タイトル:「笑ゥせぇるすまん【デジタルリマスター版】」第2話
放送局:TBS系列
キャスト:大平透、 キートン山田など
視聴したVOD:dTV(2018年7月31日までは視聴可)
頼もしい顔の頼母は、会社でも家でも常に頼られ、心が落ち着ける場所がありませんでした。
そんな彼に救いの手を差し伸べたのが笑うセールスマンこと喪黒福造。
観音様に出会った彼は、今までのストレスを発散させ、身も心も安心して観音様に甘えるのでした。
さて、今回はなかなか免許が取れずに苦労している男のお話です。
喪黒は、どんな解決法を提案してくれるのでしょうか?
「笑ゥせぇるすまん【デジタルリマスター版】」第2話のあらすじです。
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あらすじ第2話 イージー・ドライバー
親切丁寧がモットー
私の名前は喪黒福造。
さて、今日のお客様は、サラリーマンの浦成平一、44歳。
オーホッホッホッホッホ。
四吾木教習所に通う浦成は、今日もなかなか運転がうまくいかずマニュアル車をエンストさせたり、急ブレーキを踏んだりして教官に怒られていた。
休憩時間に入り、浦成が落ち込んでいると「オーホッホッホ、だいぶしごかれてたようですな」と喪黒が声をかける。
「なんですか?」と返事をする浦成。
喪黒は、名刺を差し出し「浦成さんは、お子さんのために免許を?」と聞く。
「ええ、免許を取って息子とドライブをしようと発奮したんですが、なかなか大変です。それであなたも免許を?」と聞く浦成。
喪黒は「いいえ、私は車の運転の個人教授の顧客を探しに来たんです。さっきのような営利第一主義の教習所では悪質なドライバーが生まれます。まずドライバーに必要なのは人間に対する愛情と思いやりですよ。そこで親切、丁寧、優しさをモットーに運転の個人教授をやることにしたのです。そしてあなたを最初のお客に決めました。私の授業は全て無料ですからご心配なく」と言う。
保険が下りるために
喪黒は「あなたは私に車の運転を絶対に習うべきです」と半ば無理やり“ドーーンッ”をする。
浦成が空き地で待っていると、オートマチックの高級外車に乗った喪黒がやって来る。
「いい車で練習しないと、気品のある運転はできませんよ」と言う喪黒。
まだ仮免許もない浦成を、運転席に座らせ「オートマチックだからクラッチに悩む必要もありませんよ。さあ、アクセルを踏んで」と促す。
車はいきなりバックし土管に当たり、バンパーが激しく破損する。
「あーどうしよう、すみません」と謝る浦成。
喪黒は「ホーッホッホッホ、大丈夫、保険に入ってますから」と言う。
車に乗り込んで「初めは誰でも車を傷つけるものです、気にせず行って下さい」と言う喪黒。
空き地を走り回り、喪黒は「うまいうまいその調子、それじゃ、あの石を左折しましょう」と言う。
小回りしすぎて側面に傷をつけてしまい慌てる浦成、喪黒は大きな石を持って来る。
浦成は、自分が石でぶたれると思い「ご、ごめんなさい」と言う。
しかし、喪黒は車の傷の上を石で叩いてもっと深く傷をつけるのだ。
「小さい傷だと保険が下りないんです」と言う。
更に喪黒は「いくら高くても物は物です。物をあまり大事にしたり執着しすぎることは、人を軽く見る元になるのです」と言う。
今度はスポーツカー
夜になり車はボロボロ、浦成は「すいません」と謝る。
喪黒は「気にしないで下さい。それより今日1日でかなり上達しましたよ。これなら1週間ほどで試験にパスします」と言う。
浦成は嬉しくて「本当ですか?明日も教えて頂けますか?」と言う。
次の日、赤のスポーツカーで現れた喪黒は「今日は、クランクやS字に挑戦しましょう」と言う。
狭い路地を運転し、曲がるたびにぶつける浦成は「こんな狭い道路、無理ですよ」と落ち込む。
喪黒は「何をおっしゃるんです、何でも初めからうまい人なんておりませんよ、さあ、元気を出して運転してみて下さい。子供さんを乗せてあげたいんでしょ?」と励ます。
浦成は、その言葉にやる気を出し再び走り出すが、塀や電柱にぶつかりスポーツカーはすでにボコボコになっている。
喪黒は「ウォッホッホ、調子が出てきましたねぇ、うまいうまい、すごいすごい」と喜ぶ。
そして車は行き止まりに入り込み、車はまたもやボロボロ。
浦成は「どうしましょう?」と言う。
喪黒はあっさり「この車は廃車にします」と言う。
バー“魔の巣”で酒を飲む2人。
浦成は「しかし、喪黒さんは不思議な方ですね。私に運転を教えて何の得があるんです?それどころか大損害じゃないですか?」と不思議がる。
喪黒は「オーホッホッホ、私は金銭的な報酬は求めません。ただあなたに感謝してもらうだけでいいのです。それで十分なのです」と言う。
酔っぱらった浦成は「何だか今ならスイスイ運転できそうな気がしますよ」と言う。
喪黒は「やってみますか?ちょっと待ってて下さい」と言ってどこかに行く。
浦成の行く末は
喪黒が乗って来たのは、仕事中のトラック。
「こら、車泥棒、止まれー」と持ち主が追いかけて来るが、酔っぱらった浦成は発進する。
大きな道路を、スピードを上げて走る浦成。
喪黒は「すごいじゃないですか、これなら運転歴30年のベテランですよ」とおだてる。
その間にも横の車を弾き飛ばし、どんどん加速する。
喪黒は「オーホッホッホ」と飛ばされた車を見て喜ぶ。
パトカーが追って来たのを見て「もっとスピードをあげましょう」と言う喪黒。
浦成は「はいはい、スピードを出すと痛快だね~」と、酔った赤い顔でアクセルを踏み込む。
喪黒は「赤信号だけど、構わず行っちまいましょう」と煽る。
「はいはい」と二つ返事で突き進む浦成。
他の車が、浦成のトラックを避けようとあっちこっちで事故を起こす。
浦成は「あー愉快愉快」と走っていると検問が見える。
それを突っ切り、バランスを崩したトラックは猛スピードのまま、歩道に乗り上げ民家を突き抜け、果てはラブホテルに突っ込んでやっと止まる。
「君は完全に包囲されている。無駄な抵抗はやめて出て来なさい」と拡声器で言う警察。
喪黒は、野次馬に交じって眺めながら「オーホッホッホッホ、これであの人は一通り運転をマスターしたことでしょう。それにしても、一体いくつ違反が重なったことやら、楽しみです。オーホッホッホッホ」と言いながら夜の街に消える。
感想
浦成さん、あまり運転には適していないようです。
「あなたは運転免許取らない方がいいですよ」と教えたかったんでしょうか?(笑)
それにしても、究極のやり方ですね。
高級車を2台も潰してしましました。
もったいない。
喪黒さんのことだから偽物の車か、盗難車だったりしてと考えるのは私だけでしょうか。
マニュアル車は、クラッチとブレーキ、アクセルを上手に踏まないと、エンストするんですよね。
私も昔、坂道発進でエンストしないようにと、緊張したものです。
でも、マニュアル車の運転って楽しいから私は好きでした。
喪黒さん、ちょっといいこと言ってました。
“いくら高くても物は物です。物をあまり大事にしたり執着しすぎることは、人を軽く見る元になるのです”と。
なかなか奥が深い言葉だなぁと思いました。
バー“魔の巣”で「あなたに感謝してもらえればいいんです」と言ってました。
しかし、こんな大惨事になる事故を起こさせて「それでも免許を取らせないようにしてくれたんですよね?」と感謝してもらえたんでしょうか?
最後に違反の項目が出ていましたがかなりの数です。
無免許運転、信号無視、通行禁止違反、歩行者側方安全間隔不保持違反等、まだまだありました。
こんなに違反していたら、刑務所からなかなか出てこれないでしょうね。
正に“甘い話には裏がある”ですね。
次回は、“ともだち屋”友達がいない男に「女性を紹介してあげます」と持ち掛ける喪黒福造。
男は、その女性と友達になれるのでしょうか?

平凡な田舎のおばさんですが、国内、韓流ドラマが大好きで知識も豊富だと自負しております!あと、和菓子洋菓子ジャンル問わずスイーツには目がありません。
これも嫌がらせのような展開ですが、感想の通り、免許を取らせないことも一つの理由だった・・・のかな?
高級車を二日で二台もボロボロにするような腕では、根本的に向いてなかったかもしれません。
ある意味息子さんの命の恩人かもしれませんねw
幸い死者も重症者もいないようで、実刑は免れるかもですが・・・運転をあきらめるきっかけというには割に合いませんねw
本当ですね。
息子くんの命を助けたと思えば、不幸中の幸いですね。
そういうことにしときましょう(笑)