「笑ゥせぇるすまん【デジタルリマスター版】」第51話のあらすじ・ネタバレ・感想~宇和目さん、ご気分はいかがです?~ | VODの殿堂

アニメ

「笑ゥせぇるすまん【デジタルリマスター版】」第51話のあらすじ・ネタバレ・感想~宇和目さん、ご気分はいかがです?~

   
 

タイトル:「笑ゥせぇるすまん【デジタルリマスター版】」第51話
放送局:TBS系列
キャスト:大平透、増岡弘など
視聴したVOD:dTV(2018年7月31日まで視聴可)

いつも卑屈に生きているサラリーマン、宇和目和夫は、家でも会社でも謝りっぱなし。
会社の後輩にまでバカにされ、憂さ晴らしに酒を飲むのですが、酔っぱらっても、卑屈な態度は変わりません。
喪黒は宇和目の性格を改善させるため、高層ビルの屋上で1週間生活させるのですが・・・?

「笑ゥせぇるすまん【デジタルリマスター版】」第51話のあらすじです。

『笑ゥせぇるすまん』配信先一覧
動画配信サービス 配信状況 見放題 配信先
U-NEXT 視聴ページ
hulu 視聴ページ
dTV 視聴ページ
Amazonプライム・ビデオ 視聴ページ
※配信状況は2020年3月26日(木)時点のものです。
スポンサーリンク

あらすじ第51話 見おろす男

卑屈な男

サラリーマンの宇和目和夫(うわめかずお・49歳)は、家を出ると大きなため息をつく。
下を向いて歩いていると、喪黒とぶつかる。

「あー、すいません、すいません」と土下座して何度も謝る宇和目。
喪黒は「あ、いいんですよ、何でもないんですから」と言う。
宇和目は「あ、でも、どうもすいません、すいません」と、立ち上がって歩きながら頭を何度も下げる。
喪黒が見えなくなるまで振り返って頭を下げ続ける。

会社で上司に呼ばれる宇和目。
「宇和目くん、この書類、君が作ったんだね?この数字間違ってるじゃないか、もう一度計算してみたまえ」と言う上司。
宇和目は「えー?すいません、すいません。ほんっとに申し訳ありません」と何度も謝る。
「全く、いい年してこんな計算もできないのか!君の“申し訳ありません”は、もう聞き飽きたよ」と呆れている上司。

「すいません、すいません」とまだ謝る宇和目。
他の社員が噂する。
「宇和目さん、あそこまでペコペコしなくていいのに」
「かつての部下に、怒られるなんてミジメだよな~」
「でも、あんな卑屈な態度取られたら、誰だって怒りたくなるよ」

この顔型は!

夜、1人で飲み歩く宇和目。
「誰も彼も私をバカにして・・・。どうせ私は卑屈な人間ですよぉ。チクショウ」と言って路地に積んである一斗缶を蹴飛ばす。
2つ目に蹴ったやつが喪黒に当たる。
「あ!すいません、すいませんです。すいません」と土下座をする宇和目。
一斗缶に喪黒の顔型がついているのを見て「あ、あなた今朝の・・・。」と見上げる。
「オーッホッホ、大丈夫です、何ともありませんから。しかし、奇遇ですね、どうです?そこらで1杯」と言う喪黒。

バー“魔の巣”に来た2人。
「とにかく私は、どんな人にも卑屈になってしまって、人に何か言われると反射的にすぐに謝ってしまうんです」と話す宇和目。
喪黒は「確かに今朝もペコペコとすぐに謝ってましたよね?」と聞く。
宇和目は「ええ、情けないんですが、家では女房に謝り、会社では上司や同僚、若い社員にまで毎日謝ってるんです。みんなにバカにされてるのは、知ってるんですがどうしようもないんです」とうつむいて泣きそうに言う。
喪黒は「そりゃ、お気の毒ですな。よろしい。私が何とかしましょ」と言う。
「え?」と顔を上げる宇和目。
喪黒は、名刺を渡し「私、こういう者です。私にお任せ下さい。ボランティアですからお金は一銭も頂きません。オーッホッホッホ」と笑う。

翌朝、家を出ると喪黒が立っていた。
「宇和目さん、お迎えに来ました。ぜひお連れしたい所があるのです」と言う喪黒。
宇和目は「会社に遅れますよ」と言う。

喪黒は「あなたの一生にかかることですよ。たまに遅刻するぐらい何です!」と宇和目を引っ張って行く。

いざ、変身!

高層ビルを、エレベーターで屋上まで行き、そこからまだ螺旋階段を上がった一番高い所へ行く喪黒。
喪黒は「どうです?宇和目さん、上から下を見おろす気分は?」と聞く。

初めは足がガクガクしていたが「いやぁもう最高ですよ、何とも清々しい」と言う。

「今までのあなたは、いつも卑屈に上目遣いで人を見てきましたね。あなたの家がビルの谷間にあって、いつも見上げている習慣が本来のあなたの性格を助長させていたのです。そこで私が、あなたの性格を180度転換して差し上げます」と言う喪黒。
宇和目は驚いて「え?何ですって?」と喪黒を見る。

喪黒は「今日からあなたは、1週間ここで暮らすのです。生活に必要なものは全て揃ってますのでご心配なく」と小さな家を指さす。
宇和目が「し、しかし会社は?」と聞く。
喪黒は「1週間後にあなたの性格は一変するでしょう。あなたは変わるのです、変われー。ドーーーーン」と指をさす。

1週間後、喪黒が宇和目を訪ねる。
「1週間のご無沙汰でした。宇和目さん、どうです?調子は?」と聞く喪黒。

宇和目は「フフフフ、喪黒くん、君のお陰で僕はすっかり変わったよ」と笑う。
会社では、上司が「宇和目のやつ、今日も休みか?全く何を考えているんだ」と文句を言っている。

そこへ、宇和目が入ってくる。
「お、宇和目くん、君、どういうつもりだ?1週間も欠勤するなんて」と怒鳴る。

宇和目は「課長!お言葉ですが、私は電話で1週間の休みを届けておいたはずですが?たっぷり残っていた有給休暇を、利用させてもらっただけです。それと、“宇和目くん”と呼ぶのをやめてもらいましょうか。たとえ部下でも、私はあなたの先輩です。それを“くん”呼ばわりされるのは、とても不愉快ですぞ」と机を叩いて睨む。
課長は、悔しそうに考えていたが「わかった、宇和目・・・さん」と呼ぶ。
その様子を見ていた社員が噂する。

「驚いたな~」
「課長が、宇和目さんの前でおどおどするとはなぁ」
「すっごい変身ぶり、カッコいい」

昇進かと思いきや

宇和目は、社長室に呼ばれる。
「社長、私に何か?」と聞く宇和目。
社長は「いや、ちょっと噂を耳にしてなぁ」と言う。

宇和目は「私が変身したという噂ですか?今までの私は卑屈に人を見上げてきました。その生き方を思い切って変えたのです。これからの私は、人の顔色など窺わず人を見おろして自分の考えを通していくことにしたんです」と言う。
社長は、目がテンになり「そうか、なるほど」とだけ言う。
宇和目は「お話がなければ、仕事がありますので失礼致します」と言ってさっさと出て行く。
社長はすぐに電話で「あ、人事部長か?あの宇和目とかいう男、もっと上で使えるんじゃないのか、ありゃなかなかの人物だぞ」と話す。

バー“魔の巣”で飲む喪黒と宇和目。
「いやー、ありがとう、喪黒くん。お陰で社長にも僕の存在を認められたよ」と乾杯をする。

喪黒は「その調子その調子、よかったですねぇ。これからは“すみません”“ごめんなさい”と、ペコペコする必要はありませんねぇ」と喜ぶ。
宇和目は「もちろんだとも。今まで“すみません”と言った分、ほかの奴らに言わせてやる」と言う。
喪黒は「これは、頼もしいですなぁ」と言う。
宇和目は「さ、どんどんやりたまえ」と酒を注いでやる。

タクシーの後部座席でふんぞり返っている宇和目、家に到着する。
自分の家を見て「こんな平屋は追っ払って、高層マンションに引っ越しだな。今帰ったぞ!」と言ってドアを開ける。

そのとたん、家の中から鍋やスリッパが宇和目めがけて飛んでくる。
「1週間ほっつき歩いて、何よ、えらそうに!」と、喚いて鬼のように立っている妻。

宇和目は土下座をして「ご、ごめんなさい。すいません、すいません、勘弁して。もうしませんから」と必死で謝る。
妻は「許しません!」と言う。

それを見ていた喪黒は「男たる者、見おろされるならまだしも、見下されちゃいけませんなぁ。それにしても1週間くらいの人間改造では、すぐに戻ってしまいましたね・・・すみません。オーッホッホッホッホ」と笑う。

感想

出ました、鬼嫁。
本当に怖そうな奥さんですね。
宇和目さんが、卑屈になった理由は、高層ビルに囲まれて平屋の家らしいですが、この鬼嫁が一番の原因だったりして。(笑)
いや、それはおおいにあるかもしれません。
宇和目さんは、誰にでもペコペコとお辞儀をして謝ります。
そんな人は、人が嫌い、相手を苦手と感じていて、この人を怒らせないように早くこの場から早く逃げたいと、思っているんだと思うんです。
最初から、心を閉じている証拠ではないのかなと思うんです。
だから、何度謝っても、心の奥底ではそうは思っていないということでしょうね。
また、極度な平和主義でもあると思います。
人と、争いたくないイコール関わりたくないですね。
本当なら「ありがとう」と言えば済む場面でも「すいません」と言うタイプですね。
とにかく「すいません」と謝っておけば面倒なことにはならないと思っているところがあるんでしょうね。
これを植え付けたのが、鬼嫁の存在のような気がします。
喪黒さんの、1週間かけて行った人間改造も、鬼嫁の前にはあっさり崩れ去りました。(笑)
顔出しNGなんでしょうか?残念ながら、シルエットしか見えませんでした。
恐るべし鬼嫁、少しの出演で存在感ありすぎでしたね。
次回は、ゴルフが大好きだがなかなか上達しないと嘆く男のお話です。
喪黒から、何かいいものをもらうようですが・・・?

 

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

PAGE TOP