タイトル:「笑ゥせぇるすまん【デジタルリマスター版】」第7話
放送局:TBS系列
キャスト:大平透、大山豊など
視聴したVOD:dTV(2018年7月31日までは視聴可)
前回はヒーローに憧れる、熊井勇というイラストレーターのお話でした。
熊井は、何か事件に遭遇しても実際は助ける勇気はなく、いつも助けて新聞に載るという想像をするだけでした。
喪黒に、1度勇気を出して実際に助けなければ、本物のヒーローにはなれないと言われます。
そんな時、刃物を持った泥棒が逃げてきて、熊井は勇気を出して立ち向かって行きます。
結果、命は助かったものの右手を深く傷つけられたため、2度と絵は描けないと言われるのでした。
今回は、仕事をするのがつらい、動きたくないナマケモノみたいな男の話です。
喪黒は、何を勧めるのでしょうか?
「笑ゥせぇるすまん【デジタルリマスター版】」第7話のあらすじです。
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あらすじ第7話 ナマケモノ
仕方なくですよ
家族連れで賑わう動物園。
そのベンチで昼寝しているのは、サラリーマンの佐保民夫、37歳。
佐保の会社では、上司が契約をどんどん取ってこいとハッパをかける。
「週間契約数ナンバーワンは、またまた細目君だ」と、表彰される。
上司は「それに比べて佐保、君はまだ1件も取ってきてないじゃないか、ケツを出せ」と言う。
佐保のお尻を、“根性”と書かれた棒で叩く上司。
動物園のナマケモノを見ている佐保は、説明書きを読む。
「ナマケモノ、種類アルマジロの仲間、生息地南米、へぇ、羨ましいなぁ」と言う佐保。
そこへ、後ろから「一体何が羨ましいんです?」と声をかける喪黒福造。
佐保は「このナマケモノですよ。こいつは1日中木にぶら下がって寝てりゃあいいんですから」と言う。
喪黒は「なるほど、しかし、ナマケモノ本人にしたら、実に退屈な毎日じゃないんですかねぇ?」と聞く。
佐保は「とんでもない、こんな気楽な生き方がありますか?僕は生まれついての怠け者でしてね、とても会社が要求する頑張りにはついていけない。でも、家族がいるから仕方なく会社に行ってるんです」と言う。
サウナでサボる
喪黒は「でも動物園をゆっくり散歩してるじゃありませんか」と言う。
「仕事で来たんです。園長さんに別荘地をセールスしに来たんですが、あっさり断られました」と言う佐保。
喪黒は「それで引き下がったんですか?よくそれでセールスマンが務まりますねぇ」と呆れる。
佐保は「務まらないから、ナマケモノが羨ましいんです」と言う。
サウナに来た喪黒と佐保。
喪黒は「佐保さんは、よくサウナに来るんですか?」と聞く。
「ええ、がつがつしても仕方ないんで、月の半分くらいはここですよ。パチンコは金がかかるし、喫茶店もあまり粘れないですから」と言う。
喪黒も結構気持ちよさそうにしている。
「しかし、昼間から暇な人が結構いますなぁ。どんな仕事している人たちなんでしょうね?」と聞く喪黒。
「僕みたいによく来てると顔なじみもいますが、口なんて聞きませんよ。共通のうしろめたさがあるんです。こうやって怠けてるのが何よりも楽しみなんです」と言う佐保。
佐保が家に帰ると、妻と母親がいがみ合っているが、自分は無視してさっさと寝てしまう。
本物のナマケモノ?
翌週も会社で、上司にお尻を叩かれた佐保。
佐保は「はぁ・・・。」とため息をつきながら歩いている。
営業成績1位の細目が「おい、佐保、金をくれたら客を転がしてやってもいいぜ」と言ってくる。
佐保は「余計なお世話だ」と言って、立ち去る。
大きな家の前で、「よし、1つ飛び込みでもやるか」と意気揚々と入って行く佐保。
犬に吠えられ、あっけなく撃沈。
佐保がサウナでのんびりしていると「土地売れましたか?」と喪黒が声をかける。
「いいえ、ダメです」と答える。
喪黒は「私も実はセールスマンなんです」と、湯気でふやけた名刺を差し出す。
「あなたは何を売ってるんですか?」と聞く佐保。
喪黒は「そうですなぁ、よろずセールスマンとでも言いますか、例えばあなたの代わりに土地を売ってくるとか」と言う。
「ええ?」と驚く佐保。
喪黒は「あなたを本物のナマケモノにすることだってできますよ」と言う。
喪黒は、ナマケモノのぬいぐるみを持ってきて、佐保の爪をぬいぐるみの中に突き刺し佐保に渡す。
「“ナマケモノになりたい”と念じればいいのです」と言う喪黒。
言われた通りにする佐保。
喪黒は「それじゃ、私はあなたの代わりに土地を売ってきます」と言って出ていく。
佐保がサウナのソファで寝ていると、喪黒が帰ってくる。
「佐保さん、契約を取ってきましたよ」と契約書を出す喪黒。
会社で上司に褒められる佐保。
上司は「細目君、このままじゃ佐保君に月間賞取られるぞ」と言う。
佐保の末路は?
佐保はサウナで、上司に褒められたことを喪黒に報告する。
「それはよかった。それじゃ、また契約を取ってきますからね」と言って出ていく喪黒。
佐保は「あの人はどうして簡単に契約を取ってこれるんだろう?」と不思議がる。
実は喪黒は、契約させようと思う人物に得意なドーーーーンをしていたのだ。
上司に呼ばれた佐保は、「契約を取ってくるのはいいが、手付金が全く入ってこない。心配でお客に電話してみたらみんな支払い済みだと言うじゃないか。総額580万円。すぐ返さないと横領になるぞ」と言われる。
佐保は慌ててサウナの喪黒のところに行く。
「あのぉ、私うっかり手付金を頂くの忘れてまして」と言う佐保。
喪黒は「あのお金は私がもらっておきましたよ。あなたをナマケモノにする費用です」と言う。
佐保は真っ青になり「冗談はやめて下さい」と詰め寄る。
喪黒は「冗談ではありません、これさっき忘れて行きましたよ」とナマケモノのぬいぐるみを差し出す。
佐保は「ふざけるな!」とそのぬいぐるみを叩き落とす。
「僕はナマケモノになんかなりたくないんだ」と叫ぶ佐保。
喪黒は「あなたはナマケモノになるのです。ナマケモノになるんだ。ナマケモノに、ドーーーーン」と指をさす。
精神病院に行く喪黒。
「私、佐保さんの友達でして、このお金、治療費に使って下さい」と大金を渡す。
医者は「それはどうも。会われても仕方ないですが一応面会されますか?」と病室へ案内する。
そこには、天井からぶら下がって本物のナマケモノのような佐保が、ボーっとしていた。
病院を後にする喪黒は「つらい立場に立たされると、現実から逃れ夢の世界に逃避したくなるのが人間の弱さでしょうか?しかし本物のナマケモノになった今は、一体どんな夢を見てるのでしょう。オーホッホッホッホ」と去って行く。
感想
喪黒さんの、入浴シーンが出てきました。
めちゃめちゃ色白でした。
喪黒さんが横領したお金、「あなたを本物のナマケモノにする費用です」と言ってましたね。
精神病院に入院させる費用だったとは・・・。
佐保さん、「ナマケモノになりたい」と言ってましたが、本当に嬉しいんでしょうか?
こんなことなら、上司に叱られながら、女房と母親のケンカを見ながらでも適当に仕事をサボっている生活の方がマシだったんでないのかなぁと思います。
サウナに入って「こうやって怠けているのが何よりの楽しみなんです」って言ってたのに、それもできなくなってしまって満足なはずないですよね。
精神を病んでしまったわけですから、そんなことも思わないんでしょうけど。
会社で、お尻を棒で叩く上司って。
完全なパワハラですね。
女性なら、セクハラに当たります。
おかまちゃんだったら、立派なセクハラですね(笑)
ナマケモノのぬいぐるみは、何か藁人形的なものだったんでしょうか?
いつも持っていなくては、いけなかったとか?
「これ、お忘れですよ」と喪黒さんが、佐保さんに渡すシーンがありました。
佐保さん、叩き落としてしまったんですよね。
分身みたいなものだったのかもしれませんね。
そう考えると怖いです。
さて次回は、タレントの男が付きまとう女と別れたいというお話です。
喪黒が、別れさせ屋になるんでしょうか?

平凡な田舎のおばさんですが、国内、韓流ドラマが大好きで知識も豊富だと自負しております!あと、和菓子洋菓子ジャンル問わずスイーツには目がありません。
佐保さん、家族は面会に来ているのでしょうか?
佐保さんは幸せでしょうか?
会社はクビ、家族は心配しているかもわからない