「笑ゥせぇるすまん【デジタルリマスター版】」第54話のあらすじ・ネタバレ・感想~バー"魔の巣"の2階は骨董品だらけ~ | VODの殿堂

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「笑ゥせぇるすまん【デジタルリマスター版】」第54話のあらすじ・ネタバレ・感想~バー“魔の巣”の2階は骨董品だらけ~

   
 

タイトル:「笑ゥせぇるすまん【デジタルリマスター版】」第54話
放送局:TBS系列
キャスト:大平透、塚田正昭など
視聴したVOD:dTV(2018年7月31日まで視聴可)

狭い2軒長屋に妻子と暮らす安楽。
家には、ご飯を食べに帰るだけの生活を送っています。
会社で、椅子を並べて眠る瞬間に幸せを感じてしまう安楽。
「椅子で寝ていると、体を壊しますよ」と、喪黒に大きなベッドをプレゼントされるのですが・・・?

「笑ゥせぇるすまん【デジタルリマスター版】」第54話のあらすじです。

『笑ゥせぇるすまん』配信先一覧
動画配信サービス 配信状況 見放題 配信先
U-NEXT 視聴ページ
hulu 視聴ページ
dTV 視聴ページ
Amazonプライム・ビデオ 視聴ページ
※配信状況は2020年3月26日(木)時点のものです。
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あらすじ第54話 椅子男

慌ただしい晩ご飯

小さいながらも印刷業を営んでいる、安楽一寿(あんらくかずひさ・38歳)は、家で慌ただしい夕飯を食べる。
「ほんと、家が狭くていやになっちゃう」と言う妻。

その周りでは、子どもたちが走り回っている。
妻は「でも、忙しい人ね。昼も夜もご飯だけに帰ってくるんだから」と言う。
安楽は「泊りでやらないと、注文がさばき切れないからな」と言う。
「貧乏暇なしね、でも一戸建ての家を買うまでは、頑張ってもらわなくちゃね!」と言う妻。
子どもたちは、「お父さん、お土産買ってきてね」と甘える。
「ああ、わかったわかった。じゃ、行ってくるよ」と言って家を出る。

安楽は残業していた部下の小倉と児玉に「もう、今日は上がっていいよ」と言う。
その後、安楽は朝の4時まで仕事をして「さぁて、これぐらいにして寝るか」と言って、椅子を3つ並べてその上に寝る。
「あ~、この時間が一番幸せだ~」と、ひとり言を言って眠りにつく。

い、いつのまに?

ほどなく、入口をノックする音が聞こえる。
出てみるが、誰もいない。

再び寝ようとすると、後ろから「もしもし」と喪黒が声をかけて来る。
「うわぁ!」と、ビックリして飛び起きる安楽。
喪黒は「これはこれは、ビックリさせて申し訳ありません。実は明日の夕方までに、名刺を印刷してもらいたいのです。原版はありますからよろしく」と、原版が入った封筒を渡す。
安楽は「あ、はぁ、名刺ですか」と封筒を受け取る。
喪黒は「いやぁ、助かりました。こんな時間だから、どこも閉まってましてね。では、明日の夕方までに封筒に書いてある住所に届けて下さい」と言って立ち去る。

翌日、バー“魔の巣”へ名刺を届ける安楽。
「あ、ど~も。ま、お座り下さい」と言う喪黒。
安楽は「しかし、真夜中でいきなりでしたから、ビックリしましたよ。喪黒さんは、どんなお仕事なんですか?」と聞く。
喪黒は「オーッホッホ、セールスマンですよ。では、代金と交通費です」と言って、お金の入った封筒を渡す。

「ありがとうございます。え?こんなに?」と、中を見てびっくりする安楽。
喪黒は「無理してお願いしたんですから、当然ですよ」と言う。
安楽は「そうですか、では」と言って、領収書を書く。
喪黒が「ところで、安楽さんはいつもああして事務所に寝泊まりしているんですか?」と聞く。
「いやぁ、お恥ずかしいところを見られてしまって。私の家は公団の狭い2軒長屋でして、子どもが2人と女房がおりますと寝づらいもんですから。それに仕事が忙しくて家に帰る暇もないんですよ」と言う安楽。
喪黒は「それはお気の毒に」と言う。
安楽は「いえ、今ではすっかり事務所の椅子に体が馴染んでしまって、あそこが一番安眠できるんです」と話す。

“魔の巣”の2階、初公開

喪黒は「しかし、椅子で寝るなんて、本当の安眠とは言えませんよ。いつかは体を壊しますよ」と言う。
「そういえば、この頃肩こりがひどくて・・・。」と言う安楽。
喪黒は「よろしい、名刺のお礼と言っては何ですが、私が素晴らしいベッドをプレゼントしましょう」と言う。
安楽は「あなた、ベッドのセールスマンだったんですか?」と聞く。
喪黒は「いえいえ、ただのセールスマンじゃございません。あなたのような方をお助けするのが、私の仕事なのです。どうぞ、こちらへ」と言って、バー“魔の巣”の2階の部屋へ行く。

「あのベッドです。ちょっと寝てみて下さいな」と言う喪黒。

安楽は「うわぁ、フカフカだぁ。素晴らしいベッドですね~。気持ちいいからウトウトしてきました」と言って、ちょっと寝てしまう。
さっそくその日、安楽の狭い家に大きなベッドが届く。
子どもたちは、ベッドの上で大はしゃぎ。

妻も座ってみて「あらぁ、素敵なベッドじゃない」と気に入った様子。

会社で、部下の児玉の椅子が壊れる。
安楽は「もう寿命かな、新しいの買うか」と言う。
児玉は「いいですよ、僕あんまり座らないし」と言う。
小倉も「社長も、もう椅子で寝ないって決めたんでしょう?」と聞く。
「うん、家に帰ればぐっすり眠れるベッドが待ってるからな」と言う安楽。
安楽は、仕事が終わると急いで帰る。

ええ?そんな!

安楽は寝ようとするが、妻と子どもがベッドを占領している。

仕方なく、端っこの方で寝るが、妻のいびきがうるさくて眠れないし、子どもの足が飛んでくる。
安楽はため息をつき、会社へ向かう。
途中で「安楽さん」と喪黒に呼び止められる。
「喪黒さん」と驚く。
喪黒は「どうしました?こんな夜更けに」と聞く。

安楽は「それが、情けない話ですが、頂いたベッドを家内と息子たちに取られてしまいまして」と言う。
「それで、仕事場に戻って寝ようっていうんですか?椅子が壊れてるんじゃないんですか?」と聞く喪黒。
「え?どうしてそれを?」と安楽。
喪黒は「安楽さん、このままではあなたは一生安眠できませんよ!私があなたをゆっくりと、寝られるようにして差し上げます。椅子で」と言う。
安楽は「え?椅子?」と言う。
喪黒は「そうです。あなたが、安眠するためには椅子が一番です。あなたは、椅子で眠るのです。ゆったりと椅子で眠れます。ドーーーーン」と指をさす。

翌朝、会社に電話がかかる。
安楽は「全く、朝早くから。はいはい、今出ますよ」と受話器を取る手?・・・。

椅子と合体した安楽の姿が。

「はい、もしもし、大丈夫だよ。ぐっすり眠れたよ。きっとこれからも眠れるよ」と話す椅子人間の安楽。
喪黒は「それにしても、ぐっすり眠れる場所というのは、人それぞれなんですねぇ。しかし、ほーんと素晴らしい寝場所が得られて、安楽さん、いいっすね~。オーッホッホッホ」と笑う。

感想

安楽さん、誰と電話で話してるんでしょう。
すごく、安らかな顔してました。
でも、自分の会社だから、寝泊まりしようがどうしようが自由なんていいですね。
だから、子どもが走り回ってゆっくりできないから、会社で寝ているような感じがしました。
仕事が忙しいのはわかりますが、たまには早く帰って子どもたちの面倒を見てあげたらいいのにって思います。
子どものことは100パーセント、奥さんに押し付けてませんか?
これくらいの男の子は1人でも大変なのに、2人もいると気が休まる暇がないと思うんですが、どうでしょう。
このお母さんは、肝っ玉母ちゃん風だからそんな心配いらないとか?

安楽さんに、ベッドをあげてから、もう会社で寝泊まりできないように椅子を壊したのは喪黒さんでしょうね。
それにしても、椅子と合体してしまった安楽さん、これからどうするんでしょうか?
会社は続けられるとしても、妻子はどう思うのか?
本人の安楽さんは、意外と幸せそうな顔してたからいいのかな。
ぐっすり眠れるって言ってたし。
それと、今回初めてバー“魔の巣”の2階が公開されました。
ぐにゃ~と歪んだピアノとか、今後、物語に出て来たら面白そうです。
ちょっと楽しみですね。
次回は、何かを選択する時なかなか決められない、優柔不断な男のお話です。
喪黒が下した決断とは?

 

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