タイトル:アイカツ!2ndシーズン 第60話 ーウワサのぽわプリ☆ー
放送局:テレビ東京ほか
アニメーション制作:サンライズ
キャスト:星宮いちご:諸星すみれ/霧矢あおい:田所あずさ/紫吹 蘭:大橋彩香/音城セイラ:石原夏織/冴草きい:秋奈/星宮りんご:能登麻美子/星宮らいち:瀬戸麻沙美/光石織姫:松谷彼哉/ジョニー別府:保村 真
視聴VOD:dアニメストア(2018年05月21日時点で視聴可)
スターライト学園で最も勢いがあるユニットといえば、スターライトクィーンである有栖川おとめ率いる【ぽわぽわプリリン】である。
しかし【ぽわぽわプリリン】の活動は、アイドル活動というには少々風変りであった。
その活動内容は、スウィーツの食べ比べや働きアリの観察などで、どうしてアイドルとして人気があるのか謎に包まれていたのである。
【ぽわぽわプリリン】の何が人々を魅了するのか?
その秘密を探るため、セイラときいが【ぽわぽわプリリン】の調査に乗り出します。
第1シーズンでいちごたちが結成した【Soleil】とほぼ同時期に結成された【ぽわぽわプリリン】ですが、第60話でようやく初ステージを見ることができますよ!
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あらすじ
【ぽわぽわプリリンとは?】
ある日、セイラの実家の喫茶店を訪れたきいは、セイラが【ぽわぽわプリリン】を知らないという事実を知り、どういうユニットか解説することに。
【ぽわぽわプリリン】とは、スターライト学園に所属している有栖川おとめ、北路地さくら、神谷しおんによって結成されたユニットである。
そこまで解説したタイミングで、きいのアイカツフォンが鳴り、今まさに話をしていた【ぽわぽわプリリン】の3人が喫茶店を訪れるという情報をキャッチしたのだ。
いちごから美味しい喫茶店の情報を得た3人は、スウィーツ食べ比べをするため喫茶店を訪れたのである。
「今日はセイラたんはいないのですか?」
「あ、あぁ…お姉ちゃんなら…。」
おとめの問いかけに、ノエルは少し困った笑みを浮かべて言葉を返す。
【ぽわぽわプリリン】が来ることを知ったセイラたちは、こっそりキッチンに隠れて3人を観察していたのである。
「ぽわぽわプリリン、有栖川おとめちゃんを中心に自主ユニットとしてスタート。結成当初はどんな活動をしているか謎だらけだったんだけど、グダグダ半歩手前のゆるさが一部ファンのハートをつかんで、今では冠番組を持つまでに成長した、人呼んでスルメアイドル!」
スルメアイドルとは、噛めば噛むほど味がでるキャラクターだからという理由で命名された名前である。
セイラ達は不思議な魅力を持つ【ぽわぽわプリリン】を調べるため、スウィーツの食べ比べを終えた3人を追跡することに決めたのだった。
【ぽわプリの活動内容】
喫茶店を出た【ぽわぽわプリリン】がまず最初に行ったことは、白い線だけを踏んで歩く、という活動だった。
しおんは「これにはどういう意味が??」と首をかしげていたが、特に理由はない様子。
しかしその道中、商店街でコロッケを貰ったり、ほっこり緩い活動が人々の視線を集めていたのである。
その次の活動は、公園で掃除をするというものだった。
「アイカツ!アイカツ1」と言いながら、箒で落ち葉を集めるおとめに、しおんが疑問を投げかける。
「これってアイカツ??」
「おとめ様にとって楽しいことは、アイカツなのですね。」
その後、おとめは集まってきた子供たちと一緒に遊び始めてしまった。
「自由に突き進むおとめちゃんに、ツッコミ役のしおんちゃん、しっかり者のさくらちゃんはフォロー役か。」
少し離れた場所で【ぽわぽわプリリン】の活動を観察していたきいは、しっかりデータ収集を行っていた。
個性はバラバラだが、意外とバランスが取れているというところが、【ぽわぽわプリリン】が人気である理由なのだと分析する。
【ぽわぽわプリリン】の活動を見たセイラは、自分とは異なる輝きに面白さを見出した。
(私達とは何もかも違うけど、そのゆるさがステージでどう変わるのか楽しみだ。)
【ピンチ】
【ぽわぽわプリリン】は、もうすぐファッションショーのステージに立つことが決まっていた。
3人はステージに立つことをとても楽しみにしていたのだが、直前でしおんに女優の仕事が入ってしまい、ステージに立つことができなくなってしまったのである。
「う~ん…しおんたんの代役はどうしましょう??」
おとめはしおんの代役にふさわしい人がいないか、考え始める。
【ぽわぽわプリリン】のステージでもっとも人気があるのは、トライアングルぽわプリライトというスペシャルアピールなので、どうしても3人でステージに上がる必要があったのだ。
そこで、次の【ぽわぽわプリリン】の活動は、しおんの代役を探すことに決まったのである。
翌日【ぽわぽわプリリン】の3人は、ビラを配ったり、知り合いに声をかけたりして、一生懸命代役を探し始めた。
「でも代役を探すのは難しいかもな。」
そう発言したのは、おとめたちの活動を見守っていた蘭である。
「ぽわプリって緩い活動を楽しんでいるだけに見えるけど…。」
「おとめは今のスターライトクィーン。さくらも2年生ではトップクラスだ。」
「あの2人についていくには、よほどの実力がないと無理ってわけ。」
あおいと蘭の言葉に、いちごは満面の笑みを浮かべる。
「そっか!私がアメリカに行っている間に、おとめちゃんもさくらちゃんもアイドルとしてすっごく大きくなったんだね!」
「うん、それはしおんちゃんも同じ。」
しおんはおとめやさくらと比べて、アイドルとしての活動は少ない反面、ドラマの主演を務めるなど、女優として大きく成長していたのである。
「よーし!おとめちゃんたちのために、私もやれることやるぞ!」
スケジュールの関係で、しおんの代役を務めることができないちごは、代わりにステージに立つまでの間、練習に付き合うことを決めたのである。
しかし、前日になってもしおんの代役を見つけることはできなかった。
それを聞いたしおんは、慌てた様子でテレビ局の控え室を飛び出していく。
(もとはと言えば、私のせい…なんとかしないと!!)
テレビ局をあちこち走り回ったしおんは、ようやく目的のものと発見したのだった。
【ファッションショー当日】
代役が決まらないまま、おとめとさくらは控え室に入る。
(この状況にどう立ち向かうか、見せてもらうよ。ぽわぽわプリリン。)
ライブの見学に来ていたセイラは、ジッとおとめたちを見つめる。
現場のスタッフは落ち着いている2人の様子に、不安を隠せない様子であった。
「宅配便です。」
そんな時、おとめたちに大きな荷物が届けられる。
どうやら2人はそれを待っていたらしく、ゆっくりと箱に近づいて行く。
「ハァイ、しおんからの贈り物!1日限定ぽわぽわプリリンの一之瀬かえでだよ!」
なんと箱の中に入っていたのは、かえでだったのだ。
しおんはテレビ局でかえでを見つけ、代役として送り届けたのである。
3人はさっそくフィッティングルームへ向かい、アイカツカードをセット。
かえでを代役とした【ぽわぽわプリリン】のステージが始まった。
歌うのは【放課後ポニーテール】である。
スペシャルアピールもバッチリ決まり、【ぽわぽわプリリン】のステージは大成功のまま幕を閉じたのだ。
しおんもドラマの撮影中に、ステージを見ていたようで、無事に成功したことを心から喜んでいた。
「しおん様、撮影でお忙しい中、代役まで見つけていただいて。」
「そんなの当然!だって私もぽわプリだから!」
感想
第1シーズンで結成したのに、これまでCGライブがなかった【ぽわぽわプリリン】の初めてのライブステージでした。
【ぽわぽわプリリン】はアイカツファンの中でも人気が高いユニットで、初めてのCGライブお披露目と聞き、喜んだファンは大勢いました。
しかし蓋を開けてみると、【ぽわぽわプリリン】のライブステージとは言えない状況に、ファンはガッカリしたことでしょう。
さらにアイカツファンがガッカリするポイントが、もう1つあります。
それは「神谷しおんのライブステージが見れなかった」という点です。
実はしおんは第1シーズンの第14話で登場しているのですが、第60話の時点で一度もCGライブで登場していません。
元々しおんは、サブキャラクターの立ち位置のため、担当の歌手が宛がわれていませんでした。
なので、CGライブを作ることができなかったんですよね。
そのため第60話でも、しおんに女優業を優先させ、かえでを代役にすると言う方法で【ぽわぽわプリリン】のライブステージを作りあげたのですが、ファンとしてはやはりしおんもぽわぽわプリリン】ですから、3人そろったステージが見たいと思うものです。
そんなファンの希望が届いたのか、おとめ、さくら、しおんの3人で歌うステージが第3シーズンで用意されました。
今回、残念ながらしおんはステージに上がりませんでしたが、第3シーズンで真の【ぽわぽわプリリン】のステージを見ることができますから、その時は一緒に感動を分かり合いましょう(笑)
さて次回は、スポットライトが再びドリームアカデミーに向きます。
第1話で少しだけ登場した、風沢そらがメインの物語ですよ!

小学生と幼児のママ。常に娘のコスネタを模索中。育児のストレスはアニメ鑑賞と妄想でリカバリー中。今のブームは型月&刀剣乱舞。
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