タイトル:カードキャプターさくら『さくらカード編』ーさくらと雪兎と消えゆく力ー
放送局:NHK
アニメーション制作:マッドハウス
キャスト:木之本桜:丹下桜/ケルベロス:久川綾、小野坂昌也/大道寺知世:岩男潤子/李小狼:くまいもとこ/月城雪兎・ユエ:緒方恵美/木之本桃矢:関智一/木之本藤隆:田中秀幸/クロウ・リード:林一夫
視聴したVOD:U-NEXT(2019年09月05日時点では閲覧可)
桃矢のクラスで自主制作映画を撮影することになり、さくらも出演することになりました。
撮影自体は順調に進み、残すは桃矢と雪兎が出演するラストシーンだけとなったのですが、そこで事故が起こります。
何と撮影中に、雪兎が意識を失ってバルコニーから転落してしまったのです。
桃矢がとっさに雪兎の手を掴みますが、その手は透けていて掴むことが叶いませんでした。
幸い、さくらがこっそり魔法を使ったので、雪兎に怪我はありませんでしたが、なぜか雪兎が目覚めないのです。
ついにこの日がやってきてしまいました。
ユエと雪兎を存在させるだけの魔力が底をつき、2人はまもなく姿を消すことになるのです。
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あらすじ
【限界】
さくらは偶然、映画を撮影している桃矢と雪兎、そしてそのクラスメイト達を見かける。
彼らは今度の文化祭で公開する自主制作映画を撮影しているそうだ。
そのことに驚いているさくらに、監督を務める奈久瑠が「映画に出てみようよ!」と声をかけたことで、さくらも撮影に参加することが決まった。
映画の内容は、大正時代を舞台にした推理ものだった。
桃矢は探偵役、雪兎は犯人役、そしてさくらは雪兎の妹役に任命されたのだ。
その話を、さくらはさっそく知世に伝える。
そんな2人の様子を、建物の影でエリオルが聞き耳を立てていた。
「ちょうどいい。そろそろユエが限界だ。」
映画の撮影が行われると聞き、エリオルに何か妙案が思い浮かんだようだ。
夜になり、さくらは自宅のリビングで桃矢と遊びに来ていた雪兎と共にお茶を飲んでいた。
さくらは映画の撮影をしていることを教えてもらえなかったと、顔を膨らませていたが、桃矢には知られたくない理由があったようで、さくらにお茶のお代わりを取りに行かせて話を無理やり押し流した。
「照れくさいからだよね。」
「うるせえ。」
さくらが去ったあと、雪兎が小さな声でそう言うと、桃矢はフンと顔をそむけた。
その態度すら面白いらしく、雪兎はクスクス笑いながらお茶を飲もうとカップを傾ける。
「っ…。」
しかしその瞬間、雪兎は急に眠気に襲われて、カップをテーブルに戻した。
その様子を見ていた桃矢の眉間に、グッとしわが寄せられる。
「雪、このままじゃまずいんだよ。俺はちゃんと知ってる。お前が…っ。」
「お待たせ!」
桃矢の言葉を遮るように、さくらがリビングに戻ってくる。
結局言葉の続きを告げることなく、桃矢はキッチンにケーキを取りに行ってしまった。
さくらはそんな桃矢の様子に気づくことなく、笑顔で雪兎のカップにお代わりのお茶を注ぐ。
「えっ…??」
視界に映る雪兎の肩が透けて見え、さくらは慌てて目を擦る。
すると今度は特に変わった様子はない雪兎の姿がそこにあった。
(気のせい…だよね?)
その頃、屋敷でくつろいでいたエリオルが、映画の撮影にここを使用する許可を出していた。
奈久瑠は「だめ。」と言われると思い、エリオルに許可を求める事すらしなかった。
しかしエリオルは、さくらの話で撮影場所を探していると知ったため許可を自ら出したのである。
「スピネルには不自由をかけてすまないと思っているが。」
「それは構いませんが…。」
スピネルは自分の不自由よりも、エリオルと奈久瑠の同居がさくらに知られてしまうことを心配していた。
「何も言わなければ怪しんだりはしないよ。さくらさんは、人を疑うことを知らない人だから。」
「けれどその兄は別ですよ。彼はすごい力の持ち主です。」
しかしエリオルは逆に、桃矢にこそ屋敷を訪れてほしいと考えていた。
「ユエの仮の姿と一緒に。」
【撮影当日】
エリオルの屋敷では、星條高校の生徒が慌ただしく準備を進めていた。
それを少し離れた場所で、小狼が見学している。
彼は今日来るつもりはなかったそうだが、知世に連れられてここまでやってきたそうだ。
そんな小狼にエリオルが笑顔で近づく。
「さくらさん、袴穿かれるそうですよ。きっとお似合いでしょうね。」
そこにタイミングよく、衣装に着替えたさくらが屋敷から出てくる。
後ろには着付けを手伝った知世も一緒だった。
その可憐な姿に、小狼は顔を赤らめ釘づけになってしまった。
さくらの姿は奈久瑠をはじめ、星條高校の生徒たちにも大好評であった。
そしていよいよ撮影が始まり、さくらは自分の出番が来るまで小狼とエリオルの傍で待機することに。
「すごいお家だね。本当に映画とかに出てくるお屋敷みたい。」
「こちらで3人で生活してらっしゃるんですか?」
知世の問いに、エリオルは「ええ。」と返す。
「ここ、前は誰の家だったのかな?」
「外国から来た人が3人で住んでいたんですよ。僕たちと同じように。」
「へぇ…。」
そんな会話をする4人を、衣装に着替えた桃矢と雪兎が見つめている。
雪兎は可愛らしい姿をしたさくらに視線を向けていたが、桃矢の視線は穏やかな笑みを浮かべるエリオルに固定されていた。
結局桃矢は、撮影に呼ばれるまでエリオルから視線を外すことはなかった。
【撮影開始】
いよいよ撮影がスタート。
ガチガチに固まったさくらの緊張をほぐすため、知世が髪を直しましょう、と声をかける。
するとエリオルが、いつも自分が座っている椅子に座るように声をかける。
「ありがとう。」
さくらは緊張した面持ちのまま、赤い椅子に腰かける。
「っ!!」
その時、さくらは椅子からクロウ・リードの気配を感じ取った。
「素敵な椅子だね。」
「それは昔からずっと使ってるものなんです。」
「ふぅん…。」
さくらが再び椅子に視線を向けようとしたタイミングで、「出番だよ!」と呼ばれ、緊張した面持ちで撮影に向かうこととなった。
【消えゆく力】
さくらの撮影は順調に進み、あっという間に出番は終了。
屋敷の外に出たさくらは、う~んと大きく背伸びをして、これから撮影されるラストシーンを見学することに。
ラストシーンは、屋敷の二階にあるベランダで行われる。
犯人役の雪兎が、桃矢を振り切ってベランダに逃げるというシナリオだった。
しかしいざ撮影が始まった時、事件は起こった。
ベランダの柵についた雪兎の手が、ゆっくり消え始めたのである。
「その調子。」
雪兎の手が消えゆく様子を見た奈久瑠が、笑みを浮かべてポツリとつぶやく。
「雪っ!!」
「雪兎さん!!」
気を失った雪兎の体は、そのままベランダの外に投げ出される。
桃矢は慌てて駆け寄り、落ちる雪兎の手をしっかり握りしめた。
桃矢が何度呼びかけても雪兎は目を覚まさず、徐々にその重みで桃矢の手から雪兎の手が滑り落ちていく。
下で様子を見ていたさくらは、慌てて茂みの中に隠れ、杖の封印を解除。
その間も、桃矢は必死に雪兎の名前を呼び続けた。
「っ!!雪!雪!!」
しかし再び雪兎の手が消えはじめ、ついに桃矢の手から雪兎の手が離れてしまった。
「雪!!」
だが地面に落ちる直前、さくらが発動した【風】がクッションになり、雪兎が大けがをすることはなかった。
桃矢はベランダから隣にある木に飛び移り、意識を失った雪兎の元へ駆けつける。
しかし何度彼の名前を呼んでも、雪兎が目覚めることはなく、消える範囲も全身に広がっていることを確認した桃矢は、終わりがすぐそこまで来ていることを悟った。
「お部屋に案内しましょう。」
桃矢に声をかけたのは、エリオルである。
「お前…っ。」
「早くしないと、間に合いませんよ?」
エリオルはそう言って、雪兎と桃矢を部屋に案内して去っていった。
【兄の覚悟】
ベッドに横になった雪兎が目を覚ますが、眠気は遠のいておらず、再び深い眠りにつこうとしていた。
「雪、このままだとお前は消える。それは絶対嫌だ。」
「なんで僕が消えるの…?」
「お前が気が付かないからだよ。」
桃矢の真剣な言葉に、雪兎はわずかに目を開いた。
「俺は知ってるんだ。お前が…。」
「月城君、大丈夫!!」
そこへ奈久瑠が何食わぬ顔をして邪魔をしにやってきた。
いつもであれば桃矢は雪兎に何かを伝えることを諦めていた。
しかし今にも消えそうな雪兎を見て、彼の覚悟は決まっていた。
「俺は雪に用がある。邪魔すんな!!」
「は、はい。」
廊下まで追い出された奈久瑠の目の前で、扉がバタンと閉じられ、ガチャンと鍵までかけられてしまう。
奈久瑠は桃矢の力が取られてしまうと焦るが、エリオルはむしろそれを望んでいると、どこからともなく現れたスピネルが伝えていた。
一方部屋に残った桃矢は雪兎の瞳をみて、ずっと伝えたかった言葉を口にする。
「俺は、お前が人間じゃないって知ってる。」
「だから、隠さなくったっていいんだ。」
桃矢の瞳はとても穏やかで、決して雪兎を拒絶しないと物語っていた。
その言葉に安堵したのか、雪兎の体が光りはじめ、ユエが姿を現した。
「やっと会えたな。名前は?」
「ユエ。」
ユエは、雪兎が桃矢に人間ではないことを知られたくなかった、と告げる。
雪兎自身はユエのことを感知できないが、それでも本能的に知られてはいけないことだと考えていたらしい。
「会わないと、渡すもんも渡せねえしな。」
桃矢は何を渡さなければいけないか、ちゃんと理解していた。
桃矢の力を渡すことで、ユエは力を取り戻し、仮の姿である雪兎を存在させ続けることができることを知っていたのだ。
「もう母親にも会えなくなるぞ。」
「俺だけ母さんに会えるのも不公平だろう。」
しかし、スッとその表情を曇らせる。
「ただ、力がなくなったら、俺はさくらが危ない目にあってもわからなくなるだろう。だから、あいつを守ってやってほしい。」
その言葉にユエは意外そうな表情を浮かべつつも、「約束するまでもなく、この身に変えても主は守る。」と返す。
「変えられちゃ困るんだよ!あんたが消えたら雪も消えるんだ!さくらも守って、自分の身も守ってくれ。」
それは桃矢が提示した力を渡すための条件だった。
ユエは眉間にしわを寄せて考え込んだが、「努力する。」と条件を飲むことに決めたようだ。
「やっぱ似てるよ、雪とあんた。」
その言葉にユエは何も返さず、桃矢に寄り添って力を受け取った。
【妹の覚悟】
力をユエに譲渡した桃矢は、その場に崩れ落ちる。
ユエの魔力は完全に回復したようだ。
「ありがとう、と…言うべきなのだろうな。」
ベッドに桃矢を寝かしながら、ユエは静かに感謝の言葉を告げる。
そして誰かの気配を感じたユエは、その場で振り返り魔法で扉を開く。
そこには泣きじゃくるさくらの姿があった。
「聞いていたのか…。」
ユエの問いに、さくらは静かに頷く。
そして自分の魔力が足りないせいで、ユエが消えかけていたことについて謝罪の言葉を口にした。
「お兄ちゃんの力…もらわないと、だめだったんですね…ごめんなさい…っ。」
しゃくりあげながら、一生懸命告げる謝罪の言葉に、ユエは表情を和らげる。
そしてさくらの目線に合わせるため、ゆっくり腰を落とした。
「クロウカードの守護者とカードたちは、不世出の魔術師クロウ・リードが作り出したもの。それをまだ子供のお前が、すべて支えられないのも当然だ。」
「でも…っ。」
ユエはさくらの瞳からこぼれる涙を指でソッと拭う。
「お前が泣けば、こいつが悲しむ。」
ユエは立ち上がり、自分の背後にいる桃矢に視線を向ける。
そして桃矢に、さくらを守ると誓った、と告げる。
「だから、泣くな。」
「はい。」
さくらは涙を浮かべたまま、笑みを浮かべる。
それから、さくらはベッドに横たわる桃矢に近づき、その手をぎゅっと握りしめた。
「ごめんね、お兄ちゃん。もしお兄ちゃんに何かあったら、私すぐ行くから。絶対お兄ちゃんのこと、守るから。」
【強くなる力】
その様子を、エリオルが外からジッと見守っていた。
「この気配!!」
「クロウ!」
さくらは慌てて近くにある窓のカーテンを開く。
しかしそこには庭が広がっているだけで、人の姿は確認できなかった。
「誰も…いない…。」
「力も消えた。」
エリオルは屋敷の屋根の上に身をひそめていた。
「ユエは力を取り戻したし、これ以上さくらさんの力が強くなると、さすがに隠すのは難しいな。…急ごうか…。」
【想い想われ】
帰り道、さくらは小狼と知世に今日あった事を説明する。
桃矢はあの後もずっと眠り続けていて、後でクラスメイトと雪兎が自宅へ運んでくれる手筈になっているそうだ。
さくらは2人に別れを告げ、自室へ戻っていく。
何があったか知らないケルベロスは、楽しそうにゲームをプレイしていた。
「お兄ちゃん知ってたよ。ケロちゃんのことも、雪兎さんのことも。」
「えええ!!!」
その言葉にケルベロスは悲鳴を上げ、改めてさくらから今日の出来事について説明を受けることに。
説明を受けたケルベロスは、桃矢の魔力をユエが貰ったことに納得したようだ。
「ケロちゃんは知ってたの?私の魔力が足りないから、ユエさんが消えちゃうかもしれないって…。」
ケルベロスは、言いよどむことなく「知っとった。」と答える。
そんなケルベロスに、さくらは「どうして教えてくれなかったの?」と詰め寄る。
「さくらに今みたいな顔させたなかったからや。」
ケルベロスとユエは、さくらに意地悪で黙っていたわけではない。
2人はさくらが自分を責め、また無茶をすることが目に見えていたため、最後まで秘密にしようと決めたのである。
「私、ケロちゃんとユエさんに庇ってもらってばっかりだね。」
「庇ってるんとちゃう!!」
ケルベロスは顔を伏せたさくらの目の前に飛んでいく。
「さくらが自分で言うたんやないか。主とかと違う、仲良しになりたいって。」
そう告げたさくらだからこそ、守護者の2人は守りたいと思ったのである。
さくらは顔を上げ、窓の外を見つめる。
「あのね、ケロちゃん。私、雪兎さんがいなくなってたかもしれないって思ったら、すごく怖かったの。雪兎さんだけじゃない。大好きな人がいなくなったら、本当に辛くて悲しいから。」
「さくら。」
「いつどんなことが起こるかわからないから、言えないままになるよ、私の本当の気持ち雪兎さんに知って欲しいなって思ったの。」
さくらはギュッと手を握る。
「本当に、そう思ったの。」
さくらが見つめる空では、星がキラキラと輝いていた。
感想
第19話は漫画にも収録されている、重大なフラグが立ったお話です。
そして漫画とアニメ、異なる結末に向かっていく分岐点でもあります。
まず、ついにユエの力が底を突き、雪兎の存在が透けてしまうようになりました。
以前からその予兆はありましたが、これ以上猶予がない状態に、桃矢の決意も固まりましたね。
しかし何故、こうなるまで桃矢は待ち続けたのでしょうか?
雪兎は本能的に、自分が人間ではないことに気が付いていました。
だからこそ、桃矢に気づかれたくないと願い、桃矢も雪兎がそれを受け入れるのを待っていたのでしょう。
ですが結局、雪兎の覚悟は間に合わず、桃矢が強引に暴いたという形になりました。
ここからは私の見解ですが、桃矢は大好きな人に嫌われてもいいから、生きていてほしいと思ったのではないでしょうか?
大好きな人にはもちろん好かれたままでいたいけど、大好きな人を失ってからでは遅いことを、彼は痛いほど理解しています。
そのため、たとえ嫌われてもいいから、月城雪兎という存在がいる世界を望んだ結果だと思います。
これもまた一つの愛ですね。
そしてユエの中で、大きな変化が起こったお話だったと思います。
これまでユエはさくらのことを主とは認めていましたが、慕っているのはクロウ・リードだったと思います。
しかし雪兎の想いを知り、桃矢と約束を交わし、主が自分の為に涙する姿を見て、ユエは彼らを守ろうと決めたのではないかと思います。
今まではクロウ・リードだけが大事な存在だった彼に、クロウ・リードと同じくらい大事な存在ができた瞬間ではないでしょうか?
それはこれまで見たことがない、穏やかな表情が物語っていると思います。
さらにさくらと桃矢の兄妹愛。
妹の前では意地悪なお兄ちゃんでしたが、彼はずっとさくらの行く末を案じていました。
その理由は今後明らかになるのですが、そんな妹を守るための力を手放し、信頼できる相手に託すことができるのは本当にすごいことだと思います。
そして、大事な妹が大変な目にあっているのに、今までよく見守ることができたなと、甘やかすだけではなく、見守る強さを持った桃矢に感服してしまいました。
逆に、さくらは兄の気持ちを全く知りませんでした。
もちろん嫌われてるとは思っていなかったでしょうけど、自分が危ない目にあっているのを陰から見守っていたと知れば、今度は自分が兄を守ろうと言う気持ちになるのは必然ですね。
桃矢はそんなこと望んでいないと思いますが、さくらと桃矢はよく似た兄妹ですから、きっと誰が何と言おうと、互いを守ろうと力を尽くしていくのでしょう。
最後に、漫画版とアニメ版の分岐点について。
実は桃矢から力を貰った後のユエの台詞が、漫画版とアニメ版で異なるのです。
アニメ版では「力が戻った。」と発言していますが、漫画版では「クロウと魔力の波長が似ているな。」と発言するのです。
この台詞は漫画版の最終回に向け、かなり重要なフラグとなったのですが、残念ながらアニメ版では台詞が変わってしまいました。
原作者であり、アニメ版の脚本を書いている大川七瀬先生が何を思って台詞を変更したのかはわかりませんが、複雑な大人の事情があったのかもしれませんね。
このフラグに関しては、クライマックスで解説しようと思います。
さて、第19話の最後で、さくらは雪兎に想いを伝える覚悟を決めました。
小狼は想いを伝える覚悟を決めてから現在に至るまで、さくらに想いを伝えることができていませんが、こういう時女の子は強いなと思いますね。
さくらは次回、雪兎に想いを伝えます。
雪兎はさくらの気持ちにどう答えるのか、必見です!
カードキャプターさくらシリーズを見るならU-NEXTがオススメ!
配信中のシリーズ
・カードキャプターさくら クロウカード編(全46話)
・カードキャプターさくら さくらカード編(全24話)
・カードキャプターさくら クリアカード編(全22話)
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