タイトル:「ちはやふる」第21話(全25話)
放送局:日本テレビ
キャスト:綾瀬千早:瀬戸麻沙美、真島太一・宮野真守、綿谷新:細谷佳正、大江奏:茅野愛衣、駒野勉:代永翼、西田優征:奈良徹、立川梨理華:大谷育江など
視聴したVOD:hulu(2019年9月18日時点では視聴可)
吉野会大会は、A級B級のみの大会です。
勉強が遅れている千早と肉まんくんは、女帝から待ったがかかり、太一だけの出場になります。
2回戦までは絶好調だった太一ですが、新に会い「太一はA級で出るのかと思った」と悔しいことを言われ、3回戦で負けてしまったんです。
太一は、自分が負けたのは新が来たせいだと考え、とても憂うつな気持ちでいました。
でも、「やったね」と新が強くなって帰ってきたことを喜んでいる千早に、ハッとさせられ、自分も素直に喜んで千早と一緒に泣いてしまいます。
それから、原田先生に「B級で準優勝を2回しているんだから、A級に上がってもいいよ」と言われるのですが、“A級になるより逃げない奴になりたい”とすっごいかっこいいことを言う太一は最高でした。
21話は、いよいよ、名人・クイーン戦の東日本予選が始まります。
出場する千早の1回戦の相手は、なんと小学生の可愛い女の子。
果たして結果は?
「ちはやふる」第21話のあらすじです。
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あらすじ第二十一首 わがころもでにゆきはふりつつ
太一の頭の中って
定期テストの終わりのチャイムが鳴る。
ホッとため息をつき、窓の外を見る千早。
(定期テスト終了、東日本予選まであと3日)
太一と、肉まんくん、奏が部室に来ると、千早と机くんは真剣にかるたの試合をしていた。
肉まんくんが「お、もう始めてる」と言う。
奏でが「仕方ないですよ、千早ちゃん、試験期間中はかるたの話は一切してませんでしたし」と言う。
机くんがサッと札を取る。
(やった、取れた。あれ?いつもの綾瀬なら取られたら必ず首が横に動くのに、全く動かない。目が札から離れない)と机くんは思う。
千早は(流れる水みたいな札の取り方、あの新のかるたを自分も取り入れたい)と考えていた。
「ありがとうございました」千早と机くんの試合がやっと終わる。
肉まんくんが「なげーよ、俺たち待たずに始めやがって!綾瀬、次は俺と勝負だ」と言う。
倒れていた千早は「やるやる!」と起きる。
奏は「机くん、私とお願いします」と言う。
読み手は太一。
千早は(私、かるたが好きだ。新をまた連れてきてくれた)と考えながら、札をかき混ぜている。
太一は読む札を繰りながら(千早、最近ずっと焦っていたのに落ち着きを取り戻した・・・ハッ、新に会ったから?・・・俺だって変わるよ)と考える。
肉まんくん対千早、机くん対奏の試合が始まる。
太一は札を見ずに読み始める。
途中で、それに気づく机くん、奏、肉まんくん。
試合が終わり、肉まんくんが「真島ぁ、人間はそんなに完璧じゃなくていいんだぁ」と泣く。
千早が「どうしたの?」と聞く。
奏は「千早ちゃん、気づいてなかったんですか?真島くん、今の試合札を見ずに読んだんです」と言う。
(え?百首をバラバラにかぶらずに読んだってこと?)と驚く千早。
肉まんくんは「わかったぞ、それ、長所であり短所なんだ。お前の頭の中、文字ばっかなんだ。読まれた札の把握も大事だけど、競技線の中の札をもっと目で、絵として感じないとダメだ。お前、恥ずかしがって素振りも全然しないだろ?札と自分との距離感とかも叩き込めよ。かるたは頭と体、両方いるんだよ」と力説する。
太一は(頭と体?速く速くと思うのに腕につながらないのは、それか?)と思い自分の手を見つめる。
肉まんくんは(一緒に強くなりたいんだ、一緒に東日本予選に出たかった)と思う。
袴は却下します
部活が終わり、校庭を通って帰る千早たち。
「綾瀬さぁん!」と職員室の窓から、女帝が呼ぶ。
女帝は大きな声で「先生方に聞いて回ったら、あなた今回赤点なしですって。良かったわね~。クイーンの予選、頑張るのよ~」と言う。
奏が「せ、先生、そんな大声で」と言っている。
千早は、素直に嬉しくて机くんに近寄り、手を取る。
机くんはびっくりしたが、すぐに微笑む。
太一と肉まんくんが、千早の頭をよしよしする。
奏も笑っている。
みんなに囲まれて心の中で(私、かるたが好きだ。好きだ!)と叫ぶ。
名人戦・クイーン戦の東日本予選大会当日、奏が新作の袴を千早に渡そうとするが、原田先生によって却下される。
この大会は窓も開けないし、エアコン、換気扇等は全て使わないということで袴は暑すぎるのだ。
全ては“音”が大事ということである。
所属しているかるた会の名前で出るため、肉まんくんは“翠北かるた会”、千早は“白波かるた会”からの出場となる。
何があったのかはわからないが、“白波”と“翠北”は犬猿の仲らしい。
机くんと、奏も少しだけ入った時期があり“翠北”に所属している。
A級のみの出場になるため、太一、机くん、奏は見学をする。
試合前、控室に行く見学組。
太一は(あ、千早が集中している。いい感じだ、このまま・・・。)と考えている。
そこへ「あー!クイーンに20枚差で負けた人がいる」と須藤が千早を見て言う。
千早は「須藤さん、3年なのに受験勉強は?」と聞く。
須藤は「してるよ、国公立第一志望だし。高校選手権で準優勝したけどさ。高校選手権で優勝か準優勝なら、推薦で有名大学へ行けるんだぜ。クイーンも同じだ」と言う。
「えーーー?!そうなんだ!」と感動する千早。
それを見ていた見学組は(やばい!、せっかく集中していたのに千早の頭の中に余計なものがいっぱい入った。こいつ、須藤、試合前にタチ悪すぎる)と思う。
須藤は「でも若宮は、今の名人よりも強いって噂だ、勝つ想像できないだろ?」と笑う。
千早は小さい声で「でも、私、須藤さんに勝ったもん」と言う。
イラついた須藤は「じゃ、賭けようぜ、今日早く敗退した方が坊主な!」と言う。
反射的に千早は「おうともよ!」とガッツポーズをしてしまう。
見ていた太一は「どあほー!男と女の坊主が同じなわけないだろ」と言う。
千早は「うっかり・・・。」と言って落ち込む。
肉まんくんの1回戦の相手は須藤、「綾瀬の髪は俺が守るからな、お前も頑張れよ。やりにくい相手だけど」と言う。
呼吸を合わせて丁度よく取る
千早の1回戦の相手は、立川梨理華。
クイーンと同じ、小4でA級になるほどの実力の持ち主、若宮の次に来るのは、“天才梨理華”だという噂があるほどである。
試合前、立川梨理華と向かい合って座る千早。
梨理華が「あの、誰かから綾瀬さんは、すごい速いって聞きました。今日はよろしくお願いします」と、頭を下げる。
千早は、梨理華の素直な笑顔にたじろぎ「そ、そんな、こちらこそよろしくお願いします」とお辞儀をする。
“天才梨理華”に期待が集まり、カメラを回している人もいる。
原田先生と白波会のナンバー2の広史も、1回戦不戦勝で見学に来る。
広史が「先生、千早ちゃんですが、立川梨理華が相手なら、速く取るかるたをやらせてあげてもいいんじゃないんですか?」と言う。
「うーーん」と考える原田先生。
読み始めると、立て続けに4枚の札を先取する梨理華。
千早は驚いて(軽い、速い、お手付きを怖がってない。耳もいい)と思う。
太一も(まさか、あの子、千早より速いのか?あれ?千早、競技線から下がってる)と考える。
読み手と呼吸を合わせる千早、次の札を気負うことなく取る。
(合った、今、読み手と呼吸が合った。速くじゃなくて丁度よく取るかるた。私、進んでる。少しずつだけど前に進んでる!)と自信が付く千早。
梨理華の口の動きで(取ってるけど遅いじゃん)とつぶやいたことがわかる。
千早は心の中で、(ごめんっ)と謝る。
次の札を速く取って、嬉しそうな梨理華。
千早は(私と似てるから、梨理華ちゃんの気持ちがよくわかる。大人の中で勝負できるのが嬉しくて、“速い”って言われるのが楽しいんだよね)と思う。
次、空札をお手付きする梨理華、「う~~」と悔しがっている。
競技関係者は(梨理華ちゃんが押しているのに、枚数差はついていない。相手の子はどこの会の子だ?)と考えている。
あえて、梨理華が狙っていた札を送り札として送る千早。
(じっくり落ち着いて、呼吸を合わせて丁度よく取るんだ)と思う千早。
「ラッキー、速いだけの子に当たれて」と言った桜さんの言葉の意味が、ようやくわかった。
南雲会のエースは新
ふと、ガラスの向こうを見ると、原田先生が“はやくとっていいよ、GO!”と言っている。
(え?私、先生のこと信じていいのかな)と考える。
次の札、耳を澄ます千早。
梨理華も千早の変化に気が付く。
読み手が声を発する前に風が起こる。
千早が動いた風だった。
ものすごいスピードで札を取ったのだ。
それからは、立て続けに千早が連取する。
焦った梨理華は、お手付きを繰り返す。
また、千早に連取され涙ぐむ梨理華。
泣きながら次の札を取った梨理華は、本当に嬉しそうに笑う。
それを見た千早も微笑む。
それを見ていた梨理華の母親は(かるたでも何でもいい、大好きなものを見つけてほしい。そして自分を大好きになってほしい)と思って、娘を見ている。
「ありがとうございました」8枚差で千早が勝った。
見学組も「はぁ~、1回戦突破した~」とホッとしている。
原田先生は「広史くん、僕はね、千早ちゃんにたくさんの武器をあげたいんだ。“感じ”の良さだけじゃなくて、流れの読み、呼吸、正確さも。かるたで1番大事なのは、才能だ。でもそれにもレベルの差がある。クイーンや名人に潰されないような武器が必要なんだよ」と言う。
「千早ちゃん、手、貸して」と言って、千早の手を取る梨理華。
千早の掌に、自分の人差し指で“四つ葉のクローバー”のマークを描く。
「これ、梨理華のラッキーマーク。頑張ってね」と言って、母親のところに走って行く。
その時「梨理華ちゃん、ダメだったね~」「若宮の再来といわれていたけど、大したことないね」と噂する声が聞こえる。
千早はわざと大きい声で「チョコレートォー」と叫ぶ。
噂していた人が、口を押えて黙り込む。
梨理華は、千早に微笑んで「お母さーん」と走って行く。
太一は、千早が1回戦突破したことを、新にメールで知らせる。
奏が千早にチョコレートを出してやっている。
それを、ガツガツ食べる千早。
奏は「落ち着いて食べて、まだありますから。もう、はしたない!」とたしなめている。
西日本大会、新が「え?村尾さんが負けた?」と驚いている。
新が小学生の頃から、南雲会のエースだった村尾。
その村尾が1回戦で無名の大学生に負けたというのだ。
新は、外で煙草を吸っている村尾のところに行く。
「よぉ、新は1回戦勝ったが、おめでとう。お前が戻ってくれてよかったわ。南雲会は人数は多いが名人戦にって期待されるヤツは少ない。これからはお前がなるやろ。でも、なれても挑戦者までや。名人、周防久には勝てんよ」と言って去っていく。
昔、村尾が言った言葉を思い出す。
「新くん、強くなったなぁ、これは追い抜かれる前に名人にならんとあかんなぁ」
新は、涙を拭く。
太一からメールが来る。
『千早、1回戦突破。俺も、必ず東日本代表を目指すから、新は西日本代表になれ』
それを見て、2回戦に行く新。・・・つづく
感想
名人・クイーン戦がいよいよ始まりました。
千早の1回戦の相手は、なんと小学生、立川梨理華ちゃん。
速さを武器にした、千早の小さいときによく似ている子でしたね。
お手付きするところまでそっくり。
梨理華ちゃんのお母さんも、よくできた人です。
梨理華ちゃんは、耳が大きいことを理由にいじめられていたんです。
そこで、何か大好きなことを見つけてあげようと、いろいろやらせてみたら“かるた”が性に合っていたんですね。
かるたの先生に“耳がいい”とほめられたことで、気にしていたことが逆に長所になったなんて素晴らしいと思いました。
長所と短所と言えば、太一の百首全てを暗記して、それをランダムで読むなんてことができるんですか??
すごすぎます。
しかも、もう読んだもの、まだ読んでないもの、すべて把握してるって・・・。
太一の頭の中、恐るべし。
千早もかるたに関しては、唯一集中できるものですから、今回、試合中に呼吸法をマスターできたみたいで1歩前進ですね。
原田先生のいう武器、まだまだありそうですが、階段を1段1段確実に上がって、いつかクイーン若宮詩暢に勝ってほしいです。
とりあえず1回戦突破、新も1回戦、勝ちました。
次回、千早は前クイーンと対戦することになるようです。
千早がんばれ!
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配信中のシリーズ
・ちはやふる(全25話)
・ちはやふる2(全25話)
・ちはやふる-上の句-(映画)
・ちはやふる-下の句-(映画)
・ちはやふる-結び-(映画)
・ちはやふる-繋ぐ-(スピンオフドラマ)
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平凡な田舎のおばさんですが、国内、韓流ドラマが大好きで知識も豊富だと自負しております!あと、和菓子洋菓子ジャンル問わずスイーツには目がありません。
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