「笑ゥせぇるすまん【デジタルリマスター版】」第11話のあらすじ・ネタバレ・感想~日陰さんが描いた漫画は?~ | VODの殿堂

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「笑ゥせぇるすまん【デジタルリマスター版】」第11話のあらすじ・ネタバレ・感想~日陰さんが描いた漫画は?~

   
 

タイトル:「笑ゥせぇるすまん【デジタルリマスター版】」第11話
放送局:TBS系列
キャスト:大平透、中村大樹など
視聴したVOD:dTV(2018年7月31日までは視聴可)

前回は、競馬にハマってしまった男の話でした。
学生の中山歩一は、競馬が大好きで、その日も朝から3レース負け続けていました。
喪黒が予想する馬券を買い、元金の2倍になったと喜ぶ中山は、もう一度だけ予想してもらう約束を取り付けます。
スナックで、友人にその話をしていると、やくざ風の男に1千万を渡され「これを増やしてくれ」と頼まれます。
喪黒との約束の日、早く来すぎて少し遊んでやろうと、中山は馬券を買いますが、ことごとく外れます。
喪黒は約束の時間に現れず、いつの間にかやくざ風の男から預かったお金まで全部使ってしまいます。
遅れてやって来た喪黒に「ドーーーーン」をされて、髪の毛は真っ白になり、人格が崩壊してしまったのでした。
さて、今回は押入れが大好きな男のお話です。
一生押入れで生活する事なんて、出来るのでしょうか?

「笑ゥせぇるすまん【デジタルリマスター版】」第11話のあらすじです。

『笑ゥせぇるすまん』配信先一覧
動画配信サービス 配信状況 見放題 配信先
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hulu 視聴ページ
dTV 視聴ページ
Amazonプライム・ビデオ 視聴ページ
※配信状況は2020年3月26日(木)時点のものです。
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あらすじ第11話 押入れ男

ふけで描いた富士山

漫画家の日陰久利(21歳)は、狭いアパートの部屋で漫画のアイデアを捻出していた。
考えている間に、頭から大量のふけが落ちてくる。
押入れの襖にのりをつけて、集めたふけを吹き付けて富士山の絵を完成させて喜んでいた。

そんな時、アパートの管理人のドアを叩く音が聞こえ、押入れに隠れる日陰。
管理人は、家賃を半年も滞納している日陰に出て行ってもらおうと、次の住人を連れてきたのだ。
それが喪黒福造だった。
喪黒は「まだ、誰か住んでるみたいですね」と言う。
管理人は「いやぁ、いいんですよ。売れない漫画家で、すぐ出て行ってもらいますから」と言う。
管理人が「この押入れは広くて便利ですよ」と言って、襖を開けると日陰が寝ていた。

押入れで暮らす?

アパートで、日陰がラーメンを食べていると、喪黒が入って来る。
喪黒は「引っ越して来ました、と言っても荷物はこれだけですけどね。オーッホッホッホ」とカバンを持ち上げて笑う。

日陰は「それじゃ、僕移りますから」と言って、本を片づけ始める。
喪黒は「移ると言っても、行くあてはあるんですか?」と聞く。
「これから考えます」と言う日陰。
喪黒は「それなら、今まで通りここにいらっしゃったらどうです?」と言う。
それを聞いた日陰は、片づけるのをやめる。
喪黒は名刺を出し「私、セールスマンをやっておりまして、仕事がら一日中外に出てますから構いませんが」と言う。
「本当にいいんですか?助かります」と言う日陰。
喪黒は「条件が1つあります。この部屋にいる時は、なるべく押入れに入っていて下さい」と言う。
日陰は「僕、押入れが大好きなんです、押入れの中にいるとゆっくり寝れたり、仕事もはかどるんです」と話す。
喪黒は「それは、体内回帰というものです。人間狭い所や暗い所に入ると不思議に心が安らぐのは、母親の胎内にいた気持ちに戻るからなんです」と説明する。

傑作を描き始める日陰

翌朝、喪黒が押入れの襖を開けて「行ってきます。いかがですか?住み心地は」と日陰に声をかける。

日陰は「行ってらっしゃい。押入れは快適です、すごく落ち着いた気分になれます。昔、江戸川乱歩は昼でも蔵にこもって、ロウソクの灯りで仕事をしたって言うけど、蔵の中より押入れの方が居心地がいいことに気がつかなかったんだなぁ」と話す。
そして、太陽がほぼ真上に来た頃、日陰は「出来た!編集部に持ち込むぞ」と、原稿を持ってアパートを出る。

太陽の光を浴びたとたん、めまいを起こして倒れる日陰。

押入れで目覚める日陰、喪黒と管理人が見守っている。
「いかがです?」と聞く喪黒。
日陰は「すみません、ここ1週間ずっと押入れに籠っていたもので」と言う。
管理人の光る頭を見て「うわぁ、太陽が怖い」と布団にもぐる。
喪黒は「ウォッホッホ、まるでドラキュラですな。こうなったら私が何とかいたしましょう」と言う。

喪黒と日陰は、日当たりの良い田舎に引っ越しをする。
日陰が眠っている間に、引っ越しは終わっていた。

小窓が開き、喪黒が顔を出す。
「日陰さん、あなたのために特別に作った押入れ部屋です。ここから一歩も外へ出なくても生活できるようになっています。ここでずっと漫画だけを描いて下さい」と言う。
日陰は気に入ったようで、喜んで漫画を描き始める。
日陰が描いた漫画を、編集部に持って行く喪黒。
傑作だと褒めたたえる編集長。

暗闇から一気に太陽の下へ

小窓から「どうです?はかどってますか?」と顔を出す喪黒。
日陰は「絶好調です。どんどん仕事を取ってきて下さい」と言う。
手紙の束を投げ込み、「出版社にきたあなたへのファンレターですよ、日陰センセ」と言う喪黒。
日陰は「おお日陰先生か、いよいよ俺も人気漫画家の仲間入りだ。この調子なら贅沢も思いのままだ」と、キャバレーで遊んでいる自分を想像する。
「ちょっと!喪黒さん、開けて下さい」と小窓を開けようとする日陰。
しかし、外側から鍵がかかっていて開かない。
日陰は、喪黒が「言っておきますが、何があってもここから出てはいけませんよ」と言ったことを思い出す。
「あーあいつ、俺に仕事をさせといて、金を独り占めする気だな。開けろ、開けろ開けろーー」と叫びながら戸を叩く日陰。

それでも返事がなく、日陰の目は血走り顔も紅潮し、より一層強く戸を叩く。
そうしているうちに、四方の壁と屋根が落ち、太陽の光を全身に浴びる。
そこは、ガラス張りで作られた家の屋根裏部屋だった。
喪黒は「あれほど外に出てはダメだと言ったのに、人間はしょせん押入れの中だけでは暮らせないのですよ。十分、日光浴をして下さい。ドーーーーン」と指をさす。
新しい日陰の部屋は、全面ガラス張りの日光直撃の部屋。

日陰は、押入れが忘れられず、机の下に潜って廃人にようになっている。
喪黒は「体内回帰をしても、人間いずれは太陽の下に産み落とされる運命なのです。あれじゃ、まるで“もぐろ”じゃなかった“もぐら”ですな。オーッホッホッホッホ」と笑って立ち去る。

感想

最初に出てきた、日陰さんの大量のふけ、山盛りでした。
確かに、ふけっていくらでも出てくるときってありますよね。(爆)
でも、やっぱり漫画を描くだけあって、富士山の絵はとても上手でした。
日陰さんは、毎月編集長から罵倒されるのが怖くて、事あるごとに自分の殻に閉じこもっていたのだと思うんです。
自分に自信がなく人に会うのが怖くて、押入れに隠れていると安心できたのかなぁと思ったりしました。

日陰さん、最初のアパートでは、押入れにこもってましたが、お風呂やトイレは喪黒さんの許可を得て、使わせてもらっていたんでしょうね。
田舎に引っ越したあとの部屋では、おまるみたいなものがあったので、それで用を足していたんでしょうか。
使用したら、喪黒さんが捨てていたのかなぁ。
介護の仕事みたいです。
お風呂はなかったので、入ってないんじゃないかと思われます。
流し台があったので、そこで体を拭いたり、頭を洗ったりしてたんだと思います。

このアニメの主人公に、よく漫画家が出てくるんですよね。
藤子不二雄A先生がモデルなのか、知っている漫画家がモデルなのか?
それとも、たんなる想像なのかわかりませんが、漫画家は締め切りに追われると、狭い部屋にこもってお風呂に入れない時もあるのかもしれませんね。
次回は、昼間からバーに入り浸ってしまう男のお話です。
男はどんな失態を演じるのでしょうか?

 

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