「笑ゥせぇるすまん【デジタルリマスター版】」第36話のあらすじ・ネタバレ・感想~妊婦さんに優しい喪黒さん~ | VODの殿堂

アニメ

「笑ゥせぇるすまん【デジタルリマスター版】」第36話のあらすじ・ネタバレ・感想~妊婦さんに優しい喪黒さん~

   
 

タイトル:「笑ゥせぇるすまん【デジタルリマスター版】」第36話
放送局:TBS系列
キャスト:大平透、荒川太郎など
視聴したVOD:dTV(2018年7月31日までは視聴可)

前回は、なかなかやる気が出ない予備校生をある方法でやる気を起こさせるというお話でした。
予備校生の尾崎真蔵は、東大を目指して3浪中。
予備校の模擬テストも、思わしくなく諦めようとしていた時、喪黒にキッス占いを紹介してもらいます。
キッス占いの綺麗な先生にキスをしてもらうと、口からプラズマが出てその形がハート型に近づくと願いが叶うというもの。
しかし、叶うまでは先生以外の人とキスをしてはいけないという約束でした。
尾崎のプラズマは、順調にハートの形に近づいて、成績も上がっていたのですが、尾崎の彼女冴子が、無理やりキスをして、尾崎は最下位まで落ちてしまうのでした。
今回は、なかなか売り上げが伸びなくて悩んでいるタクシー運転手のお話です。
喪黒さんを、お客として乗せた運転手は?

「笑ゥせぇるすまん【デジタルリマスター版】」第36話のあらすじです。

『笑ゥせぇるすまん』配信先一覧
動画配信サービス 配信状況 見放題 配信先
U-NEXT 視聴ページ
hulu 視聴ページ
dTV 視聴ページ
Amazonプライム・ビデオ 視聴ページ
※配信状況は2020年3月26日(木)時点のものです。
スポンサーリンク

あらすじ第36話 乗車拒否

客を見る目

大井卓司(33歳)は、タクシー運転手。
走行中、道路脇にいた中年の女性が手を挙げる。
「あ、お客さんだ」と女性の前でタクシーを止める大井。
女性は、乗り込むなり「赤坂へやってちょうだいな」と言う。
大井は「赤坂ですか?ここからなら地下鉄の方が値段も安くて早いんじゃないかと」と言ってしまう。

女性は「何よあんた!乗車拒否するつもりなの?」と怒り出す。
大井は「いいえ、そんな」と答える。
「だったら早く出しなさいよ」とえらそうに言う。
大井は「わかりました」と言って、車を発進させる。

会社に戻った大井。
上司は「少ないなぁ、今日も水揚げはこれだけなのかね?大井君」と言いながらお金を数える。
「すいません、どうも最近、近場の客ばかりでついてなくて」と言う大井。
上司は「何言ってるんだ、いつもじゃないか君は」と嫌味を言われる。
その時、同僚が売上金の袋を重そうに机の上に置く。

上司は「今日もまた、たくさん稼いだね~」と上機嫌になる。
同僚は「こんなの軽いですよ。なんだ大井は、またダメだったのか?遠距離の客を選べって言ったろ?」とえらそうに言う。
大井は「だけど、乗車拒否するわけには・・・。」と言う。
同僚は「客を見る目を養えって言ってんの、わかる?ったく何年タクシーやってんだか」と言い捨てて、向こうへ行く。
情けなくてうつむく大井。

喪黒を乗せて走る

翌日「今日こそ遠距離のお客を乗せないとなぁ」と言いながら、信号で止まる大井。
その時、喪黒が窓ガラスをノックして「あのぉ、よろしいですか?」と言う。
大井は「あ、どうぞ」と言って喪黒を乗せる。
喪黒は「八王子までやって下さい」と言う。

大井は、久しぶりの遠距離で笑顔になり「はい、わかりました」と答える。
途中で「お客さん、高速道路を走った方が早いですが、どうしましょうか?」と尋ねる大井。
「それより、快速電車の方がもっと早いでしょうねぇ?」と言う喪黒。
大井は「そりゃまぁ・・・。」と返事をする。
喪黒は「だったら電車にします。新宿駅に行って下さいな」と言う。
「ええ?」と驚く大井。
喪黒は「いやならすぐそこで止めて下さい」と言う。
「いえ、わかりました。新宿駅ですね」と新宿に向かう。

大井は、タクシー会社近くの屋台でラーメンを食べる。
「俺って、どうしてこうツイテないのかなぁ?」とつぶやく。

「ツクようにして差し上げましょうか?」と、屋台の暖簾をくぐって、喪黒が入ってくる。
自分もラーメンを注文し「いやぁ、今日のあなたは実に立派でした。あんな近い距離を乗車拒否もせず、正にタクシードライバーの鏡ですなぁ」と言う。
大井は「からかわないで下さい。気が弱くて乗車拒否ができないだけです。いつも水揚げが悪いって会社から叱られてばかりいるんです」と嘆く。
喪黒は「いやぁ、あなたのような模範運転手が稼げないのは、日本の運輸行政がなってないからですよ。よろしい、私があなたの売り上げを増やして差し上げましょう。申し遅れましたが私、セールスマンをやっております」と名刺を渡す。
大井は「白タクのバイトでも紹介しようって言うんですか?」と聞く。

ラーメンをすすって、張子の虎を出し「いえいえ、これを運転席の近くに置いて下さい。これはただの張子の虎ではありません。中国の諺で“虎は一夜にして千里を走る”と言います。この虎は、タクシードライバーにとって幸運のお守りなのです。これを付けていればきっといいお客に当たります。ただし!乗車拒否だけはしないで下さいよ」と言う。
「もちろんです。私は今まで、乗車拒否したことは1度もありません」と言う大井。
喪黒は「よろしい、あなたの売り上げは必ず伸びます、必ず伸びる~。ドーーーン」と指をさす。

ツイてる時は続かない

次の日、張子の虎をバックミラーに付けて走っていると、着物を着た年配の女性が手を挙げる。
「ありがとうございます、どちらまででしょうか?」と笑顔で言う大井。
女性は「あら、運転手さん、愛想がいいのね。こんなタクシー久しぶりだわ。近くて悪いけど西口までやって」と言う。
「かしこまりました」と言って西口まで走る。
大井は「540円です。60円のお返しです。ありがとうございました」と言う。

女性は「気に入ったわ、近いのに嫌な顔一つしないなんて。気分いいからこれ取っといて」と言って1万円を押し付けて行ってしまう。
「早速ご利益があった」と張子の虎を見る大井。
次の親子連れの客は、ディズニーランド。
その次の男性は、成田空港。
そのまた次は郊外のゴルフ場で、2万6千円だが1万円札3枚もらってお釣りはいいと言われる。

会社に戻った大井は、以前の同僚がやっていたように、売り上げ金の袋をドサッと机の上に置く。

上司は「すごいなぁ、この頃調子いいじゃないか。この分だと今月トップになりそうだ」と機嫌がいい。
同僚も「お前どうしたんだよ?急に」と不思議がる。
大井は、調子に乗って「ちょっとしたコツですよ、コツ。アハハハ」笑う。
大井が向こうへ行くと「あいつ、何だか態度がでかくなってきたな」と言う上司と同僚。

翌日「よぉし、ここらで新記録作ってみんなの鼻を明かしてやるか。となると大物狙いだ、頼みますよ、張子の虎様」と言って走っている。
信号の向こう側に、ゴルフクラブを持った中年の男性が、手を振っている。

「おお、あれは長距離の客だぞ!おっと、信号赤か、青になったら行きますからね」と言いながら信号待ちをする。

妊婦さんを断った罰

突然、助手席側の窓から「すみません、5丁目の平成病院までお願いできませんか?」と女性が声をかけてくる。

「ええ?5丁目なら歩いて行ける距離でしょう」と言う大井。
女性は「お願いします」と言う。
大井は「悪いけど、向こうのお客さんの方が先なんだ」と信号が青になって、急発進をする。
女性は妊婦で後ろに倒れそうになり、喪黒が「おっと、危ない」と支える。
喪黒が「どうなさいました?」聞く。

女性は「気分が悪くなったので病院へ行きたいんですけど、近いものでタクシーが乗せてくれないんです」と言う。
喪黒は「ひどいタクシーがいるもんですなぁ。私が拾って差し上げましょう」と言う。

翌日、大雨の中、大井は無線で言われた場所に来たが誰もいない。
「おかしいな~、確かにここなんだけど。チェッ、酔っぱらいのいたずらか?」とがっかりして走り出す大井。
そこは、バー“魔の巣”がある路地の前だった。
「今夜は、珍しく客が付かないなぁ」と独り言を言う。

「お客なら、ここにいますよ」と後ろから喪黒が顔を出す。
大井は「うわぁ~」と驚きすぎて、蛇行運転をする。
「あなた、約束を破りましたね。乗車拒否をしてはいけないと言ったはずです。ドーーーン」と指をさす喪黒。
そのはずみでタクシーはスピンをして、車から投げ出された大井は、どぶに落ちてしまう。
何とか這い上がって来るが、自分のタクシーがなくなっていた。
立ち上がろうとしても、足を骨折していて立ち上がれない。

タクシーを拾おうと「タクシー」と手を挙げるが、全身どぶに浸かった体では、どのタクシーも止まってくれない。
「止まってくれー、頼む、誰かー止まってくれよー」と叫び続ける大井。
尾崎のタクシーを運転して、バー“魔の巣”まできた喪黒。
「いやぁ、全くお気の毒ですなぁ。それにしても、昔の人はうまいこと言いますね~。“明日は我が身”って。オーッホッホッホッホ」と笑う。

感想

確かに近距離でタクシーに乗るのって、気をつかいますよね。
若いときなら無知で通して、お釣りまでもらってましたが(爆)
ある程度、年を取ったらそういうわけにもいかず、何百円単位ですが「お釣りはいいです」とか言ったことあります(笑)
地元にいるときは自分の車での移動が主なので、ほとんどタクシーには乗りませんが、旅行中なんかは道もわからないし足が疲れてってのもあり利用します。
そんな時に、愛想がいい運転手さんに当たると本当に気分いいですよね。
大井さんも、初めの頃は近距離でも愛想もよく丁寧な対応でした。
上司や同僚に嫌味を言われても我慢してたし、あれが本来の大井さんの姿だと思うんです。
しかし、喪黒さんに“張子の虎”をもらってから、売り上げがうなぎ上りで、調子に乗ってしまったんですね。
どうして人間は、1度でもいい思いをしてしまうと、調子に乗って天狗になったり人を馬鹿にしたりするんでしょう。
謙虚な姿勢が、とたんに横柄になったりするのが怖いと思いました。
終わりの方で乗車拒否をしたのが、妊婦さんだったことが喪黒さんを怒らせたようです。
いくら、運転席から見て妊婦さんだとわからないとしても、最低でした。
次回は、なかなか1軍に上がれない気が弱いプロ野球選手のお話です。
喪黒さんに何かプレゼントされたようですが、何をもらったんでしょう?

 

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

PAGE TOP