タイトル:「笑ゥせぇるすまん【デジタルリマスター版】」第44話
放送局:TBS系列
キャスト:大平透、堀川亮など
視聴したVOD:dTV(2018年7月31日まで視聴可)
前回は、「若い若い」とおだてられ調子に乗ってしまう男のお話でした。
今回は、貯金をしているため安い食事ばかりが続いている男のお話です。
たまには、豪華なものが食べたいと願う男に喪黒がしたあることとは?
「笑ゥせぇるすまん【デジタルリマスター版】」第44話のあらすじです。
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あらすじ第44話 グルメ志願
僕の財布?
サラリーマンの久留米星雄(くるめほしお・22歳)は、恋人のあじみと同棲中。
会社の帰り、レストランのメニューを横目で見ながら、牛丼屋に入った久留米、店員に「400円です」と言われる。
「あれ?財布がない、どこいったんだ?」と探し回る。
喪黒が「お困りですか?ここの勘定は任せて下さい」とカウンターに400円を置く。
久留米は「すみません、ありがとうございます」と喪黒の手を取る。
喪黒は「オーッホッホ、その代わりちょっと付き合って下さいな」と、久留米をバー“魔の巣”へ連れて行く。
久留米は「いやぁ、ほんとに助かりましたよ」と言う。
「いえいえ、道で財布を拾ったんで、そこから払ったんです」と財布を出す。
久留米は「あー!僕の財布」と財布を持つ。
喪黒は「そうでしたか。それはよかった。それにしても夕食はいつもあのようなメニューなんですか?」と聞く。
久留米は「恥ずかしながら、そうなんです」と顔を赤くする。
喪黒は「今時、いくら安月給といっても、それなりの食事はできるでしょう」と不思議がる。
「実は今、同棲中の彼女がいて、結婚資金を2人で貯金してるんです」と言う久留米。
喪黒は「なるほど、じっと我慢の時なんですね」と言う。
久留米は「でも、いつかは三ツ星レストランを総なめにしてみせます」と目を輝かせる。
喪黒が「おー、グルメ志願ですな。それなら私が、三ツ星以上のレストランにご招待しますよ」と言う。
久留米は立ち上がり「え?本当ですか!」と聞く。
喪黒は「私の仕事は、あなたのような胃袋を、いや、ココロのスキマをお埋めすることなのです。早速明日にでもいかがですか?ボランティアですからお金は一銭も頂きません」と言う。
最上級の料理
翌朝、アパートの前で「それじゃあね。あ、今夜は接待があるから、外で食べて来るよ」と言う久留米。
あじみは「そう、あんまり遅くならないでね」と言って自分も仕事に行く。
久留米は、心の中で(許せあじみ、たまには旨いもの食べてもバチは当たらないよな)と言う。
その夜、喪黒は久留米をあるレストランに連れて行く。
本格的なレストランで、バイオリンの生演奏もしている。
喪黒が「これは、フランスのペリゴール地方で特別に飼育したガチョウのフォアグラです」と説明する。
久留米は「ふへ~~これがロマネコンティかぁ~。うまい、実にうまい」と夢中で食べる。
2人は店を出る。
「あ~ほんっとに美味しかったな~。ごちそう様でした」と言う久留米。
喪黒は「オッホッホ、気に入って頂けたようですなぁ。では、これを差し上げましょ」とカードを差し出す。
「え?これは?」と受け取る久留米。
喪黒は「この店の会員カードですよ。これを提示すれば、いつでもこの店を利用できるのです。特別サービスでもらったものですから、気にしないで下さい。ただし、度を越した使い方はしないで下さい。このような所はたまに来るから良いのです。たびたびだとありがたみもなくなりますからね。オーッホッホッホ」と笑う。
庶民の料理は・・・。
会社の社員食堂、久留米は(あそこの料理を食べてから、どこで食事しても不味くて食べられないや)と思い一口か二口で食べるのをやめる。
家のあじみが作った節約料理も、ほとんど手を付けずに残す久留米。
(まぁ、どうしたのかしら)と心配するあじみ。
夜中、あのレストランの料理が忘れられなくて、あじみに内緒で出かけていく久留米。
(うまい、これだ。この味だ)と感動しながら一心不乱に食べる。
次の日の夕食も、あじみに接待だと嘘をつき、例のレストランへ行ってしまう久留米。
料理に喪黒の顔が浮かび、“いけません”という声が聞こえるが、首を横に振って食べ続ける。
家に帰るとあじみに「どういうこと?毎晩こんなに帰りが遅いなんて」と責められる。
久留米は「このところ仕事が忙しいんだ、わかってくれよ」と言い訳をする。
あじみは「だってあなた、最近家でご飯食べてくれないから寂しくて」と後ろを向く。
食卓を見ると、晩ご飯はトンカツだったようだ。
久留米は「わかったよ、明日は必ず早く帰って君の料理を食べるから」と言う。
あじみは、「ほんと?約束よ」と笑顔になる。
その様子を外から窺う喪黒。
仕事中に久留米の腹の虫がグーグー鳴る。
(食堂のめしがのどを通らなかった、この分だとあじみの晩ご飯も・・・。)と考える。
帰りの電車でも、あじみの不味いごはんを想像すると、いつのまにか、あのレストランに来てしまっていた。
しかし、レストランで「お客様、このカードは昨日で解約されております」と言われる。
「解約?そんなバカな」と大声で言う久留米。
「申し訳ありませんが使用できません」と言う店の女性。
久留米は「じゃあ、現金でお願いします」と言う。
女性は「会員制ですので入会金をお支払い頂きます。消費税込みで100万円でございます」と言われる。
ゲゲッ!
どうしてもレストランの料理が食べたい久留米は、家に帰って2人で貯金した結婚資金を持って行こうとする。
あじみが「約束を破った上に、せっかく貯めた結婚資金をどうする気?」と必死でお金を守る。
「頼む、あじみ、使わせてくれ」と無理やり奪って持っていく。
あじみは「バカな真似はやめて」と、すがるが振り切って行ってしまう久留米。
雨の中、レストランまで走るが店の前で喪黒が待っていた。
「いけませんねぇ、結婚資金に手を付けちゃあ」と言う喪黒。
久留米は「うるさい!みんなあんたのせいだ、僕はもう、この店の料理しか食べられなくなってしまったんだ」と言って店に行こうとする。
それを阻止する喪黒は「だからほどほどにするように、言ったでしょ。約束を破った以上、あなたはこの店に入る事はできません」と言う。
「そんなぁ、お願いだぁ。頼みます」と泣き出す久留米。
喪黒は「オーッホッホ、そんなに悲観することはありません。あなたでもお金のかからない最高の料理を味わうことができますよ。その料理を食べれば、きっと満足するはずです。さぁ食べるのです。ドーーーーン」と指をさす。
久留米を探しに行っていたあじみがアパートに帰ると、人の気配がする。
「星雄さん、帰ってたの?」と言ったとたん、異様な匂いに鼻を覆うあじみ。
そしてそこには目を疑う光景が・・・。
レストランの生ごみが散乱してハエがたかった料理を、久留米が「う、うまい、うまいなぁ」と言いながら必死で食べているのだ。
あじみの悲鳴が、こだまする。
それを見届けた喪黒は「確かに人間というものは、食べるものが貧しいと心まで貧しくなるものです。ですからグルメ志願は大変結構なのですが、グルメ中毒にならないように、気をつけて下さいね。オーッホッホッホッホ」と笑いながら、雨の中を歩いて行く。
感想
うー、最後の光景は気持ち悪かったです。
このあと、2人はどうなったのか気になります。
別れたのか、あじみさんの愛で久留米さんを、立ち直らせたのか。
あじみさんは、しっかりしているし、深い愛情を持ってそうなので、きっと久留米さんを立ち直らせたんじゃないのかなと思います。
人間、誰でも至福の瞬間というものが必要です。
それが食事やデザートなど、飲食に関係する人が過半数だと思います。
もちろん、私もそうです。(笑)
やっぱり、“至福の瞬間”というのは、少なくても週一くらいは必要ですよね。
それが、久留米さんの場合、あまりにも少なかったのかな?と思うんです。
結婚資金を貯めるのも大事ですが、そこは話し合って、結婚式は簡素にして、旅行にお金を使うとか、食事も週一は何か大好きなものを食べるとか、月一は外食をするとか、もう少し何とかできなかったのかな~と思いますね。
それと、お金をかけなくても、ちょっとした工夫で豪華な演出もできますよね。
100円ショップでも、それに役立つグッズをたくさん売ってます。
あじみさんなら、知ってそうですね。
喪黒さんが連れて行った謎のレストラン、ちょっと行ってみたいです。
中毒になるほど美味しいって、どんな味なんでしょうか?
さて次回は、苦手だったカラオケにハマってしまう男のお話です。
上司の下手な歌を聞きたくない男が取った行動とは?

平凡な田舎のおばさんですが、国内、韓流ドラマが大好きで知識も豊富だと自負しております!あと、和菓子洋菓子ジャンル問わずスイーツには目がありません。
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