「ちはやふる」第20話のあらすじ・ネタバレ・感想~太一、感動をありがとう~ | VODの殿堂

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「ちはやふる」第20話のあらすじ・ネタバレ・感想~太一、感動をありがとう~

   
 

タイトル:「ちはやふる」第20話(全25話)
放送局:日本テレビ
キャスト:綾瀬千早:瀬戸麻沙美、真島太一・宮野真守、綿谷新:細谷佳正、大江奏:茅野愛衣、駒野勉:代永翼、西田優征:奈良徹、など
視聴したVOD:hulu(2019年9月13日時点では閲覧可)

千早は、自分の試合が終わってB級の決勝が肉まんくん対太一、D級の決勝が机くん対奏だと知り、“どっちも見たいし気になる”と思っていました。
しかし、練習の時と違う奏の姿勢に気が付き、いつしか机くんと奏の試合に夢中になります。
机くんがちょっと焦り気味でお手付きが多いこと、奏は落ち着いてミスもなく自分のかるたをしていて、結果、奏が優勝します。
奏の涙と机くんの頑張りにもらい泣きをする千早。
ふと、B級の決勝を見ると肉まんくんと太一、それぞれ1枚ずつの運命戦。
結果は2人とも全力を出し切って、肉まんくんが優勝します。
それでも悔しい太一は、負け惜しみを言ってしまいますが、肉まんくんがサラッと流して仲直り。
肉まんくん、ファインプレーでした。
南雲会の新は、次の名人戦に出場するために、西日本代表を目指すようです。

「ちはやふる」第20話のあらすじです。

『ちはやふる』(アニメ)配信先一覧
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U-NEXT 視聴ページ
hulu 視聴ページ
dTV 視聴ページ
Amazonプライム・ビデオ 視聴ページ
※配信状況は2019年10月23日(水)時点のものです。

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あらすじ第二十首 くもゐにまがふおきつしらなみ

太一の燃える闘志

瑞沢高校かるた部、部長の太一が「15分休憩して2回戦だ」と言う。
千早以外は売店やトイレに行くが、千早は何かブツブツ言いながら札を払う練習をしている。
(かなちゃんとの対戦だと競技線から畳の線7本分下がってもいい。机くんも同じくらい。肉まんくんと太一は強くなってる。でも焦らないで3本くらい下がってみよう。3字の呼吸、4字の呼吸・・・。呼吸と丁寧さが大事なのはわかる。でもクイーンの左手はどうやれば阻止できる?速さ以外でどうやって?)と集中して考えている。

それを帰ってきた部員たちが見ていることにも気づかない。
机くんが「あの集中力の10分の1でも、勉強に向ければ学年下から5位なんてことにはならないのに」とつぶやく。

千早は、女帝に呼ばれて職員室に行く。
「日曜日、川口大会に出ること聞きましたよ」と言う。
千早は「はい、頑張ります」と答える。
女帝は「出場すること、まかりなりません」ときっぱり言う。
「えええ??なんで?先生、川口の吉野会大会は名人戦、クイーン戦前の最後の大会だし、最終調整でみんな出るのに」と言う千早。
女帝は「大会明けの月曜は何の日ですか?」と聞く。
自信がない千早は「・・・海の日?」と小さい声で答える。

女帝は「定期テストの初日です!綾瀬さん、このままだと留年しますよ。少しずつでも将来のこと考えていかないと。そういうわけで、専属の先生を、お願いしました。今日明日で、全教科みっちり教わって下さい」と言う。
その後ろにいつの間にか、机くんがいた。
部室で「やだー、机くーん」と泣く千早。
「駒野先生と、呼んで下さい」と言う机くん。
肉まんくんが「駒野先生、俺にもゴキョウジュを。英語と数学がやばい」と言う。
奏が「じゃ、明日の吉野会大会は?」と聞く。

太一が「俺は出るよ。吉野会大会はA級B級のみだし、今日部活なしなら白波会に行くけど」と言う。
肉まんくんが「真島、お前、高校選手権と埼玉大会の2回準優勝だろ?準優勝2回でも普通はA級に昇級できるじゃん。白波会の先生に聞いてみたか?」と聞く。
太一は「優勝のみが昇級の条件だって、前に言ってたけど」と言う。
「お前んとこもかぁ、うちもなんだ。だからこないだ、優勝の報告に行った時、“負けず嫌いのお前がここに戻ってきたのは友達のおかげだ”って言われて・・・。」と話す肉まんくん。

「勝つしかないならそうするよ。行ってきます」と言って、部室をあとにする太一の目は鋭かった。
“吉野会大会・・・今年の東日本予選への、A級昇級をかけたラストチャンス”
肉まんくん、机くん、奏、千早が太一の後ろ姿を見送る。

新の言葉が突き刺さる

吉野会大会当日、かるた部の部室では駒野先生の下、肉まんくんと千早は猛勉強中。
太一は2回戦を突破する。
(よし、調子いいぞ。次からはA級と同じ大広間だ)と考える太一。
原田先生が「まつ毛くん、勝ち上がってるじゃないか。吉野会大会は名人戦を見据えたA級の有力選手たちが軒並み参加してくる。関西や九州からもやってくるんだ。そういえば、もう会ったかい?」と言う。
「え?」と言った太一の目に飛び込んできたのは、新だった。

新に「今日、勘違いしてた。太一はA級で出るのかと思ってたんや」と言われ、ショックを受ける太一。
新は「必要だったら千早にも渡して」と自分の連絡先を書いたメモを太一に渡す。

かるた部の部室、「おい、綾瀬のトイレ長くないか?」と言う机くん。
「大だろ大」と言う肉まんくん。
机くんの携帯が鳴る。
千早から『駒野先生、ごめんなさい。太一の応援に行ってきます。千早』とメールがきていた。
「あ、あいつ」と机くんは呆れる。
電車に乗った千早に机くんから返信。
『今やるべきことから目をそらすのは、“逃げ”ではないのか?駒野先生より』
(なんてクールな怒り方・・・。私、何してるんだろ。勉強もかるたも何1つ進まない。だけど太一が勝った時、負けた時1人だったらどうしようって思うんだ。そんなのいやなんだ)と思いながら、吉野会大会の会場へ急ぐ。
ロビーに着くと、太一がいた。
千早は「太一、どう?頑張ってる?今、何回戦?」と聞く。
「負けたよ、3回戦で。千早、新が出てる」と言う。
千早は「え?・・・。」と言って、試合会場へ入って行く。
会場に入ると、新の姿をすぐに見つける。

以前のように鋭いかるたをする新に、目が釘付けになる千早。
離れていても、新が札を払うと、千早に風が起こる。

原田先生は11枚差で準決勝戦進出、絶好調だ。
ふと見学者の中に、千早を見つける。
千早が見ているのは、新だとわかる。
控室に行くと、太一が1人落ち込んで座っていて、何となく状況を理解する原田先生。

素直な太一

太一が、暗い顔で千早の横に来る。
(俺が負けたのは、新のせいじゃない。でも、でも)
その時、新を見ていた千早が太一の腕をつかみ「太一、やったね、やったね」と涙を流す。
太一は、ハッとして新を見る。
“新は必ず戻ってくるから、強くなってあいつを待とう”
福井に行ったとき、自分が千早に言った言葉。
(新が戻ってくるのが嫌だと思うと同時に、俺の中にもやっぱりあるんだ。小さい時、一緒にかるたをやった記憶。千早と3人でチームを組んだこと。・・・やった!新が帰ってきた!)

太一の目からも涙がこぼれる。

新の3回戦の相手は、白波会のナンバー2、坪口広史。
新は(やっぱり強いなぁ、白波会の広史さん、原田先生の愛弟子)と考える。
新の残り札2枚、坪口は1枚。
次、坪口は勝負をかけて払った札がたまたま当たり札だった。
(取れてた、やった。今の運だ。運で勝てた)と考える坪口。
新は、3回戦で敗退する。
太一が新を待っていた。
「広史さんはうちのエースなんだ。ブランクのあるやつに負けねーよ」と言って新の肩を掴む。

新は、太一の赤い目を見て「うん」と答える。
千早は、今の試合の疑問点をノートに書きだしている。
新を見て「座って」と言う千早。
クイーンと新が重なって見える千早。
新は、優しい口調で「なんや?戦う前からそんな怖い顔してんのか?」と言う。
千早は、昔の強くて優しい新が帰ってきたことに、感動している。

それぞれの収穫

そこへ、いきなり奏が来て「千早ちゃん!何やってるんですか、勉強は?」と怒って聞く。
千早はびっくりして「かなちゃん、来てたの?」と焦る。
奏は「部長の応援、みんなしたいに決まってるじゃないですか!」とずっと怒っている。
南雲会の栗山先生が「新くん、4位入賞の賞状もらってきなさい。そしたらすぐ出発するで」と言いに来る。
太一が「帰るのか?」と聞く。
新は「もう南雲会の人は、残ってへんし車でみんなで来たで。今から出ても福井に着くの深夜や」と言う。
「じゃあ、自分で教えろよ。お前の携帯番号、俺に任されても困るだろ」とメモを返そうとする太一。
千早は、奏に「学校に戻りますよ」と連れて行かれている。
「え?もう?今すぐ?」と渋々ついて行く千早。
新は「けど、俺わからんし。離れてるで、千早と太一が付き合ったりしてもわからんし」と横と向いて顔を赤らめる。
「な、いやぁ、ないない。お前いろいろ考えてるんだな」と言う太一。
新は顔を赤くして、頭をかく。
帰りの電車の中で、千早に教科書を見せて勉強させる奏。
「そこは範囲じゃない、古文は92ページからですよ」と教える。
「めぐり逢いて」千早がさっきの新が取っていたかるたの一文を言う。

奏が「あ、紫式部ですか?」
千早は「なんか新のことみたい。いつもちょこっとしか会えない。恋の歌に聞こえるけど、幼馴染の女の子との別れを歌ってるんだよね。ほんと、ぴったりだ」と言う。
“廻り逢ひて見しやそれともわかぬまに雲がくれにし夜半の月かな”
「恋の歌に聞こえる?」
奏は札を思い浮かべ、千早の横顔を見つめる。
千早は、新がかるたを取る時の、水が流れるようなしなやかな動きを思い出す。
(私、しなやかな水をガプガプ飲んだ)

部室に行くと、机くんと肉まんくんは必死で勉強していた。
千早は「駒野先生、抜け出してすいませんでした」と謝る。
机くんは静かに「真島の結果、かなちゃんがメールで教えてくれた。真島はこんだけかるたに時間をかけても、学年1位から落ちたことない。1位じゃないとかるた部やめさせられるって言ってた。やりたいこと思いっきりやるには、やりたくないことも思いっきりやらなきゃいけないんだ」と言う。

千早は、慌てて椅子に座り「すみませんでした。今からガリガリやります」と言う。
当直の先生が「7時で閉めますけど」と言いに来る。
女帝が来て「私が閉めます。見ていますから」と言う。

川口駅に来た、原田先生、坪口、太一の3人。
原田先生は、坪口が準決勝で負けたことに怒っていた。
「いやぁ、綿谷くんといい試合ができて満足しちゃって」と嬉しそうな坪口。
太一が「新との試合はどうでした?」と聞く。
坪口は「あいつ、すっごい嫌。何考えてんだかわかんないのに、よぉく考えてる。でもあのタイプ、周防名人はもろともしないだろう」と真面目な顔で言う。
太一は(高1のA級になりたての選手に名人の名前を出す。広史さんも名人戦を見てる。2人の試合を最初から見ればよかった)と思う。
方向が違う坪口と別れて、原田先生と電車を待つ太一。

原田先生が「まつ毛くん、考えたんだが君はこの夏B級の準優勝を2回したね。白波会のルールとは違うけど昇級して東日本予選に出るかい?千早ちゃんやメガネくんが待ってるよ」と言う。
原田先生は(悔しさの賞味期限は長くない。時々は報われることがないと続けられない)と思いながら太一を見る。
太一は、一瞬考えて「あはは、やめて下さいよ。らしくないですよ。先生、俺はA級になるより、逃げない奴になりたい」と言う。

原田先生の目が輝く。

南雲会の車の中、「よう寝とるのぉ、新くん。幼友達に会うかもって緊張してたけど、収穫はあったんかなぁ?」と栗山先生が言う。

千早は机くんにみっちり絞られながら、必死で勉強中。
“飲み込め、ガプガプ飲み込め”・・・つづく

感想

名人戦、クイーン戦までの大きな試合は吉野会大会が最後なんですね。
その大会でA級に上がって千早や新と、渡り合いたかった太一なんですよね。
それなのに、予想外に新と遭遇してしまい、まさかの3回戦敗退でした。
新たに言われた「太一は、A級で出場するのかと思った」という言葉、これはきついです。
ただでさえ引け目を感じている上に、一番言われたくない新に言われてしまって、かなりショックを受けました。
かるたと恋、両方の強敵なライバルである新が帰ってきた。
最初は、絶望に近い思いが勝って、控室でも暗く落ち込んでいました。
千早も、「新が来ている」と教えたとたん、自分を置いて新のところへ行ってしまった。
なんとか勇気を振り絞って新の試合を見に行くと、千早に「やったね」の一言を言われて、ハッとして自分も新を待っていたんだと気づくところはジーンとしました。
ライバルという垣根を超えて、これからも切磋琢磨してお互いが伸びていくんだと思います。
その証拠に、原田先生に「B級で準優勝を2回しているんだからA級に上がってもいいよ」と言われて断ったところは、本当にかっこよかったです。
太一が「A級になるより、逃げない奴になりたい」と言った時は鳥肌が立ちました。
さて次回は、テストも終わり千早は、“名人、クイーン戦”の東日本予選に出場します。
千早の1回戦の相手は、小学生の女の子のようです。
どうなるのでしょうか?

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・ちはやふる2(アニメ)
・ちはやふる-上の句-(映画)
・ちはやふる-下の句-(映画)
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