「笑ゥせぇるすまん【デジタルリマスター版】」第19話のあらすじ・ネタバレ・感想~浦島太一の物語~ | VODの殿堂

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「笑ゥせぇるすまん【デジタルリマスター版】」第19話のあらすじ・ネタバレ・感想~浦島太一の物語~

   
 

タイトル:「笑ゥせぇるすまん【デジタルリマスター版】」第19話
放送局:TBS系列
キャスト:大平透、仲木隆司など
視聴したVOD:dTV(2018年7月31日までは視聴可)

筒井伸一は麻雀が好きな大学生。
友人への借金が4万円になり、楽に稼げるアルバイトはないか探していました。
そこへ、割のいいアルバイトの求人雑誌を喪黒さんにもらいます。
半信半疑で「スタントマン募集日給4万円」の記事が気になり、訪ねてみると、ボロボロのアパートにおじいさんがいました。
バイトの内容は、自分の代わりに女と遊んでその内容を詳しく話してほしいというものでした。
しかし、お金を渡された伸一はおじいさんの依頼を無視して、麻雀をしに行きます。
そこでやくざに絡まれ結局負けが込み、殴る蹴るの暴行を受けるのでした。
今回は、浦島太郎をじで行く男のお話です。
玉手箱は出てくるかな?

「笑ゥせぇるすまん【デジタルリマスター版】」第19話のあらすじです。

『笑ゥせぇるすまん』配信先一覧
動画配信サービス 配信状況 見放題 配信先
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hulu 視聴ページ
dTV 視聴ページ
Amazonプライム・ビデオ 視聴ページ
※配信状況は2020年3月26日(木)時点のものです。
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あらすじ第19話 夢のあと

中年男の夢

浦島太一(46歳)は真面目なサラリーマン。
仕事の帰り、あこがれの大きなホテルを見ながら歩いていると、マンホールの穴に落ちてしまう。
喪黒が手を差し出し、助けてくれる。

「オーッホッホ、あなた、ボーッとして一体何を見ていたんです?」と聞く。

バー“魔の巣”へ来た2人。
浦島は「実は、1度でいいからデラックスなホテルに泊まって、豪遊するというのが私の夢なんです。さっきのホテル“竜宮”は通勤途中にあるので、13年間ずっとあこがれていたんです」と話す。

喪黒は「いやぁ、私は感動しました。今の若い人たちは夢をなくしていますが、あなたのような年配の方が、人生に夢を持ってらっしゃるなんて素晴らしいことです」とオーバーなアクションをしながら話す。

浦島は「そんな大したことじゃありませんよ」と頭をかく。
喪黒は「わたくし、こういうものです」と名刺を渡す。
「心のスキマをお埋めします?」と読み上げる浦島。
喪黒は「まぁ、簡単に言えば夢を売るセールスマンとでも申しますか、夢を失った現代人の中であなたのような方は、実に貴重です。どうです?ひとつ思い切ってあなたの夢を実現されては?」と持ち掛ける。

優しい家族

浦島は「いやぁ、夢は夢だからいいんです」と言う。
「そんなことおっしゃってると後悔なさいますよ」と言う喪黒。
浦島は「え?」と喪黒を見る。
喪黒は「失礼だが、あなたはもう人生の3分の2を過ぎている。これから先、夢を実現させる可能性はますます薄くなります。やるなら今のうちです。あなたは家族のためにただただ働いてこられた。この辺でホテルに泊まるくらいの贅沢は、当然許されていいはずです」と力説する。

家に帰った浦島は、優しい妻と可愛い子どもたちに迎えられる。
息子が「ねぇ、パパの会社って春休みないの?隣のたっちゃんとこじゃ、パパが会社休んで、山へ連れてってくれたんだって」と話す。
娘も「私もどっか行きたい」と言う。
浦島が困っていると「2人とも、もう寝なさい」と妻が言いにくる。
布団に入り浦島が「5月の連休は二郎と久子を山へでも連れてってやるか」と妻に話す。
妻は「いいんですよ、あなた。お仕事が忙しいのに山登りなんて、かえって疲れてしまいますよ。お休みが取れるんでしたら家でゆっくりして下さいな」と言う。
浦島は「お母さんは、ほんとに優しいなぁ。考えてみれば結婚してから2人でどっかに行ったことなんてなかったな」と涙ぐむ。
喪黒が言った“やるなら今のうちですよ”という言葉を思い出し「そうだ、会社を休んで」と言いかける浦島。

妻が「なんです?」と聞く。
浦島は「ま、いいや。あとのお楽しみにしておこう」と言う。

夢の実現へ

翌日、会社の帰りにバー“魔の巣”の喪黒に会いに行く浦島。
マスターに「喪黒さんが来るまで待たせてもらおうかな」と言って座る。
浦島は「実は私、喪黒さんにハッパかけられて、夢を実現させることを決心したんです。あの人の言う通り、一生に一度くらい贅沢したって罰は当たらんでしょう」と話す。
すると、横から突然「おじ様、一杯ご馳走になってもいいかしら」と若い女に声をかけられる。
「ええ?う、うんまぁ一杯くらいなら構わんよ」と言う浦島。
女は「まぁ嬉しいわぁ、それじゃ、おじ様の夢が叶うことを祈って乾杯しましょ」と言う。

上機嫌で酒を飲む浦島。
「いやぁ、なんかいい気分になっちゃったな」とかなり酔っている。
そこへ、喪黒が入ってくる。
「浦島さん、ご機嫌ですな」と言う喪黒。
浦島は「いやぁ、喪黒さんにお礼が言いたくて待ってたんですよ。言ってた通りホテルに泊まる決心をしましたぁ」と言う。
喪黒は「そりゃよかった、善は急げです、今すぐ行かれてはいかがです?」と言う。
「今すぐと言ったって家内を連れてこなくちゃ」と言う浦島。

喪黒は「何をおっしゃるんです、奥さんはそこにほら!」と指さす。
浦島が喪黒が指さした方を見ると、若い女が座っていた席に妻がいる。
「おお、お前そこにいたのか。よし、行こ行こ!これから夢の実現に参りましょう」と妻の肩に手を置く。
喪黒は「オッホッホ、夢の世界へいってらっしゃい。ドーーーーン」と指をさす。

いずこへ?

ベッドの上で目が覚める浦島。
「ここはどこだ?」ときょろきょろする。
「おじ様あこがれのホテルよ」と言う昨日の若い女。
浦島は「君は昨日の女の子、どうしてここにいるんだ?」と聞く。
女は「んもぉ~とぼけちゃって、おじ様が一緒にホテルに行こうって、誘ってくれたんじゃない」と浦島に抱きつく。
「こうしちゃいられない、早く家に帰らないと」と行こうとするがシーツが絡まりこける。
女が「もう少し私と遊んで行きましょ。食事は部屋まで運んでくれるから」と言って、浦島をベッドに引きずり込む。

どれだけ眠ったのか、浦島が気が付くと「おじさん、起きな!もう飽きたから解放してやるよ」と言う女。
「帰っていいのかい?」と聞く浦島。
女は「さっさと母ちゃんのとこへ帰りな」と言う。
こっちに向いた女の顔を見て驚く浦島。

「ちょ、ちょ、君は・・・?」
女は「何じろじろ見てんだよ!これがあたいの素顔さ、夢は必ず覚めるもんだってわかったか、おっさん」と言葉使いまで悪くなった女。
「ひぇ~~~」と、慌ててホテルを出る。
浦島は、家の近くまで来たがどうも様子が変だと感じる。
しかし、家をみつけ「ただいま、帰ったぞ」と玄関を開ける。
全然知らないおばさんが「どなたですか?」と出てくる。

浦島は「え?あなたこそ、どなたです?」と言う。
おばさんは「私はこの家に10年以上住んでる者ですけど?」と言われる。
浦島は「ええ?そんなぁ」と言って外に出て表札を見てみる。
“細井”と書いてある。

浦島は「細井?そんなバカな、夢だこれはきっと夢だ。早く覚めておくれよ~」と、頭を叩きながら泣く。
それを見ていた喪黒福造。
「夢から覚めたあとというのは、必ず空しいものです。しかし、彼はそれなりに楽しい夢を見たのですから満足すべきです。しかもピチピチギャルとねぇ。オーッホッホッホッホ」

感想

浦島太一さんは、ちょっと可哀そうだった気がします。
家族のために一生懸命仕事して、奥さんも優しいし可愛い子どもたちもいたのに。
家族はどこへ行ってしまったのか・・・。
細井さんが、あの家に住んで10年以上って言ってました。
なので浦島さんが、失踪(?)して10年以上経っているということだから、子どもたちは成人してるか、それに近いでしょう。
奥さんは、小さいアパートでも借りてひっそり暮らしてるとか?
それとも、配偶者が行方不明になって7年過ぎたら離婚できるから、籍を抜いて再婚でもしてるのかな?

バー“魔の巣”で出会った女が、ちょっと怪しいですね。
喪黒さんの差し金なのか、偶然あんなところのいると考えるのはちょっと無理があるように思うんですが。
喪黒さんは、催眠術を使ってるんでしょうか?
あの女が、奥さんに見えたのもおかしいですよね。
それにあの女の顔が、全く別人のようにきれいに見えていたのも変だし。
化粧で化けると言うけど、あんなに変わる人もいるんでしょうかねぇ。
喪黒さん、ピチピチギャルとか言ってたけど、どこが?って感じです。
次回は、会社の帰りにどうしてもマージャンをしてしまう男のお話です。
喪黒がマージャンに行くのをガードしてくれるようですが?

 

コメント

  • コメント (2)

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  1. アバター
    • カイサ
    • 2018年 10月 13日

    ジョギングマンや私のマドンナ、途中下車やドラマ版主婦タレント、安心カプセルそしてこの話の自分を知る人物が存在しなくなる及び存在するが自分の存在が忘れ去られる、家が無くなる、地球のただ1人だけの生き残りとかすパターンはある意味で廃人、死亡、家庭崩壊、殺人よりもキツいですよね。

  2. きなこっち
    • きなこっち
    • 2018年 10月 14日

    カイサさん、コメントありがとうございます。
    そうですね、安心カプセルなんか、正にそうでしたね。
    何となく面白かったですが。

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