「ちはやふる」第3話のあらすじ・ネタバレ・感想〜初めての大会、そして別れ～

「ちはやふる」第3話のあらすじ・ネタバレ・感想〜初めての大会、そして別れ～

2018.03.13
恋愛

タイトル：「ちはやふる」第3話
放送局：日本テレビ系列
アニメーション制作：マッドハウス
キャスト：綾瀬千早・瀬戸麻沙美／真島太一・宮野真守（幼少期：高垣彩陽）／綿谷新・細谷佳正（幼少期：寺崎裕香）／大江奏・茅野愛衣／西田優征・奈良徹／駒野勉・代永翼／若宮詩志暢・中道美穂子／周防久志・東地宏樹／原田秀雄・石塚運昇
視聴したVOD：hulu（2019年9月13日時点では閲覧可）

新のかるたに対する情熱を目の当たりにした千早と太一。
三人は、白波会というかるた同好会の門を叩くようです。

白波会にはどんなメンバーがいるのでしょうか？
新の経歴も明らかになるみたいですよ！

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※配信状況は2019年10月23日（水）時点のものです。

前回のあらすじをチェックするならこちら

「ちはやふる」第2話のあらすじ・ネタバレ・感想〜かるたの才能～

https://vod-halloffame.com/anime/12618.html

1 あらすじ
2 感想

あらすじ

かるたはスポーツ

千早、太一、新の三人は、とある公民館へやってきた。
そこで、「白波かるた会」の練習会が開かれているとインターネットで調べたのだ。
新が止めるのも間に合わず、千早は、「こんにちは～。」と部屋に入ってしまう。
目にしたのは、真剣に、そして勢いよく札を払う大人たちの姿。
その様子は、まさに「スポーツ」だった。

チーム戦をすることに

白波会の責任者である原田先生に歓迎された三人は、会の中でも若いメンバーに紹介される。

だが、「ひょろ君」率いる若手メンバーに、百人一首を全て覚えていないことを馬鹿にされてしまう。
悔しい新は団体戦を申し込み、3対3で勝負をすることになった。

新は、かるたの札を千早と太一に振り分け並べると、外に出て作戦会議をしようと言い出す。
勝負の前には15分間の暗記時間が設けられており、その間はどこへ行っても良いというのだ。
新は、千早と太一それぞれが取りやすい札を割り振っていた。

新に仕切られ、いまいち面白くない太一。
「一人でひょろ君と対決すればよかったじゃねーか。」と悪態をつく。
そんな太一に、「団体戦がしてみたかった。」と言う新。
気持ちを一つに、勝負を始めるはずだった。

初めての団体戦

いざ団体戦が始まると、新の速さに驚く白波会のメンバー。
新の勢いは自分の担当札にとどまらず、千早や太一の前にある手札も次々に払っていく。
悔しい千早は耳を研ぎ澄まし、1枚取ることに成功。
その札は、上の句の頭文字を読まれた瞬間に下の句がわかる「一字決まり」という札だった。

誰よりも早く、読み手の「ふ」という発音を聞き取った千早に驚く新や原田先生。
千早の耳の良さを察した新は、「一字決まりの札は千早に勝てない。」と悟り、俄然闘志を燃やす。

明らかに実力差のある新に対して、対抗心を丸出しにする千早の気持ちがわからず戸惑う太一。
「かるたなんて、真剣にやっても意味がない・・・。」と思うが、「俺だって・・・！」と1枚取ることに成功。
新に「ナイスや、太一！」と言われ、少し嬉しくなのだった。

白波会に入会

勝負の結果は、千早たちのチームの圧勝だった。
「白波会に入会したい。」と新が名前を名乗ると、白波会の一同はざわめく。
実は、新は小学校1年～5年まで全国大会で優勝している有名人で、祖父は80年代に7連覇を達成した永世名人だったのだ。

「君たちは、どうなのかね？」と聞かれた千早は、「かるたが全然覚えられないの。」と原田先生に相談する。
原田先生は、「でも、ばっちり覚えられているのもあるだろう？」と言われ「ちはやふる」の話をする千早。
「自分と関わりのある歌は、誰よりも早く取れるようになるんだよ。」と優しく励まされる。
忙しい太一も「なるべく来る！」と言い、三人はそろって入会することになった。

原田先生は、6年生が出られる最後の大会を三人に案内した。
団体戦だが「総当たり戦」と呼ばれるもので、三人のうち2人が勝たなくてはならない。
自分は絶対に勝つとして、「千早と太一、どちらかは勝つんやろうな・・・？」と圧力をかける新。
三人は大会に向けて特訓することになった。

別れを受け入れられない千早

大会に向け、かるたの特訓をする千早は、「ずっと一緒にかるたしようね！」と毎日が楽しくて仕方なかった。
それまで「綿谷君」と呼んでいたが、新から下の名前で呼んでほしいと言われ、ますます三人の仲は深まった。
だが、別れの時が近づこうとしていた。

太一は、地元から1時間半かかる「有名中学校」に合格し、入学することに決まった。
そして新も、福井の祖父が倒れたため、卒業と同時に福井に帰ることになったのだ。
「ずっと一緒にかるたはできん・・・。」と言われショックを受ける千早。
「かるたなんてやめる！」と言い、白波会にも姿を現さなくなった。

一人ぼっちになるなら、かるたなんてやりたくない。
そう思った千早は、原田先生の元へかるたを返しに行く。
原田先生は、太一が受かった中学校は「毎週末かるたの練習をしていて受かるような中学ではない。」と、彼の努力と覚悟を千早に伝えた。
そして、新の祖父が「かるたの永世名人」であることも千早に教える。
新が、永世名人である祖父からかるたを教わっていたことは一目瞭然だった。
「そのおじいさんが病気になったら、どれだけ心配だろうに。」と千早を諭すのだった。

チーム「ちはやふる」

大会当日、会場に千早の姿はなかった。
新は風邪をひいており、コンディションは最悪。
しかも、対戦相手は昨年の全国大会で準優勝した人物だった。

千早は自宅にいたが、母親から「チームちはやふる」のTシャツを渡される。
太一と新がこっそり作っていたのだ。
それを見た千早は会場へ猛ダッシュ。
何とか間に合い、6年生最後の大会に臨んだ。

結果は負け。
「千早にトロフィーあげたかったな。」という新に、「もっと三人でかるたがしたかったよ～。」と大泣きする千早。
そんな千早に「すごい、たのしかったが！」と声をかける新だった。

卒業式の日

卒業式の日、クラスメイトと写真を撮る千早や太一を横目に、一人自宅へ戻った新。
翌日の引っ越しに備え、荷造りを頼まれていたのだ。
そこへ、「なんで一人で帰っちゃうの！？」と千早と太一が押し掛ける。
「私と勝負して！」と千早が申し込み、新と二人で勝負をすることになった。
「相手が5歳児でも手加減はせん。」と言う新。

なんとか「ちはやふる」の札で同時に手をつくことが出来た千早。
同着の場合は持ち手側の札になるというルールだが、新はなかなか手を離さない。
「千早も太一も、かるたをしてくれてありがと。でも、多分もう会えん・・・。」と泣きじゃくる新。
そんな新に、「私たちにはかるたがあるから、また会えるんじゃないの！」と友情を確かめ合う千早だった。

感想

やっと「競技かるた」らしくなってきました！
私の思い描く百人一首は、まさにこんな感じです。
「適当に払ってれば、札が取れるんじゃないの？」って思うくらい勢いよく払う姿！
でも、これくらいの勢いがないと勝てないんですよね。

そして、千早はかなり耳が良いみたいですね。
原田先生も、千早の動きの速さに驚いていました。
一文字目が読まれた瞬間取れる札もあるみたいなので、強力な武器になりそうです。

そのことを悟った新は闘争心むき出しで面白かった（笑。
1話、2話ではわからなかった新のキャラがどんどん押し出されてきて、面白いです。
かるたのこととなると目の色が変わっちゃうんですよね。
かるたが好きすぎて、誰にも負けたくないと思っている。
だから、チームメイトにすら負けたくない！

すぐに突っ走る千早と冷静沈着な新、狡賢い太一の三人は、結構いいトリオですよね。
でも、意外と早く別れの時がやってきてしまいました。
何かに夢中になっている時って、永遠にその時間が続くような気がしてきますよね。
千早もきっと、かるたに出会って、仲間ができて、そんな時間を大切にしていたのでしょう。
「一人になるならやりたくない」という千早の想いは、我儘ですがちょっとわかります。
でも、最後は「かるたを続ける」という気持ちでさよならできて良かったです！

そうはいっても、太一は遠くの中学へ通い、新は福井に帰ってしまいます。
千早のかるた生活は、一体どうなるのでしょうか。