプレートに着けるよう指示して、ルールの説明が始まった。
「皆さんには、好きに対戦相手を選び、制限時間内でこの星を奪い合って頂きます。星が3個以上残れば、勝ち、制限時間内にカードを使い切れないか、星が無くなると失格です、説明は以上です。」
会場がざわつく。
カイジがホルダーの金を指差しながら、利根川に聞く。
「今借りた金はどうする?」
利根川が答える。
「好きにお使いください」。
「質問は受け付けません、勝てば借金は帳消しになります」
さらに会場がざわつき「負けたらどうなる?」と質問をする者や「もっと詳しく説明しろ」とヤジが聞こえ始めた。
すると利根川は「黙れ、撃ち殺すぞ虫ケラ、シャバで散々負けてきたお前らが、この船で負けた事を考えてどうする?勝つ事だけを考えろ!」
利根川が会場から出て、モニターの制限時間のカウントダウンが始まった。
カイジは隅の椅子に座って
カイジは何か必勝法がないかと、手に持つジャンケンカードを見つめながら考え込んでいた。
対戦会場では、まだ開始10分も経たないうちに星を無くした脱落者が、黒服に別室に連れ出されている。
カイジの前に1人の男が近づいて来て、カイジに話しかけてきた。
「ワシと手を組まんか、カイジさん」
カイジは「船井?」
お互いにどこかで名前は知っていた。
船井はカイジに必勝法を説明する。
「カードを使いきって星を3つ残せば勝ちだから、全部あいこでいいんや。借りた金は10分複利だから、今からサッサと終わらせれば、あと10分で上がって利息も止まる、グー、チョキ、パーの順序で出して全部あいこで勝ち残ろう、カイジさん」
対戦
カイジは船井の誘いにのり、対戦が始まった。
順調に対戦が進み、9枚のカードを2人は消化した時には、カイジは心の中で船井に感謝をしていた。
しかし、10回目で異変が起きた!
話し通りにカイジが「パー」のカードを出すと、船井は「チョキ」のカードを出したのである。
船井は間違えたとカイジに謝り、次はこれを出して帳消しにすると「パー」のカードを見せた。
次の勝負、カイジは「チョキ」のカードを出す。
すると船井は「グー」のカードを出した。
カイジの胸からバッジをもぎ取って船井は「ご馳走さん、この星は後で1つ数百万円で売れるんだ、カイジさんも頑張りや」、とカイジに言い放ち、会場を離れようとした。
カイジはだまされたと、船井に飛びつき「星を返せ」とせがむが、黒服がカイジを取り押さえた。
カイジが船井にだまされたと黒服に話すと、黒服はカイジに「船井に問題はない、散れ、ここは言わば戦場、後ろから撃たれて命を返せという兵士がどこの世界にいるんだ」、とカイジに言い放った。
古畑を見つける
カイジが座り込み泣きながら後悔していると、会場を出ようとする男の姿が見えた。
その男は、カイジを借金の連帯保証人にして行方をくらました古畑だった。
カイジが古畑を追うと「気分転換の部屋」に入っていく。
カイジが部屋に入ると、そこは敗色濃厚な者たちが嘆いている吹きだまりになっていた。
古畑もその1人となって、泣いていた。
カイジに気づいた古畑が済まなそうにカイジに謝り、この船で負けた者がどうなるのかを話す。
「監禁されて強制労働をさせられたり、開発中の新薬の臨床実験人されて廃人になった者もいる」。
古畑は「もう終わりだ」と頭を抱えた。
話しをきくと、カイジは古畑を会場に連れ出す。
カイジは古畑と組む
カイジは古畑の星が1つで「チョキ」のカードが4枚残っていて、軍資金が200万円だと確認した。
カイジは古畑に2人で組んで、何とか星を6つにするように説得した。
その時カイジはひらめいた。
「星2つでカードがない男を探そう」と古畑に話した。再び「気分転換の部屋」に戻って2人で探していると、カードを使いはたして星が2つで敗色濃厚な男画像見つかった。
その男の名は安藤、軍資金は200万円持っている。
カイジは安藤に「3人で勝ち残ろう」と説得する。
再び会場に戻る
3人で会場に戻ってカイジは作戦を考え始めた。
3人の軍資金の合計は1400万円、カードは「パー」が1枚、「チョキ」が4枚、星は4つ。
カイジは古畑と安藤に「これからは3人でワンセットになって星を9つにしよう」と話し、2人はうなづいた。
ここで今回は終わる。
感想
船井にだまされてしまったカイジは、考えが甘かったと感じました。
借金の連帯保証人になる事も、友人だからという理由で、軽率だと思います。
船井にしてみれば、カイジをだまして星を5つにしました。
ましてや、残りのカードを1枚にまで消化してしまえば、最後に負けても1つの星を売って勝ち残ります。
人をだます人間は頭が良いなと、感心すらします。
カイジが自分に借金を背負わせた古畑を、叱りもせずに仲間にしたところは、カイジの人間としての優しさを感じさせられました。
私だったら、闇金の借金を丸投げさせた音を「許しているだろうか?」、と考えてしまいます。
1人では敗色濃厚なカイジが、いち早く気持ちをたて直して、仲間に前向きにさせる姿を見て、希望が持てます。
もしかしたら、船井にだまされた手口も、カイジには勝つための勉強になったのかもしれません。
すばやく自分達が勝つために必要な条件をカイジがひらめく辺りは、カイジの勝負強さに期待してしまいます。
さて、カイジたち3人の残った条件は厳しいといえるでしょうけど、カイジはどんな作戦をとるのでしょう。
私が考える事が、もし当たったいると次回のネタバレになるかもしれませんので、あえて書かない事にしておきます。
それでは、次回をお楽しみに!

シングルファーザーで美容師をしている私の楽しみは、帰宅後に趣味の合う子供と観る海外ドラマや洋画です。
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