「ちはやふる2」第1話のあらすじ・ネタバレ・感想〜夢はかるた強豪校

「ちはやふる2」第1話のあらすじ・ネタバレ・感想〜夢はかるた強豪校

2018.05.28
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タイトル：「ちはやふる2」第1話
放送局：日本テレビ系列
アニメーション制作：マッドハウス
キャスト：綾瀬千早・瀬戸麻沙美／真島太一・宮野真守（幼少期：高垣彩陽）／綿谷新・細谷佳正（幼少期：寺崎裕香）／大江奏・茅野愛衣／西田優征・奈良徹／駒野勉・代永翼／花野菫・潘めぐみ／筑波秋博・入野自由／若宮詩暢・中道美穂子／周防久志・東地宏樹／原田秀雄・石塚運昇
視聴したVOD：hulu（2019年9月18日時点では視聴可）

瑞沢高校の2年生に進級した千早たち「競技かるた部」の5人は、ピンチに見舞われていました。
新入部員を5人勧誘できなければ、部室を返上するように言われてしまったのです。

かるたのデモンストレーションをしても効果が無いと考えた奏は、ある秘策を思いつくのですが・・・。
果たして、新入部員を集めることはできるのでしょうか。

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※配信状況は2019年11月1日（金）時点のものです。

1 あらすじ
2 感想

あらすじ

1年生を勧誘！

部室の返上をかけ、新入部員の取り込みに必死のかるた部。
競技かるたのデモを見せると、ドン引きされてしまうと考えた奏は、あることを思いついた。

1年生向けの部活紹介の日、袴姿の太一と千早が前に立つと、思った通り会場はどよめく。
これが、競技かるたに引かれる前に、かるた部に興味を持ってもらうという、奏の作戦だ。
奏に「しゃべるな」と言われた千早は大人しく太一の後ろに立っていた。

女子の視線は太一に注がれ、中でも花野菫（はなのすみれ）は、並々ならぬ興味を示す。
入学早々、彼氏に振られてしまった菫は、絶対に男前の彼氏を作ると決心していた。
そんな彼女にとって、太一はうってつけだったのだ。

「最後に、キャプテンからも一言。」と振られた千早は、「かるた100枚と友達になるのが目標で、後輩も100人欲しいです！」と言い、会場を沸かせた。
千早の発言を「天然」と受け取った菫は、「美人で天然。女の敵！」と敵意をむき出しにする。

新入部員は太一目当て！？

新入部員が来てくれるか心配する千早だが、なんと20人も入部届を持ってやってきた。

だがほとんどは太一目当ての女子で、その中には菫もいる。
菫の入部届を受け取った千早は、名前を間違えて「ニラちゃん」と呼んでしまい、太一に訂正される。
「美人・天然・バカ」と3拍子揃った千早に、菫はますます闘志を燃やすのだった。

千早は1年生たちにかるたの歌が載ったプリントを渡し、100首覚えるように伝える。
だが、千早たちがかるたのデモンストレーションを始めると、「何やってるの？この人たち？」と、ポカーンとしてしまう。
そして、「私たち、隅っこの方で坊主めくりでもいいです。」と言い出してしまう。

奏は1年生たちに、1週間で歌を全て覚えるよう求め、できなければ不合格で、再テストをすると言い出した。
「さすがに1週間じゃ・・・。」とたしなめるが、「高校生なんだからできます。」と引かない。
1年生たちは、「なるべく頑張りますので、来週からよろしくお願いしま～す。」と言うと、帰って行った。

新入部員の教育係をやると言ってきかない千早に、太一は「そんなことしてる暇ないだろ。」と反対する。
名人戦やクイーン戦を目指すなら、1年生の教育にかまけている暇など無いというのだ。
個人戦にしか目を向けていない太一に疑問を持った西田は「まずは高校選手権だろ・・・。」と割って入る。
そして、「中々A級に上がれないからって・・・。」と失言してしまい、険悪な雰囲気になってしまった。
千早は、5人が大切に思っていることが違うという事を痛感したのだった。

千早の思い

1年生が入ってきたことで、5人の想いが別々であることを知った千早。
太一はあくまでも個人戦に目を向けていた。
団体戦を重要視する西田は、1年生が入ってきたところで、「結局この5人で戦う」と考えており、1年生がやめてしまっても構わないと思っている。
奏は教育重視で、礼儀作法から徹底的に教えようと意気込んでいた。
そして勉は、部室が確保できるなら、隅で坊主めくりをしてもらっていても良いと考えていた。

千早はと言うと、1番大事なのは、太一がA級に上がることだと言う。
そして、高校選手権では団体戦で優勝し、個人戦も各階級で優勝を目指すと言い出した。
さらに、後輩の教育にも力を入れ、北央学園のようなかるたの強豪校にしたいと夢を語る。
あまりに強欲な千早に、言葉が出ない一同。

さすがに強豪校となると、きちんとした顧問が必要だと言う太一。
千早は、「後輩が出来たら、卒業してもかるたを教えに来るんだ！」とほほ笑む。

自分のことだけ考える

6月の大会に向け練習に励む4人を残し、千早が新入部員たちに「歌」を教えることになった。
「真島先輩じゃないんですか～。」と不満そうな声が漏れる中、他のメンバーは練習していることを説明する千早。
「先輩はいいんですか～？補欠だから～？」と笑い声が上がるが、千早はにこやかだ。
だが急に、「エースだからじゃ！！！」と新入部員を一括する。

そのころ部室では、太一たち4人が練習を開始しようとしていた。
太一は思い切って、「白波会で練習してもいいかな。」と切り出す。

それを聞き、「な～に遠慮してんだよ！」と肩を叩く西田。
勉や奏も、太一が自分のことだけを考え始めたことに、安心していた。

退屈な千早の講義を聞いている菫は、隣に見慣れない男子がいることに気が付いた。

「男子なんていたっけ？」と思いつつプリントに目をやると、ある歌が飛び込んできた。
「はなのいろは～」という歌で、「若さや美しさは移ろってしまう」という意味の歌だ。

その歌を見て「その通りだなと思って・・・。」と涙を流し始める。
ふと外を見ると、白波会へ急ぐ太一の姿。
「後悔したくない！」と思った菫は、体調不良と偽って、部活を早退してしまった。

私だって選びたい

駅で太一に追いついた菫は、路線が一緒なことを幸運に感じた。
「頭痛で早退したんです～。」と偶然を装う。

菫が、太一と一緒にドアの前に一緒に立っていると、「座れば？」と促される。
「私よりつらい人がいるかな～と思って、座らないようにしてるんです～。」と媚を売る菫。
だが太一は、「いいんだよ。花野さんは体調悪いんだから。」と優しい。

ふと周囲を見渡すと、他校の女子高生たちが太一を見てひそひそと話している。
「真島先輩ってモテるでしょ？告白とかいっぱいされちゃうんだろうな。」と話す菫。
そんな菫に、「男が女に選ばれてどーすんだって思う。俺は、選んで頑張りたい。」と答える太一。
それを聞き、「真島先輩は絶対に私を選ばない。」と痛感した菫は、心が痛い。

最寄り駅につき、「花野さんはかわいいから、たくさん選ばれるんじゃない？」と言い立ち去る太一。
「私だって、選びたい！！」
菫は、心の中でそう叫ぶと、電車を降り太一を追いかけた。

感想

さて、目標の5人を大幅に超え、20人もの1年生が押し寄せてきました。
一応皆さん、入部届持ってきてましたし、これでクリアなんですかね？
部室返上は撤回されるといいのですが。
そういえば、一人目立たない男子がいますが、彼ってタイトル画像にいる子ですよね。
てことは、今後仲間になるのかな？

今まで、この5人は同じ目標に向かって頑張ってるって思ってましたが、一人一人全く違う事考えてたんですね～。
千早じゃないけど、私もびっくりですよ。
なんだかんだ千早のことばかり考えている太一と、新入部員なんてどうでも良さそうな西田、もはやかるた部ではなく作法部にしたそうな奏に、人数さえ集まればいいと思っている勉。

でも千早は、みんなの希望ぜ～んぶが目標って言っちゃったんですよ。
自分がクイーンになることも大切だけど、かるたの楽しさを知ってもらいたい、かるたで仲間を作りたいというのが一番なんですね。
トゲトゲした雰囲気のかるた部でしたが、「後輩が出来たら、卒業しても教えにくるんだ！」という千早の笑顔に溶かされた気がします。

そして、注目しなくてはならないのが、花野菫！
「ニラ」って（笑。
韮と菫。
わからなくはないけど、ニラちゃんってありえないだろ！

菫は、恋に恋してそうな、普通の女子高生ですね。
千早や奏ばかり見ていると、菫はなんてアグレッシブな女子なんだという感じがしますが、本来こちらが普通の女子高生の姿ではないでしょうか。
太一が好きと言うより、いい男を捕まえたいと思っている様ですが、最後のシーンを見ていると、あながちそれだけでもないのかな？

千早×太一×新の恋の話の前に、太一×菫が先か！？
次回も、太一の猛練習にフィーチャーしつつ、菫の恋も盛り上がるようです。