銀魂（16話）のあらすじ・ネタバレ・感想～胸張って生きる長谷川～

銀魂（16話）のあらすじ・ネタバレ・感想～胸張って生きる長谷川～

2018.06.5
ギャグ

タイトル：銀魂（16話）
放送局：テレビ東京
キャスト：坂田銀時／杉田智和、志村新八／阪口大助、神楽／釘宮理恵、近藤勲／千葉進歩、土方十四郎／中井和哉、沖田総悟／鈴村健一、桂小太郎／石田彰など
閲覧したVOD：hulu（2018年6月5日時点では視聴可）

前回の話では、桂が宇宙生物のペット：エリザベスを飼い始めた。
桂は物凄くエリザベスを可愛がっていたが、中に人間が入っている事を知り、ショックを受けていた。
今回は、幕府の重鎮だった長谷川が再び登場！
しかし、無職になっていて…！？
16話のあらすじです。

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※配信状況は2019年10月18日（金）時点のものです。

前回のあらすじをチェックするならこちら

銀魂（15話）のあらすじ・ネタバレ・感想～桂とエリザベス～

https://vod-halloffame.com/anime/18468.html

1 あらすじ
2 感想

あらすじ

〈略してマダオ〉

神楽が公園のベンチに座り、定春を遊ばせていると、隣に長谷川がいた。
神楽がなぜこんな所にいるのかと問うと、長谷川は
「一時のテンションに身を任せたからだ。」
と、答えた。
長谷川が神楽に人生を語っていると、神楽は
「お前に言われたくないよ。負け組が！まるでダメなおっさん。略して、マダオ。」
と、言い捨て、去って行った。

〈長谷川の暮らし〉

長谷川は幕府の官僚だったが、ハタ皇子を殴ったことで、クビになり、妻にも逃げられた。
何もかも失っても、グラサンだけは外さないというポリシーにより、仕事にも就けていない。
ダラけた生活を送る事により、同じくダラけた生活を送っている銀時とも友達になった。

〈こだわりを捨てる〉

おでん屋で長谷川は
「どいつもコイツもグラサン取れって言うんだ。グラサンは身体の一部なんだ、取れるわけねぇだろ。」
と、嘆いていた。
銀時が横に座り
「なんでもグラサンのせいにしてんじゃねぇよ！
信念持って真っ直ぐ生きるのも結構だが、一回曲がってみるのも手なんじゃねぇの？
曲がっているうちに、絶対譲れない一本の芯みたいなものが見えてくんじゃねぇか？」
と言い、グラサンを外す事を提案した。

〈仕事に就く〉

銀時が言うように、グラサンを外すと、タクシー運転手の面接に合格した。
タクシー運転手をしていると、客は皆、目的地がある者ばかりだ。
自分は目的地がない迷子だと考えていると、銀時が乗り込んできた。
銀時もまた目的地がなく、あてもなくタクシーを走らせる。
信号で止まっていると、勝手に客が乗り込んできた。
その客はなんと、ハタ皇子だった。

〈グラサンが似合う〉

銀時と長谷川は、バレないように変顔をしていた。
ハタ皇子の目的地は動物園で、パンダが観たいらしい。
動物園へ向かっていると、産気づいた妊婦が苦しんでいた。
夫が
「病院まで送ってほしい！」
と、頼むと、ハタ皇子が
「嫌じゃ！世はパンダが観たいのじゃ！地球人のガキがどうなろうと、知ったことではないわ！」
と、暴言を吐く。
長谷川は、ハタ皇子を殴り飛ばし、妊婦をタクシーに乗せ、長谷川はグラサンをかける。
銀時は長谷川を見て
「やっぱ、あんたグラサンの方が似合ってんな。」
と言う。

〈不器用な長谷川〉

長谷川はタクシー運転手をクビになり、再び公園のベンチにいた。
そこには神楽も来ていた。
神楽がなぜまたここにいるのかと問うと、長谷川は
「自分の芯を通したからだよ。不器用なりに俺らしく生きようと、決めたからね。」
と、笑顔で答えた。
神楽は
「不器用って言えば、カッコつくと思ってんじゃねぇぞ！無職が！じゃあな。真っ直ぐ生きても台無しの人生のおっさん。略して、マダオ。」
と言い、去って行く。
長谷川は1人寂しく、夜まで公園のベンチに座り、ため息をつくのであった。

感想

神楽の長谷川に対する言葉が毒舌過ぎて、キツかったです。
神楽にマダオとあだ名を付けられた後、色んな意味のマダオと言われていました。
『まともに抱かれたくない男』や『全く大丈夫じゃないお客』でマダオは無理があるんじゃない！？と思いました。
最終的にタクシー運転手として生きていくのかと予想していたのですが、また無職になってしまいました。
何をしても報われない長谷川が可哀想すぎます。
長谷川は真っ直ぐで、情に熱い男です。
7話で初めてハタ皇子を殴った時も、母親に昔から言われていた『背筋を伸ばして生きろ』と言う言葉を思い出し、理不尽なハタ皇子を殴り飛ばしました。
今回も苦しんでいる人がいるのに、自分の娯楽を優先するハタ皇子が許せなかったのですね。
幕府にいた頃は、不自由ない生活が送れていたかもしれませんが、今の方が、背筋を伸ばして、胸を張って生きています。
そんな長谷川を私は応援したいし、幸せになってほしいです。
今後もグラサンをかけて、自分らしく突き進んでくれる事を願います。
次回は、江戸1番の発明家：平賀源外の騒音に悩まされたお登勢が、銀時達を引き連れて、対抗するそうです。
実写版映画で堂本剛が演じていた高杉晋助が初登場します。