異世界食堂 第一話のあらすじ・ネタバレ・感想【こんな食堂あったら異世界じゃなくても行ってみたい!】 | VODの殿堂

アニメ

異世界食堂 第一話のあらすじ・ネタバレ・感想【こんな食堂あったら異世界じゃなくても行ってみたい!】

   
 

タイトル:「異世界食堂」第一話
放送局:テレビ東京、BSジャパンほか
放送期間:2017年7月4日~9月19日
アニメーション制作:SILVER LINK.
キャスト:店主:諏訪部順一、アレッタ:上坂すみれ、クロ:大西沙織、等
視聴したVOD:dアニメストア

とあるオフィス街近くの商店街にある「洋食のねこや」、定休日はオフィス街が閑散とする土日。
可愛らしい三毛猫が描かれた扉の奥にあるのは、ごくごく普通の洋食屋さん。
しかし洋食のねこやには、他の洋食店とは違う秘密があった。

7日に一度の土曜日。
そこは異世界の住人でにぎわう「異世界食堂」になるのです。

ヒーロー文庫から発売中の「異世界食堂」が待望のアニメ化です。
以前からこの小説は面白いと話題になっていました。
名前だけは聞いたことがあったのですが、今回声優の諏訪部順一さんが主演ということで見てみましたが、こんなにお腹が空くグルメアニメはこれまでなかったのではないでしょうか?
ストーリーもメニューごとに2部構成になっているので、ちょっと疲れている時にほっこりしながらみることができそうです!

『異世界食堂』配信先一覧
動画配信サービス 配信状況 見放題 配信先
U-NEXT 視聴ページ
hulu
dTV 視聴ページ
Amazonプライム・ビデオ 視聴ページ
※配信状況は2019年10月27日(日)時点のものです。
スポンサーリンク

あらすじ

【洋食のねこや】

ビルが立ち並ぶオフィス外の近くにある商店街入口近く。
雑居ビルの地下にある料理屋「洋食のねこや」
洋食屋なのに、豚の角煮などもメニューに載るお店。

【店主と先代店主】

青年は「何故洋食屋なのに、豚の角煮なんかおいてあるのか?」と質問。
それに対して「もともと日本になかったものは、だいたい洋食だ」と答えます。
さらに「飯屋なんて、飯がうまけりゃそれでいいんだよ」と続けます。

【異世界食堂】

店主が照り焼きチキンと清酒を運びます。
侍風の男は生唾を飲みこんで、照り焼きチキンとご飯をかっ込みます。
その横には白いひげが特徴的な魔術師が、「ロースかつこそ、白いライスに合う」と言いながら、生ビールを飲みます。
すると背後からボロボロの布をまとった男性が、「カレーライスこそが、白いライスに合う」と答えます。
さらに獅子のような姿の獣人が、「カツ丼こそ、ライス前提の料理」だと答えながら、お代わりを店主に所望する。
その近くで青い体の爬虫類のような生き物が、静かにオムライスに舌つづみをうっている。
白いライスにあう料理は何か、大の大人たちが言い争います。
しかし店主の「これ以上続けるなら、二度と料理は作りませんぜ」
この一言で客人たちは「さぁ食事を楽しもうかの」と席につき、再び自分の料理を食べ始めるのでした。

【赤い竜】

赤い竜が金色に輝く地に降り立った。
そこにはありとあらゆる財宝が無造作に置いてあり、その中に竜が心待ちにしていた「洋食のねこや」のドアが現れる。
赤い竜、赤の女王は女性の姿に変身し、しもべの竜にドレスの準備を申し付けた。
ドレスに着替えた赤の女王は、寸胴鍋をもって、異世界食堂のドアをくぐる。
出迎え、注文を聞いた店主に対して「妾の頼む物は常に一つ。ビーフシチューだ。」

【ビーフシチュー】

赤の女王は出されたビーフシチューをみて、溜息をつきます。
ビーフシチューの香りが、赤の女王を誘惑してならない魅惑の食べ物なのだ。
一口目を食べた女王は、ただ一言「うまい」と歓喜の声を上げます。

【金貨4枚】

黙々と食べすすめ、食事が終わると金貨4枚を店主に渡す。
金貨の枚数を確認した店主は、「それじゃあ持って行ってください」と言います。
赤の女王は持ってきた寸胴鍋と同じサイズで、ビーフシチューがたくさん入った
鍋を抱えて異世界へ帰っていきます。
ドレスを脱ぎ捨てた女王は、元の竜の姿に戻ると、寸胴鍋を抱えてちびちびとビーフシチューを堪能するのでした。

【異世界からの迷い人】

異世界食堂閉店後、店主は翌日の仕込みを済ませてから就寝します。
翌朝店を訪れてみると、キッチンには空になったスープの鍋と、向こう側の人が横になって眠っていた。
目覚めた少女、アレッタは店主に謝罪します。
少女アレッタは、誰も近寄らない都の廃墟で野宿をして生活をしていた。
そこに現れた異世界食堂の入り口。
アレッタはそのまま異世界食堂の中へ入るが、誰もいない部屋を見て夢だと判断してしまい、置いてあったスープをすべて平らげてしまったのです。

【アレッタ】

少女アレッタは、魔族として生まれた女の子でした。
アレッタの頭にある角は魔族のしるしですが、魔族の加護を多く受けられいないため、ごく普通の人間の女の子と変わらない存在。
半年ほど前、王都へ魔族ということを隠して働いていたのだが、魔族ということがばれてしまい、職を失い廃墟に住みつくようになっていました。

【モーニング】

アレッタの生い立ちを聞いた店主は、謝罪を続けるアレッタに「一緒に食事を食べよう」と誘います。
アレッタは断りますが、店主は「むしろ食べていってくれ」と続けます。

「1人で食うよか、二人の方がうまいだろう?」

そうして店主は二人分の朝食を作りはじめ、アレッタは傍で店主が料理を作る様子を見つめます。

「普段店では出していない、特別モーニングセットだ」

【異世界食堂で働かないか?】

店主とアレッタは一緒にモーニングを食べます。
異世界の料理にアレッタは感動し、美味しそうに食事を続けます。
その様子をみた店主もうれしそうです。
食事のあと、店主はアレッタが働き口を探していると言ったことを切り出します。
そして「7日に一度、うちで働いてみないか?」と誘います。

【ウエイトレス アレッタ】

仕事は1日、給仕や片付けなど、給料は銀貨10枚。
しかも3食賄いつきです。
異世界ではなかなか考えられない高待遇の仕事に、「やらせてください!」と笑顔で答えます。
そのままアレッタは研修をすることになるのですが、店主はアレッタのボロボロの姿をみて、まず最初にシャワーを浴びるように指示します。
そして店主が用意した制服に着替え、異世界食堂での研修がスタートします。

【赤の女王の加護】

その様子を赤の女王が観察していました。
実は異世界食堂にはまじないが施されており、財宝に何かあったらすぐに感知できるようになっているのでした。
赤の女王の財宝である異世界食堂の店主と契約をしたアレッタは、すでに彼女の財宝の一部となったのです。
そのため赤の女王天高く飛び、廃墟で眠るアレッタにまじないを施すのでした。

感想

声優の諏訪部順一さんが主演のアニメというきっかけで見始めました。
最初は地球の人間が、異世界の食堂にたまたま迷い込むようなストーリーかと思いました。
ビジュアルを見ると、角の生えた女の子と耳がとがった女の子がウエイトレスをしているので、原作を知らない人は私のように勘違いした人もいるのではないでしょうか?
しかし実際は地球にある洋食店に、異世界の住人がやってくるという展開なので、もちろん食堂で提供される料理も私たちがよく知るありふれたものでした。
まず第一話冒頭では、異世界の住人が食事をしている風景が描かれていました。
原作のイラストとキャラクターデザインが違う人もいたので、最初はあれ??となりました。
何故デザインを変えたのかは謎です。
ただ異世界の住民はどんな姿なのか、わかりやすいシーンでしたね。
同じ人間でも魔法使いのような老人、侍、アマゾンの奥の住人のような恰好をした人、獣人、トカゲのような生き物など。
そして自分の好きな食べ物に関しては、地球であろうが異世界であろうが、大人でも子供のように争うのだと笑っちゃいましたね。
店主に怒られて静かにご飯食べ始めるところとか、まさに子供でした。
そしてAパートメインの「ビーフシチュー」
異世界で赤の女王と呼ばれる大きなドラゴンがお客様でしたね。
アニメでは詳しく紹介されませんが、赤の女王は異世界の神様の一人という認識になります。
赤の女王は神聖な存在+膨大な力を持っているので、他のお客さんがいない時間に異世界食堂を訪れるという盟約を先代店主と交わしています。
異世界食堂の面白さはここです!
まず主人公である店主は異世界食堂の2代目店主であり、すでに先代の店主が亡くなっているのです。
店主は幼いころからおじいさんが異世界食堂を営んでいることを知ってはいますが、なぜ毎週土曜日に食堂の扉が異世界に通じるのか「知らない」のです。
しかし店主はおじいさんが大事にしていた異世界食堂を、そのまま受け継いでいるのです。
異世界に通じるという疑問を店主が解決しない理由は、おじいさんが大事にしていた店と料理を楽しみにしてくれるお客さんがいるから、で納得しているからです。
なので異世界の住民が、地球の、未知の料理をおいしく食べるというポイントに集中できます。
赤の女王の目当てはビーフシチュー。
褐色赤髪豊満なナイスバディを持った美女に変身しましたが、OPよりも若干絵が崩れているのが残念でした。
OPの方が数倍美女だったので、1話くらい気合入れて作画してほしいなぁというのが個人的な感想でしたね。
次に「モーニング」
キービジュアルのメインとして登場していた角の生えた女の子、アレッタが登場します。
アレッタは原作1巻の最後に出てくるので、「もう出るの?」と最初は思いましたが、アレッタが先に登場しても異世界食堂の内容的に大きな変更は出ないでしょう。
Bパートのモーニングは本当においしそうでした。
美味しそうだったので、翌日の朝食は異世界食堂のモーニングで用意しました。
アレッタが本当においしそうに食べるし、アレッタ役の上坂すみれさんの声がとってもかわいくて幸せな気持ちになりましたね。
グルメアニメや漫画、小説はたくさんありますけど、味についてごちゃごちゃ言わずに、ただご飯を美味しいと食べるだけで成立するアニメもなかなか珍しいです。
2話以降は店主とアレッタを中心に、様々なお客さんが異世界食堂を訪れるので、原作からどのストーリーがチョイスされるのか気になるところです。

 

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

PAGE TOP