タイトル:orange LETTER12
放送局:AT-X
声優:高宮菜穂・花澤香菜
成瀬翔・山下誠一郎
須和弘人・古川慎
村坂あずさ・高森奈津美
茅野貴子・衣川里佳
萩田朔・興津和幸
翔の母親・能登真美子
翔の祖母・高島雅羅
閲覧したVOD:U-NEXT(2018年6月28日までは視聴可)
大晦日、菜穂は手紙に綴られていたように、翔と喧嘩をしてしまいました。
翔は今まで自分が抱え込んでいた思いを菜穂にぶつけ、その場を去ります。
どうしていいかわからない菜穂は、泣いてしまいました。
この状況で、菜穂の前に弘人が現れます。
弘人は菜穂を安心させ、翔の元へ向かわせます。
この時の弘人は、菜穂に告白するということが手紙に綴られていました。
しかし弘人は、菜穂に告白をしませんでした。
一方翔は、菜穂からの着信に気づいたため、スマホを道路に投げて破損させてしまいます。
果たしてこの状況で、翔を救うことはできるのでしょうか。
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~あらすじ~
ー電車の中ー
翔は母親と引っ越し先へ移動する。
ー翔の家ー
母親にサッカーのバッグとスパイクを捨てられたため、翔は怒ってしまい家を出る。
ー道端ー
転校当日、翔は菜穂達と帰っていた。
この時母親から病院に行くから早く帰ってきてほしいというメールが入る。
ーーー面倒くさいな。
こう思った翔は、冷たい内容のメールを母親に送信してしまう。
ー道端ー
ーーー誰かが死んでも、世界は変わらないんだな。
母親が自殺した後、しばらく学校を休んでいた翔はこう思いながら、翔は学校へ向かう。
ーグラウンドー
ソフトボールの試合は、あずさのせいで勝つことが出来なかった。
この状況を見た翔は、自分がサッカー部にいた時、自分のせいにされて先輩に罵倒されたことを思い出す。
ー学校の中庭ー
ソフトボールの代打を断り、落ち込んでいる菜穂を見て自分と似ていると感じた翔は菜穂が気になり始める。
ー道端ー
弘人にサッカー部へ勧誘されるが、翔は断ってしまう。
ープールサイドー
学祭の準備をしている時、翔はみんなと一緒にいる時間を楽しく感じていた。
ーーーずっとしまっておこう、嫌われたくないから。
この時翔は、悩みや不安を打ち明けることはやめようと決める。
ーファミリーレストランー
翔は東京の友達と会っていた。
「母親が・・・自殺したんだ、俺のせいで」
「毎日苦しくて、自分が許せなくて・・・だからサッカーももうやらない」
「俺なんか死んだほうがいいって毎日考えている」
サッカー部の話題になった時、翔は友達にこう打ち明ける。
翔が予想していた通り、友達に笑われてしまう。
この時翔は、菜穂達に打ち明けなくてよかったと安心する。
ー救急車の中ー
帰宅後、翔は自殺未遂をしたため救急車で運ばれていた。
ー翔の祖母の家のキッチンー
翔の祖母に病院をすすめられるが、翔は断る。
この時翔は祖母に迷惑をかけている自分が嫌になる。
ーグラウンドー
体育祭のリレーでアンカーを務めた翔は、転んでビリになってしまう。
翔は自分を責める。
ー学校の中庭ー
菜穂達とタイムカプセルで手紙を埋めることになり、翔も手紙を埋める。
(10年後のみんなも変わらず仲良しで笑っているといいです)
翔は手紙にこう綴る。
ー道端ー
大晦日の日、翔は菜穂といた。
ーーー俺を肯定するな!
翔はこう思いながら菜穂に自分の気持ちをぶつけてしまい、菜穂を傷つけてしまう。
翔はその場を去る。
ー道端ー
ーーー後悔から解放されるなら、今すぐ死んだっていい。
こう思いながら、翔は泣いて歩いていた。
ー学校の屋上ー
弘人は菜穂に告白したことを翔へ報告する。
「別に俺もう好きじゃないから、菜穂のこと」
「須和と菜穂、早く付き合えばいいのにーって思ってた、応援するよ」
翔は弘人にこう答える。
ー廊下ー
「誰かにあげるの」
バレンタインチョコを持っている菜穂に翔が質問する。
「うん」
菜穂は頷く。
「好きな人?」
更に翔は菜穂に質問する。
「うん」
翔に対し、菜穂は更に頷く。
この後、翔は菜穂が弘人と一緒にいるところを目撃する。
ーーーもっとたくさん話したかった。
ーーーもっと近づきたかった。
ーーー並んで歩いてみたかった。
ーーー謝りたかった。
翔は菜穂に対する様々な想いがこみ上げる。
ー翔の部屋ー
翔は荷物を整理していた時、母親の携帯を発見する。
携帯の中身をチェックした翔は、自分が送信したメールを発見する。
ーーーどうして返してくれなかったんだよ、俺の事叱ってくれればよかったのに。
こう思いながら携帯を見ていた翔は、母親が返信しようとしていたメールを発見する。
そこには病院へ1人で行ってきたことと、翔に友達が出来たのかという質問の後に、翔へ謝りたいことがたくさんあるという内容が綴られていた。
離婚を決めた理由は、手をあげる父親に翔を傷つけられたくなかったから、転校を決めた理由は、サッカー部で翔が嫌がらせを受けていたことに気づき、転校することで翔を助けられると思ったから、そしてサッカーのバッグとスパイクを勝手に処分したのは、そうすることで翔が部活をやらずに嫌な思いをしないで済むと思っていたからだと母親はメールに綴っていた。
(これからは、翔が楽しいと思う事を、やりたい事をしてください。)
(ジャマしてごめんね。)
母親のメールは最後にこう締めくくられていた。
メールを読んだ翔は泣いてしまう。
慌てて翔は部屋を飛び出す。
ー道端ー
ーーーごめん、俺のせいで・・・ごめん。
ーーー死んだらどうなるんだろう、後悔も消えて、罪も償えるのかな、母さんに会って謝れるのかな。
ーーー自分がいなくなって、悲しむ人はいるのかな。
泣きながら翔はこう思いながら自転車に乗っていた。
自動車のライトが翔を照らす。
この時翔は菜穂を思い出す。
ーーー誰にチョコあげたんだろう。
ーーー全部、どうでもいいか。
翔は自動車のライトに吸い込まれる。
ー10年後の菜穂達ー
菜穂達は弘法山を歩いていた。
弘法山の桜をみんなで見ようと約束していたことを、菜穂は思い出していた。
ー学校の玄関ー
菜穂は翔と玄関で会う。
挨拶を交わすものの、大晦日の喧嘩で菜穂は前のように翔と会話をすることができなかった。
あずさと貴子が現れ、菜穂を励ます。
(翔と距離ができてしまわないように、翔といる時間を増やしてたくさん話をしてほしい。)
手紙にはこう綴られていた。
ー備品室ー
「2年参りの時、無神経なこと言ってごめん」
菜穂は翔を呼び出し謝る。
「反対に気にさせちゃってごめんね」
菜穂の気持ちを聞いた翔も菜穂に謝る。
「仲直りしてほしいって思って・・・迷惑じゃなければ」
菜穂のこの言葉に翔は笑う。
「うん、いーよ、仲直り、でも喧嘩したわけじゃないよね」
翔はこう話した後、菜穂に一緒に帰ろうと誘われる。
しかし翔は菜穂の誘いを断ってしまう。
ー教室ー
ペンケースを忘れた翔に、菜穂はシャーペンを貸そうとする。
「ねえ、書くもの貸して」
しかし翔は前の席に座っている男子に声をかけ、借りてしまう。
ーーーどうしたら戻れるのかな。
菜穂は悩んでしまう。
この時菜穂は先生にあてられるが、翔の事を考えて泣いてしまい答えることができない。
「俺が読みます」
かわりに翔が答える。
ー10年後の菜穂達ー
「過去なんてやり直せるわけないんだから、諦めろ」
翔に対する後悔を話し合っている時、朔がこう言い放つ。
この時朔は、様々なブラックホールが存在する説を説明する。
「手紙だけ送ってみれば?タイムカプセルみたいに」
菜穂は朔の話を聞いて提案する。
「過去の自分に手紙を書いて、海に流せば」
「未来が変えられるかもしれない」
貴子とあずさも菜穂の提案を受け入れる。
ー廊下ー
「翔、バレンタイン・・・待ってて!絶対待ってて!」
翔に菜穂はこう話す。
~感想~
今回は、手紙で変わる前の翔の状況が翔目線で描かれていました。
翔がどう思いながら周りの人達と接していたのかがよくわかりました。
手紙で未来を知った菜穂達が行動を変えなければ、今回描かれていた状況で未来につながっていたんですね。
翔がどれだけ辛い気持ちで母親に対する後悔を引きずりながら、日々を過ごしていたのかがよくわかり、観ていてとても辛い気持ちになってしまいました。
また、改めて翔という人物の繊細さも知ることができました。
そして翔の母親が、翔に対しどのような想いでこれまで生活を共にしてきたのか・・・。
この部分も翔の母親が残したメールで知ることができましたね。
自分勝手な母親の行動が、実は翔のための行動だったなんて、驚きました。
翔は母親のメールを発見したせいで、更に自分を追い詰めてしまいました。
この状況でも、最後まで菜穂の事を考えていたことから、翔はやっぱり菜穂のことが本当に好きだったんだと思います。
この部分から、菜穂に対する弘人と翔の三角関係は、とっても複雑ですね。
一方10年後の菜穂達が、過去に向けて手紙を送る経緯も今回明らかになりました。
この10年後の菜穂達の行動があったからこそ、手紙が届いた菜穂達は翔を救うように行動をすることが出来ているんですよね。
手紙をうまく情報として活かして、どのようにバレンタインを過ごすのか、気になります。
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慌ただしいながらも女子的おしゃれライフ目指してます!ゆったりと気になるドラマやアニメを、おいしいものを片手に観て楽しむ時間が大好きです。
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