「笑ウせぇるすまん【デジタルリマスター版】」第58話のあらすじ・ネタバレ・感想~伴護保はヴァン・ゴッホ~ | VODの殿堂

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「笑ウせぇるすまん【デジタルリマスター版】」第58話のあらすじ・ネタバレ・感想~伴護保はヴァン・ゴッホ~

   
 

タイトル:「笑ウせぇるすまん【デジタルリマスター版】」第58話
放送局:TBS系列
キャスト:大平透、津久井教生など
視聴したVOD:dTV(2018年7月31日まで視聴可)

ゴッホを心から尊敬し、憧れている売れない画家の伴護保は、路上で似顔絵を描く仕事をしています。
売れないのは、ゴッホのように援助してくれる人がいないからだと言う喪黒は、大金持ちのパトロンを紹介します。
喪黒は「芸術家としての魂だけは売らないように」と言うのですが・・・?

「笑ウせぇるすまん【デジタルリマスター版】」第58話のあらすじです。

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あらすじ第58話 自画自賛

すごんだ割に

画家の伴護保(ばんもりやす・27歳)は、路上で似顔絵を描く仕事をしている。
女性客が来て、見たままを描くと怒り出し、絵を破って代金を払わずに去っていく。
落ち込んでいると、男が「おぅ、兄ちゃん」と声をかける。
「あ、はい、似顔絵ですか?」と答える伴。

男は「誰に断ってここで商売してるんだ?稼ぎたいならショバ代払いな!」とすごむ。
「え?ショバ代なんて」と言う伴。
男は「払えないってぇのか!それなら二度と絵が描けないように、この指つめてやろうか?」とナイフを出して、伴の右手を掴む。
伴は「あわわわ、待って下さい」と哀願する。
その時、キャンバス越しに喪黒が「もしもし、指はいけませんよ。指は!」と話しかける。
男が「なんだ、てめーは」と怒鳴る。
「指は絵描きの命です。切り落とすなら、ゴッホみたいに耳にしてあげなさい」と言う喪黒。
伴は「そんなぁ」と嘆く。
男が「なんだぁ?そのゴッホってのは」と聞く。

喪黒は「かの有名な、ヴィンセント・ヴァン・ゴッホですよ。こうするのです」と言って男のナイフを取り上げ、伴の右耳を切り落とす?
喪黒は「はい、取れました」と男に血が付いた耳を見せる。
「ひえ~~」と男は逃げて行く。
うずくまっている伴に「オーッホッホ、迫真の演技ですな。これは、プラスチック製の作り物です」と言う喪黒。

出世した伴

バー“魔の巣”に来た2人。
伴は「いやぁ、真に迫っていたのは、あなたの方です。本当に耳を切られたのかと思いましたよ」と言う。
喪黒は、伴が描いた絵を見て「オーッホッホ、あなたの絵も、なかなかのもんですなぁ」と言う。

「そう言ってくれるのは、あなただけです。僕はゴッホのような画家になることを夢見て、10年前東京に出てきました。そして、アルバイトをしながら必死で絵の勉強をしました。しかし、展覧会に応募しても入選したこともないし、最近はもう諦めようかと・・・。」と話す伴。
喪黒は「自信を失ったらいけませんよ。自信さえ無くさなければ、今にきっとあなたの芸術が花開きますよ。申し遅れましたが、私はあなたのような、芸術家のココロのスキマをお埋めすることが仕事なのです」と言って名刺を渡す。
伴は「へぇー」と名刺を見る。
喪黒は「あなたは、間違いなく画家としての実力を持っています。それなのに不運なのは1つだけ。あなたの芸術を理解して、応援してくれるパトロンがいないことです。ゴッホには、弟のテオという良き理解者がいましたが、あなたにはいない」と言う。

「確かにそうでした。テオはゴッホの1番の理解者であると同時に、画商でした。僕にはテオのような人がいない・・・。」とガッカリする伴。
喪黒は「私がパトロンを紹介してあげましょう。もちろん紹介料などは頂きませんよ」と言う。

喪黒に紹介してもらった資産家の鳴金という男の家に行く伴。
「ええ?これは!」と驚きの声を上げる伴。

鳴金は「これは、先日ロンドンのオークションで百億円で落札してきたものなんだ」と言う。
伴は「ひゃ、ひゃくおく?」と声が震えている。
鳴金は「会社にかけて自慢したいんだが、さすがに百億ともなると不用心でな。そこで君に模写を描いてもらいたい。それを会社にかけようと思うんだ。もちろん、お礼はたっぷり払うよ。それから君の応援もさせてもらうつもりだ」と言う。
伴は「つまり、後援者になってくださるんですね?ゴッホの模写なら誰にも負けない自信があります」と言う。
鳴金は「それは頼もしいね。頼んだよ」と伴の肩を叩く。
「よろしくお願いします、鳴金さん」とあいさつをする伴。

伴は、アトリエで絵を描いている。
秘書が「先生、お客様です」と言いに来る。
「誰だね?」と聞く伴。
「いやぁ、大した出世ぶりですなぁ」と、感心する喪黒。
伴は「アハハハハ、お陰様で僕の画家としての将来は、約束されましたよ。おまけにこんなに豪華なアトリエまで提供してもらっちゃって」とパイプをふかす。

にっくきゴーギャンの模写を?

アトリエの庭を歩きながら喪黒と話す伴。
「今、個展のための絵をジャンジャン描いているところです」と言う。
喪黒は「それは、結構ですな。ただし、伴さん!1つだけ約束して下さい。鳴金さんは、あなたにとって単なるパトロンに過ぎません。鳴金さんにとって、絵は金儲けの手段です。ですからあなたは、鳴金さんに絵は売っても、芸術家としての魂だけは、売っちゃいけませんよ」と忠告する。
伴は「アハハハ、そんなことわかってますよ。僕にはゴッホのような画家になるという夢があるんです。そのためにも、絵描きとしての良心は誰にも売りません」と言う。

アトリエに鳴金が来る。
「やぁ、お邪魔するよ」と絵を持ってくる鳴金。
「あ、鳴金さん、どうも」とあいさつをする伴。
鳴金は「急いで君にやってもらいたい模写があってね」と言って伴に絵を見せる。

驚く伴は「こ、これはゴーギャン!」と叫ぶ。
鳴金は「ああ、こいつを至急模写してもらいたいんだ」と言う。
伴は「ぼ、僕にゴーギャンを模写しろって言うんですか?ゴーギャンは、ゴッホを裏切った人間なんです。ゴッホが創作にいき詰っていた時、泣いて頼んだのにそのまま見捨てて去った男なんです」と力説する。
鳴金は「それは、ゴッホが生活が乱れていたからだろう」と言う。
「でも、ゴッホは僕の命なんです。ゴッホを認めなかったゴーギャンの絵なんか、とても描けません」と言う伴。

鳴金は「ゴッホとゴーギャンの関係なんかわしは知らん。わしの大事な取引先の客が大のゴーギャンファンなだけだ。別に構わん、君への援助も今日までだ。このアトリエもすぐに引き払ってくれ」と言う。
伴は「そんなぁ、待って下さい」と追いかける。
伴の頭に喪黒が言った“芸術家の魂は売っちゃいけませんよ”という言葉が浮かぶ。

「仕方ありません。ゴーギャンの模写を描かせて下さい」と言ってしまう伴。
鳴金は「そうか、その気になってくれたか。じゃ、頼むよ。伴画伯」と言う。

伴ゴッホ

「ゴッホのような画家になるために仕方のないことなんだ・・・。」と泣きながらゴーギャンの模写をする伴。
伴は、涙が止まらなくなり、思わずその場に泣き崩れる。
そこへ「伴さん、約束を破りましたね」と喪黒が来る。

伴は「も、喪黒さん、これは仕方がなかったんです。僕は、せっかく巡ってきたチャンスを放したくなかったんです」と泣く。
喪黒は「しかし、絵描きの魂を売り渡してしまっては、もう自分の絵など描けませんよ~」と言う。
泣いている伴は「僕はどうしたら・・・。」と喪黒を見る。
喪黒は「ゴッホを目指すのです。こうなったらあなたは、ゴッホになりきる以外ありません。ゴッホになるのです。ドーーーーン」と指をさす。

模写をしたゴーギャンの絵を、切り裂く伴。
鳴金が来て「君、せっかく仕上げた模写になんてことをするんだ、おい、聞こえているなら返事をしろ!耳がついているんだろう」と言う。
伴は、黙ってナイフで自分の右耳を切り取る。

悲鳴を上げる秘書、「わしゃ、知らんぞ」と言って逃げ出す鳴金。

自画像を描きながら狂ったように笑う伴。

その様子を見ていた喪黒は「かのゴッホが、世間に認められ絵に高い値が付くようになったのは、彼の死後何十年もたってからです。ともあれ、芸術の道というのは非常に厳しいものですねぇ。そう、藤子先生も他人事じゃありませんよー。オーッホッホッホ」と笑う。

感想

炎の人と言われたゴッホですね。
伴さんは、ゴーギャンの模写をものすごく嫌がりました。
でも、画家なら、いろいろな人の絵を模写すればよかったのにと思います。
私もゴッホが好きで、ゴッホのことを書いている本を何冊か読んだことがあります。
でも伴さん、鳴金さんというパトロンが付いたとたん、パイプなんかくわえちゃって、すっかりえらそうにしていました。
秘書からも「先生」と呼ばれて、なぜそこまで持ち上げたんでしょうか。
まだ、パトロンが付いただけで、絵が売れるようになったわけでないのに、勘違いしてますね。
そこがもう、ゴッホと違うような気がします。
ゴッホの弟テオは、本当に兄ゴッホの絵の才能を認めていたんです。
自分たちの生活もそんなに裕福ではなかったのに、テオの奥さんもゴッホのことを才能ある人だと思っていたようです。
残念ながら伴さんに、そこまでの理解者はいません。
喪黒さんに「ゴッホになれ」と言われて、本当に耳を切り落としてしまうとは。
最後は、頭がおかしくなってしまったようです・・・お気の毒に。
本当のゴッホが切り落としたのは、耳たぶだけだったんですけどね。
それでも、動脈を切ってましたから大量の出血だったみたいですが。
さて次回は、自然食品にこだわる男のお話です。
喪黒がある道具を出してくれるのですが?

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