「笑ゥせぇるすまん【デジタルリマスター版】」第18話のあらすじ・ネタバレ・感想~壮吉じいさんも雇われた?~ | VODの殿堂

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「笑ゥせぇるすまん【デジタルリマスター版】」第18話のあらすじ・ネタバレ・感想~壮吉じいさんも雇われた?~

   
 

タイトル:「笑ゥせぇるすまん【デジタルリマスター版】」第18話
放送局:TBS系列
キャスト:大平透、菅原淳一など
視聴したVOD:dTV(2018年7月31日までは視聴可)

前回は、冬木というおじいさんが、痴漢道を極めるというお話でした。
冬木は、電車に乗っていて痴漢と間違われてしまいます。
同じ電車に乗り合わせた喪黒は、痴漢をする人間の立場になって分析をしていると言い、色々な道具を紹介します。
その小道具を持って帰った冬木は、隣に住む若い女のパンティを盗んでしまいます。
落ち込む冬木に、いっそ痴漢になり切ったらどうか?と言う喪黒さん。
「ドーーーン」をされて、冬木は覗きの道を極めます。
ルールやエチケットを守らない奴には説教をするのでした。
今回はアルバイトを探す学生に、喪黒さんは日給3万~4万という割のいいバイトを紹介するようです。
どんな仕事なんでしょうね?

「笑ゥせぇるすまん【デジタルリマスター版】」第18話のあらすじです。

『笑ゥせぇるすまん』配信先一覧
動画配信サービス 配信状況 見放題 配信先
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dTV 視聴ページ
Amazonプライム・ビデオ 視聴ページ
※配信状況は2020年3月26日(木)時点のものです。
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あらすじ第18話 アルバイト?情報

不幸の種

大学生の筒井伸一(20歳)は「なんか楽で儲かるアルバイトってないもんかなぁ」と、駅の売店で求人雑誌を買う。
その目の前に突然、喪黒福造が現れ「やぁ、私があなたの心の隙間を、お埋めします」と言って名刺を出す。

伸一は「なんだ?宗教?英会話の勧誘?募金、献血?僕は貧乏学生で、今もアルバイトを探してるとこなんだ、セールスしても無駄ですよ」と言う。
喪黒は「オーッホッホ、ご心配なく。私は、この世の不幸を取り除く福祉事業、幸せをただで売るセールスマンなんですよ」と言う。
伸一は「え?ただ?そんなうまい話があるもんですか!」と決めつける。
「オーッホッホ、不幸な方ですなぁ」と言う喪黒。
2人は、駅のベンチに座って話をする。
伸一は「確かに僕は幸せとは言えないけど、僕より不幸な人はいっぱいいますよ」と言う。
「人は誰でも不幸の種を持っています。その尺度は客観的には図れません。だから、私は無差別にお客様を選んでいるのですよ」と顔を近づける喪黒。
伸一はちょっとおびえて「それで僕に白羽の矢が?」と聞く。
「うんうん」と何度もうなずく喪黒。
伸一は「それで、どんな幸せをくれるんですか?まさか、ありがたいお説教を聞かせるとかじゃないでしょうね?」と言う。

喪黒は「いえいえ、私は常に具体的なものをご提供致します。あなたにはこれです。スペシャル版ですよ」と、カバンから求人雑誌を取り出して渡す。
中を見た伸一は「ええ?日給3万円!こっちは4万円?しかも楽だし、信じられない」と驚く。

スタントマンって

「どうです?すごい高級なバイトばかりでしょ?」と言う喪黒。
伸一は「ん~でも、なんかいかがわしい感じがするな」と不安そうに言う。
「オーッホッホ、そりゃ日給3万、4万となれば普通とは変わってきますよ。でも特殊なバイトだからこそ、料金も特別なのです。ここに載っているのは個性的で創造的なものばかりです。無理にお勧めはしませんが、どれも楽しみながら高給を得られますよ。私が保証します」と正面から迫って行く。

そして「ドーーーーン」をする。

伸一は友人と麻雀をしている。
友人が「おい、筒井、お前これで4万円のツケだぜ。いつ清算するんだ?」と言う。
伸一は「わかってるさ、もうすぐ払うよ。割のいいバイト見つけたんだ」と話す。

夜、求人誌を見ながら歩く伸一は「どのバイトから始めようかな?“スタントマンを求む。日給4万円以上。ただしドラマ撮影にあらず”?なんだろ、一応話だけでも聞いとこう」と、住所を訪ねるとボロボロのアパートにたどり着く。
「こんなボロアパートに住んでて、日給4万円も払えるのかな」と言いながら廊下を歩いて行く。
“富士壮吉”という表札のドアをノックする。

戸を開けると、汚部屋に今にも死にそうなおじいさんが1人いる。
「よく来てくださった、ま、どうぞ」と言って、咳をする壮吉じいさん。
伸一は「スタントマンというのは?」と聞く。
壮吉じいさんは「スタントマンというのは他でもない、このわしの代わりに遊んでほしいのじゃ。わしは老い先短い、生きているうちに遊びたいのじゃが、この体では無理じゃ。それでバイトを雇って代わりに遊んでもらい、その話を聞いて満足しようと思ったのじゃが、どうじゃ?」と言う。

“女”と叫ぶ時は元気

「はぁ、でも遊ぶとなるとお金が」と言う伸一。
壮吉じいさんは「おうおう、これで」と布団の中から札束を出す。
「とりあえずここに300万円ある。手始めに10万円渡そう、一日分のバイト料を引いた6万円が軍資金じゃ。だが、断っておくが、あんたはあくまでわしの身代わりとして遊ぶということを忘れないようにな。わしが面白いと思ったことには、いくら金をかけてもいいが、つまらないことにはビタ一文払わんからな」と言う。
伸一は「おじいさんは、一体どんなことが面白いと思うんですか?」と聞く。
壮吉じいさんは「わしが一番面白いと思うのは・・・。」と言っていきなり立ち上がる。

「それは女、女、女!やっぱり女遊びが一番じゃよ。ウシシシシ、ゴホゴホゴホ」と元気なのか、病気なのかわからない壮吉じいさん。

外に出てきた伸一「何が女だ、あのスケベじじいが。あ、求人誌じじいの部屋に置いてきた、ま、今度でいっか。それよりこの10万円、偽札じゃないだろうな?これで麻雀の借りを返すぞ」と歩いて行く。
それを塀の陰からジッと見る喪黒。

麻雀荘に行って、友人に4万円をポンと返す伸一。
「そんなにいっぺんに返さなくてもいいんだぜ」と言う友人。
伸一は「だから、割のいいバイトがあるんだって。まだキャッシュでこんだけ持ってんだ、千点100円のキャッシュ払いにしようぜ」と言う。
4万円を返した友人はOKするが、後の2人は無理だと言う。

すると話を聞いていた後ろの席のやくざ風の男が4人「俺たちも入れてくれよ、学生さんのテクニックを見せてくれよ」と入ってくる。

壮吉じいさんの願いは?

やくざ風の男が「そっちの兄さん、39000点のマイナスだよ。こっちの兄さんはだいぶへこんだね、13万点のマイナスだ。きっちり払ってもらうよ」と言う。
伸一は「じゃこれ1万3千円・・・。」と出そうとする。
「学生のくせに計算もできねぇのか?13万円だろうが」と言うやくざ風の男。
伸一は「だって千点100円の約束じゃ?」と怖いなりに訴える。
やくざ風の男は「バカ野郎、ピンといやぁな、わしらでは千点千円のことじゃ」と言う。

それを聞いて友人は「じゃこれ、お釣りはいいです」と4万円を置いてさっさと出て行く。
「あっちの兄さんはスカッとしてるぜ、坊やはなんだ?カネもねぇのに麻雀してるのか?ええ?」とすごんでくる。
伸一は「こ、ここに6万円あります、これで」と泣きそうになりながら言う。
やくざ風の男は「ふざけるな!あと7万円死んでも払ってもらうぜ。そういやさっき、割のいいバイトがどうとかって言ってたよな?」と言う。
伸一は、やくざ風の男たちにすごまれて、仕方なく壮吉じいさんのアパートに行く。
やくざ風の男は「本当にそのじじいが300万持ってんだろうな。行って取ってこい。ずらかろうなんて考えるなよ」と言う。
伸一は壮吉じいさんのドアをノックして「おじいさん、バイトの筒井です」と言うが反応がない。

隣の部屋から、おばさんが出てきて「ちょっとうるさいわよ」と怒られる。
伸一は「すみません、ここのおじいさんにどうしても」と言う。
おばさんは「何言ってんだよ、そこは半年前から誰もいないよ」と言う。
伸一は「そんな、バカな~」とショックで打ちひしがれる。

バー“魔の巣”で喪黒と会っている壮吉じいさん。
喪黒が「それじゃ、アルバイト料10万円」とお金を渡す。

「あ、どうもどうも、じゃこの札束お返しします」と札束を返す。
喪黒は「オッホッホ、この札束、本物は一番上だけですから1万円の札束というわけですな」と笑う。
壮吉じいさんは「それにしてもあんた、こんなことにお金を使って、何の得があるんですか?」と聞く。
喪黒は「得なんかしません。ただ私はこんな悪意のないいたずらが好きなのです。ん?何やら外が騒がしいですな」と言う。

その時、外では伸一がやくざ風の男に追われて、殴る蹴るの暴行を受けていた。
喪黒は「たとえ、アルバイトだからといって、いい加減にやられちゃ困りますね~。お金をもらう以上は、仕事なんですから誠実に真面目にやらなけりゃいけません。オーッホッホッホッホ」と笑う。

感想

壮吉じいさんは、喪黒さんに雇われた人ではあるんですが、そもそも壮吉じいさんがアルバイトを雇った条件。
それは、老い先短い壮吉じいさんに代わって、思いっきり遊ぶことでしたよね。
壮吉じいさんの大好きな、女遊びを一生懸命して、成り行きや感想を詳しく話していたら、こんなことにはならなかったんでしょう。
お金を受け取ったとたん、「あのスケベじじいが」と言って、全くじいさんの言った通りにしなかったですから。
すぐにマージャン荘に行って借りを返したり、もっと遊ぼうとした・・・これが何より喪黒さんの逆鱗に触れたんだと思うんです。
喪黒さんが最後に言ってました。
アルバイトといえども、引き受けた仕事は最後まできちっとやるべきだと。
本当にその通りです。
だから、壮吉じいさんの言う通りにしていれば遊んでお金がもらえる本当に夢のようなアルバイトだったのに、惜しいことをしましたね。
これがうまいこといったら、また次いいアルバイトの話があったかもしれないのにね。
喪黒さんが「人は誰でも不幸の種を持っている」と言ってました。
これを聞いて、なるほどと思いました。
幸福と不幸ってだいたい隣り合わせだと思うんです。
幸福ばかりは続かないし、不幸ばかりも続かない。
幸福だと思って、舞い上がっていたらどこに落とし穴があるかわからないと、考えていいんでしょうか。
さて、次回はまるで浦島太郎をじで行くようなお話です。
亀でも助けたんでしょうか?

 

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