タイトル:「ちはやふる」第20話
放送局:日本テレビ系列
アニメーション制作:マッドハウス
キャスト:綾瀬千早・瀬戸麻沙美/真島太一・宮野真守(幼少期:高垣彩陽)/綿谷新・細谷佳正(幼少期:寺崎裕香)/大江奏・茅野愛衣/西田優征・奈良徹/駒野勉・代永翼/若宮詩暢・中道美穂子/周防久志・東地宏樹/原田秀雄・石塚運昇
視聴したVOD:hulu(2019年9月13日時点では閲覧可)
太一は惜しくも準優勝で、またもA級へのチャンスを逃してしまいました。
次は、本当にラストチャンス!
吉野会大会で、A級昇格は間に合うのでしょうか。
そしてついに、新が畳の上に帰ってくるようです!
久しぶりに新のかるたを見た千早や太一、一体どんな気持ちになるのでしょうか。
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あらすじ
速くないかるたではクイーンに勝てない・・・
公式大会終了後も、千早は「速く取らないかるた」について考えていた。
奏や勉相手なら、競技線から畳の線7本分下がっても十分戦える。
太一や西田はかなり強くなっていて、下がると危うい時もあるが、それでも3本分くらい下がって練習してみようと考えていた。
そして、金井さくらと対戦した時に覚えた「呼吸で取るかるた」で、素振りを練習する。
だが、いくら手を伸ばしても、千早よりもずっと早く、クイーンの手が伸びてくるのだ。
クイーンより早く取れるイメージが出来ず、千早は困っていた。
そんな姿を見て勉は、「あの集中力の10分の1でも勉強に向ければ、学年順位下から5位なんてことにはならないのに・・・。」と呟くのだった。
千早は赤点でピンチ!太一はA級に昇格したい・・・
東日本予選前の最後の大会である「吉野会大会」に出場するつもりの千早だが、宮内先生に「まかりなりません!」と言われてしまう。
毎度赤点ばかりの千早は、このままでは留年の危機なのだ。
宮内先生の指名で、勉が勉強を教えることになると、「駒野先生、俺にもご教示を・・・」と西田が便乗する。
そんな中、太一は、東日本予選までにA級昇格するためのラストチャンスである「吉野会大会」に向け、白波会へ練習に行くことにした。
本来は、B級で2度準優勝していればA級へ上がれるはずなのだが、白波会ではB級での優勝のみが昇級という厳しい条件だ。
西田の所属する翠北会でもそのようなルールになっており、「俺んとこも~」と話しかけ、口をつぐむ。
西田は、翠北会へ優勝報告をしに行った際「先輩方のご指導のおかげです。」とお礼した。
だが先生に、「歯の浮いたようなお世辞を言うな!昔のお前が戻ってきたのは友達のおかげだろ!」と怒られたのだ。
そのことを思い出した西田は、黙って太一を見送る。
吉野会大会
2回戦を突破した太一は「今日は調子がいいぞ!」と優勝を目指していた。
原田先生によると、吉野会大会は、名人戦予選を見据えた強者たちがこぞって参加するらしい。
「俺だって・・・!」と意気込む太一。
すると原田先生に、「もう会ったかい?」と聞かれる。
そこには新の姿があった。
お互いに気が付き、一瞬驚いた顔になる。
白波会の原田先生と、新が所属する南雲会の栗山先生は、若いころからのライバルらしくとても仲が良い。
次の試合が始まる前、新は太一を呼び止めると、メモ書きを渡した。
そして、「俺、ちょっと勘違いしてたわ。今日、太一もA級で出ると思ってたんや。」と話す。
白い紙には新の連絡先が書いてあった。
「それ、必要やったら千早にも教えて。」と言うと、新は試合へと向かっていった。
「新が・・・来る・・・。」
そのことに衝撃を受ける太一だった。
千早、脱走する
「駒野先生」の元、千早と西田は試験に向けて勉強していた。
だが千早は、太一の試合が気になって仕方ない。
そして、勉に謝りのメールを入れると、脱走してしまった。
千早は、自分の事は何一つできていないのに、太一の試合を見に行ってしまうことに罪悪感を感じる半面、試合に駆け付けたい強い気持ちがあった。
「太一が勝った時、負けた時、一人だったらどうしようと思うんだ。そんなのは嫌なんだ!」
それが千早の想いなのだ。
試合会場へ行くと、太一がホールで一人座っていた。
3回戦で負けてしまったという太一に、「そ、そう・・・」と力が抜ける千早。
だが太一から、「千早、新が出てる。」という思いもよらぬ事実を聞き、ゆっくりと試合会場の方へ行ってしまった。
そこには、待ち望んでいた新の姿があった。
先に試合を終えた原田先生は、試合会場で千早が新の試合を見ていることに気が付いた。
控室では、太一が明らかに落ち込んでいる。
その姿を見て、何かを思う原田先生。
太一は、新に渡された連絡先のメモを、握りしめていた。
新が帰ってきた
太一は暗い闇の中にいた。
負けたのは新のせいなんかじゃないと頭ではわかっているが、もどかしい。
暗い気持ちのまま千早の隣へ行くと、いきなり腕をつかまれた。
千早は「太一・・・太一、やったね。」と、目に涙を浮かべている。
そして太一も、嫌だけど、それと同じくらい新の復帰を待ち望んでいたことに気が付いた。
新が戦っているのは、白波会のエースであるヒロシさんだ。
残り三枚、ヒロシさんの読みが当たり、新は2枚差で負けてしまった。
太一は「おせーよ。ヒロシさんはうちのエースなんだ。1年半もブランクがある奴に負けねーよ。」と言い、新の胸を叩く。
その眼には、涙が浮かんでいた。
太一が「なぁ、千早。」と振り向くと、千早は試合を見た感想を猛烈なスピードでレポート用紙に書き込んでいる。
しかし、新に気が付くと「座って!」と言って、自分の前に座らせた。
千早は、クイーンの姿を新と重ね合わせる。
だが、目の前にいるのは、まぎれもなく新だ。
「戦う前から、そんな怖い顔してるんか?」と穏やかに言う新に、再び感動する千早。
その時、「千早ちゃん、何やってるんですか!!」と奏が現れ、「みんな部長の試合、応援したいんですよ。」と、千早を引きずって帰ってしまった。
新も、南雲会の皆と一緒に帰る様子だ。
太一は新に、「自分で渡せよ。」と、連絡先が描かれたメモを突き返す。
新は、「離れてるで、千早と太一が付き合ったりしてもわからんし・・・。」と気遣いをしていた。
「ナイナイ・・・。」とあっけにとられる太一。
「お前、意外と色々考えてるんだな。」と、驚くのだった。
やりたくないこ事もやる必要がある
学校への帰り道、千早は古文の勉強をさせられていた。
ふと、紫式部の歌を思い浮かべると、「何か、新のことみたい。」と呟く。
「恋の歌に聞こえるけど、幼馴染の女の子との別れを歌ってるんだよね。ほんとピッタリ。」
そんな風に言う千早を、奏は意外に思うのだった。
図書室へ戻ると、勉と西田が勉強を続けていた。
「駒野先生・・・すいませんでした、抜け出して。」と謝る千早。
勉は、「落ち込んでなかったか?」と太一を思いやると、こう続けた。
「真島は、こんだけかるたに時間を費やしても、学年1位から落ちたことがない。1位じゃないとかるた部やめさせられるって言ってた。」
それを聞き、千早は太一の並々ならぬ努力を思い知らされる。
「やりたいことを思いっきりやるためには、やりたくないことも思いっきりやらなきゃいけないんだ。」
勉にそう言われ、本気で勉強をし始めた千早。
宮内先生は、そんな彼女を見守っていた。
逃げないやつになりたい
大会からの帰り道、原田先生は、ヒロシさんが11枚差で負けたことをなじっていた。
「綿谷君といい勝負したら満足しちゃって。」と、とぼけるヒロシさん。
太一が「どうでした?新との試合は?」と話しかけると、「すっごく嫌。何考えてるのかわからないのに、すっごく考えてる。」と返し、「でもあのタイプ、周防名人なら物ともしないだろう。」と続けた。
太一には、ヒロシさんも名人戦を見据えているのだと感じられた。
そして、今更ながら、新とヒロシさんの勝負を最初から見ておけばよかったと後悔するのだった。
そんな太一の姿を見た原田先生は、「A級に上がって、千早ちゃんやメガネ君と一緒に、東日本大会に出るかい?」と話しかけた。
白波会のルールとは違うが、夏に準優勝を2回果たしたことは、A級へ上がるための立派な資格なのだ。
原田先生は、口惜しさをバネにするにも限界があり、時には報われることがないと続けられないだろうと思っていた。
そんな原田先生の提案を、太一は笑って辞退する。
「A級になるより、逃げないやつになりたい。」
そう語る太一に、原田先生は衝撃を受けるのだった。
感想
今回は盛りだくさんでした!
まずは、名言が出ましたね。
「やりたいことを思いっきりやるために、やりたくないことも思いっきりやらなきゃいけないんだ・・・。」
駒野先生からの、きらりと光るお言葉でした。
みんなそうやって折り合いをつけているのに、千早だけ、目の前のかるたにのみ目が行っているという・・・。
太一は学年1位をキープしつつ、かるたにも全力投球しているわけです。
そういえば、太一が受験で有名中学校に受かった時も、原田先生が同じようなことを言っていましたね。
「毎週末かるたの練習をしてて、受かるような学校じゃない。」と。
見えないところで、太一は本当に努力しているのです。
にもかかわらず、いつまでも報われない太一・・・。
人並み以上に努力しているのに、だんだん可哀そうになってきました。
千早も、「太一が勝った時、負けた時、一人だったらどうしようと思うんだ!!」とか言って駆け付けた割に、新がいることを知ったら、さっさと試合会場へ行ってしまうし、ちょっとひどいぜ!
ほんとはね、ちょっと千早のこと見直してたんですよ。
いっつも「新、新」って言ってるけど、それは新が近くにいないからで、太一のこともちゃんと考えてるんだって。
結局新かい!!
暗闇から抜け出せないような気分になってしまうのもわかります。
でも、太一も新の復帰を待っていたことには変わりなかったんですね!
千早と新の接点なんて、少しでもないほうが良いって思っている太一ですが、また3人でかるたが出来ることが嬉しいのはよくわかりました。
結局、新は千早に連絡先渡せなかったんですかね?
奏が引きずって帰っちゃいましたもんね。
太一と千早が付き合っているかもしれないなんて、新も意外と考えるんですね~。
付き合っていないことを知って、やっぱりホッとしたのでしょうか。
となると、いつでも千早と一緒に居られる太一のことは、すごく羨ましいでしょうね。
でも、太一はいつも千早の隣にいるのに、千早は新の方ばかり見ている感じですし、上手くいかないもんですね。
太一は間に合いませんでしたが、次回は東日本予選が始まります。
クイーンと対戦するためには、まずこの予選で勝ち上がらなくてはいけません。
千早は勝ち残ることが出来るのでしょうか。
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配信中のシリーズ
・ちはやふる(アニメ)
・ちはやふる2(アニメ)
・ちはやふる-上の句-(映画)
・ちはやふる-下の句-(映画)
・ちはやふる-結び-(映画)
・ちはやふる-繋ぐ-(スピンオフドラマ)
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2児のママです。息子たちにまだまだ負けたくない!ので体力増強中!ルームランナーで走りながら見るドラマは格別です♪
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