カードキャプターさくら『クロウカード編』第46話(最終回)のあらすじ・ネタバレ・感想~絶対、大丈夫だよ!~ | VODの殿堂

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カードキャプターさくら『クロウカード編』第46話(最終回)のあらすじ・ネタバレ・感想~絶対、大丈夫だよ!~

   
 

いよいよクロウカード編最終回です!
自宅で偶然見つけたクロウカードが封印された本。
それを開いた時、さくらはカードキャプターになる運命を背負いました。
しかしさくら一人では、クロウカードをすべて封印することはできなかったでしょう。

クロウカードや魔法に関するの知識を授けるケルベロス。
衣装などのバックアップを担当する知世。
よきライバルとなった小狼。
恋に全力投球の苺鈴。
そして、愛すべき家族と友人たち。
苦労もたくさんあったけど、クロウカードによって結ばれた縁も多いですね。

さまざまな人に支えられ、さくらはクロウカードをすべて封印したのです。
それをきちんと理解しているからこそ、さくらは最後の審判に挑みます。

クロウカードをすべて封印し、現れたのは審判者ユエ。
雪兎の本来の姿であり、クロウカードの持ち主にふさわしいか審判をすると言います。
相応しくないと判断されれば、クロウカードの封印は解かれ、この世に災いが起こるのです。
ケルベロスは第25話で言いました。
「人によっちゃあ地球がドッカンするより…辛いことかもしれんな。」と。
はたしてクロウカードによって起こる災いとはどんなものなのか?
さくらは無事に最後の審判を乗り切ることができるのでしょうか?
その前に、大好きな雪兎と戦うことができるのでしょうか?

『カードキャプターさくら』クロウカード編配信先一覧
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※配信状況は2020年1月28日(火)時点のものです。
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あらすじ

【必然】

(どうして…。)

(どうしてなの…雪兎さん…雪兎さん…。)

さくらの脳裏に浮かぶのは、雪兎がユエに変わる瞬間ばかり。

(雪兎さん…。)

さくらはどこかのビルに降ろされる。
その様子をケルベロスたちが見守っている。

「月城さん…さくらちゃんがクロウカードを集めていたの…ずっとご存じだったんでしょうか…。」

知世がポツリと呟く。
もし雪兎がすべて知った上でさくらの傍にいたのであれば、それほど残酷なことはないと感じたからである。

「いや、それはない。ユエは審判者や。最後の審判まで、候補者に悟られんよう、仮の姿と自分の意識は切り離しとる。」

つまり雪兎は、自分自身を人間だと思っているのだ。

「けど、ケルベロスが目覚めたのは、アイツカードをバラバラにしてからだろう。でもあの人はもっと前に友枝町に越してきたってアイツが…。」

小狼はクロウカードの封印が解ける前に、雪兎が友枝町に存在していた事実を指摘。

「誰かが…誰かがそうなるようにしていたのかも。この世に偶然なんてないの。あるのは必然だけよ。」

【最後の審判】

屋上で意識を取り戻したさくらは、夢と全く同じ光景に唖然としていた。

「クロウカードの新たな主候補…。」

ユエの長い指が、手招きをするように動くと、さくらが所持しているクロウカードがすべて宙に散らばった。

「さぁ…手に入れたクロウカードを使って、私を倒せ。」

「そんな…私…できないよ!!」

さくらが最後の審判を受けることを拒絶。
するとユエの瞳が淡く光を放ち始める。

「…ジャンプ。」

ユエの言葉を合図に、さくらの意識が再びユエに操られる。

「ジャンプ…。」

さくらの言葉に従い、【跳】のカードによって靴に羽が生えた。

「ゆき…と…さん…。」

ユエの力に抗うことができず、さくらはビルの上を飛んでユエの方へ向かっていく。
そして東京タワーに辿りついたところで、さくらの意識が戻る。

「では…最後の審判を執り行う。」

「だめだよ!!」

さくらはユエの言葉を遮るように叫ぶ。

「私、ユエさんと戦うなんてできないよ…今は違うけど、でも…でもやっぱり雪兎さんなんだもん!!」

「うあっ!!!」

さくらの言葉が終わると同時に放たれた攻撃により、展望台の端に吹き飛ばされる。
ユエはまったく手加減するつもりはないようで、さくらは攻撃を回避するため【翔】を使って空に逃げる。
しかしユエには大きな翼があるため、飛んで逃げてもすぐに追いつかれてしまう。
ユエの猛攻によって傷ついていくさくら。

見ていられなくなった小狼が、さくらを助けようと駆け出すが、すぐにケルベロスによって止められてしまう。
誰かが手を出せば、その時点でさくらの負けが決定してしまうからだ。

「でもこのままじゃアイツが!!」

「…さくらやったら、ユエを納得させられる。ワイはさくらを信じる。」

ケルベロスたちは、固唾を飲んで最後の審判を見守っている。

しかし東京タワーでユエと対峙しているさくらは、もうボロボロだった。

「もう終わりだな。」

ユエはさくらにトドメと刺すため、大きな弓を取り出す。

「なんとか…なんとかしなきゃ…。」

「ユエさんに…怪我をさせないですむカード…。」

さくらが選んだカードは【樹】。
これまで何度もクロウカードを捕獲してきた四大元素カードである。

「あかん!!」

さくらが魔法を発動した瞬間、ケルベロスが叫ぶ。
【樹】はユエではなく、さくらを捕獲してしまった。

「ウッドは月の属性カード。そんなこともわからずにいたのか。」

「ここまでだな。お前の負けだ。」

「私の…負け…。」

「そう、お前が負け、再びカードの封印が解かれる。そしてこの世の災いが起こる。」

【この世の災い】

【樹】に捕まったままのさくらが、『この世の災い』について尋ねる。

「忘れることだ。」

この世の災いとは、クロウカードとクロウカードに関わった全員から、一番好きなモノへの好きという気持ちがなくなることだった。
これはクロウ・リードが自分の亡き後、残されたクロウカードたちのことを思っての措置だった。
クロウカードたちは、自分を封印した者、指名した持ち主を一番大切に思う習性がある。
その者が最後の審判をクリアできず、主になれなかった場合、クロウカードたちが悲しい思いをしなくてもいいように、一番好きなモノへの気持ちを忘れるように定められていたのだ。
ケルベロスから語られる、この世の災いがもたらす事に衝撃を受ける一同。
すべて知っていたであろう観月も、悲痛な表情を浮かべている。

(忘れちゃう…忘れちゃう…みんなが一番好きって気持ちを…忘れちゃう。)

(私も…。)

さくらの脳裏に浮かんだのは、さくらの花びらが舞う中で微笑んでいる雪兎の姿である。

(忘れちゃう…っ。)

さくらの杖を握る手に力が入り、次に足、腕、全身が震えはじめる。

「そんなの…絶対…やだぁぁぁぁっ!!!」

さくらはユエに向かって行こうとするが、【樹】に阻まれて動くことができなかった。
なんとか拘束を抜けようともがいてみるが、ユエの力によって【樹】はビクともしない。

「反射された魔法を解こうとするとはな…だが私はお前などには負けない。」

【樹】はユエの命令に従い、さくらへの拘束を強くする。

「私を倒せるのはクロウ・リードだけだ。」

さくらは【樹】の中に閉じ込められていく。

(だめ…みんな…忘れちゃう…好きな人…忘れちゃう…。)

さくらの瞳から涙が零れ落ちた。

【何かを忘れた世界】

目覚ましの音でさくらは目を覚ます。
部屋の中をきょろきょろと見渡すが、どこもおかしなところはなかった。
リビングへ下りていくと、桃矢がコーヒーを飲みながらさくらに挨拶をする。
しかし挨拶だけで、「怪獣。」と言ってからかうことはしなかった。
そしてテーブルにつくと、そこに飾ってあったはずの何かが無くなっているような気持ちになる。

「どうかしましたか?」

テーブルの上を、茫然と見つめるさくらを心配した藤隆が声をかけた。

「ううん。なんでもない!」

朝食を終えたさくらは、いつものように学校へ。
その途中桜並木の下で、誰かに会うことを楽しみにしていたような気がしたのである。

学校へ到着すると、下駄箱の所で知世と出会う。
しかし知世は挨拶をすると、さくらを置いて教室へ向かってしまった。
教室でもおかしなことが起こる。
付き合っているはずの山崎が、千春のことを苗字で呼んだのだ。

「ねぇ…山崎君って千春ちゃんのこと三原さんって呼んでたっけ?」

「うん。だってすごく仲が良いわけじゃないもん。」

他にもおかしなことがたくさん起こる。
さくらが授業中に落書きをしても、知世が話しかけることはなかった。
小狼も、さくらとは特に会話をしない。
他の友だちも、仲が悪いわけではないが、特に仲良しというわけでもなさそうだ。

放課後、クラブ活動が終わったさくらは一人で校門を出る。
すると帰りが遅いさくらを心配した桃矢が、外で待っていた。
しかし無性に悲しい気持ちになったさくらは、桃矢を置いて走り出す。
辿りついた先にあったのは、ボロボロの廃墟だった。

さくらは恐る恐る廃墟に足を進め、誰かを探して始める。

「誰も…いない…。」

『さくらちゃん。』

『さくら!』

『さくら。』

『さくらさん。』

『さくらちゃん!』

涙を流すさくらの耳に、誰かに呼ばれる声が聞こえる。
そして【歌】の歌が響き渡る。
それは以前【歌】が記録した知世の歌声だ。

景色が変わり、さくらは桜の木の下に佇む誰を見つけた。

「あの人…あの人は…。」

さくらの耳に、あの鈴の音が届く。

(そうだ…あの人は!!)

桜吹雪の中を、さくらは走りだした。

(私が一番…好きな人!!)

【最強の呪文】

「跳ね返した…っ。」

【樹】の拘束を跳ね返したさくらの前に現れたのは、あの鈴をもった観月である。

「よかった…気づいてくれて。」

観月の持つ鈴がキラキラと光りはじめ、ゆっくりを消えていく。

「この鈴は、あなたにもう一度チャンスを与えるために、クロウ・リードが残した物なの。」

その役目を終えたため、鈴は消えてしまったのだ。

「もうやり直しはきかないわ。」

「はい!一番好きって気持ちがない世界なんて、そんなの悲しすぎるよ!私、一生懸命やってみる。」

さくらは杖を握りしめ、改めてユエと対峙する。

「なんとかなるよ!絶対大丈夫だよ!」

夢の中のさくらが教えてくれた、無敵の呪文を唱える。
すると杖が再び強い光を放ち始めた。

「さ、封印を解いて。」

観月に促されるまま、さくらは杖を空に掲げる。

「な、なんだこれは…。」

「新しい力。」

「【封印解除ーレリーズー】!!」

【新しい杖と最後の審判】

さくらの手に新たな杖が収まった。
そしてこの世の災いを食い止めるため、さくらは改めてユエと対峙する。
取り出したのは【風】のカードだ。

「風よ、かの者を捕えよ!ウィンディ!!」

「ムダだ。」

【風】もユエの配下カードである。
再び魔法を跳ね返すため、ユエが力を発揮。
しかし魔法はさくらに跳ね返ることはなく、【風】によってユエは捕縛される。

「馬鹿な!」

【風】に捕えられたまま、ユエはさくらの前に降ろされる。

「ユエさん、きっとクロウさんのことが好きだったんだね。」

「っ…!」

「だったら、その一番好きな人のことを忘れちゃったら悲しいってわかってくれるよね…?私なんかまだまだ子供だし、クロウさんみたいにすごい魔法とか使えないし、でも頑張るから。」

さくらはニコリとユエに微笑みかける。
そしてユエに歩み寄り、ソッと手を差し出した。

「主とかじゃなくて、仲良しになってほしいな。」

さくらの言葉で、ユエの答えは決まった。

「目を閉じろ。」

ユエは立ち上がり、さくらに指示を出す。
戸惑うさくらだが、ユエの言う通りに目を閉じる。

「審判終了。我、審判者ユエ。さくらを新たな主と認む。」

【クロウ・リード】

さくらが次に目を開けた時、周囲は星に囲まれた場所だった。
目の前には不思議な服装の男性が立っている。

「あなたは…?」

『私は、あなたの周りに少しずつ、偶然を装った必然を置いてきました。貴方はそれに気づいて、物語をちゃんとハッピーエンドにしてくださった。ありがとうございます。』

「ひょっとして、クロウさん…?」

男性は静かに頷く。
さくらの前に現れたのは、クロウカードやケルベロス、ユエを作った創造主、クロウ・リードだった。

「じゃあこの杖もクロウさんが?」

さくらは新たに手にした杖を見つめる。
しかしその杖はクロウ・リードが作ったものでないそうだ。

『いいえ。その杖はあなたが自分で作ったものです。太陽でも月でもない、あなただけの星の力が宿っている杖です。例え今は小さな光でも、自分で光り続ける星の力。その力を大切にしてください。』

【ハッピーエンド】

さくらが次に目を開けると、そこは弓道大会の会場だった。

「おーい!!」

小狼の声に、さくらが振り返る。

「さくらちゃん!!」

小狼と知世が、懸命にさくらに向かって走ってきている。

「やったよ!!」

さくらも2人に向かって駆け出す。

最後の審判をクリアしたことを、喜ぶ3人の姿を少し離れた場所から桃矢が見守っていた。

「ずっと傍にいたでしょ?」

桃矢の背後から、晴れやかな笑みを浮かべた観月が現れる。

「まあな。」

「月城君が人間じゃないって…知ってた?」

「ああ。」

桃矢と観月とは違う方向から、ユエとケルベロスも喜ぶ3人を見つめている。

「これでめでたく、さくらが新しい主に決まったな。」

「だがあの程度の力では、カードに加えて守護者まで完全に制御することはムリだろう。」

「せやな…ワイらはもうしばらく、仮の姿でおったほうがええやろうな。」

ユエとケルベロスは建物の上から降りながら、仮の姿に戻っていく。

【さくらの一番好きな人】

「さくら!」

「ケロちゃん!私やったよ!!」

仮の姿に戻ったケルベロスに、さくらは喜びを伝える。
それから、ケルベロスの背後にあの人を見つけた。

雪兎はぼんやりと桜を見つめた後、さくらの視線に気が付き微笑みを浮かべる。
その微笑みで、さくらはようやく一番好きな人が戻ってきたことを実感したのであった。

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感想

さすがCLAMP先生です。
クロウカード編で回収すべきフラグは、全部回収されたと思います。
そして【木之本さくら】という、素晴らしい少女を生み出してくれたことに感謝したいです。
CLAMP先生が描くキャラクターは、どんな作品でも共通して「悪人だって悪を行う理由がある。」「悪とは別の視点の正義である。」という考えを持たせてくれるのですが、さくらは魔法が使えるだけの等身大の女の子でした。
だからこそ、私は【木之本さくら】に憧れを抱き、今は自分の子供たちに【木之本さくら】のような優しい子に育ってほしいと考えています。

さくらがカードキャプターになったのは、偶然、書斎の物音に気が付いたからでした。
しかしそれは偶然を装った必然だったのです。
クロウカードの創造主、クロウ・リードは優秀な魔法使いでした。
膨大な魔力を持ち、さくら以上に未来予知に長けた人物です。
クロウ・リードは自分の死期と、自分を愛してくれるカードたちの行く末を案じていました。
そこで視えたのが、さくらの存在だったのです。
彼はさくらの為にピンク色の可愛らしい封印のカギを用意し、クロウ・リード以外を主と決して認めないであろうユエを封じ込める助けも用意しました。
これまで怪しい行動が多い観月でしたが、クロウ・リードが用意した助っ人だったのです。
演出的にはラスボス感満載でしたけどね。
ただ観月に関しては、まだ明かされていない秘密があります。
観月に関する秘密は、さくらカード編で明かされますから、それまで楽しみに待っていてください。
クロウ・リードは、カードだけではなく、ケルベロスにも、ユエにも、素晴らしい主の元で幸せになってほしいという親心だったのでしょう。
ユエの視点で考えると、それはクロウ・リードのエゴでしかありません。
最終回で、ユエは一応さくらを主と認めましたが、本当の意味で主と認めるのはずいぶん先になります。

さてクロウカード編は、これにて終了。
しかしすぐ【さくらカード編】がスタートします。
さくらの物語はまだまだ続き、新たな試練に立ち向かわなくてはいけません。
さくらカード編では、クロウカード編で語られなかった、クロウ・リードにスポットライトを当ててお話が展開していきます。
さくらカードとはいったい何か。
さくらの恋に進展はあるのか?
小狼は芽生えつつある恋に気が付くことができるのか?

さくらカード編のために立てられたフラグもたくさんありますし、まだまだカードキャプターさくらの世界を楽しみましょう。

アニメ『カードキャプターさくら』クロウカード編 第1話はこちら

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